カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 612

カツ丼小僧

「それでは今日も、参りましょう、………。

 「カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会」、………。」

 

有村架純

「今日も、って、………全然進んでいませんよ、………。

 話が脱線してばかり、………。」

 

カツ丼小僧

「わかっています、………

 今日は真面目に、さっそく本題から入ります、………。

 

 僕が若い頃、大いに影響を受けた、

 長谷川博一さんの、『四柱推命・運命サイクル』、………

 皆さんも、是非、ネットで購入し、独自に研究してみてください、………。

 

 今日は、「偏財」と「正財」です、………。

 まずは、「偏財」から、……… 」

 

木村拓哉

「あっ、……ちょっと待って、………。」

 

カツ丼小僧

「な、なんですか、……木村さん、………。

 また、変な話を持ち出して、僕を破滅の方向に導くつもりですか、………? 

 いつも、ほんの小さなところから、どんどんどんどん大きく脱線していって、

 しまいにゃ、取り返しのつかない方向に進んで行くんだ、………。

 

 いつものパターンでしょ、………。

 このところ、読者からの怒りのクレームが相次いで来ているんです。

 僕自身、身の危険すら感じているくらいなんです、………。

 なんとかして、………。」

 

木村拓哉

「違うよ、………。

 大体、話が、本筋からどんどん逸れて行ってしまうのは、

 それを食い止める力量のない、司会者であるあんたの責任だろう、………。 

 他人のせいにするなよ、………。」

 

有村架純

「そうですよ、………。」

 

東尾修

「司会者っ、……しっかりしろっ、………。

 今日こそ、完全試合だっ、………。 」

 

東尾理子

「お父さん、がんばってぇ~~~~~っ、」

 

米倉涼子

「ああ~~、またどんどん、話が脱線して行きそうな気配が、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

木村拓哉

「ふん、………。

 俺のは、筋に沿ったまともな質問なんだ、………。まぁ、聞けよ、………。

 

 つまり、……その「偏財」っていうのは、その文字から察するに、

 偏った財、……という事だから、つまりは、あぶく銭だとか、……あと、

 ギャンブルに使うための、バクチ的要素の強い金だとか、そういう意味でしょ。

 

 それで、もう一方の、

 「正財」っていうのは、それも読んで字の如く、正しい財、……ということで、

 まともな仕事の報酬だとか、自らが、額に汗して得た尊いお金だとか、

 結局、そういう意味なんだろうな、………。

 

 おめぇ、なめんじゃねぇよ、………。

 そんな事だったら、バカでも、出川でもわかるじゃねぇかよ、………。

 単純すぎるよ、………。

 そんなつまらない講義なら、まさしく時間の無駄、………。

 やめろよ、……俺、帰るよ、………。」

 

出川哲朗

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……まぁ、確かに、このワードは、そういう意味合いを含んではいますが、

 それだけではなく、その他にも、結構重要な意味を持っているんです。

 これから、その事について詳しく話を、………。」

 

木村拓哉

「そうか、……じゃぁ、早くやれよ、………。」

 

カツ丼小僧

「はい。………やらせて頂きます、………。」

 

木村拓哉

「いいから、早くやれって、………。」

 

カツ丼小僧

「……………。」

 

木村拓哉

「……………。」

 

出川哲朗

「ぶ、ぶ、……ぶっとばすぞっ、……て、てめぇっ、………。」

 

木村拓哉

「え、………? 」

 

出川哲朗

「い、いえ、……何でもありません、………。すいません、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「長谷川先生は、偏財を、operation という英単語に置き換えています。

 operation とは「作戦・操作」などという意味なんですが、………。

 

 すいません、………実は、ちょっと記憶があやふやなんです、………。」

 

一同

「え、………? 」

 

カツ丼小僧

「つまり、「偏財」を表す英単語の事なんですが、………

 その頭文字が「O」というのは、はっきり記憶にあるんですが、

 今、スマホで、opertion の意味を調べたら、

 本当に、この単語でよかったのか、どうか、………。

 

 ちょっと自信が無くなってきたんです、………。

 いや、確か、operation でよかったと思うんですが、………。

 もしかしたら、occasion (場合) だったかもしれない、………。

 

