カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 605

一同

「…………………………。」

 

野村克也

「…………………………。」

 

カツ丼小僧

「訃報が入りました、………。

 サッチーの愛称で親しまれ、野村克也さんの妻であった、

 野村沙知代さんが、昨日(8日)の夕方、4時9分に、都内の病院で、

 お亡くなりになりました、………。享年85。

 

 関係者の話によりますと、死因は虚血性心不全だそうです、………。

 野村沙知代さんのご冥福を、お祈り致します、………。」

 

江本孟紀

「監督、………。」

 

一同

「野村さん、………。」

 

野村克也

「いい妻やった、………。

 1日前までは、元気やったのに、………。

 人間の一生なんて、あっけないもんや、………。 」

 

カツ丼小僧

「沙知代さんには、この座談会にも、度々、出席して頂きました、………。

 僕も、本当に悲しい、………。

 浅香光代さんとのバトルや、脱税問題などで、

 色々と世間を賑わせてくれましたが、今となっては、それも、………。 」

 

野村克也

「うん、………

 ワシ、今日はもう、何もしゃべりとうない、………。

 やっぱり退席させてもらうわ、………。 」

 

 

   野村克也は、重そうに立ち上がると、ゆっくりと襖を開けて、

   部屋から出て行った、………。

 

 

一同

「…………………………。」

 

カツ丼小僧

「まぁまぁ、皆さん、………

 あんまり、しんみりしてても、しょうがありません、………。

 破天荒な人生を送った、沙知代さんの死に似つかわしくない、………。

 

 それに、僕の考えと致しましては、

 「死」というのは、ただ今回の人生が終わった、というだけの事に過ぎません。

 沙知代さんは、新たな人生に向けて、旅立って行ったのです、………。

 無限回の生まれ変わりです、………。

 

 スポーツ新聞の見出しにも、大きく書かれていました、………。

 「サッチー旅立つ」と、………。  」

 

一同

「…………………………。

 

 ………うふっ、………うふふふっ、………。

 うふっ、うふっ、………わははははは、………わはわは、わはははははは。」

 

筒井康隆

「わはっ、………。」

 

田原俊彦

「あはははははっ、………。 あはははははははははははははっ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうです、そうです、………

 気を取り直して、今日も占いの話を進めて行きましょう、」

 

小倉智昭

「でも、お前、………

 そんな事、言っちゃったら、身もふたもないと思うよ、………。

 やっぱり、人の死というのは悲しいものだと思うよ、………。

 特に、情報番組の司会者としては、………。」

 

菊川怜

「そうねっ、………。」

 

カツ丼小僧

「おやおや、……小倉さん、………

 少なからず、沙知代さんとは、敵対関係にあったんじゃないんですか、………?

 内心、亡くなって、ホッとしているのかと思いましたら、………。」

 

小倉智昭

「バカっ、お前、変な事言うんじゃないよっ、………。

 それとこれとは、話が別、………。

 あの時の事に関しては、俺にもいけない所があったと、今では反省している。」

 

カツ丼小僧

「あの時の事って、………?

 ああ、……あの、サッチーコンサートの声援者を、

 「サクラ」と言って、茶化したことですか、………?

 それが、野村さんの逆鱗に触れて、………。 ふふふ、………。」

 

小倉智昭

「…………………………。

 

 おまえ、よく、そんな、どうでもいいような昔の事なんか、覚えてるなぁ、………。

 それに、お前にとって、まったくの他人事だろう、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……ボク、野次馬精神旺盛な上に、

 タレントのゴシップ話なんかが、大好きでしてね、………

 若い頃はテレビで、ワイドショー番組ばかり、観ていたんですよ、………。

 

 あと、スポーツ新聞での、芸能人に関する与太話、

 井戸端会議のような記事も大好きでして、………。

 

 30代の頃なんか、喫茶店に1時間ぐらい入り浸って、

 「東スポ」や「日刊ゲンダイ」「夕刊フジ」等の、芸能記事を読むのを

 日課としていた時期があったぐらいなんです、………。

 数年以上、やってましたかねぇ、………。」

 

小倉智昭

「ふぅ~~~ん、………

 お前が、のんびり喫茶店の椅子に座って、

 コーヒーを啜りながら、喜色満面、薄ら笑いを浮かべながら、

 スポーツ紙を読んでいる光景が、ハッキリと目に浮かんでくるよ、………。

 低レベルな品性が疑われるよ、………。」

 

梅津弥英子

「まぁまぁ、小倉さん、………。

 私たちだって、こういう仕事をやっているんですから、………。

 その事に関しては、あまり、………。 」

 

笠井信輔

「わははははは、………。

 私たちは常に品のある、高レベルな情報番組の提供を、目指しております、………。」

 

タモリ

「そ、それって、偽善ですよ、………。」

 

草野仁

「ええ、……そうですね、………確かに、………。

 私も以前、ワイドショー番組の司会者をやっていた事がありましたんで、

 よくわかるんですが、そういう批判の声というのは、よく局の方に寄せられました。

 自分たちだけ、いい子になって、社会の木鐸(ぼくたく)ヅラするなと、………。」

 

カツ丼小僧

「僕が、今、立派な一人前の、有名人座談会の司会者になれたのも、

 みんな、小倉さんや草野さんの番組によるおかげです、………。

 あと個人的に、東大卒の美人アナ、佐々木恭子さんも大好きでした、………

 皆さんには、どんなに感謝しても、し過ぎる事はありません、………。

 若き日の、素晴らしき思い出とともに、………。ああ、………。」

 

小倉智昭

「……………。」

 

笠井信輔

「……………。」

 

佐々木恭子

「……………。」

 

草野仁

「ええ、……そうですね、………。」

 

