カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 617

カツ丼小僧

「はい、………。

 今日という今日は、真面目にやります、………。

 長谷川博一さんの、『四柱推命・運勢サイクル』、………。

 今日が最終回、………。」

 

細木数子

「よし、……いいから、早くやんな、………。

 ここにいるみんな、………誰も口を差し挟むんじゃないよ、………。

 

 噂によれば、どうやらこの男は、己のチ○ポ同様、すぐに話が、

 どこか途方もない方向に曲がっていくそうじゃないか、………。

 そうならないためにも、周りが静かにして、協力してあげなきゃ、………。

 

 いいね、……静かにおしよ、……坊やたち、………。

 

 そうだ、……いくらか、うたたね状態の方がいいかもしれないね、………。

 

 今から、私、皆が気持ちよく講義を聴けるために、子守唄を唄うからね、………。

 

 ゆったりとリラックスした気持ちで、聴くんだよ、………いいね、………。

 

 はい、……それじゃぁ、今から唄うよ、………。

 

 

   ♪ねぇ~~んねぇぇ~~~ん、ころぉぉ~~~~りぃぃよぉ~~~、

    

    おこぉ~~~ろぉ~~~~りぃ~~~~よぉ~~~~~~、

 

   ♪ぼぉ~~~やぁ~~~はぁ~~~、よぉい~~こぉ~~~だぁ~~~、

 

    ねぇんねぇ~~~~~しぃ~~~~~~なぁ~~~~~~、

                                    」

 

一同

「ぎゃぁぁ~~~~~~~~っ、………や、や、やめてぇぇ~~~~~~~っ、

 凄いオンチ~~~~ッ、地鳴りがする~~~~~~~っ、」

 

米倉涼子

「な、なんて、ダミ声なのぉぉ~~~~~~~~~~っ、

 み、耳がいたぁぁ~~~~~~~~~いっ、っ、っ、」

 

神田うの

「ほ、ほ、ほ、細木さんっ、……… 細木さんってばっ、………

 ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、ストップ、ストップ、ストッ~~~プ~~~~ッ、

 歌うの、スト~~~~~~~~~プッ、! !

 や、や、や、やめなさぁぁ~~~~~~~~いっ、っ、っ、

 ウ~~~~~~~~ッ、ノ~~~~~~~~~ッ、! ! ! 」

 

アントニオ猪木

「あ、あ、あ、安眠妨害、ダァァァ~~~~~~~~ッ、

 こんな必殺技、初めて、ダァァァ~~~~~~~~ッ、」

 

 

   細木数子の歌声は、この世のものとは思えない程、ひどい物で、

   一同は一斉に耳をふさいで、座敷中を、のた打ち回った、………。

   細木数子は、やっと目の前の異変に気づいたようだった、………。

 

 

細木数子

「おや、皆さん、? どうなされましたか、……? 

 疲れ切ったような顔をして、………? 」

 

アントニオ猪木

「バババババ、バカモノ~~~~~~ッ、

 ウウウウウ、ウルサイじゃないかぁぁ~~~~~~~~っ、」

 

細木数子

「そうなの、? 私はただ、皆をリラックスさせてあげようとして、……… 」

 

アントニオ猪木

「お、お、お、己のなんたるかを、知る、ダァァ~~~~~~~~~ッ、! ! ! 」

 

細木数子

「なんだって、???!!! おうっ ! ! 猪木っ、! ! ! べらんめぇっ、

 

アントニオ猪木

「い、いや、……す、すいません、………。」

 

カツ丼小僧

「そ、それでは、気を取り直して、占いの講義を始めます、………。

 きょ、今日こそはやるぞ、………。

 絶対に寄り道しないぞっ、……し、してたまるかっ、………。

 まったく、……いつも始める前に、必ずなにかの障害が起るんだから、………。

 

 なんとか、ここらで、くい止めなければ、………。

 そ、それにしても、耳が痛い、……なんて声なんだ、………

 あ~~~っ、???!!! み、耳鳴りが~~~っ、………もォ~~~っ、………。」

 

細木数子

「……………。いいから早く始めなさい、………。

 お膳立ては、ちゃんと私が、整えてあげたんだから、………。」

 

カツ丼小僧

「え~~~、今日は、「偏印」と「印綬」ですね、………。

 まずは、「偏印」から、………。

 

 長谷川先生は、偏印を、英単語の、nervous に、置き換えています、………。

 nervous とは、「神経質なさま」という意味です、………。 」

 

出川哲朗

「えっ、……? そうなの、………?