 今、長谷川先生の本が、手元にありませんので、確認できません。

 本当に申し訳ないんですが、皆さん、是非、長谷川博一さんの占い本を

 ネットで購入して、独自に確認してもらえたらと、思います。

 すいません、………。」

 

木村拓哉

「ふん、………。

 あんた、よくそんなんで、占いの講義なんて偉そうにやってるもんだ、………。

 下調べも、キチンとやってないのかよ、………。

 呆れて物も言えないよ、………。

 

 もし芸能界で、そんな不始末あったら、即刻、干されちゃうよ、………。

 きのう、あれだけ偉そうに、堀之内さんに説教垂れといて、………。

 その体たらくは、一体、何、? 」

 

出川哲朗

「そ、そんなら、て、てめぇはなんだっ、………

 SMAP の仲間から、のけものにされたくせにっ、………。」

 

木村拓哉

「なにっ、………? 」

 

出川哲朗

「あ、……い、いえ、……すいません、………。」

 

カツ丼小僧

「こほん、……で、では、気を取り直して、続けます、………。

 

 operation の年と月が巡ってくると、人は、何かと楽観的な気分となり、

 色々と行動を起こして見たくなります、………。

 

 あ、あれ、……? 楽観的、……?

 も、もしかしたら、optimism かもしれないな、………?

 どうなんだ、? ……くそっ、……記憶があいまいだ、………。 」

 

木村拓哉

「あんた、いつも人の本にばかり頼っていて、

 自分で考える事をしないからだよ、………まったく、……情けねぇなぁ、………。」

 

カツ丼小僧

「へいへい、……すいません、すいません、………。

 ごもっとも、ごもっとも、………さすが、天下のキムタクさん、………。

 キムタクさんにゃ、敵いませんよ、……… へー、へー、」

 

木村拓哉

「いや、…… へー、へー、じゃなくてさ、………。」

 

カツ丼小僧

「……………。」

 

木村拓哉

「……………。」

 

 

出川哲朗

「……………。 ぎゃはははははっ。……んがっ。」

 

カツ丼小僧

「それでは、仕切り直して、始めます、………。

 それにしても、脱線してるって訳でもないんだろうけど、

 中々、話が先へと進まないなぁ、………。どうしよう、………。」

 

木村拓哉

「全て、あんたの不手際だろう、……… 」

 

カツ丼小僧

「……………。」

 

木村拓哉

「……………。」

 

 

犬塚弘

「♪はい、それ~~、ま~~で~~よ~~。」

 

カツ丼小僧

「……………。

 operation、もしくは、occasion、もしくは、optimism、の

 年や月が巡ってくると、人は、何かと楽観的で陽気になって、伸縮性が出ます。

 そして色々と行動をおこして見たくなります、………。

 対人関係もうまくこなせて、ウキウキとして行動が活発になります。

 

 口八丁、手八丁といった感じで、流暢になり、行動範囲も広がり、

 積極性も増すので、こういう時期は、友人が増えます。

 自然と機智に富んだジョークなんかも、口から出やすくなります。

 積極的に出るのが吉。うまく活用して行きましょう、………。 」

 

木村拓哉

「う~~~ん、………

 確かに、こういう事だったら、

 あんたの言う通り、「偏財」を意味する英単語が、

 operation だか、occasion だか、optimism なんだか、

 ちょっと分かりづらいな、………。

 

 それに、最初に俺が思っていたような、単純な解釈じゃなかった、………。

 さっきは悪かったな、……… 謝るよ、………。 」

 

カツ丼小僧

「そうですか、………。

 ありがとうございます、………。

 天下のキムタクさんに、頭を下げられるなんて、恐縮です、………。

 私の方こそ、先程は御無礼を致しまして、………。」

 

出川哲朗

「おいっ、……つまんねぇ~~~ぞっ、………。

 もっと、ケンカしろっ、……ケンカっ、………。ぎゃはははははっ。」

 

デヴィ夫人

「あなた、もう、いい加減になさい、………。」

 

近藤真彦

「♪いいかげんでいいんだ~~よ。」

 

カツ丼小僧

「え~~、それでは次に、「正財」に参ります、………。

 長谷川先生は、「正財」を、英単語で、money と置き換えています、………。」

 

出川哲朗

「ぎゃはははははっ、………。

 た、単純すぎて、つっまんねぇっ、………

 それって、あったりまえの、単語じゃね~~~かよっ、………。

 アッタマ、よぇ~~んじゃねぇのっ、……? 

