カツ丼小僧
「はい、……。珍しい名前の話。
まだまだ続きます、………。明るく元気よく行きましょう。」
田原俊彦
「あはははははっ、……あはははははっ、……あはははははっ、………。」
一同
「………♪バカだね、」
カツ丼小僧
「それでは、今日は誰に司会をやって貰いましょうか、?
そうだなぁ、……昨日は『とくダネ!』の佐々木恭子さんだったから、
その系列を引き継いで、………
やはり、同じ元『とくダネ!』のMC、菊川怜さんにやってもらいましょうか、?
菊川さん、お願いしますよ、………。」
菊川怜
「そうですね、……私と佐々木さんは、東大卒という事でも共通していますしね。
私がやります、………。」
一同
「……………。」
菊川怜
「それでは、さっそく始めます。最初の問題、………。」
そう言って、菊川怜は、『鴨脚』と書かれたボードを掲げた。
一同
「う~~~ん、……普通に読んだら『かもあし』ですが、
それが解答であるわけもないし、………。」
菊川怜
「ここの問題、ちょっと難し過ぎるんで、先にヒントを言っておきますね。………。
ヒントは、鴨の脚が、何かの形に似ているからです。その何かとは、………? 」
一同
「……………。」
菊川怜
「わかりませんか、? でも何か答えてくださいよ、………。」
出川哲朗
「じゃぁ、おまえわかんのかよ、………。言ってみろよ、………。」
菊川怜
「は、? い、『いちょう』です。」
出川哲朗
「ぎゃはははははっ、………ばかっ、ひっかかった、ひっかかった、………。
答えは『いちょう』です。
賞金5千円と、タフマン1ダースよこせっ、……ぎゃははははは、………。」
菊川怜
「み、皆さん、こういう人は、ほっといて次の問題に進みましょう、………。
ちなみに『鴨脚(いちょう)』という名字の人は全国に
およそ60人いて、京都府に多いそうです、………。」
そう言って、菊川怜は、『一口』と書かれたボードを掲げてみせた。
佐藤江梨子
「『さくらんぼ』。一口で食べられるから、………。」
杉良太郎
「『きふ』じゃないかな、……? 一口2千円とか、……寄付の単位を表す、………。」
菊川怜
「いいえ、違います、………。
それでは、ヒントを言います。
人間が一つの入り口に殺到すると、どのような状態になるでしょうか、? 」
出川哲朗
「ぎゃはははははっ、……ひ、人が詰まって、即死だっ、即死っ、………。
わかったっ………。答えは『そくし』っ、……ぎゃはははははっ。」
菊川怜
「……………………。 他には、………? 」
つのだじろう
「『いもあらい』かな、?
イモ洗い状態っていうのは、イモ洗いの際、桶の中に多数のイモを
無造作に入れて洗うように、水浴場などに大勢の利用者が訪れて
混雑している様子を言うんだ、………。」
菊川怜
「つのださん、すごい、……東大出身でもないのに、………。
漫画家は頭が良くなくてはなれない、という通説は本当でした。
正解です、……。答えは『いもあらい』、………。
ちなみに『一口(いもあらい)』さんは、全国におよそ170人いて、
京都府に多いそうです、………。『かずぐち』とも読むそうです、………。
では、次の問題、………。」
そう言って、菊川怜は、『鶏冠井』と書かれたボードを高く掲げた。
井川遥
「『鶏冠』だけですと『とさか』という読みになりますよね、………。」
菊川怜
「あっ、……井川さん、……いいとこ、ついてますねぇ~~~。
でも、このさい『井』については、まったく無視してくださって構いません。
この問題も、先程の『鴨脚(いちょう)』同様、やはり、鶏のトサカが、
何かの形に似ているからです、………。その何か、とは、? 」
杉良太郎
「わかった、……『もみじ』、……もしくは『かえで』、………。」
菊川怜
「『かえで』、正解です。………
さすが、杉さま、大当たり~~~~ ! !
全国のオバサンファンも、大喜びだと思います、………。
ちなみに『鶏冠井(かえで)』という名字は、全国におよそ70人、
京都府に多いそうです、………。」
かとうれいこ
「綺麗な名字ですね、………。
読みにくくても、こんな綺麗な名字だったら、………。」
細川ふみえ
「でも、「モミジ」と「カエデ」って、何がどう違うんでしょうね、? 」
菊川怜
「モミジとカエデの違いですか、………?
