カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 640

カツ丼小僧

「ご好評をいただいております、………。

 今日も今日とて、『カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会』の

 お時間がやって参りました、………。

 

 今回は、お約束通り、松坂慶子さんのミニ写真集がテーマなんですが、

 この小冊子(8ページ)は、『週刊現代』(1月20日号)に袋とじとして

 掲載されたものでして、今月の4日に発売されたものであり、

 最新号のものでは、ありません、………重々、お間違えの無いように、………。」

 

いしかわじゅん

「なんで、発売と同時にすぐにやらなかったんだよ、………。

 お前、……松坂慶子さんに対して、あんまり失礼だろう、………。 」

 

岡田斗司夫

「そうだよ、………。こんな時こそ、バチッと決めなきゃ、………。

 オレ、……なんか拍子抜けしちゃった、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんですが、

 ちょっと、どうしても「凄い名字」を、先に片づけてしまおうと思ったんですが、

 それが予想以上に長引いてしまって、このような事に、………。

 加えて、ネットパソコンの故障等もありまして、

 一時的に、ブログが更新できなくなったんです、………その修理で、………。

 慶子さん、……どうもすいません、………。」

 

松坂慶子

「いえいえ、……いいんですのよ、カツ丼小僧さん、………。

 私は、少しも気にしていませんわ、………。

 それより今日は、私の15年ぶりの写真集をテーマに取り上げてくださるという事で、

 本当にとても楽しみにして来ました、………。よろしくお願いします、………。」

 

高内春彦

「ボクも、なんか、ドキドキしてきたなぁ、………。

 でもさ、……肝心の写真の方はどうなるのよ、?

 みんなに見せてくれるの、? 僕はもう、見ちゃったけど、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……座談の最後に、一部お見せします、………。

 もう、発売の期間も過ぎていることですし、講談社さんも許してくれるでしょう。」

 

一同

「わぁぁ~~~~~~~~~いっ、………。」

 

高内春彦

「ゾクゾクするなぁ、………。」

 

カツ丼小僧

「え~~、それでは参ります、………。

 『週刊現代』(1月20日号)、………

 袋とじ写真集は、雑誌のかなり前の方にあります、………。

 もちろん、カラー。」

 

長嶋茂雄

「袋とじの中味、ハサミで切り取って、見ていいのかな、……? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……それはもう、ご自由にしてください、………。」

 

長嶋茂雄

「ん~~~、残念なことに、ハサミを持ってくるの、忘れましたぁ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「袋とじの表紙には、………

 

 

   新春特別付録 松坂慶子 

 

   週刊現代でしか見られない 15年ぶりの撮り下ろしグラビア

 

   女優の貌 保存版ミニ写真集

 

 

 ………と、ありますね、………そして、………。

 

 

   「永遠のマドンナ」ーーー

   

   そんな言葉が相応しい女優だ。

   

   変わらぬ美しさの中に 包み込むような優しさを湛えて、

 

   彼女はカメラの前に立った。

 

   撮影/下村一喜(UM)

 

 

 ………と、いう事でして、………

 この袋とじ写真集とは別に、1ページだけ、松坂慶子さんの

 インタビュー記事がありますので、

 松坂さんご本人に、それを読んでもらいましょう、………。」

 

瀬戸内寂聴

「カ、カツ丼小僧さん、………。

 今、私、でべそが、ひっくり返りましたわ、………。

 わ、……私のインタビュー記事の時は、若い女の子に、順繰りに読ませておいて、………

 

 何故ですか、………? きちんと釈明してもらえませんか、………? 

 まさか、私が、95歳の年寄りだから、………ただババアに読ませたんじゃ、

 味も素っ気もないからと思って、………ね、……そうなんでしょう、………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………違いますよ、………

 こういうのは、その時その瞬間の、僕の気まぐれでして、………。

 あまり、深い詮索はなさらぬように、………。

 それに、寂聴さん、若い人がお好きなようだから、………。」

 

瀬戸内寂聴

「だ、……誰だって、若い人は好きですよ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

渡邊恒雄

「若い女の子、……もっと、たくさん呼べばいいのにのぉ、………。

 カツ丼君、期待しとるぞ、………。」

 

高橋由伸

「ドン、……僕もそれには、同意見です、………。

 どうせなら、チーム内にも、女の子のメンバーを加えようかと思っているんです。」

 

渡邊恒雄

「バカモンッ、! ! それはダメじゃっ、……! ! 

 公私のけじめは、キッチリせいっ、………。何という体たらくだっ、………。

 球界の紳士たる、我が球団の名折れじゃっ、! ! 

 今の横綱の性格より、ひどいじゃないかっ、………。」

 

藤子不二雄A高橋由伸

「ドーーーーーーーーーーン、! ! ! 」

 

白鵬翔

「私、休場します、……………。」

 

近藤真彦

「♪け~じ~め~、けじめのない、あな~た~~、

 ♪け~じ~め~、けじめなさい、あな~た~~、」

 

 

松坂慶子

「あのう、……それでは、そろそろ、………

 インタビュー記事の方、……… おっぱじめて、よろしいでしょうか、? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………それでは、そろそろ、……えっ、……? 」

 

松坂慶子

「 

  イクイクイクイクイクイク、………

 

  イク、イックゥゥ~~~~~~~~~ッ、! ! 

