カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 608

カツ丼小僧

「それでは、今日こそは、さっそくのそく、………

 そくのそく、……占いの話に入ります、………。」

 

堀江貴文

「だから、それがダメなんだよ、………

 早く始めなよ、………。」

 

今井メロ

「ね、ね、……菜々緒さん、聞いて、………

 私、今度の整形場所はね、肛門にしようと思ってるの、………。」

 

菜々緒

「えぇ~~~~っ、……???!!! 

 あんた、そ、そんなとこ、整形してどうすんのよ、………? 」

 

今井メロ

「ふふふ、……もっと、いろんなバリエーションの、ウ○コを、……… 」

 

カツ丼小僧

「も、もう、やめてください、………。

 いつも、それだ、………

 今日こそは、すんなりと占いの話に入ります、………。

 皆さん、昨日の英単語の意味を、推測する事が出来ましたか、………? 」

 

一同

「はぁ~~~い、……なんとなく、………。」

 

カツ丼小僧

「では、一つ一つ、見て行きましょう、………。

 

 まずは、「比肩」ですが、

 長谷川先生は、これを「selfish」と置き換えています、………。

 

 selfish とは、本来「利己的」を意味する英単語ですが、

 selfish の年や月が巡って来た時、人は、何事にも積極的になり、

 溌剌として健康的な気分となります。

 何事の意欲にも旺盛となり、自信が湧いてくる時期です。

 

 体の調子がいいので、若い人なら、駅の階段なども、

 勢いよく、タッタッタッ、と、駆け上ってしまいたくなるくらいです。

 とにかく、前へ、前へと進みたくなるんです。

 ただ、自己主張などが強くなりすぎて、他人と意見のくいちがいなどで、

 衝突してしまう事なども起り易いので、注意が必要です、………。

 

 今年は干支が「丁酉」です。つまり、年干は「丁(ひのと)」ですから、

 生まれ日の日干が「丁」の人が、「比肩(selfish)」の年になりますね。

 それで、来年は「戊戌」なので、生まれ日の日干が「戊」の人が、

 「比肩(selfish)」の時期になります、………。 

 

 ただ、前にも言いましたが、

 暦における年の区切りは、1月1日ではなく、毎年、2月5日前後ですので、

 注意してください、………。

 つまり、来年の2月5日ぐらいまではまだ、

 丁の人は、元気な「比肩(selfish)」の年、という事に、なりますね、………。 」

 

アントニオ猪木

「わははははは、………。

 それじゃぁ私のような、体を動かす

 スポーツ選手にとっては、最良の年、ダァァ~~~~~~~ッ、」

 

市川海老蔵

「猪木さんは、いつだって威勢が良すぎますよ、………。

 それ以上、威勢が良すぎてどうするんです、………。 

 人間国宝になっちゃいますよ、………。ふふふ、………。」

 

アントニオ猪木

「お、お前、……しんみりとした、いい事言ってくれるなぁ、………。

 どうしちゃったのよ、………俺、感動しちゃったな、………。 

 お前から、そんな殊勝な事を言われるなんて、………

 

 海老蔵さんっ、……… 元気ですかぁぁ~~~~~~~っ、??? 」

 

市川海老蔵

「うん、………。元気、……… 」

 

小林麻耶

「海老蔵さん、麻央がいなくなってから、

 随分大人しい性格になっちゃったわね、………

 ちょっと寂しいわ、………

 また、元の、やんちゃで威勢のいい、海老蔵さんに戻ってくれたら、………。」

 

三田村邦彦

「ああいうのって、やんちゃって、言うんですかねぇ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「本当なら、海老蔵さんは、今年が「比肩(selfish)」の年だったんですが、

 さすがに、ちょっと、………。

 元気を出せ、という方が無理かもしれません、………。 」

 

市川海老蔵

「うん、………。無理、……… 」

 

ジミー大西

「で、でも、………そ、そ、そういう年なら、

 セ、セックスなんかも、ドーーーンと一発、ってな感じの、

 激しい奴が、出来るのかなぁ、………。うひひ、………。」

 

明石家さんま

「あ、あんた、………一体、な、何を考えておりまんのや、? 

 ヒィーーーーッ、ヒィーーーーッ、」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですよ、………。

 selfish の年や月は、精力剤すらも、必要ないんじゃないですかね、………。

 いや、まぁ、冗談ですが、それくらい「比肩(selfish)」が回って来た、

 年や月というのは、前向きな気分で、威勢のいい時期です、………。

 皆さんも、うまく活用してください、………。」

 

松坂慶子

「比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬、と、………

 全部で、10ありますから、10年ごと、10ヵ月ごとの、サイクルですね、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうです、………。

 季節の移り変わりのように、10年に1度、10ヵ月に1度、で巡って来て、

 また、元に戻るという事です、………よく頭に入れておいてください、………。

 

 それでは、次に参りましょう、………。

 

