カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 633

カツ丼小僧

「それでは、さっそく始めましょう、………。

 まさか、こんなに長引くことになろうとは夢にも思わなかったけど、

 僕のような、文字好き、名前好き、逸話話好きにとっては、

 こんなに楽しいコーナーは、他に中々、見当たりません、………。

 

 今回も、どんな名字と逸話が飛び出すのか、本当に楽しみにしています、………。

 『週刊現代』日本全国「凄い名字」大集合!『いくつ読める?厳選ご当地難読名字』

 

 さて、……今日のクイズ司会者は、………

 只今、加藤綾子さんはタンカで運ばれて入院、………という事で、………。

 ウシシシ、……意識を失っているんだろうなぁ、………。いいぞ、いいぞ、………。

 

 あ、いや、すいません、………また脱線、………

 その穴埋めとして、同じフジテレビの局アナ、梅津弥英子さんに、

 司会をお頼みしたいんですけど、………。

 梅津さん、……やって貰えますか、………? 」

 

梅津弥英子

「カツ丼さん、……それは構いませんけど、

 私が、加藤綾子さんの『穴埋め』って言うのは、ちょっと失礼じゃありませんか、?

 私の方が、加藤さんより、ずっとキャリアが長いんですよ、~~~。

 蔑んだような言い方、しないでくださいよ、………。」 

 

カツ丼小僧

「あ、……これは、これは、どうもすいません、………。

 何と言っても、梅津さんは、今や『とくダネ!』のメインキャスターで、

 あらせられるのですから、それはもう、丁重に取り扱わねばなりません、………。」

 

梅津弥英子

「うふふ、……♡♡♡、い、いや別に、なにも、そこまで、………。ふふふ。」

 

出川哲朗

「やいっ、梅津っ、てめぇ、のぼせ上ってんじゃァねぇぞっ、! ! バカッ、! !

 おめぇの変わりなんて、いくらでもいるんだからさぁ。」

 

梅津弥英子

「まぁ~~~、ひどい、! 」

 

出川哲朗

「ウ~~ソ~~だ~~よ~~。ウソウソ、………

 冗談に決まってんじゃねぇかよ~~~。本気に取るなよ~~~、おめぇ、………。

 そんな事ぐらい、 ゆ~~~る~~~せ~~~よ~~~~。

 乳首、抓っちゃうぞぉ~~~~。うひひひひ。うひひひひ。うひひひひ~~~~。」

 

梅津弥英子

「それでは、時間の関係上、先へ進みます、………。

 今から、ボードで、難しい変わった名字を出しますので、

 その読み方を、当ててください、………。」

 

出川哲朗

「そんなこと、言われなくたって、わかってるよ~~~。

 うひひひひ、……う~~め~~づ~~~~。わははははは。」

 

   梅津弥英子は、『大朏』と書かれたボードを、両手で高く掲げた。

 

梅津弥英子

「はい。何という読み方でしょう、………。」

 

筒井康隆

「あ、……それは、俺、知ってる、………。」

 

出川哲朗

「ぎゃはははははっ、……なら早くいってみろよ~~~、おめぇ、………。

 なんなんだよ~~~、早く言えよ~~~~。うわははははは。」

 

筒井康隆

「それではお答えします、……『おおつき』です、………。

 『大朏』は、分家した際、

 『大月から出る』という意味で『大朏』になったんだ、………。」

 

梅津弥英子

「凄いじゃないですか、筒井さん、……その通りです、………。

 『おおつき』で正解です、……しかも、その由来の内容まで当たっています。

 この名字の方は、日本に100人ぐらいはいるそうです。

 多い地域は、群馬県、栃木県、埼玉県、だそうです、………。」

 

出川哲朗

「すげぇじゃねぇかぁ~~~、筒井~~~~。

 つ~~~つ~~~い~~~~。やったなぁ~~~~。わははははは。」

 

筒井康隆

「まぁね、……俺、一応作家だから、………。

 これぐらいの事は、知ってるよ、………。なんてことはない。」

 

