カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 591

カツ丼小僧

「はい、それでは、お待ちかね、………

 世にも奇妙な物語、………でも、僕にとっては、当たり前田のコンコンチキ、………

 「この世の真理」を語る、お時間がやってまいりました、………

 

 この世の真理を把握する事で、今後の皆さんの人生が、より一層好転し、

 実りのあるものに変わって行くものと、確信しております、………。

 いえいえ、……高額な謝礼など頂くつもりは、毛頭ございません、………

 あくまで、僕の愛と奉仕の精神に基づくものでして、……… 」

 

いしかわじゅん

「あんた、超能力の方は、どうなったのよ、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえ、……まだです、………

 まだ、身に付いておりません、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~っ、???!!! まだぁ~~~~っ、………?

 約束の期日まで、あと2週間ですよ、……… 」

 

いしかわじゅん

「こんな話より、そっちの方が、よっぽど重要だと思うけど、………。

 論より証拠、………実際、目に見えて、ハッキリしたものがいいな、……… 」

 

カツ丼小僧

「はいはい、……いしかわ、さまさまっ、………

 仰せの通りで、ございます、……… 

 

 でも、いしかわさま、………

 確かに僕の話には、一切証拠になるようなものは、ありませんが、

 このような内容の話に、科学的な根拠や論拠を出せ、と言う方が

 土台、無茶な話でございますよ、………。というか、あり得ません、………。

 

 ただ僕は、空想上のホラ話をしている訳では、ありません、……… 

 神と密接なコンタクトを取りながら、長年、推測して来た事を、

 ここで喋っているんです、……… 」

 

いしかわじゅん

「わははははは、………。

 いいから、いいから、………わかった、わかった、………

 早く、話を進めろよ、………。

 今日は、何だっけ、………? エネルギー保存の法則か、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうです、………

 この世の真理、………神や神秘とは、相反するようですが、………

 でも、今までも、散々説明して来ました、………。

 

 長年、本気で思い続けて来た事が、

 いずれは自分の目の前に、現実の物として現れて来て、

 しかも、それは考え続けて来た総量分と同じ、……… 」

 

所ジョージ

「あっ、………

 それが、あんたの言う「エネルギー保存の法則」ですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「本当の物理学で言えば、物に力を加えた分だけ、その物体が動く、………

 その力の力量と、動力は等しい物である、という事なんですが、………

 それ以前に、もっと根本的な疑問があって、………

 自力で自分の体が動くというのは、どういう訳なんでしょうね、………?

 物理で解明できるのか、………? 

 

 一体、どこから力が加わって、動いているのか、………?

 他人に動かしてもらうでもなく、………

 腹筋や筋肉、………?

 それは、自分の内なる「意志の力」では、ないでしょうか、………? 」 

 

柴門ふみ

「脳からの指令でしょう、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、………そうなんですが、………

 では、その「脳の指令」というものは、

 どこからやって来て、どうやって湧き上がるのでしょうか、? 」

 

柴門ふみ

「そんな事言ったら、何から何まで、

 追及して行かなきゃならないじゃない、……… 」

 

カツ丼小僧

「ね、……そうでしょう、………?

 人間は、大体、そこらで思考停止して、自ら納得してしまうんですよ、………。

 「これ以上、考えたってしょうがない、………無意味だって、……… 」

 

 本当は、それが何よりも不思議な事なんですが、

 神が、人間の頭の中まで支配しているのだから、しょうがない、………

 もう、それ以上の事は、考えないようにさせられているんです、……… 」

 

所ジョージ

「体にいいものを食ったら、その分だけ、いい考えが浮かんで来て、

 力も湧いてくる、………それでいいんじゃないの、?

 それこそ、エネルギー保存の法則だよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「でも、どんなに栄養のあるものを食べても、

 あまり、頭が働かない人だっていますよ、………人によって、違ってきます、……… 」

 

所ジョージ

「そりゃぁ、そうですよ、………

 古びたポンコツ車に、どんなにガソリンを入れても、

 そんなに性能が良くなる訳ないじゃない、………

 こういうのは、全て、生まれ持ってのもので、

 人は、それを「才能」と呼んでいるんです、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうですよ、………

 人は、車以上に千差万別、………

 生まれながらにして、皆、人それぞれ違うんですよ、………。

 こういう事を考えると、念動力(サイコキネシス)や

 自身が空を飛ぶことの実在性を、肯定できそうな気もするんですが、……… 」

 

