カツ丼小僧
「それでは、さっそく始めましょう、………。
まさか、こんなに長引くことになろうとは夢にも思わなかったけど、
僕のような、文字好き、名前好き、逸話話好きにとっては、
こんなに楽しいコーナーは、他に中々、見当たりません、………。
今回も、どんな名字と逸話が飛び出すのか、本当に楽しみにしています、………。
『週刊現代』日本全国「凄い名字」大集合!『いくつ読める?厳選ご当地難読名字』
さて、……今日のクイズ司会者は、………
只今、加藤綾子さんはタンカで運ばれて入院、………という事で、………。
ウシシシ、……意識を失っているんだろうなぁ、………。いいぞ、いいぞ、………。
あ、いや、すいません、………また脱線、………
その穴埋めとして、同じフジテレビの局アナ、梅津弥英子さんに、
司会をお頼みしたいんですけど、………。
梅津さん、……やって貰えますか、………? 」
梅津弥英子
「カツ丼さん、……それは構いませんけど、
私が、加藤綾子さんの『穴埋め』って言うのは、ちょっと失礼じゃありませんか、?
私の方が、加藤さんより、ずっとキャリアが長いんですよ、~~~。
蔑んだような言い方、しないでくださいよ、………。」
カツ丼小僧
「あ、……これは、これは、どうもすいません、………。
何と言っても、梅津さんは、今や『とくダネ!』のメインキャスターで、
あらせられるのですから、それはもう、丁重に取り扱わねばなりません、………。」
梅津弥英子
「うふふ、……♡♡♡、い、いや別に、なにも、そこまで、………。ふふふ。」
出川哲朗
「やいっ、梅津っ、てめぇ、のぼせ上ってんじゃァねぇぞっ、! ! バカッ、! !
おめぇの変わりなんて、いくらでもいるんだからさぁ。」
梅津弥英子
「まぁ~~~、ひどい、! 」
出川哲朗
「ウ~~ソ~~だ~~よ~~。ウソウソ、………
冗談に決まってんじゃねぇかよ~~~。本気に取るなよ~~~、おめぇ、………。
そんな事ぐらい、 ゆ~~~る~~~せ~~~よ~~~~。
乳首、抓っちゃうぞぉ~~~~。うひひひひ。うひひひひ。うひひひひ~~~~。」
梅津弥英子
「それでは、時間の関係上、先へ進みます、………。
今から、ボードで、難しい変わった名字を出しますので、
その読み方を、当ててください、………。」
出川哲朗
「そんなこと、言われなくたって、わかってるよ~~~。
うひひひひ、……う~~め~~づ~~~~。わははははは。」
梅津弥英子は、『大朏』と書かれたボードを、両手で高く掲げた。
梅津弥英子
「はい。何という読み方でしょう、………。」
筒井康隆
「あ、……それは、俺、知ってる、………。」
出川哲朗
「ぎゃはははははっ、……なら早くいってみろよ~~~、おめぇ、………。
なんなんだよ~~~、早く言えよ~~~~。うわははははは。」
筒井康隆
「それではお答えします、……『おおつき』です、………。
『大朏』は、分家した際、
『大月から出る』という意味で『大朏』になったんだ、………。」
梅津弥英子
「凄いじゃないですか、筒井さん、……その通りです、………。
『おおつき』で正解です、……しかも、その由来の内容まで当たっています。
この名字の方は、日本に100人ぐらいはいるそうです。
多い地域は、群馬県、栃木県、埼玉県、だそうです、………。」
出川哲朗
「すげぇじゃねぇかぁ~~~、筒井~~~~。
つ~~~つ~~~い~~~~。やったなぁ~~~~。わははははは。」
筒井康隆
「まぁね、……俺、一応作家だから、………。
これぐらいの事は、知ってるよ、………。なんてことはない。」
出川哲朗
「謙遜するなよ~~~、筒井~~~。
かわいいぞ~~~、おめぇ~~~、わははははは、………。」
筒井康隆
「お、おい、……お前、いちいち、俺に絡んで来るなよ、………。
手ぇ、離せったらっ、………。おいっ、……… 」
一同
「わははははは。」
梅津弥英子
「それでは、次の名字、………。」
梅津弥英子は、『華表』と書かれたボードを、一同の前に掲げた、………。
一同
「う~~~ん、………。」
華子
「わかった、……『はなふだ』さんね。
あと、それからちょっと飛躍して、『おいちょかぶ』さん、………。
でなければ、華やかが表に出るんだから、『すたあ』、………
転じて『はいゆう』『やくしゃ』『たれんと』、………。」
梅津弥英子
「すいませんが、華子さん、……どれも当たっていません、………。」
出川哲朗
「わはははははっ、……は、華子っ、………。
そ、そんな答え、ありえるかよ~~~、は、発想が幼稚だっ、………。ぎゃははっ。」
華子
「ひ、ひどい、……華子、一生懸命、考えたのに、………。 」
多岐川裕美
「そうよ、出川さん、………。華子は華子なりに、………。 」
筒井康隆
「出川、……じゃぁ、お前はどうなんだ、………?
