カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 655

カツ丼小僧

「このところ、フェイスブックを始めましたが、

 やり方がよく、わからないので、周りに迷惑をかけています。すいません。

 それと僕、LINEは一切やっていませんので、そこのところはご了承ください。

 あくまで、フェイスブック上の、やりとりだけです。

 

 それ以外は、実際に会うか、最低でも電話でのお話、という事になります。

 会う場合は、こちら(横浜・関内)の方まで、来てもらうことになります、………。

 それ以外は、一切受け付けません。

 

 それと、詐欺まがいのようなことは、絶対しないようにお願いします。

 ひょっとすると、この世界では、

 そんなことは、当たり前のように行われているのかもしれませんが、………。

 

 とにかく、相手の顔も見えず、声も聞けないので、

 本当に本人なのかどうかさえ、疑心暗鬼です。

 もう少し様子は見ますが、あんまりひどいと、やめてしまう可能性もあります。」

 

 

泉谷しげる

「おいっ、……おまえっ、………。

 そんなことより、お、お、お、俺の愛人の、小島可奈子と、

 フェイスブックで、『友達になる♡』になったそうじゃないかっ、………。

 どういうつもりだっ、………。」

 

カツ丼小僧

「はい、そうなんです、………。

 こちらが『友達リクエスト』を要請したら、すぐにOKしてくれました、………。

 写真を見ましたけど、身震いするような可愛らしさだ、………。

 まぁ、どうせすぐに削除されるでしょうから、安心してください、……ふふふ、♡♡。」

 

泉谷しげる

「……………。」

 

犬山紙子

「まさか、小島可奈子さんまで、この座談会で、

 エロの世界にまみれさせるんじゃないでしょうね、………。

 スッポンポンにしてしまったり、とか、………。」

 

野崎幸助

「スッポンポンッ、! ! ? ?  ほえぇぇ~~~~~~~~~っっっ、、、」

 

カツ丼小僧

「そんなことは、成り行きまかせです、………。

 先のことなど、まったくわかりません、………。

 もしかしたら、僕の愛人にしてしまうかもしれないし、………。」

 

泉谷しげる

「おいっ、…… ! ! 」

 

さかもと未明

「いいなぁ、……私も、カツ丼小僧さんの愛人に、なりたい、………。」

 

 

川谷絵音

「それは、『不倫』と言って、道徳的にいけないことだ、………。

 おやめになった方がいい、………。」

 

ベッキー

「……………。」

 

カツ丼小僧

「僕もついに、今日で54歳になりました、………。

 今は54でも、まだ若いという感じもありますが、

 少し前だったら、もう、いわば、「じいさん」一歩手前の年齢です。」

 

一同

「カツ丼小僧さん、………

 お誕生日、おめでとうございまぁぁ~~~~~~す。♡♡♡。」

 

女性一同

「きゃっ、きゃっ、きゃっ、♡♡♡。

 54ちゃぁぁ~~~~~~~~いっ、、、

 まだ、赤ちゃんじゃなぁ~~~~~い、ばぶばぶぅぅ~~~~~~っ。」

 

カツ丼小僧

「ありがとう、………。

 ボク、一生、赤ん坊のままでいたい、………。

 でも、もともとが、ファジーな頭の上に、歳を取ったわけですから、

 頭が、いくらかボーーーッ、と、ボケてしまったようなところもあるかもしれない。」

 

志茂田景樹

「超人、……。何を言ってるんです。

 何度も言っていますが、

 そういうネガティブな言葉は、自分の言語領域から、打ち消してしまわないと、………。

 あんた、金剛超人になるんでしょう、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ。そうなんですけど、………。

 皆さん、そういうわけで、健全なフェイスブック活動と、

 健全な不倫愛を、いたしましょう、………。」

 

今井優子

「なんのことやら、言ってる意味が、………???

