カツ丼小僧
「今日も皆さん、よくお集まりいただきまして、
誠にありがとうございます、………。
今日からまた話題を新たに、議論を進めていきたいと思います。
………といいましても、またまた『週刊現代』の記事からです。
何やら、この座談会にピッタリの記事をみつけましたんで、その話を、………。」
佐々木恭子
「今週号ですか、………? 」
カツ丼小僧
「え、……? い、いや、その、………。」
アントニオ猪木
「今週号かと、聞いとるん、ダァァ~~~~~~~~~~ッ、」
カツ丼小僧
「いいえ、……すいません。それが、違うんです、………。
前回、松坂慶子さんの『袋とじ写真集・女優の貌』の時と同じ号のもので、
1月20号、……今月の4日に発売されたものです、………。
週刊現代の新号は、もう続々と発売されているんですが、
この記事だけは、どうしてもやっておきたかったもんで、………。
すいませんね、………。 」
三田村邦彦
「へぇ、? どんな記事なの、………?
それだけ言うんだったら、よっぽどすごい記事なんだろうけど、………。」
野村克也
「サッチーに関する記事かいな、………? 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「え~~、今回取り上げる記事は、ですね、………。
カラーページで取り上げられているんですが、………。
慶子さんの袋とじ写真集の次のページですね、………
雑誌の、かなり前の方です、………。
密着!紀州のドン・ファン 野崎幸助氏(76歳)
資産50億円、美女4000人に30億円を貢いだ会社社長
「仕事・女・カネ・自宅 すべてお見せしよう」
………と、ありまして、………
たくさんの美女と付き合いたい。
そのために大金持ちになった。
「私の欲は性欲だけ」ーーー
そう言い切る男の生活をのぞいた。
………と、いう事なんですが、………
今回は、この、紀州のドン・ファンと言われる野崎幸助さんに関する
写真は、一切載せませんので、野崎さんをどんな人か、詳しく知りたい人は、
ネットなどで、各自詳しく調べてください、………。 」
梅津弥英子
「雑誌には、かなりの枚数の写真が載っているのに、
なんか、もったいないですね、………。」
加藤綾子
「そうよ、……これだけあるんだから、1枚ぐらい載せたらいいのに、……… 」
カツ丼小僧
「あっ、……カトパン、………
戻ってきたんですね、……病気の方は、………?
もう、脳内が壊れちゃって、永久にもとに戻らないのかと思っちゃった、……ウヒヒ。」
加藤綾子
「それを期待していたんでしょう、……おあいにく様、………。
なんでも変態さんの妄想通りには、なりませんよ、………ふふふ、………。」
大橋未歩
「カツ丼小僧さん、………
私の名前が『未歩』だから、いずれ、脳梗塞で歩けなくなるって言うんですよ、………。
ひどいわ、………。私、実際、軽い脳梗塞だって、経験したことがあるのに、………。
本当なら、こんな座談会に出席する理由なんかないんですけど、………。」
カツ丼小僧
「それじゃぁ、なんで来たんです、………?
僕は、去る者は追わず、の主義なんですよ、………。
出席しなけりゃ、いいじゃないですか、……… 」
大橋未歩
「そ、……それは、………。」
カツ丼小僧
「……………。」
大橋未歩
「……………。」
佐々木明子
「未歩さん、……
カツ丼小僧さんのいう事、いちいち本気にとって気にしちゃだめよ、………。
カツ丼小僧さんね、このところ、病気の方の進行がひどくて、
本当は、自分の方こそ、危ない状態なんですって、………。
自分の恐怖心を和らげるために、人の悪口を言い始めているんだって、
もっぱらの評判なのよ、………。」
大橋未歩
「あれっ、?……せ、先輩、………先輩じゃないですか、?
ビックリしたぁ~~~~っ、………佐々木さん、来てらしてたんですか、……? 」
カツ丼小僧
「あっ、……これは、これは、………。
テレビ東京の名キャスター、佐々木明子さんじゃないですか、………。
我が座談会へようこそ。勝っても負けても、カツ丼小僧です。
ヨロピクピクの、ピクッ、チ○ポ、ピクピクッ、………。」
佐々木明子
「ええ、……こちらこそ、………
変態のおうわさは、かねがね、………。」
カツ丼小僧
「『ニュースモーニングサテライト』、昔は、よく見てました、………。」
佐々木明子
「松岡修造さんの、現奥さん、田口惠美子アナの時は、………
という事なんですね、………。」
カツ丼小僧
「いえ、あなたのことも好きでしたよ、………。
でも、田口惠美子さんの番組は『ワールドビジネスサテライト』ですよ、………。
佐々木さん、……自局の番組でしょう、……しっかりしてください。」
佐々木明子
「一体、あなた、何人の女子アナを好きになっているんです、………? 」
カツ丼小僧
「日本の女子アナ、全部、………。」
佐々木明子
「……………。」
大橋未歩
「私、去年の12月にテレビ東京を退社して、女子アナをやめましたけど、………。」
カツ丼小僧
「また、復活してください、………。待ってます、………。」
大橋未歩
「ありがとう、………。」
カツ丼小僧
「……………。」
大橋未歩
「……………。」
カツ丼小僧
「♡♡♡♡♡。」
大橋未歩
「♡♡♡♡♡。」
カツ丼小僧
「わははははは。それでは、そろそろ始めましょう、………。
紀州のドン・ファン、野崎幸助氏、76歳、………。
いや~~、僕も記事をザッと読んだけど、これはすごい人ですよ、………。
こんな人、まずいません、………。
まさしく、現代のドン・ファンか、カサノヴァか、といったところです。」
渡辺麻友
「ドン・ファンとか、カサノヴァって、なんの事でちゅかぁ~~~?