はい、……それについてお答えします、………。
植物分類上では、カエデとモミジは区別はしません。
植物学的には、モミジもカエデも、「カエデ」と言い、
どちらも分類上、カエデ科のカエデ属の植物です、………。
モミジという科や属は、ありません、………。
一般的には、上述の通り、
カエデの仲間の特にきれいな仲間(子供の手のような葉の形のやつ)を、
モミジと区別して呼んでいます。
又、園芸上や盆栽の世界では、葉の切れ込み数、切れ込み具合によって、
明確に区別しています、………。
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ、など、
葉が5つ以上に切れ込んで、掌状のものをモミジと呼び、
それ以外のトウカエデ(切れ込みが3つのもの)などをカエデと呼んでいます。」
一同
「うわ~~~~、すご~~~~い、………菊川さん、………。
物知りなんですねぇ~~~~。」
菊川怜
「私、一応、東大出てます、……。」
一同
「……………。」
出川哲朗
「わはははははっ、みんなっ、騙されるなよっ、………。
ばかっ、……どうせ全文、ネットの記事の丸読みだろうっ、……ぎゃはは。」
菊川怜
「そうですね、………。
最近では、学歴と言うものが、あまり意味をなさなくなって来ました。
大概の事は、ネットやスマフォ、パソコンで済んでしまいます。
特に事務的、実務的な事は、………。
でも、ブランドとしての効果は、………。
あなた、東大卒の女とやりたくはありませんか、………? 」
カツ丼小僧
「あああ~~~~~~~っ、、、
き、き、気が狂いそうだぁぁ~~~~~~~~~~~っ、っ、っ、
と、と、東大の、お、おままままままま、………おままままままままっ、………。」
菊川怜
「うふふっ、……♡♡♡、そうでしょう、そうでしょう、………。
あなた、……東大卒の私に、ひれ伏しなさい、………。 」
カツ丼小僧
「おまおまおまおまおまおまおまっ、………おまままままま。」
マツコ・デラックス
「あなた、……そりゃちょっと異常よ、………。
というより、なんだか、あんた、だんだん可哀想になってきちゃった、………。」
菊川怜
「『鶏冠井(かえで)』の正解者、杉良太郎さんには、
主催者側から、賞金5千円と、タフマン1ダースが進呈されますので、
どうぞ、お受け取りください、………。」
杉良太郎
「いや、賞金と景品は、全て寄付に回してくれ、………。
病弱者や、金銭的に恵まれない人たちのために、………。」
伍代夏子
「あなた、………♡♡。」
女性一同
「杉さま~~~~~~っ、
すてき~~~~~~~~っ、かっこいいわぁぁ~~~~~~~っ、♡♡♡。
正義の味方っ、杉さまっ、……… 弱者の味方っ、杉さまっ、………。♡♡♡。
あっはぁぁぁ~~~~~~~ん、、、いっくぅぅぅ~~~~~~~っ、」
菊川怜
「本当にいいんですか、? 杉さん、………。」
杉良太郎
「ああ、……いいよ、………。」
出川哲朗
「俺に、くれっ、」
小倉智昭
「おいっ、………。」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「ボランティアかぁ、………。
カッコいいなぁ、杉さん、……。
偽善だとか、批判する人も多いけど、実際、中々、出来るもんじゃないですよ、………。
僕も、いつかやってみようかなぁ、………。」
関口宏
「あんた、それより自分の生活はどうなるのよ。カツカツ生活なんでしょ。」
一同
「わははははは。」
杉良太郎
「そうだよ、君、………。
ボランティアっていうのはね、義務でやるもんじゃないんだよ、………。
僕はもう、若い頃からやっていてね、………。趣味でやってるようなもんさ、………。」
カツ丼小僧
「そうですね、………。
そう言えば、タレントの東ちづるさんも、同じ事をテレビで言っていました、………。
ボランティアは趣味でやっているんだって、………。
でも、昔、テレビドラマ「家なき子」の
『同情するなら金をくれ、』なんて言葉がはやって、
不謹慎すぎると世間から批判を受けましたが、僕から言わせてもらえば、
どんなに数多くの慰めの言葉をかけてもらうより、
10万でも20万でも、お金を寄付してくれる方がよっぽど嬉しいし、
助かりますよ、………。 」
杉良太郎
「うん、……そうだよ。」
堀江貴文
「素晴らしい、………。
俺、初めて、この人の考えに賛同できた、………。」
細川ふみえ
「た~~か、ぽんっ、」
一同
「わははははは。」
菊川怜
「では、次の問題です、………。」
そう言って、菊川怜は、『栗花落』と書かれたボードを掲げた。