渡邉恒雄

「わははははは、………。カツ丼君、………。

 今の言葉、………ワシゃぁ、大いに気に入ったぞ、………。

 だから、ワシゃぁ君が好きなんじゃ、………。

 

 これで、読売は、もう全て君のもんじゃ、………。

 ためらいなく君に譲って、ワシも安心して、引退する事が出来る、………。

 ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、………。」

 

カツ丼小僧

「ありがとうございますっ、………長老っ、………。

 必ずや、あなたの後を引き継いで、読売の独裁者になってみせますっ、………。

 そして、僕のおかまは、あなたに献上します、………。

 是非、今度、僕のおかまを、長老のイチモツで、めいっぱい掘り起こしてください。

 ファイトーーーッ、 ! ! ! イッパァァ~~~~~~~ツッ、! ! ! 」

 

小野寺麻衣

「あっはぁぁ~~~~んっ、………♡♡♡。

 ダ、ダメよぉぉ~~~~~~~~っ、

 長老様のイチモツは、私のモノ~~~~~~~っ、………。

 

 長老様~~~~~~~っ、

 掘るなら、私のおかまを掘ってぇぇ~~~~~~~っ、

 あっはぁぁ~~~~~~ん、っ、っ、っ、………。♡♡♡。」

 

一同

「わははははは。

 いいぞ~~~~~っ、麻衣っ、………。」

 

渡邉恒雄

「ほっほっほっほっ、………

 麻衣、……お前は、なんて、可愛い事を言う奴なんじゃ、………

 でも、「おかま」というのはだな、………

 男の肛門に対して使う、俗な隠語なんじゃ、………。

 

 女の肛門はじゃな、………おかまとは言わん、………。

 「菊花」じゃ、………ふぉ、ふぉ、ふぉ、……… 

 あっ、………入れ歯が落ちた、………。 ふほふひゃふほ、………。ほごほご。」

 

明石家さんま

「ヒィーーーーッ、ヒィーーーーッ、……… 」

 

関根勤

「アハハ~~~アハハハハ、アハハハハ、………ハハハハハ、…………。」

 

志茂田景樹

「ぬほ、はひほひ、………。 」

 

デヴィ夫人

「ちょ、……ちょっと、ちょっと、……あなたたち、………

 さっきから、寄り道ばかりしてないで、………

 そろそろ占いの話にいかないと、時間が無くなっちゃうわよ、………。」

 

カツ丼小僧

「わははははは。

 デヴィ夫人、………今日は、もういいでしょう、………。

 なんだか、皆、宴会ムードになって来ちゃった、………。

 ここまで来て、占いなんてかしこまった話なんか、出来ませんよ、………

 今日は無礼講という事にして、ドンチャン騒ぎにしましょうよ、………。」

 

デヴィ夫人

「まぁ~~~~~っ、あなたって、

 そんな、いい加減な人だったんですか、………? 

 軽蔑に値しますね、………。叶・肉欲姉妹にも、劣ります、………。」

 

近藤真彦

「♪いいかげんでいいんだよ、いいかげんにしろよ、

 ♪いいかげんが好きさ、いいかげんじゃダメさ、 」

 

カツ丼小僧

「もとはといえば、沙知代の奴が悪いんですよ、………

 こんなタイミングの悪い時に、逝っちゃうから、………。

 みんな、あいつが悪いんです、………

 文句があるなら、あいつに言ってくださいよ、………ウィ~~~~、」

 

デヴィ夫人

「まぁ~~~、あなた、酔ってらっしゃるのね、………

 でも、いくら酔っているからって、

 言っていい事と、いけないことぐらいの判断は、………。」

 

近藤真彦

「♪いいかげんでいいんだよ、いいかげんにしろよ、

 ♪いいかげんが好きさ、いいかげんじゃダメさ、 」

 

カツ丼小僧

「ふん、………。

 アンタこそ、人の性格の批判なんて、出来る義理じゃねぇだろう、………。

 あんた、シラフだって、そんな性格じゃねぇかよ、………。

 

 それに、サッチー・ミッチー騒動の時、………

 あんたが、浅香光代と一緒になって、散々、サッチーの事を罵倒してたの、

 俺、ちゃぁぁ~~~~~んと、覚えてるんだぜ、………。」

 

デヴィ夫人

「う、………。」

 

近藤真彦

「♪いいかげんでいいんだよ、いいかげんにしろよ、

 ♪いいかげんが好きさ、いいかげんじゃダメさ、 」

 

カツ丼小僧

「ふん、………

 まったく、人間なんて、いいかげんなもんだ、………。

 テレビ・メディアで、あれだけ人を罵倒しておきながら、

 死んだ時だけ、殊勝な顔しやがって、………

 

 あの、浅香光代ってババアも、そうなんだけどさ、………。

 鬼畜にも劣る行為だよ、………。

 気持ち悪くって、ヘドがでらぁ、………。 」

 

デヴィ夫人

「……………。」

 

近藤真彦

「♪いいかげんでいいんだよ、いいかげんにしろよ、

 ♪いいかげんが好きさ、いいかげんじゃ、ダ・メ・さっ、! ! ! 」

 

 

   その瞬間、カツ丼小僧は、いきなり、厳しい顔で立ち上がり、

   酔ってドンチャン騒ぎをしていた、場内の者たちに命令を下した、………。

 

 

カツ丼小僧

「皆の者っ、………

 今日は、野村沙知代さんへの、弔いだっ、………。

 今から皆で、デヴィ夫人を素っ裸にして、おかま堀りの刑にかけよっ、………。

 絶頂にいかせた者には、賞金、100万円を進呈するっ、………。」

 

 

   男たちは、目を血走らせ、一斉にデヴィ夫人に襲い掛かった、………。