何か解答は、思いついたのか、………? 思いついたものを挙げてみろ、………。」
出川哲朗
「え、? う、……は、はい、………。
え~~~と、………
『かひょう』?、『はなおもて』?、………『はなひょう』、??? 」
一同
「……………。」
筒井康隆
「ふん。……つまらんな、………。」
出川哲朗
「は、はい、………。すいません、………。」
梅津弥英子
「え~~、誰もお分かりにならないようですので、正解を発表します、………。
この名字の読みは、『とりい』です、………。」
一同
「えぇ~~~~~っ、???!!! と、『とりい』っ、???!!!
そ、想像もつきませんよぉぉ~~~~~~~~っ、、、」
出川哲朗
「ずっけぇよぉ~~~~っ、わかるわけねぇよぉ~~~~~っ、
そんなのぉ~~~~~~~っ、ずっけぇよぉ~~~~っ、お、お、お、お、~~~。」
梅津弥英子
「どうやら、日本の鳥居の起源が中国の『華表(かひょう)』であるらしいんですよ。
………いえ、そういう説があるらしいです、………。
日本で100人ぐらい、……千葉県に多いそうです、………。
はい、……では、次、………。 」
そう言って梅津弥英子は、『七五三』と書かれてあるボードを掲げた。
出川哲朗
「わからねぇよぉ~~~~、………あっ、わかった、わかったっ、
そうかぁ~~~、簡単、簡単、………
『しちごさん』であるわけねぇから、『なごみ』さんだ、………。
なっ、そうだろっ、………。心が和むの、『なごみ』。」
梅津弥英子
「違います、………。『なごみ』では、ありません、………。」
出川哲朗
「えぇ~~~~~っ、???!!! ち、違うのぉ~~~~~っ、???
うっそだろぉ~~~~っ、ずっけぇぞぉ~~~~~っ、ありえねぇよぉ~~~~っ、
『なごみ』だろぉ~~~~~っ、………。」
梅津弥英子
「違います、………。」
志茂田景樹
「うん。こんなの簡単だよ、………。僕にだってわかるよ、………。
七五三縄(しめなわ)の『しめ』だよ、………。『しめ』さん。」
梅津弥英子
「ピンポン、ピンポ~~~ン、………。
志茂田さん、正解です、………。そうです。この名字の読みは『しめ』です。
まさしく、『七五三縄(しめなわ)』の、『しめ』、………。
日本全国に、およそ630人、……東京都に多いそうです、………。
正解者の志茂田さんには、座談会主催者から、賞金5千円とタフマン1ダースが
進呈されますので、志茂田さん、座談会の帰りに係の者から受け取ってください。」
志茂田景樹
「えっ、? そうなんですか、? それはありがとう、………。しめしめ、……… 」
出川哲朗
「それって、ずっけぇ~~~ぞ、ずっけぇ~~~ぞ、………。
すっげぇ、ずっけぇぞ~~~~。」
梅津弥英子
「あっ、……出川さん、………すいません、………。
たった今、主催者側から訂正がありました、………。
先ほどの出川さんの解答『なごみ』ですが、そう呼ぶ名字も結構あるそうですので、
それも正解とします、………。出川さん、良かったですね。『なごみ』正解です。」
出川哲朗
「なっ、……そうだろっ、そうだろっ、………ぎゃははははっ、………
せ、正解に決まってんじゃねぇか、………。よしよしっ、いいぞぉ~~~~っ、
それなら俺にも、賞金5千円とタフマン1ダース、くれるんだな~~~、
しめしめっ、しめしめっ、……… 早く、よこせぇ~~~~~っ、」
梅津弥英子
「いえ、……賞金とタフマンは、出ないそうです、………。」
出川哲朗
「梅津~~~、何言ってんだよぉ~~~、冗談、ポイだろぉ~~~~。
や~~め~~ろ~~よ~~~~。」
梅津弥英子「いえ、本当です、………。
主催者側の言い分によりますと、確かに『なごみ』も正解ではあるんですが、
本当に答えて貰いたかった真の解答は、やはり『しめ』であるそうなんですよ。
ですから、『なごみ』では、タフマン1本という事で、お願いしたいそうです。
それで、なごんでください、………。」
出川哲朗
「ずりぃ~~~ぞ~~~~~。」
梅津弥英子
「では、次に行きます、………。」
梅津弥英子は、『九』と書いてあるボードを高々と掲げてみせた。
梅津弥英子
「これは、面白いですよ~~~、駄洒落です、………。
『九』と書いて、何と読むのでしょうか、………? 」
堀之内九一郎
「ダジャレ、? う~~ん、………『九』が一つだから、………。」
梅津弥英子
「うんうんっ、…… そうそうっ、………。」
堀之内九一郎
「わかったっ、! ! ……『きゅういちろう』、………。」
梅津弥英子
「ち、違いますよ、……それはあなたの名前ですよ、………。」
堀之内九一郎
「やっぱり、……違う、………? 賞金、パー。 ガックン、! ! 」
小林敬
「しっかり稼げっ、! ! ! 」
一同
「わははははは、………。今じゃ、5千円だって、もらうの大変だ、………。」
綾瀬はるか
「あっ、……わかりましたぁ~~~~~~っ、
正解は、『いちじく』でぇ~~~~~すっ、………。
だって、一字で九だから、……… 」
梅津弥英子
「♪チリィ~~~~ン、チリィ~~~~ン、………
♪チリィ~~~~ン、チリィ~~~~ン、………
その通り、………はるかさん、大正解~~~~~~~っ、! ! !