出川哲朗

「謙遜するなよ~~~、筒井~~~。

 かわいいぞ~~~、おめぇ~~~、わははははは、………。」

 

筒井康隆

「お、おい、……お前、いちいち、俺に絡んで来るなよ、………。

 手ぇ、離せったらっ、………。おいっ、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

梅津弥英子

「それでは、次の名字、………。」

 

   梅津弥英子は、『華表』と書かれたボードを、一同の前に掲げた、………。

 

一同

「う~~~ん、………。」

 

華子

「わかった、……『はなふだ』さんね。 

 あと、それからちょっと飛躍して、『おいちょかぶ』さん、………。

 でなければ、華やかが表に出るんだから、『すたあ』、………

 転じて『はいゆう』『やくしゃ』『たれんと』、………。」

 

梅津弥英子

「すいませんが、華子さん、……どれも当たっていません、………。」

 

出川哲朗

「わはははははっ、……は、華子っ、………。

 そ、そんな答え、ありえるかよ~~~、は、発想が幼稚だっ、………。ぎゃははっ。」

 

華子

「ひ、ひどい、……華子、一生懸命、考えたのに、………。 」

 

多岐川裕美

「そうよ、出川さん、………。華子は華子なりに、………。 」

 

筒井康隆

「出川、……じゃぁ、お前はどうなんだ、………?

 何か解答は、思いついたのか、………? 思いついたものを挙げてみろ、………。」

 

出川哲朗

「え、? う、……は、はい、………。

 え~~~と、……… 

 『かひょう』?、『はなおもて』?、………『はなひょう』、??? 」

 

一同

「……………。」

 

筒井康隆

「ふん。……つまらんな、………。」

 

出川哲朗

「は、はい、………。すいません、………。」

 

梅津弥英子

「え~~、誰もお分かりにならないようですので、正解を発表します、………。

 この名字の読みは、『とりい』です、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~っ、???!!! と、『とりい』っ、???!!!

 そ、想像もつきませんよぉぉ~~~~~~~~っ、、、」

 

出川哲朗

「ずっけぇよぉ~~~~っ、わかるわけねぇよぉ~~~~~っ、

 そんなのぉ~~~~~~~っ、ずっけぇよぉ~~~~っ、お、お、お、お、~~~。」

 

梅津弥英子

「どうやら、日本の鳥居の起源が中国の『華表(かひょう)』であるらしいんですよ。

 ………いえ、そういう説があるらしいです、………。

 日本で100人ぐらい、……千葉県に多いそうです、………。

 はい、……では、次、………。 」

 

   そう言って梅津弥英子は、『七五三』と書かれてあるボードを掲げた。

 

出川哲朗

「わからねぇよぉ~~~~、………あっ、わかった、わかったっ、

 そうかぁ~~~、簡単、簡単、………

 『しちごさん』であるわけねぇから、『なごみ』さんだ、………。

 なっ、そうだろっ、………。心が和むの、『なごみ』。」

 

梅津弥英子

「違います、………。『なごみ』では、ありません、………。」

 

出川哲朗

「えぇ~~~~~っ、???!!! ち、違うのぉ~~~~~っ、???

 うっそだろぉ~~~~っ、ずっけぇぞぉ~~~~~っ、ありえねぇよぉ~~~~っ、

 『なごみ』だろぉ~~~~~っ、………。」

 

梅津弥英子

「違います、………。」

 

志茂田景樹

「うん。こんなの簡単だよ、………。僕にだってわかるよ、………。

 七五三縄(しめなわ)の『しめ』だよ、………。『しめ』さん。」

 

梅津弥英子

「ピンポン、ピンポ~~~ン、………。

 志茂田さん、正解です、………。そうです。この名字の読みは『しめ』です。

 まさしく、『七五三縄(しめなわ)』の、『しめ』、………。

 日本全国に、およそ630人、……東京都に多いそうです、………。

 正解者の志茂田さんには、座談会主催者から、賞金5千円とタフマン1ダースが

 進呈されますので、志茂田さん、座談会の帰りに係の者から受け取ってください。」

 

