カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 639

カツ丼小僧

「小室哲哉さん、ついに引退ですか、………。

 日本も惜しい才能を失ったものですが、愛妻の看護のためというのなら、

 仕方がない、………。

 

 『小室哲哉』と言う名前は、小さな部屋の中で、哲学かな、……ですからね、………。

 曲作りも看護も、そんな雰囲気だったと思います、………。

 

 現在のKEIKOさんは、もう大人の女性の会話が出来ないほど、

 ひどい状態にいるそうです、………。

 KEIKOさんのかかった、くも膜下出血というのは、

 実は40代と50代の男性に一番多いのだそうで、僕も気をつけねばなりません、………。

 

 まぁ、気を付けるも何も、病院には一切行く気がない僕には、

 どうしようもありませんが、………。

 なんといっても、血管にできた瘤が破裂するまでは、自覚症状がまったくなく、

 破裂した後からは、ずっと頭の激しい痛みと嘔吐に襲われるそうで、

 なんとも恐ろしい病気です、………。」

 

東国原英夫

「それにしても、小室哲哉の不倫騒動は、人道に悖(もと)る行為だ。

 KEIKOさん、可愛そうに、………こんなことが許されるわけがない、………。」

 

マツコ・デラックス

「あら、いやだ、………

 不倫というのは、あくまでウワサじゃないの、………。

 まだ、そうだと決まったわけじゃないでしょう、………。

 まぁ、相手の女性に好意を抱いていたのは本当のようだけど、………。

 

 それに、東国原さん、………

 あなた、女に関しては、人のことをどうこう言える立場じゃないでしょう、………。

 以前のあなたは、どうだったのよ、………。

 奥さんだった、かとうかず子さんの方こそ、可愛そうじゃない、………。」

 

東国原英夫

「そ、そんな昔の事を、今更持ち出して、……いやだなぁ、………

 デ、デブに、どうこう言われたくねぇなぁ、………。」

 

マツコ・デラックス

「なによ、……あんたなんか、育毛の宣伝でもしてりゃぁいいのよ、………。」

 

カツ丼小僧

「まぁまぁ、お2方とも、落ち着いて、………。

 今日は、『週刊現代』日本全国「凄い名字」大集合! ………最終回です。

 気分を盛り上げて、明るくいきましょう、………。

 

 さて、今日は誰にクイズの司会を務めてもらいましょうか、?

 そうですね、……日本テレビ放送網の女子アナ、インタ-ネット事業部、

 元『スッキリ』MCの、葉山エレーヌさんに、お願いしましょうか、………。」

 

葉山エレーヌ

「は~~~いっ、………。

 まかしといてくださぁ~~~いっ、………。

 たぶん、そうなるだろうと思って、心の準備を固めてきました~~~~。

 よろしくお願いしまぁ~~~~すっ、………。」

 

カツ丼小僧

「………あっちの方の準備は、………? 」

 

葉山エレーヌ

「はぁ、………? 」

 

カツ丼小僧

「いやいや、冗談です、冗談、………。

 気にしないでください、……もう僕の性格、理解してくれているでしょう、………。

 

 それにしても、エレーヌさんの誕生日は7月29日で、僕の尊敬する、

 イタリアの独裁者、ムッソリーニと同じです、………。

 これなら、僕としても、どうしても、あなたには、一目置かざるを得ません。」

 

葉山エレーヌ

「そ、そうなんですか、………?