 

  イクイクイクイクイクイク、………

 

  イク、イックゥゥ~~~~~~~~~ッ、! ! 

 

  あは、あは、あっはぁぁ~~~~~~~~んっ、っ、、、♡♡♡。 

 

  あは、あは、あっはぁぁ~~~~~~~~んっ、っ、、、♡♡♡。  」

 

 

一同

「おぉぉ~~~~~~~~~っ、っ、っ、」

 

高内春彦

「けっ、慶子っ、……いいぞっ、頑張れっ、………! ! 

 俺がついてるっ、………ノリノリ・ビートだっ、………。」

 

松坂慶子

  ●女優・松坂慶子、デビュー50年で達した境地

 

  「昨年、デビューして50年を迎えました。

   このような撮影は本当に久しぶりで、

   『週刊現代』さんは、15年ぶりになるんですね、………。

 

   読者の中には、私と同世代の男性も多いのだとか、………。

   私の作品をいろいろと知っていてくださっているのは嬉しいです。

 

   『愛の水中花』を歌っていたのは、27歳の時。若かったんですねぇ。(笑)

   あれから時を重ねて、2人の大切な娘にも恵まれました、………。

   さまざまな経験を重ねたことで、

   本当の意味での優しさや強さを理解した気がします、………。」

 

 

カツ丼小僧

「あのう、……慶子さん、………

 始めたばっかりで、突然、すいませんが、………。」

 

松坂慶子

「はい、……。何でしょうか、………? 」

 

カツ丼小僧

「今、ここで、1979年(昭和54年)に大ヒットした名曲、

 ♪『愛の水中花』を歌ってもらえませんでしょうか、………?

 もう、なんだか、その話が出てくるたびに、無性に懐かしい気持ちになりましてね。

 

 いえいえ、……それだったら、今、You tube の動画なんかで、いくらだって

 見ることができるじゃないか、とおっしゃるかもしれませんが、

 やはりね、……生の慶子さん、………

 しかも、今の慶子さんの歌声を聴きたいんです、………。

 どうか、よろしくお願い致しますの、ピクピクッ、…… 」

 

黒柳徹子

「慶子さんっ、……歌ってくださいっ、………。

 私からも、よろしくお願いしまぁぁ~~~~~~すっ、ピクピクッ、」

 

久米宏

「ザ・ベストテ~~~~ン、………。

 今週の第1位は、………

 ♪『愛の水中花』、松坂慶子、9999て~~~ん、………。」

 

松坂慶子

「わぁ~~~、ありがとうございまぁぁ~~~す、………。

 それでは、歌わせて頂きまぁ~~~~すっ。

 チ○ポ、……いえ、……マイク、……ピクピクッ、………。」

 

一同

「マイク、……ピクピクッ、……… 」

 

久米宏

「あ、……今、アシスタント・ディレクターが、

 松坂さんにマイクをお渡しします、………。

 そして、歌の準備は、もうあちらの方に、スタンバイ、整っています。

 松坂さん、時間がありません、………さ、急いで、………。」

 

松坂慶子

「え、……? 」

 

久米宏

「あっ、……いっけねぇっ、………

 つい、現役時代の口癖が、そのまま出ちゃった、………。」

 

黒柳徹子

「ほほほほほ、………。

 この仕事、こう見えて、時間に追われながらで、結構大変なんですのよ。

 何といっても生放送の、ぶっつけ本番、………。」

 

久米宏

「そう、……この番組は、ノン・フィクションだったんです、………。

 えへへへ、………筋書きのない、真実一路の歌番組、………

 さ、……松坂さん、……急いで、………。」

 

松坂慶子

「は、はい、……それでは、………。」

 

   松坂慶子は、そう言って、準備された部屋の片隅にある、

   ステージの方へ歩いて行った、………。

 

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「でも、なんで、9999点なんですか、………?

 10000点じゃダメなんですか、………。」

 

久米宏

「きゃりーさん、……この『ザ・ベストテン』という番組はね、………

 当時、掲示板の点数表が、4ケタまでしか出なかったんですよ、………。

 ですから、9999点が最高最大得点なんです、………。 」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「あっ、そうだったんですか、………それなら、わかります、………。」

 

西城秀樹

「ちなみに僕は、♪『YOUNG MAN(YMCA)』で、

 最高得点の、9999点を取ったことがある、………。

 それも、松坂さんの『愛の水中花』と同じく、

 1979年(昭和54年)の時だったんだ、………。」

 

一同

「すごぉぉ~~~~~~~い、………。」

 

西城秀樹

「へへへ、……僕は、西城(最上)ですから、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「昭和54年ですか、………。

 慶子さんのおかげで、この「54」という数字が、ものすごく好きになっちゃった。

 ちなみに僕は、もうじき、54歳、………。何かが起こりそうな予感、………。」

 