志茂田景樹

「えっ、? そうなんですか、? それはありがとう、………。しめしめ、……… 」

 

出川哲朗

「それって、ずっけぇ~~~ぞ、ずっけぇ~~~ぞ、………。

 すっげぇ、ずっけぇぞ~~~~。」

 

梅津弥英子

「あっ、……出川さん、………すいません、………。

 たった今、主催者側から訂正がありました、………。

 先ほどの出川さんの解答『なごみ』ですが、そう呼ぶ名字も結構あるそうですので、

 それも正解とします、………。出川さん、良かったですね。『なごみ』正解です。」

 

出川哲朗

「なっ、……そうだろっ、そうだろっ、………ぎゃははははっ、………

 せ、正解に決まってんじゃねぇか、………。よしよしっ、いいぞぉ~~~~っ、

 それなら俺にも、賞金5千円とタフマン1ダース、くれるんだな~~~、

 しめしめっ、しめしめっ、……… 早く、よこせぇ~~~~~っ、」

 

梅津弥英子

「いえ、……賞金とタフマンは、出ないそうです、………。」

 

出川哲朗

「梅津~~~、何言ってんだよぉ~~~、冗談、ポイだろぉ~~~~。

 や~~め~~ろ~~よ~~~~。」

 

梅津弥英子「いえ、本当です、………。

 主催者側の言い分によりますと、確かに『なごみ』も正解ではあるんですが、

 本当に答えて貰いたかった真の解答は、やはり『しめ』であるそうなんですよ。

 ですから、『なごみ』では、タフマン1本という事で、お願いしたいそうです。

 それで、なごんでください、………。」

 

出川哲朗

「ずりぃ~~~ぞ~~~~~。」

 

梅津弥英子

「では、次に行きます、………。」

 

   梅津弥英子は、『九』と書いてあるボードを高々と掲げてみせた。

 

梅津弥英子

「これは、面白いですよ~~~、駄洒落です、………。

 『九』と書いて、何と読むのでしょうか、………? 」

 

堀之内九一郎

「ダジャレ、? う~~ん、………『九』が一つだから、………。」

 

梅津弥英子

「うんうんっ、…… そうそうっ、………。」

 

堀之内九一郎

「わかったっ、! ! ……『きゅういちろう』、………。」

 

梅津弥英子

「ち、違いますよ、……それはあなたの名前ですよ、………。」

 

堀之内九一郎

「やっぱり、……違う、………? 賞金、パー。 ガックン、! ! 」

 

小林敬

「しっかり稼げっ、! ! ! 」

 

一同

「わははははは、………。今じゃ、5千円だって、もらうの大変だ、………。」

 

綾瀬はるか

「あっ、……わかりましたぁ~~~~~~っ、

 正解は、『いちじく』でぇ~~~~~すっ、………。

 だって、一字で九だから、……… 」

 

梅津弥英子

「♪チリィ~~~~ン、チリィ~~~~ン、………

 ♪チリィ~~~~ン、チリィ~~~~ン、………

 

 その通り、………はるかさん、大正解~~~~~~~っ、! ! ! 

 この名字は、『いちじく』と読みまぁぁ~~~~~す。」

 

綾瀬はるか

「だって、いちじく浣腸の、『いちじく』でしょう、?

 インスピレーションも手伝って、ピーンときちゃったぁぁ~~~~~~っ、」

 

一同

「い、いちじく浣腸の、イ、インスピレーションっ、………△●☆◎×★▼◇!!!