まゆゆは、学が浅くて、よくわかりまちぇんでちゅよ、………。」
カツ丼小僧
「うん、……。
ドン・ファンというのは、17世紀スペインの伝説上の放蕩児、
ドン・ファン・テノーリオのことで、プレイボーイの代名詞として使われる、………。
フランス語では、ドン・ジュアン、イタリア語では、ドン・ジョヴァンニと呼ばれる。」
渡辺麻友
「ドン・キホーテなら、知ってまちゅよ、………。
よく買い物に行きます、………。」
カツ丼小僧
「元になった伝説は簡単なもので、プレイボーイの貴族ドン・ファンが、
貴族の娘を誘惑し、その父親(ドン・フェルナンド)を殺した、………。
その後、墓場でドン・フェルナンドの石像の側を通りかかったとき、
戯れにその石像を宴会に招待したところ、本当に石像の姿をした幽霊として現れ、
大混乱になったところで、石像に地獄に引き込まれる。
………ということなんだけど、つまり、ここでは、稀代の放蕩児、プレイボーイ、
女たらし、であることを意味している。
次に、カサノヴァなんだけど、
ジャコモ・カサノヴァは、18世紀のヴェネツィア出身の術策家であり作家、………
その女性遍歴によって広く知られている。彼の自伝『我が生涯の物語』によれば、
彼は生涯に、1000人の女性とベッドをともにしたという、………。
……まぁ、そういう言い伝えのある人たちだってことです、………。 」
渡辺麻友
「せ、……千人でちゅか、……? ちょっと考えられまちぇんね、………。」
きゃりーぱみゅぱみゅ
「まさか、……いくらなんでもありえませんよ、………そんなこと、………。
千人なんて、………。」
カツ丼小僧
「うん、……もちろん、伝説だからね、………
こういうのは、ちょっと誇張して大袈裟に伝えられていることもあるんだろうと思うよ。
実際、自分を大きく見せようという、見栄っ張りな人間もいるだろうから、………。
現代にも、俺は1000人斬りを達成したとか、500人の女と寝た、とか豪語している人も
いるじゃない、………。去年お亡くなりになった、松方弘樹さんとか、
歌手の中条きよしさんとか、………。♪『うそ』かもしれません。 」
一同
「わははははは。」
松坂慶子
「でも、楽しみですわね、………。その野崎幸助さんという方、………。
76歳で、………どんな人なのかしら、………? 」
アントニオ猪木
「早く、始める、ダァァ~~~~~~~ッ、
じれったい、ダァァァ~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
カツ丼小僧
「はい、それでは、記事の内容に移りましょう、………。」
アントニオ猪木
「やっと始まる、ダァァ~~~~~~~~~ッ、」
カツ丼小僧
「はい、………。
そうですね、………今日は、せっかくですから、
佐々木明子さんに読んでもらいましょうか、………? 」
佐々木明子
「えっ、……? がっぴゃぉぉんんっっ、わ、わたしですか、………?
わかりました、………喜んでお引き受けしますわ、………。
『ニュースモーニングサテライト』のお時間がやって参りました。
では、さっそく、………
記事の見出しには、
仕事も現役 毎朝1時に起床、3時に出社
●朝イチの仕事は、自動販売機の小銭回収
………と、あります、………。 」
刀根麻理子
「えっ、……? 自動販売機の小銭回収、???