 本当に、ボケちゃったのかしら、………??? 」

 

カツ丼小僧

「さて、……

 そろそろ本題に入りましょう、………。

 50億円資産の、野崎幸助76歳さん、………。よろしくお願いします。」

 

野崎幸助

「また、そこを強調する、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

野崎幸助

「私は、金融業を筆頭に、不動産業、酒類販売業、梅干し販売に加えて、

 株取引などでも、億単位のお金を運用していました。

 

 確かに周りから見れば、羨ましい生活に見えたでしょう、………。

 ただ、そういう人たちは私がかつて、関西で裸一貫から、

 コツコツやってきたことを知りません、………。

 

 いきなり大金持ちになったかのように思われるのですが、

 今でも商売を、コツコツ、やり続けているだけなんです。」

 

カツ丼小僧

「カネよこせ~~~。」

 

田代まさし

「女も~~~。」

 

出川哲朗

「げはははは。」

 

鈴木雅之

「ゲスの集団だな、………。」

 

野崎幸助

「そんな私にも、不幸な事故や事件、

 病気などが、立て続けに襲いかかってきた時期もありました、………。」

 

木村拓哉

「えっ、……? ホント、? 」

 

野崎幸助

「ええ、……本当です、………。

 貸金業の売り上げも、順調に伸びていた1994年(平成6年)、

 私が、53歳の頃です、………。

 

 その日、私は銀座界隈でティッシュ配りをしておりました。

 小走りで交差点を渡りかけた、背広姿の中年男性にティッシュを渡そうとしたところ、

 ちょうど追いかけるような形になり、交差点に少し飛び出す格好になってしまいました。

 

 そこにタクシーが勢いよく左折してきたため、

 私は運悪く、巻き込まれてしまったのです、………。

 

 下半身がタクシーの下敷きになり、アルバイトの女子大生たちから、悲鳴が上がります。

 ヤジ馬も群がってきました、………。

 すぐに女子大生たちが救急車を呼んでくれ、

 中央区明石町の聖路加国際病院で、緊急手術です、………。 」

 

女性一同

「きゃぁぁ~~~~~~~~~っ、っ、、」

 

野崎幸助

「右足の複雑骨折に加え、右腕と肋骨も折れており、全治3ヵ月の重傷でした。

 今でも右足にボルトが入っているため、歩くのには多少時間がかかります。

 人生で初めての大事故でしたが、これが立て続けに起きる不運の始まりだとは

 当時の私には、知る由もありませんでした。」

 

田代まさし

「どんな不幸があろうとも、私よりは、マシでしょう、………。」

 

千昌夫

「いえいえ、田代さんは、私と比べれば、まだまだヒヨコです、………。

 私の方が、………。」

 

関口宏

「あ、あんたたち、自分の不幸を競い合って、どうすんの、? 」

 

一同

「わははははは。」

 

小林敬

「ふっふっふっふっふっ、………。

 まだまだ甘い、……上には上がいる、………。」

 

堀之内九一郎

「ぎゃひぃぃぃ~~~~~~~~んん、っっ、、

 死にたいよぉぉ~~~~~~~っ、、、」

 

野崎幸助

「交通事故のリハビリも終え、相変わらず、田辺と東京を往復していました。

 南紀白浜空港から羽田に向かう、朝の飛行機の搭乗者は少なく、

 大体が観光客と相場は決まっています、………。

 

 私はいつものように、CAさんと向かい合うシートに腰を下ろし、

 彼女との会話を楽しんでいました、………。

 

 銀縁の眼鏡をかけた若いスーツ姿の男と、

 年配の目つきの鋭い男が、私の後ろの座席に座っていました、………。

 どう見ても観光客には見えず、少し違和感を覚えましたが、

 その時は、それだけでした、………。 」

 

菜々緒

「スリですか、……? 」

 

野崎幸助

「いえいえ、……違います、………。それは、これから、お話します、………。

 

 おや、? あんた、私好みのグラマラス美人だね、………。

 今度、ボンキュッボンッ、と、私とエッチしない、………? 」

 