この名字は、『いちじく』と読みまぁぁ~~~~~す。」
綾瀬はるか
「だって、いちじく浣腸の、『いちじく』でしょう、?
インスピレーションも手伝って、ピーンときちゃったぁぁ~~~~~~っ、」
一同
「い、いちじく浣腸の、イ、インスピレーションっ、………△●☆◎×★▼◇!!!
は、はるかさんっ、……ま、まさかっ、………??? 」
綾瀬はるか
「えへへ~~~っ、一人でいる時の、お楽しみ~~~~~っ、♡♡♡。
キッモチ、いいんだぞ~~~~~~いっ、………。ふふっ、◎◎◎。」
一同
「人は、見かけに、……… よるものねっ。! ! ! 」
梅津弥英子
「『九(いちじく)』という名字は、
全国に40ぐらいあるそうですが、東京に多いようですね。
読み方としては、他にも
『くちのく』『まる』『いちのく』『さざらし』などがあるそうなんですけど、
こうなってくると、もう、難読を超えていますね。
さて、それでは、今日最後の文字、行きます、………。」
梅津弥英子は、『日馬』と書かれたボードを掲げた。
一同
「あっ、………。」
白鵬翔
「こ、これは、簡単だ、………。
日馬富士の『日馬』、つまり『はるま』です、………。
へへへ、……驚いているより、先に言っちゃったものの勝ち。
立ち合いからの、張り手責めだっ、………。
横綱らしくないなんて、言わせてたまるかっ、………。
勝負は勝つことが一番なんだっ、……当たり前だろうっ、………。
勝負の世界に、それ以外、何を求めようってんだっ、………
これで、賞金5千円と、タフマン1ダース、いただきっ、………。
まぁ、俺からしてみりゃ、どうだっていいような金品だけどねっ、………。
まぁ、せっかくだから、もらってやるかっ、………。
はいっ、一丁、上りっ、………。 」
梅津弥英子
「白鵬さん、……さっきっから、何を1人で興奮していらっしゃるんですか、? 」
白鵬翔
「な、何をって、……? 」
梅津弥英子
「この文字、……『はるま』じゃ、ありませんよ、………。
そんな、誰でも想像付くような簡単な問題、出す訳ないじゃないですか、………。」
白鵬翔
「えっ、……? あ、そ、そう、………。
じゃぁ、ただの『はる』、?
♪は~~~るの~~、うら~~ら~~の~~、す~~み~~だ~~が~~わ~~~
あっ、……それとも、『ひま』、……? そ、そうだ、……『ひま』さんだ、……。
朗らかな晴れた日に、ポッコリ、ポッコリ、仔馬に乗って、
暇を持て余している、『ひま』さん、………。
違うの、? じゃぁ、『ひゅうま』さんかな、?
『巨人の星』の、『ひゅうま』、………。ね、そうでしょう、……?
ど根性のある名字だ、………。
それ、当たった。わははははは。イヨ~~~~~ッ、どすこい、どすこい、! ! !、」
梅津弥英子
「白鵬さん、……横綱、……申し訳ありませんが、どれもみんな違います。
もう、時間もないので正解を言ってしまいますね、………?
いいですね、?……皆さんも、………? 」
一同
「はぁ~~~い、………。
賞金とタフマンは、欲しいけど、どうせわかりそうもないから、
解答、ズバッ、と言っちゃってくださぁぁ~~~~~いっ、
梅津さん、お願いしまぁ~~~~~~~~すっ、………。」
白鵬翔
「俺の怒濤の張り差しも、エルボー・かち上げも敵わなかった、………。
でも、品格で責めても、同じ事、……どうせダメだったろうよ、………。
それに、そういうのは、俺の主義と違う、………。
うん、いいよ、……。もう降参、………。早く答えを教えて、チョンマゲ、………。」
梅津弥英子
「はい、……。
正解は、『くさま』です、………。
『日』は、『日下(くさか)』の、『くさ』です、………。
全国に、およそ850人、新潟県に多いそうです、………。」
白鵬翔
「日本全国の『日馬(くさま)』さんに同情するよ、………。」
梅津弥英子
「え、……? どうしてですか、? 」
白鵬翔
「わかっているだろう、………。」
梅津弥英子
「え、……? あ、そ、そうですね、………。確かに、確かに、………。
でも、あなただって、………。 いや、各界全体が怒濤の如く揺れています。」
白鵬翔
「私にとっては、勝つ事だけが人生です、………。
このクイズ、……明日は必ず、勝ちに行きます、………
ごっつぁんですっ、! ! ! どすこい、どすこい、 」