資産、50億円の方が、………? 」
カツ丼小僧
「あ、……刀根さん、………
そのことは、段々と読み進めていくうちにわかってきます。」
佐々木明子
「では、……
「健康の秘訣は若い女性を抱くこと」
こう語るのは、紀伊半島南部に位置する和歌山県田辺市で、
酒類販売や不動産業を営んでいる野崎幸助氏(76歳)。
2016年暮れに上梓した自伝、
『紀州のドン・ファン美女4000人に30億円を貢いだ男』(講談社+α文庫)が、
バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日)で紹介されたこともあり、
いま、ブレイク中の人物だ。
現在も複数の愛人と交際し、ドン・ファンの異名を持つ野崎氏は、
果たして、どんな生活をしているのか、………。彼の生活に密着した、………。
「夜中の1時過ぎに起きて風呂に入り、3時に出社します。
この生活を40年以上、続けています、………。」
会社は自宅から歩いて3分。
真っ暗ななか、会社のシャッターを開けるのが、野崎氏の日課だ。
まずは、会社前にある自動販売機を開けて、小銭をジャラジャラと回収していく。
資産50億円の会社の社長とは思えない姿に絶句していると、
社内に戻った彼が手にしたのは雑巾、………。
入り口のドアからトイレまで、拭き掃除を始めたのだ、………。
掃除が一段落すると、やっと配達された朝刊に目を通し、
社長室で、帳簿をチェックするーーー。
「早番の社員が5時に出社するまでに、その日やってもらうことをメモに書いて、
各人の机の上に置き、朝の8時前には退社します。
近所の店で朝食を食べて、家でひと眠り。
そのあと昼食兼夕食を済ませ、午後は女性と一緒に済ませます。
愛人と会うときは、3~5回はエッチしますが、
バイアグラは、飲んでいません、………。
………夜8時には就寝。こんな76歳、ほかにいない、………。
………という事です、………。」
一同
「……………。」
一同は、あまりの内容に何も反応できずいた。
カツ丼小僧
「これは、本物です、………。
明らかに本物です、………。
ドン・ファンとか、カサノヴァ、なんてもんじゃない、………。
ましてや、松方弘樹や、中条きよし、なんてもんじゃない、………。
4000人の美女も真実だろう、………。
こんな人は、世界でも、いや、人類の歴史始まって以来、
初めての人なんじゃないでしょうかね、………。
見栄だとか、ガッついたところがなく、淡々としている所がいいね。
野崎さんにとっては、これが当たり前のスタイルなんでしょうよ、きっと、………。
76歳か、………僕の23年後、………。そうなっていたらなぁ、………。」
マツコ・デラックス
「なによ、……あんた、……
病気いっぱい抱えてて、アソコだって、もう勃たないんでしょう、?
いい加減な事言うの、およしなさいよ、………。」
カツ丼小僧
「いえいえ、……僕は諦めちゃいませんよ、………。
いつも、実現可能な妄想をかき立てているんです、………。
金剛超人の育成にさえ成功すれば、それも可能なんです、………。
僕は、ウルトラ・スーパー・デラックスマンを目指しています。
それでは、今日は最後に、野崎幸助氏の1日のスケジュール表を見て、
終わることにしましょう、………。 」
佐々木明子
「野崎幸助氏の1日の、スーパー・ウルトラ・スケジュール、………。
これ、本当は写真つきなんですけど、
ここでは、カツ丼小僧さんの意向で、載せないそうです、………。
AM 3:00 自ら清涼飲料水やビール、タバコなど7台の自動販売機から集金。
「寒いから売り上げがなくて残念」
AM 3:30 雑巾で扉を磨く。
「玄関は会社の命です。毎日磨いて綺麗にしておかないと、
おカネも女性も来てくれません、………。」
AM 4:00 「嫌がる仕事を率先してやれば、従業員たちもついてきてくれます」
トイレ掃除も手慣れたものだ。
AM 5:00 やっと届いた朝刊に目をやり、まだ誰も出社していない
オフィスで一言。「景気がよくならんとアカンね」
AM 6:00 賃貸業は現在、廃業中だが、まだ1000人以上の顧客が残っているので、
回収状況のチェックは欠かせない。右奥には金庫が見える。
AM 8:00 一人暮らしなので、朝食は近所の店で食べる。
「その日の気分で、喫茶店やファミレス、吉野家とかに行きます。」
PM 12:00 昼食兼夕食をとる。
毎日生ビールを2杯飲むのがお決まり。
基本的に夜ごはんは食べない。
PM 19:00 この晩は酒を納品している業者を集めて、ホテルで宴会。
ふだんは、夜は飲みにいかず、20時ごろには就寝する。
………という事です、………。 」
カツ丼小僧
「はい、……。佐々木明子さん、……ありがとうございました、………。
さすが、ニュースキャスターだけあって、しゃべりは抜群だ、………。
あっちの、テクニックの方は、どうなんでしょうか、………? 」
佐々木明子
「まぁっ、………。」
カツ丼小僧
「それでは、時間の方もやってまいりましたので、
今日は、これで終了ということにします、………。
皆さんも、いいお金の夢を見てください、………。
いい家に住んで、いいもの食って、いい女を抱いて、唸る札束に埋もれて、
立派な紀州のドン・ファンになってください。
この続きはまた次回、………。 まだまだ続きます、………。
では、……さいなら、(和歌山弁・さようなら)………。 」
一同
「さいなら~~~~~~~~~っ、」