久米宏

「松坂さんの方は、どうやら、もう準備が整ったようです、………。

 さぁ、……それでは、歌ってもらいましょう、………。

 

 今週の第1位、……『愛の水中花』、……まっつざか、慶子っ、………

 あっ、……いっけねぇっ、……とちっちゃった、………。 」

 

黒柳徹子

「久米さん、……あなた、そんなに慌ててどうするんです。

 テレビの生放送じゃないんですよ、………あははははっ、…………。」

 

 

松坂慶子

「 

          ♪愛の水中花

 

  作詞・五木寛之  作曲・小松原たかし  歌・松坂慶子

 

 

  これも愛  あれも愛  たぶん愛  きっと愛

 

  だって淋しいものよ 泣けないなんて  そっと涙で頬を濡らしてみたいわ

 

  ひとりぼっちの部屋のベッドの上で  ちょっとブルーな恋の夢を見ている

 

  乾いたこの花に水を与えてください  金色のレモンひとつ胸にしぼってください

 

  わたしは愛の水中花

 

  これも愛  あれも愛  たぶん愛  きっと愛

 

 

  だって悲しいものよ 酔えないなんて  そっとあなたの胸に甘えてみたいの

 

  そうよ人生なんてドラマじゃないわ  だから今夜はせめて夢を見たいの

 

  乾いたこの花に水を与えてください  バラ色のワイングラス胸にそそいで下さい

 

  わたしは愛の水中花

 

  これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛    」 

 

 

 

   松坂慶子は、心を込めて熱唱した、………。

   この名曲の歌詞と過去の人生をオーバーラップさせながら、………。

 

   そして、次に訪れる、未来への新ステージに思いをはせながら、………。

   熱い涙の粒が、次から次へと彼女の瞳から頬をつたい、流れ落ちた、………。

   その涙の粒は、一粒一粒が、まるで大きな真珠のようにも見えた。

   

   いや、本人自体が、羽衣をまとった天女のように荘厳な気配を帯び始め、

   金色に光り輝いていた、………。

   いや、正確には、やはりこれも、………そう、………

   見る側の目に「そのように映った」というだけの事なのであるが、………。

   

   もし、まだ映像やマスコミなどの発達していない、昔の時代だったら、

   このことは間違いなく、『さくら伝説~天女の真珠の涙~』として、

   歴史の一端に、その名を刻みつけていた事だろう。

 

   歌い終わると、場内からは怒涛のごとき、万雷の拍手が鳴り響いた。

   松坂慶子は、ひとたび深呼吸をして、場内の者たちに深々と頭を下げた、………。

   そしてステージを降り、胸を張って、カツ丼小僧のいる方へと戻って行った。

 

 

 

カツ丼小僧

「いや~~、慶子さん、………。わははははは、……

 ブラボー、ブラボー、……本当に素晴らしい歌声でした、………。

 ボクチン、思わず、聞き惚れちゃったぁ~~~~。」

 

松坂慶子

「ありがとう、……満足してもらえたら、嬉しいわ、………。」

 

高内春彦

「うっ、うっ、うっ、……慶子、……

 お、俺も、なんだか、泣けてきちゃって、………もらい涙かな、………?

 あれ、? おかしいな、…… 俺の涙は、真珠の形をしてないぞ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

松坂慶子

「ふぅ、……私、ちょっと、疲れちゃった、………。」

 

カツ丼小僧

「そ、……そうですか、………。

 それじゃぁ、とりあえず、今日はこれでお開きにしますか、………? 」

 

松坂慶子

「いえ、……私はいいんですよ、………。

 カツ丼さんのおっしゃるとおりにしますわ、………。」

 

カツ丼小僧

「そ、そうですか、……僕としても、ちょっと微妙なところなんですが、………

 う~~~ん、……そうですね、……区切りもいいことですし、

 それでは今日は、ここで一旦終了という事にしますかね、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~っ、???!!! 

 そ、そんなぁぁ~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「まぁまぁ、……皆さん、……いいじゃないですか、………。

 楽しみは少しでも、後に引き延ばした方が、その分、………。」

 

いしかわじゅん

「おい、……お前まさか、当初から、そういう作戦だったんじゃないだろうな、………。

 少しでも引き延ばして、もったいぶるような、………。 

 掲載の発売日から、2週間以上も、じらせて、待たせて、………。」

 

岡田斗司夫

「えっ、……? そうなのっ、……? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、……それは違います、………。

 それはちょっと、考えすぎです、……あまりにうがった物の見方ですよ、………。

 慶子さんに対して、僕がそんな無礼を働くわけがないじゃないですか、………。

 ありえませんよ、そんな事、………。

 

 それでは、皆さん、………今日はここでお別れです、………。

 

 最後に、慶子さんのミニ写真集の一部を掲載しますので、

 皆さん、それを見て、心地よい眠りについてください、………。

 

 チャ~~~~オ~~~~~~~~ッ、 」

 

一同

「チャ~~~~オ~~~~~~~~ッ、 」

 

いしかわじゅん

「目からウロコが落ちた、………。なんだ、……メガネか、………。

 

 おろっ、? ……下に写真が、………。」