 それは知らなかった、………。これは、また一つ、勉強になったなぁ、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~~っ、???!!!

 そ、そうなんですか、……??? 」

 

出川哲朗

「ばぁぁ~~~~~かっ、………

 う~~~そ~~~だ~~~よ~~~~。

 冗談に決まってんじゃねぇかぁ~~~~~~~。

 い、いくら俺だって、そこまでバカじゃねぇよぉぉ~~~~~~。

 ふへへへへへ、………。」

 

カツ丼小僧

「さ、……先へ進みます、………。

 

 nervous の年や月が巡ってくると、人は、何事にも行き詰まるようになり、

 自らに新たな難題が湧き起こるなどして、苦しい立場に立たされるようになります。

 スランプ状態で、酷い場合はノイローゼとなります。

 

 特に「順運」の人は、前年が絶好調の「正官」の年であっただけに、

 落ち込み具合が相当大きなものになります、………。

 信頼していた友人に裏切られるだとか、自分の会社の業績が急速に悪化していくだとか、

 嫌な事ばかりが多発します。

 つまり、今まで自分がしてきたやり方が、まったく通用しなくなるのです。

 

 なんとか局面を打開しようとしても、泣きっ面に蜂という状態で、中々好転しません。

 苛立ちや焦りが募ってきますので、この時期は、辛抱の時期と覚悟しましょう。

 ただ見方を変えれば、人生の航路が新たに変更される時期とも言えると思います。

 新しい発想が芽生えてくるかもしれません、………。 

 

 

 はい、……それでは最後に、「印綬」です、………。

 

 長谷川先生は、印綬を、英単語の、knowledge に、置き換えています、………。

 knoledge とは、「知識」という意味です、………。 」

 

出川哲朗

「あっ、……そ、それなら、知ってる~~~。

 うふふふふふ、………、「知識」として、ある~~~~、ふふふふふ、………。」

 

一同

「……………。」

 

ルー大柴

「なによ、あんた、それ、………

 そのまんまで、全然、面白くないじゃない、………

 みんな、シラケちゃってるわよ、………。」

 

出川哲朗

「ふふふふふ、………。

 言わなきゃ良かったかなぁぁ~~~~~~~、

 で、でも、ル~~~~~、

 お、おめぇに言われたくはねぇよ~~~~~、ふひひひひひ、………。」 

 

カツ丼小僧

「knowledge の年や月になると、人は、自分の立場を反省して、正さなければ

 ならないような事態に追い込まれます、………。

 つまり、今まで自分のしていた事が、周りから何かと非難され、

 訂正を求められるようになるので、それを釈明しなければならなくなるのです。

 

 気分も硬直的となって、こころのゆとりなどもありませんが、

 気が引き締まって緊張感のある時期ですので、キッチリとした計画性のある事を

 実行するのには良い時期だと思います、………。

 

 また、knowledge という言葉から連想されるように、この時期はやたら知識欲や

 勉強意欲が旺盛となって来ますので、本を読んだり、学問を修めるのには、

 もってこいの時期となります、………。

 あまり根を詰めないで、リラックスするよう、心がけてください、………。

 

 

 ………ふぅ、………

 これで、10サイクル、全ての項目が終わりました、………。

  

 これで、やっと、ひと安心、………。 使命を果たしました、………。

 

 ああ、……疲れた、………ちょっとリラックスして、休みたい、………  」

 

 

細木数子

「それでは、………失礼して、歌わせて頂きます、………。

 

  細木流、リラックス・子守唄、(母親バージョン)………開始っ、………

 

    

    ♪ねぇ~~んねぇぇ~~~ん、ころぉぉ~~~~りぃぃよぉ~~~、

 

     おこぉ~~~ろぉ~~~~りぃ~~~~よぉ~~~~~~、

 

    ♪ぼぉ~~~やぁ~~~はぁ~~~、 よぉい~~こ~~~だぁ~~~、

 

     ねぇんねぇ~~~~~しぃ~~~~~~なぁ~~~~~~、

                                    」

 

一同カツ丼小僧

     ぐわぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~っ、

     

     や、や、や、やめてぇぇ~~~~~~~~~っ、

 

     ううっ、ぎゃぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~っ、

 

     み、耳がさけるぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~っ、っ、っ、 

                                     」

 

 

細木数子

「おやおや、皆さん、………どう致しました、………?