 は、はるかさんっ、……ま、まさかっ、………??? 」

 

綾瀬はるか

「えへへ~~~っ、一人でいる時の、お楽しみ~~~~~っ、♡♡♡。

 キッモチ、いいんだぞ~~~~~~いっ、………。ふふっ、◎◎◎。」

 

一同

「人は、見かけに、……… よるものねっ。! ! ! 」

 

梅津弥英子

「『九(いちじく)』という名字は、

 全国に40ぐらいあるそうですが、東京に多いようですね。

 読み方としては、他にも

 『くちのく』『まる』『いちのく』『さざらし』などがあるそうなんですけど、

 こうなってくると、もう、難読を超えていますね。

 

 さて、それでは、今日最後の文字、行きます、………。」

 

   梅津弥英子は、『日馬』と書かれたボードを掲げた。

 

一同

「あっ、………。」

 

白鵬翔

「こ、これは、簡単だ、………。

 日馬富士の『日馬』、つまり『はるま』です、………。

 

 へへへ、……驚いているより、先に言っちゃったものの勝ち。

 立ち合いからの、張り手責めだっ、………。

 横綱らしくないなんて、言わせてたまるかっ、………。

 勝負は勝つことが一番なんだっ、……当たり前だろうっ、………。

 勝負の世界に、それ以外、何を求めようってんだっ、………

 

 これで、賞金5千円と、タフマン1ダース、いただきっ、………。

 まぁ、俺からしてみりゃ、どうだっていいような金品だけどねっ、………。

 まぁ、せっかくだから、もらってやるかっ、………。

 はいっ、一丁、上りっ、………。 」

 

梅津弥英子

「白鵬さん、……さっきっから、何を1人で興奮していらっしゃるんですか、? 」

 

白鵬翔

「な、何をって、……? 」

 

梅津弥英子

「この文字、……『はるま』じゃ、ありませんよ、………。

 そんな、誰でも想像付くような簡単な問題、出す訳ないじゃないですか、………。」

 

白鵬翔

「えっ、……? あ、そ、そう、………。

 じゃぁ、ただの『はる』、? 

 ♪は~~~るの~~、うら~~ら~~の~~、す~~み~~だ~~が~~わ~~~

 

 あっ、……それとも、『ひま』、……? そ、そうだ、……『ひま』さんだ、……。

 朗らかな晴れた日に、ポッコリ、ポッコリ、仔馬に乗って、

 暇を持て余している、『ひま』さん、………。

 

 違うの、? じゃぁ、『ひゅうま』さんかな、?

 『巨人の星』の、『ひゅうま』、………。ね、そうでしょう、……?

 ど根性のある名字だ、………。 

 それ、当たった。わははははは。イヨ~~~~~ッ、どすこい、どすこい、! ! !、」

 

梅津弥英子

「白鵬さん、……横綱、……申し訳ありませんが、どれもみんな違います。

 もう、時間もないので正解を言ってしまいますね、………? 

 いいですね、?……皆さんも、………? 」

 

一同

「はぁ~~~い、………。

 賞金とタフマンは、欲しいけど、どうせわかりそうもないから、

 解答、ズバッ、と言っちゃってくださぁぁ~~~~~いっ、

 梅津さん、お願いしまぁ~~~~~~~~すっ、………。」

 

白鵬翔

「俺の怒濤の張り差しも、エルボー・かち上げも敵わなかった、………。

 でも、品格で責めても、同じ事、……どうせダメだったろうよ、………。

 それに、そういうのは、俺の主義と違う、………。

 うん、いいよ、……。もう降参、………。早く答えを教えて、チョンマゲ、………。」

 

梅津弥英子

「はい、……。

 正解は、『くさま』です、………。

 『日』は、『日下(くさか)』の、『くさ』です、………。

 全国に、およそ850人、新潟県に多いそうです、………。」

 

白鵬翔

「日本全国の『日馬(くさま)』さんに同情するよ、………。」

 

梅津弥英子

「え、……? どうしてですか、? 」

 

白鵬翔

「わかっているだろう、………。」

 

梅津弥英子

「え、……? あ、そ、そうですね、………。確かに、確かに、………。

 でも、あなただって、………。 いや、各界全体が怒濤の如く揺れています。」

 

白鵬翔

「私にとっては、勝つ事だけが人生です、………。

 このクイズ、……明日は必ず、勝ちに行きます、………

 

 ごっつぁんですっ、! ! !  どすこい、どすこい、 」