 喜んでいいのか、なんといっていいのか、複雑な心境です、………。

 でも、ヒトラーと同じでなくて良かった、………。

 ヒトラーと同じだったら、周りから何を言われるかわからない、………。」

 

カツ丼小僧

「ははは、………そうですか、………。

 ちなみにヒトラーと同じ誕生日の4月20日生まれの有名人には、

 元『わらべ』の一員、倉沢敦美さん、西川きよしさんとヘレンさんご夫妻の間に

 生まれた、ご長男のタレント・俳優の、西川忠志さん、モデルのケイティさん、

 タレント・俳優の大沢樹生さん、等がいます、………。」

 

関口宏

「ヒトラーとは、似ても似つかない、善良そうな人たちばかりじゃない。

 まぁ、生まれた日が同じというだけだからね、………。

 年、月、時間は違うわけだから、………。

 カツ丼小僧さんで言えば、『宿陽占星術』だとか『四柱推命』なんかも、

 あるわけだし、………。」

 

細木数子

「あんた、天下の『六占星術』も、忘れちゃいけないよっ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「でも、考えているうちに、段々、ゾクゾクしてきましたよ、………。

 もし、憧れであるムッソリーニと同じ誕生日の女を、自分の奴隷に出来れば、

 僕は、その憧れの人物をも制したことになる、………。

 つまり、ムッソリーニを超えたことになる、………。」

 

葉山エレーヌ

「随分と飛躍した理屈ですね、………。」

 

カツ丼小僧

「どう、? エレーヌ、? 将来僕の肉奴隷にならない、?

 僕に勇気と自信を与えてよ、………。」

 

葉山エレーヌ

「素晴らしい提案ね、………。いいわ、……考えておきます。」

 

カツ丼小僧

「わぁ~~~~いっ、嬉しいなっと、………。」

 

葉山エレーヌ

「そのかわり、報酬はバッチリ頂きます。」

 

カツ丼小僧

「えぇ~~~~~っ、???!!!

 か、勘弁してよ、………。

 それって、僕の奴隷じゃなくて、金銭の奴隷ってわけじゃない、………? 」

 

葉山エレーヌ

「ふふふ、………。そうですね、………。

 実は私、ムッソリーニと同じ、サディストの独裁者なんです、………。

 

 さて、それでは、そろそろ始めましょうか、………。

 『週刊現代』日本全国「凄い名字」大集合!、………。

 『いくつ読める? 厳選ご当地難読名字』、………。

 どうやら、今回が最終回となりそうです、………。

 

 では、まずは、この名字から、………。

 

   そう言って、葉山エレーヌは、『一住連』と書かれたボードを、皆に掲げた。

 

 

一同

「う~~~ん、……何だろう、………ちょっと難しいな、………。」

 

出川哲朗

「葉山っ、……早く、ヒントを言えっ、……ヒントをっ、………。」

 

葉山エレーヌ

「そうですね、………

 ヒントは、注連縄(しめなわ)から転じて出来た名字だそうです、………。」

 

ちばてつや

「しめ縄、……? でも「住」と「注」とは違うよね、………。

 あ、……漢字は違っても、読みは同じでいいのかな、………? 

 それでは、『いちしめ』『ひとしめ』、……いや、『いちのしめ』かな、? 」

 

葉山エレーヌ

「♪ピンポン、ピンポン、ピンポ~~~ン、………。

 ちばてつやさん、ご正解です、……さすが漫画界の大御所です、………。

 そうです。正解は『いちのしめ』、………。『いちしめ』でも正解です。

 

 ちばさんには、賞金とタフマン1ダースが進呈されます、………。

 ちなみに『一住縄(いちのしめ)』という名字の方は、

 日本全国でおよそ50名。鹿児島県に多いそうです、………。

 

 では、次の問題に移ります、………。

 

   そう言って、葉山エレーヌは、『東江』と書かれたボードを掲げた。

 

 

東尾理子

「う~~~ん、………。

 私の1字が入っているから、『びじん』もしくは『びじょ』、………? 」

 

一同

「わははははは。」

 

石田純一

「お~~い、理子、………

 いくら冗談でも、あんまり、そんなことばかり言ってると嫌われるぞ、………。

 気をつけろ、………。」

 

東尾理子

「だってぇ~~~ん、♡♡ 純一さぁぁ~~~~~~~ん、ん、ん、っ、っ、っ、

 あっはぁぁぁ~~~~~~~~ん、ん、っ、っ、♡♡♡。」

 