 みんなで耳を抑えて、……そんなところで、一斉に転がり廻って、………。 

 がはははははっ、……… 

 私の歌声で、いくらか、リラックスして頂けましたでしょうかね、? 」

 

アントニオ猪木

「ババババババ、ババア~~~~~~~~~ッ、! ! ! 

 ダダダダダダ、ダイサッカイ、ダァァァ~~~~~~~~~~ッ、

 

 ダ、イ、サッ、カ、イ、ダァァ~~~~~~~~~ッ、

 

 ダァァ~~~~~~~ッ、 ダァァ~~~~~~~ッ、 ダァァ~~~~~~~ッ、」

 

細木数子

「えっ、……?

 そうですか、……大喝采(ダイカッサイ)ですか、………?

 それは、それは、………うがはははははっ。

 お褒めに預かり、光栄でございます、………。

 げははははは。うほうほ、……では、失礼して、…… ♪もう一曲、………。」

 

一同

「うわぁぁ~~~~~~~っ、や、やめろぉ~~~~~~~~っ、」

 

細木数子

「では、やめます、………。」

 

一同

「ほっ、………。」

 

細木数子

「………と、見せかけて、歌います、………。うひひ、………。」

 

 

 作詞・作曲 細木数子

 

 ♪数子の恋はバッチ・グー 

       ~カツ丼小僧に捧ぐ~

 

  アアア~~~、アアア~~~、

 

  私のココロを狂わせる、………

 

  カツ丼小僧、…… カツ丼小僧、……

 

  それは、何者、? それは、何者、?

 

  

  アアア~~~、アアア~~~、

 

  私のココロを惑わせる、………

 

  カツ丼小僧、…… カツ丼小僧、……

 

  それは、何奴、? それは、何奴、?

 

 

      (間奏)

 

 

 ♪謎だよ、謎、謎、カツ丼小僧

 

  なんだかとってもミステリアス、

 

  いつだって私は、あんたの虜、

 

  片時だって忘れやしない、

 

  あんたの微笑み、あんたの憂鬱、

 

  みんな、みんな、大好きさ、

 

  でも、でも、

 

  あいつは、あいつは、火星人、

 

  火星人の、+(プラス)だよ、

 

  土星人の私とは、

 

  相性まったく悪いけど、

 

  そんなものは信じやしない、

 

  そんなものは信じやしない、

 

  占いなんて、糞喰らえ、

 

 

     (間奏)

 

 

  あいつと私の、相性なんか、

 

  あいつと私の、相性なんか、

 

  ババババババババ、

  

  バッチ、グ~~~、さぁ~~~~、

 

  ババババババババ、

 

  バッチ、グ~~~、さぁ~~~~、

 

  じゅぇったい、じゅぇったい、

 

  じゅぇぇ~~~~~っ、たいっ、

 

  バッチ、グ~~~に、決まってる、 

 

  バッチ、グ~~~に、決まってる、

 

  バッチ、グーグー、バッチ、グー、

 

  バッチ、グーグー、バッチ、グー、

 

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、ババババババババ、

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、ババババババババ、

 

  あ、バッチ、グー、あ、バッチ、グー、

 

  あ、バッチ、グ―、あ、バッチ、グー、

 

  

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

 

  バッチグーグー、バッチグー、

 

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、ババババババババ、

 

 

  バッチグーグー、バッチグー、

 

  

  ババババババババ、ババババババババ、

 

  ババババババババ、……………

 

 

     <リフレイン>

 

 

 

   細木数子が歌を歌い終わって、周囲を見回した時、

   一同は皆、座敷の上でケイレンしていた、………。