 え~~、「劫財」ですが、

 長谷川先生は、これを「waste」と、置き換えています、………。

 

 まぁ「浪費」をあらわす英単語なんですが、

 waste の年や月が巡って来た時、人は、何かと頭や体が疲れやすくなり、

 金銭などでも、多額で無駄な出費が多くなったりします。

 

 周囲に振り回されて、何もかもが思うようにならず、

 頭がイライラとして、感情的な気分になってくるんです、………。

 俗にいう、「骨折り損のくたびれもうけ」という奴ですね、………。

 

 自分の利益には、まったくならないことで、他人のために東奔西走したあげく、

 結局、その人間にも裏切られてしまったとかね、………。

 まさしく「泣きっ面にハチ」という、最悪のケースも、起こり得ます、………。

 

 つまりね、先程の、selfish の時期とは、逆のようになるんですが、

 この時期は、不調なりにも、それなりの自己主張などは、したくなる時期で、

 大人しく、家の中に引っ込んでいる、というようにはなりません、………。

 

 それが、運勢といったものの、不可思議な所なんですが、

 必ず身の回りに、自分の神経を逆なでさせるような、

 不快な出来事が湧き起こり、それを避けて通る事は出来ません。

 

 親しい人に裏切られ、神経が過敏となり、傷つきやすくなる時期でもありますので、

 皆さん、くれぐれも客観性を保ちながら、慎重に行動するようにしてください。」

 

中畑清

「そ、……それって、とどのつまり、最悪の時期ってことじゃないですか、………?

 も、もしかして、その、waste の時期ってのは、

 全10サイクルの中で、一番不幸な時なんですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえ、………

 この時期に匹敵するような辛い時期というのは、

 まだ他にも、いくらかはあります、………。

 ただ、金銭的な損失・損害は、やはり、このサイクルが一番かな、………? 」

 

中畑清

「わ、私の、現役時代や、監督時代は、どうだったんだろう、………?

 毎年、見栄を張って、絶好調、絶好調って、天に向かって叫んでたけど、………。

 今、思い起こしてみれば、不調な時期も多かったんだ、………。

 

 なんだか自分の運勢サイクルを、急に知りたくなってきたな、………

 よし、……後で、家に帰ったら、さっそく確かめてみよう、………。」

 

掛布雅之

「わ、……私は、………私は、……あ、……あわ、あわわわわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「どうしたんです、……掛布さん、………? 

 随分と、顔色が悪いですよ、……… 」

 

掛布雅之

「い、いや、……も、もしかしたら、………

 ひょ、ひょっとして、ひょっとしたら、………

 いやいや、………ひょっとしなくても、………

 私が、副業のお好み焼き屋の事業に失敗して、多大な借金を背負ったのも、

 こ、この悪い、運命サイクルの波に巻き込まれたせいなんじゃないかと、………。 

 あ、あわ、わ、わ、わ、………あわわわわわわわ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 その可能性は、十分ありますよ、………。

 後で、家に帰って、お調べになってみたらどうなんです、………? 」

 

掛布雅之

「い、今、……私には、その帰る家すらも、ないんですね、………。

 差し押さえられまして、………ええ、……はい、……。」

 

一同

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ほ、本当ですか、………?

 天下のミスタータイガースさんが、………? ご冗談を、………。」

 

掛布雅之

「ええ、……はい、……もちろん、冗談です、………

 今は、なんとか息を吹き返しまして、持ちこたえています、………。

 阪神の二軍監督は、解雇となりましたが、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

掛布雅之

「でも、皆さん、………

 人生、何かと波乱万丈の方が、

 おもしろいんじゃないかと思いますがねぇ、………。」

 

松井秀喜

「僕が差し上げた、サイン入りバットも、借金返済のために、

 売っちゃったんでしょう、………なんか、悲しいなぁ、………。」

 

掛布雅之

「すいません、………。

 確かに、そんな事もありました、………。

 でも、背に腹は、変えられません、………。

 

 そ、そうだ、松井君、………、

 今度また、大いに持ち直して、お好み焼きやを再開業したら、

 真っ先に、松井君に連絡しますんで、是非、食べに来てください、………。

 腹一杯になるまで、奢りますよ、………。 」

 

松井秀喜

「……………。」

 

 

カツ丼小僧

「はい、………。

 それでは、今日は、時間がやって参りましたので、これで終了です、………。

 次回は、「食神(light hearted)」と「傷官(technique)」です、………。

 

 皆さんも、自分の運勢リズムをよく知って、

 決して、誤った人生を歩まぬように、注意して生きてください、………。 

 

 皆さん、サヨーナラ、………グッ、ナァ~~~~~~イッ、……… 」

 

一同

「グッ、ナァ~~~~~~~イッ、」

 

 

掛布雅之

「人生、………

 お金だけが、全てではないと思うんですがね、………。」

 

一同

「ええ、………はい、……… 」