石田純一

「ははは、………やめろよ、理子、……よっかかってくんなよ、………。」

 

東尾理子

「じゅ、ん、い、ち、さぁぁぁ~~~~~~~んんっっ、♡♡♡。

 あああああ~~~~~~~っ、抱いてぇぇ~~~~~~~~っ、♡♡♡。」

 

石田純一

「り、理子、……よせったら、………。」

 

東尾理子

「はぁぁぁ~~~~~~~~~んっ、♡♡♡。」

 

一同

「……………。」

 

松原千明

「………………………………………………………………………………………………………  ………………………………………………………………………………………………………

 ……………………………………………………………。 」

 

すみれ

「お、お母さん、……こ、怖い、………。」

 

葉山エレーヌ

「そ、それでは、ヒントを言いますね、………。

 ヒントは、『太陽は東から上がるから。』、です、………。」

 

東尾修

「あっ、……すぐにわかった、………。簡単にわかった、………。

 解答は『あがりえ』だ、………。」

 

東尾理子

「パパ、すごぉ~~~~いっ、

 さすが往年の名投手、………冴えてるわぁ~~~~~~~っ、」

 

すみれ

「ばんざぁぁ~~~~~いっ、ばんざぁぁ~~~~~いっ、ばんざぁぁ~~~~~いっ、」

 

いしだ壱成

「バンザイ ! ! 」

 

関口宏

「あ、あんた、どうして、一声だけなのよ、………。」

 

いしだ壱成

「いしだ、……壱成(いっせい)だから、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

すみれ

「私は、どうして、3回違う声を使って『ばんざい』を叫んだのでしょうか、? 

 わかりますかぁ~~~~っ、?

 うふふっ、……… 三色すみれ、………。」

 

葉山エレーヌ

「ま、まだ、正解とは言ってませんが、……

 『あがりえ』、正解です、………。おめでとうございます。

 東尾さんにも、賞金とタフマン1ダースが送られます、………。

 お受け取りください、………。

 

 それでは、いよいよ、「凄い名字」最後の問題となりました。

 この問題の正解者には、ヒントのあるなしにかかわらず、

 賞金10万円が進呈されます、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~っ、???!!! じゅ、10万円っ、………??? 」

 

葉山エレーヌ

「ええ、……最後の問題という事で、………

 そういう事らしいです、………。誰が有終の美を飾れるのでしょうか、? 」

 

一同

「しゅ、主催者の、カツ丼さん、………。

 随分とお金持ちなんですね、……いつも、お金がないと言っているくせに、………。」

 

カツ丼小僧

「いえ、……別に僕が金持ちというわけではないんです、………。

 ただ僕には、強力なスポンサーがついているというだけで、………。」

 

一同

「だ、……誰なんです、……?

 その、強力なスポンサーというのは、………? 

 知りたい、知りたい、………ぜひ知りたい。」

 

カツ丼小僧

「それは、………

 ………神です、………。」

 

一同

「………ふっ、………。」

 

葉山エレーヌ

「で、では、最後の問題です、………。

 いきます、………賞金10万円は、誰の手に、………。

 

 イックゥゥ~~~~~~~~ッ、 」

 

   そう言って、葉山エレーヌは、『四月朔日』と書かれたボードを高々と掲げた。

 

 

一同

「う~~~ん、………。」

 

出川哲朗

「こ、……。 わかったっ、『うんこ』だっ、………。ぎゃははははっ、………。

 うんこ、うんこっ、………。それ以外、ありえないよっ、………。

 やったぁぁ~~~~~~っ、これで、10万円は俺のもんだっ、………。

 タフマン、何本買えるかなぁ、………うひひっ、………。」

 

一同

「……………。」

 

出川哲朗

「あれ、? みんな、どうしたんだよ、………。

 一斉に黙りこくっちゃって、………??? 」

 

筒井康隆

「出川、……お前の頭の中というのは、その程度の発想しかでてこないのか、?