 ルー大柴なんじゃねぇの、? そいつっ、……… 」

 

近藤真彦

「♪いいかげんに、しっ、ろっ、よっ、………。」

 

カツ丼小僧

「money の年と月が巡ってくると、人は、……… 」

 

 

   カツ丼小僧が、そこまで喋り始めた時だった、………

   部屋の襖が、ガラリと開いて、3人の男たちがニコヤカな笑みをたたえて

   中に入って来た、………。

   ちょっと見慣れない顔だったので、

   一同の中では、その男たちの正体に気づいた者は、少なかった、………。

 

   しかし、3者は、知る人ぞ知る、大金持ちの化身であり、

   投資のプロフェッショナルであったのだ、………。

 

   

   1人は、ロバート・キヨサキ、………。

   そう、……あの『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者である。

   本は世界中でベストセラーとなり、アメリカの金持ち哲学をといた。

   有名な、アメリカの投資家、実業家、作家、時折金融コメンテーター、

   である。日系4世。

   2012年には会社が倒産し、「金持ち倒産」などと揶揄されたが、

   自分の資産には傷がつかなかったようだ。

   ただ、『金持ち父さん』の実在性を否定する声も多い。

   

   

   もう1人は、山田真哉、………。

   『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社)の著者で、

   その著には、財務諸表をはじめ、会計学の大切さを初心者にわかりやすく

   書かれている。日本の公認会計士、税理士、作家である。

   FX のレバレッジ(テコの原理)で、財産の多くを失ったが、

   どうせ副業のあぶく銭で稼いだ金だからと、あまり気にしていない様子である。

   兵庫県神戸市出身。誠実そうで、笑顔がとてもさわやかな男である。

 

   

   そして、最後の1人は、超大物カリスマ、

   ウォーレン・バフェット、だった、………。 

   2017年の調査では、彼の純資産は、

   843億アメリカ合衆国億ドルとも言われている、………。

 

   アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家、慈善活動家、………。

   世界最大の投資特株会社である、バークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、

   同社の会長兼CEOを務める。大統領自由勲章を受章している。

 

 

   「おお~~~~~~~~~っ、」

   一同は、鎌かけるのスピーチ説明により、

   ようやく、この男たちの正体に気づき、感嘆の声を上げた、………。

   皆が、彼らを憧れと羨望の眼差しで見つめていた、………。

 

 

ロバート・キヨサキ

「『金持ち父さん 貧乏父さん』の、ロバート・キヨサキです。

 お金や投資に関する話、ボク、大好きなのよ、………

 僕の経験が、皆さんのお役に立てたらと思い、今日はやって参りました。

 ヨロシク~~~~。」

 

山田真哉

「『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーになった、山田真哉です。

 皆さんは、財務諸表に興味がおありですか、………?

 会計や簿記って、とっても面白いものですよ、………。

 みんなと共に、語り合いたいな、………よろしく~~~~。」

 

ウォーレン・バフェット

「ワハハハハハ、………

 イワズトシレタ、チョーオオモノ、ウォーレン・バフェット、デス。

 ワタシ、トウシノセカイデ、ダイセイコウシマシタ、………

 セカイデモ、ナダタルホドノカネモチデス、………。

 

 ♪カ~~ネガ、ホシイカ、ソラ、ヤラナイ、………

 ワハハハハハ、……… ヨロシク~~~。」

 

 

カツ丼小僧

「皆さん、お忙しい所を来て頂き、どうも、ありがとう、………。

 でも、悲しい事に、ここで時間となりました、………。

 次回、ゆっくり、話を聞かせてもらいましょう、………。」

 

ロバート・キヨサキ山田真哉ウォーレン・バフェット

「あらら、………。」