菜々緒

「ふふふ、……。

 ボンキュッボンッ、と、お断りさせて頂きます。」

 

野崎幸助

「ボンキュッボンッ、と、ノックアウトされた、………。

 わははははは。でも、傷つかない、………。

 若くていい女なんて、星の数ほどいるから、………。

 ダメだったら、すぐに次に当たればいい、……。それが私の方針、………。

 みんなも見習って、………。」

 

カツ丼小僧

「はいっ、……見習いますっ、………。

 野崎さんの話を聞いていると、まるで、目からウロコが落ちるような思いだ。

 自分の未来の展望が開けてきたっ、………。ウッシッシッ、………いいぞ、いいぞ。」

 

刀根麻理子

「カツ丼さん、私と遊んでぇ~~~~~~っ、♡♡♡。

 ♪『やさしく愛して』、………。」

 

浅香唯

「私も~~~~~っ、」

 ♪『恋のロックンロール・サーカス』、しよ~~~~~っ、」

 

野崎幸助

「不幸話、続けます、………。

 

 有楽町の事務所に顔を出し、書類をチェックして、

 夕方のティッシュ配りを手伝うと、あとはクラブに顔を出すだけです、………。

 

 「また、いらしてくださいねーー。」

 

 夜11時過ぎに店を出た私は、心躍らせていることを悟られないよう、

 あえてしかめっ面で、タクシーに乗り込みます。

 実は交渉の結果、長い事口説いていた瑠美ちゃんが、

 やっとホテルに来てくれることに、なったのです、………。

 

 肉感的な瑠美ちゃんは、私のストライクゾーン、ど真ん中でしたが、

 なかなか首を縦に振ってくれず、難攻不落の要塞のようでした。

 それだけに私は、ホテルに戻る最中から、すっかり有頂天になっていました。」

 

出川哲朗

「おいおいっ、……

 不幸どころか、大幸運児じゃねぇかよっ、………。

 おめぇ、誰が、のろけ話していいって言ったよ~~~~~~。

 人の期待を裏切って楽しんでんのかよ、おめぇ~~~~~。」

 

田代まさし

「人の不幸話は、楽しい、………。

 それは、どうしても、自分と照らし合わせて聞いてしまうからだろうね、………。

 

 ああ、……不幸は俺だけじゃない、不幸は俺だけじゃない、………。

 みんな不幸なんだ、誰だって不幸なんだ、………。

 医者だって、教師だって、政治家だって、……オケラだって、アメンボだって、………

 みんな、みんな、不幸なんだ、不幸なんだ、不幸なんだ、……ああ、………。」

 

野崎幸助

「わははははは。そうだね。

 それでは、史上最強の幸運児の不幸話、……聞いてください、………。

 

 その夜の様子を細かく語ることは控えますが、

 満足感を得た私は、瑠美ちゃんを見送るために部屋を出ました。

 

 薄暗い廊下を歩いているとき、銀縁眼鏡のスーツ姿の男とすれ違いましたが、

 妙に顔を背けていたのが、気になりました。

 記憶を辿ると、今朝の飛行機で私の後ろに座っていた男に、そっくりです。

 

 瑠美ちゃんを見送り、

 部屋に戻った私は、興奮の余韻に浸りながら、眠りにつきました、………。」

 

出川哲朗

「不幸は、まだかっ、……。

 おめぇ、さっきっから、のろけてばかりじゃねぇかよ、………。

 張り倒すぞっ、……ばぁ~~~~かっ、。」

 

野崎幸助

「へいへいっ、……

 これからが、お楽しみの、不幸の始まりですっ、………。

 

 「ピンポ~~ン、ピンポ~~ン、」

 

 チャイムの音に気が付いたのは、何時間後のことだったでしょうか。

 ベッド脇の時計を見ると、まだ朝の6時前です。

 白いバスロープを着た私が、ドアスコープを覗くと、

 例の銀縁眼鏡男が、こちらを睨んでいます、………。

 