 嘆かわしい、………。」

 

葉山エレーヌ

「え~~~、

 いちいち答えるのもバカバカしいんですが、仕事ですので言います、………。

 もちろんのロン、不正解です。正解は『うんこ』では、ありません、………。

 最後の問題ですので、綺麗に飾ってください、………。

 と、言っても、答えは決まっていますが、………

 誰か他にわかった人は、………? 」

 

出川哲朗

「ヒントくれよ~~~、ヒント、………。当然だろ、おめ~~~。」

 

葉山エレーヌ

「そうですね、……これ以上、変な解答されてもこまりますから、………。

 ヒントは、『四月朔日』は『四月一日』と同じ読みです、………。」

 

出川哲朗

「なぁ~~~んだっ、それだったら、わかるよっ、簡単じゃんっ、………。

 答えは、『しがつついたち』、………なっ、そうだろっ、………わははははは。

 やった~~~~~っ、これで、賞金10万円、らくちんゲット、………。

 ぎゃはははははっ、………。筒井っ、今度、タフマン奢るよ、………。」

 

一同

「……………。」

 

出川哲朗

「あ、あれれ、? みんなどうしたのよ、………。

 また、一斉に黙りこくっちゃって、………。

 あっ、わかった、………賞金を俺にふんだくられたんで、

 くやしくって、くやしくって、しょうがないんだろっ、………。

 なぁっ、そうだろっ、………。うひひひひっ、。

 ダメだよっ、賞金10万円は俺のものっ、………誰にもやるもんかぁぁ~~~~~っ、」

 

一同

「……………。」

 

筒井康隆

「………あのなぁ、出川、………

 冷静になって、よく考えてみろよ、………。

 『しがつついたち』という言葉は、今、葉山さんが、出題の中で、

 発音したわけじゃないか、そんなものが正解であるはずもなかろう、………。」

 

出川哲朗

「あ、……そうか、……? そうだよね、そうだ、そうだ。

 じゃぁ、『よんがつついたち』、? 『しがついちにち』、?

 あ、それとも、『えいぷりるふーる』かなぁ、………。」

 

一同筒井康隆

「……………。」

 

葉山エレーヌ

「では、第2のヒントを言います、………。

 この場合の『四月一日』は、旧暦だと,大体『八月一日』頃となります。

 つまり、その八月一日に、人は何をしたのでしょうか、?

 衣服に関することです、………八月になると、もう暑いですよね、………。」

 

筒井康隆

「衣替えか、……すると、……。

 あっ、……わかった、……『わたぬき』だ、………。

 衣の中に入っている綿を抜いて、袷(あわせ)にするから、………。」

 

葉山エレーヌ

「♪ピンポン、ピンポン、ピンポ~~ン、………。

 筒井さん、すご~~~い、………そうです。正解は、『わたぬき』。

 ちなみに『四月朔日(わたぬき)』は日本全国におよそ230人いて、

 日本海側各地にちらばっているそうです。

 

 フィナーーレを飾ったのは、筒井康隆さんの推理力でした~~~~~っ、

 おめでとうございまぁぁ~~~~~~すっ、

 筒井さんには、賞金10万円と、トロフィー送られます、………。」

 

筒井康隆

「え、……? トロフィーというのは、………? 

 こういうのは、最多正解者が、もらうもんじゃないのかな、………。」

 

葉山エレーヌ

「ええ、……そうですよ、………

 解答の正解も、筒井さんが3問で、一番多いんですよ、………。だから、………。」

 

筒井康隆

「おお、そうだったのか、………。

 そうか、そうか、………。うん、それなら、このトロフィーもありがたく、

 頂いておこう、………。どうもありがとう、………。」

 

出川哲朗

「ずっけ~~よ、ずっけ~~よ、………。 いいなぁ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

 

   場内から、筒井康隆に対する惜しみない拍手が送られ、

   日本全国「凄い名字」大集合!のクイズコーナーは、幕を閉じた。