一同
「う~~~ん、皆目、見当がつきませんね、………。」
菊川怜
「ヒントは、時期にあります、………。
栗の花が落ちる頃というのは、いったいいつになりますか、? 」
栗山英樹
「そうか、……梅雨入りの頃だから、『つゆいり』、……。」
菊川怜
「もうちょっと、………。」
栗山英樹
「じゃぁ、『つゆり』、……?」
菊川怜
「♪ピンポン、ピンポン、正解で~~~すっ、
栗の花が落ちるのは、梅雨入りの頃ということで、『栗花落(つゆり)』。
ちなみに『栗花落』という名字は、全国におよそ60、兵庫県に多いそうです。
栗山さん、ご正解おめでとうございます、………。
もちろん栗山さんにも、賞金と景品が進呈されます、………。」
栗山英樹
「僕は、ありがたく、賞金もらっておくよ、………。
ハムをたらふく食って、体力つけとかないと、プロ野球の監督は務まらないからね。
すべて、日ハムに捧げます、………。」
出川哲朗
「残った、タフマンは、……? 」
栗山英樹
「い、いや、……そ、それは、……… 」
出川哲朗
「よぉ~~~こぉ~~~せぇ~~~~、………うひひ、………。」
栗山英樹
「あ、あなた、なんて顔してるんです、………
舌なめずりなんかして、……ヨダレ垂らして、………ぶ、不気味ですよ、………。」
一同
「わははははは。」
菊川怜
「そ、それでは、次に行きます、………。
菊川怜は、そう言って、『東川』というボードを掲げた。
田村正和
「う~~ん、………単純な問題ではないだろうから、そのままには読めない。
推理に頼ってみましょう、………東京の川ということなら、
『かんだがわ』とか『すみだがわ』なんてことになるんでしょうが、
もうひと押し進めてみると、東京の川は汚染されているから、
『どぶがわ』『よどがわ』なんてところが妥当な線ではないでしょうかねぇ~~~。」
水谷豊
「古畑さん、………。
そんな、幼稚な推理で、あんたよく刑事が務まりますね、………。
事は、もっともっと、深刻な状況です。
東というのは、殺人に使われた凶器の隠してある場所なんですよ、………。
そこに行って見ると、三本の刃物が落ちていた、………。
これはね、単純に「川」ではなく、3本の刃物を表しているんです。
ですから解答は、『みば』『さんば』『すりいないふ』のいずれかです。
どうですか、? 菊川さん、……これで間違いないと思いますが、………。」
菊川怜
「いえ、………
申し訳ありませんが、お2人とも違っています、………。」
水谷豊
「そうでしたか、………違っていましたか、………。
なかなかの名推理だと思ったんですが、………。残念です、………。」
田村正和
「ん~~~、ふふふふふ、………。
史上最強の名探偵対決は、また次回に持越し、という事で、………。」
菊川怜
「それでは、ヒントを言います、………。
東は十二支では、どちらの方角に当たるでしょうか、………? 」
細木数子
「あっ、……わかったよっ、………。
そりゃぁ私、それが専門だから、得意だよ、………。
東は「卯」の方角だよっ、………。
それなら、卯の川で、『うのかわ』、………。『うのかわ』で、正解っ、! ! 」
菊川怜
「♪ピンポン、ピンポン、ピンポ~~~ン、………。
おめでとうございます、細木さん、………そうです。『うのかわ』で正解です。
占いで推理して頂きました、………。
これなら、本物の殺人事件だって解決できるかもしれません、………。
ちなみに『東川(うのかわ)』という名字の方は、全国におよそ6900人、
それに読み方なんですが、実はまだ他にもいぱいあって、
『ひがしかわ』『ひがしがわ』『とうかわ』『とうがわ』『とがわ』
『あずまかわ』『あずまがわ』『あずかわ』、………。」
一同
「なぁ~~~んだぁ、………
それじゃぁ、あんまり意味がないじゃない、………。」
菊川怜
「それでは、賞金と景品が、細木さんにも、………。」
細木数子
「ふん、……。そんなハシタ金、………
私も、そっくりそのまま、恵まれない人たちに寄付するよっ、………。
アタシャァ、金なんて、唸るほど持ってんだよっ、わかったかいっ、………。
がははははははっ、………。」
カツ丼小僧
「はい、それでは、今回は、ここでお終いです。
皆さん、お金に困った時には、是非、細木さんに恵んでもらいましょう、………。
おだての一言は、決して、お忘れなく、………。
それでは、皆さん、グッド、ラァァ~~~~~クッ、 」
一同
「グッド、マネ~~~~~~~ッ、 ホソギ、テンサイ、ビジン、………
ウイ、ラブズ、ユ~~~~~ッ、 ワハハハハハハハハハ、………。」