 「国税です。開けてくだい。」

 

 晴天の霹靂(へきれき)と言いますか、

 まったく予期していなかった、マルサの登場でした。

 

 「そのまま動かないでください。お荷物はこれだけですか、?」

 

 寝ぼけ眼で髪の毛もボサボサの私は、

 部屋に入ってきた5人ほどの査察官を前に、黙っているしかありません。」

 

出川哲朗

「ぎゃはははっ、……きたきたっ、……やっと不幸がやってきたっ、………。

 大資産家にやってきた、大きな不幸っ、……うん、いいぞ、いいぞっ、………。

 野崎っ、……おめぇ、憎めねぇ奴だよっ、………ぎゃはははははっ、………。」

 

草野仁

「ええ、……そうですね、そうですね、………。

 ついに大きな不幸が、野崎さんにも襲い掛かってきましたね。

 マルサの検閲とは、………。

 

 大資産家よ、ザマーミロって、感じですかね、……?

 私も以前、ワイドショーの司会者などやっていたことがありますんで、

 出川さんの気持ちは、ホントによくわかりますよ、……はっはっはっ。」

 

さかもと未明

「人の不幸を笑うなっ、………。」

 

野崎幸助

「いえいえ、……さかもとさん、……

 人間なんて、みんな、そんなものですよ、………。

 割り切った上で、持ちつ持たれつ、やっていきましょう、………。」

 

さかもと未明

「気のいい、おじさんですね、……好きになっちゃいそうっ、……♡♡。」

 

一同

「わははははは。」

 

野崎幸助

「ホテルの部屋の捜索を終えて、今度は有楽町のホテルへ向かいました。

 私がカギを開けると、査察官たちがいっせいに部屋になだれこみます。

 確か女性の査察官も交じっていました、………。」

 

出川哲朗

「ぎゃははははっ、………。いいぞ、いいぞっ、………。」

 

カツ丼小僧

「あっ、……野崎さん、………。

 すいませんが、ここで、時間が来てしまいました、………。

 この楽しい不幸話の続きは、また次回お願いします、………。」

 

出川哲朗

「え~~~~~~~っ、???!!!

 もう、終わりなの~~~~~~~~~っ、???

 つっまんねぇ~~~~~~~~っ、

 もっと、やろうよ~~~~~~っ、」

 

草野仁

「ええ、そうですね、そうですね。それには、私も同意見です。はっはっはっはっ。

 出川さんの悔しがる気持ちは、私にも、よくわかります、………。」

 

カツ丼小僧

「羨ましすぎるほどに羨ましい、野崎幸助さんの、ピンク人生、………。

 でもその中に、幾らかの汚点もあったようです、………。

 しかし、そのことが逆に、野崎さんの人生に深みや、いろどりを与え、

 より見事な人生を築き上げているのでは、ないのでしょうか、?

 

 野崎さんの不幸話、まだまだ続きます、………。

 乞うご期待あれ、………。」

 

かとうれいこ

「出川さんも、カツ丼小僧さんも、

 なんで、人の不幸の話となると、こうも目の色が変わるのかしらね、………?

 嬉しくって嬉しくって、しょうがないって感じ、………。」

 

飯島直子

「生年月日が同じだから、やっぱり共通点が、………。」

 

藤原紀香

「あなたは、あの飯島愛さんと名字が同じね、………。」

 

飯島直子

「だから、………? 」

 

カツ丼小僧

「名字が同じ場合、いくらかでも、共通点は多いはずです。」

 

飯島直子

「……………。」

 

 

鈴木京香

「カツ丼小僧さん、………

 飯島直子さんと飯島愛さんが、犬猿の仲だったの知っていて言ってるのかしら、?」

 

鈴木保奈美

「カツ丼小僧さんは、女の困惑した顔を見るのが、何よりの喜びなんですってよ。」

 

イチロー

「あっ、……… ボクも、鈴木だっ、……。

 ヒソヒソ話の仲間に入れて、………。」