岡田斗司夫

「わははははは。

 自動運転車、……という奴ですか、………。

 近い未来は、そういう車ばっかりになるそうですけど、………

 近頃のタクシーの運転手さん、もうヒヤヒヤしていますよ、………

 

 でも、なんか漫画みたいですね、………

 あまり言うと怒られそうなので、もうこれ以上言わないけど、………。

 ………ていうか、こんなものに、いちいち論評もしない、……… 」

 

カツ丼小僧

「いつも言っていますが、この世に存在するもの、皆、全て、神が造り上げた物で、

 近年の、その自動運転の車も、もちろん、そうです、………。

 本当は神は、いわゆる魔法使いですから、もっと凄い物を

 今すぐにでも造ろうと思えば、どんなものでも、何だって造れるんですが、

 物事には何事も「順序」というものがあって、

 そういうものは、人間の成長や時代の流れに沿って、少しずつ変わっていくんです。

 

 ただ現在は、人類史上かつてなかったぐらい、時代の進展の速度が

 激しい時代です、………。

 この先、どれだけ変わっていくのか、楽しみです、………。 

 ただ、その速度についていけなかったら、どうしよう、………。」

 

所ジョージ

「あんたの人生は、神に守られているんでしょう、………?

 いつも、言ってるじゃない、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕は、極度の心配性なんです、………

 神の加護を信じているけど、すぐに不安感が押し寄せて来て、……… 

 安心と動揺、………その繰り返しの間(はざま)の中で生きてるんです、………。」

 

高見恭子

「うふふっ、………  

 でも、特殊な才能を持った超能力人間だって、いつか現れそうねっ。」

 

多岐川裕美

「いえ、実際、実在したら、ちょっと怖いわよ、………

 今の所は、超能力者なんて、いそうでいて、中々いないじゃない、……… 

 ツチノコなんかも、そうだけど、………噂だけで、見たこと無い、………。

 やはり、実在しないんじゃないかしら、………? 」

 

筒井康隆

「あんた、それ、火田七瀬の言うセリフじゃ、ありませんよ、………。」

 

華子

「とにかく、テレビに出て、ハッキリさせなきゃダメ、………

 隠れていたんじゃ、話にならないわ、………。

 「超能力」に市民権を持たせたかったら、公の場で、

 証明して見せるしか、ないでしょう、………。」

 

多岐川裕美

「たまにいても、インチキみたいなのばっかり、………。

 それでいいのかもしれない、………。

 華子さん、………

 いるかいないかで、楽しんでいるのが一番いいと思うわ、………。」

 

高塚光

「僕のは、インチキでは、ありません、………。」

 

一同の大半

「わははははは。わかってます、……… 」

 

カツ丼小僧

「真実とは、常に隠れた所にあるんです、………

 真実は常に、神によって隠されています、………

 エネルギー保存の法則の方に、話を戻しますが、………

 

 タレントや芸能人などでも、よく、何かの「事件」を起こして、

 「干される」とか「永久追放」などという状態に置かれる人もいますが、

 真実は、その犯した事件などとは、まったく違う所にあるんです、………。」

 

一同

「えっ、……? 」

 

カツ丼小僧

「何故、干されたか、………?

 「干される」だとか「芸能界追放」などと言うのは、

 実は、その芸能人の想念のエネルギー期間が、

 切れてしまったという事なんです、………。

 

 つまりは、乾電池のエネルギーなんかとまったく同じです。

 もちろん「引退」も、そうです、………。

 アイドルタレントの人気は短い、………。

 似たような小粒なアイドルが、大勢出て来ては、すぐに消えて行く、

 雨後の筍(たけのこ)状態の芸能界ですが、

 

 これだって、ほんの一部の人を除いては、元々の想念の力が、

 それだけ薄く、短い物でしかなかったという事なんです、………

 人は、その理由を、「もう齢だから」とか

 「いつまでもアイドルじゃいられないでしょう、」

 などと言う一言で片づけてしまいますが、本当の理由は、そうではなく、

 ほとんど補充されていなかった乾電池が、切れてしまっただけの事なんです。

 

 タレントが仕事を沢山持って、人気を得て来たのは、

 それ以前に本人が、自分のその姿を想念していた期間分だけなんです、………

 その総量がまったく一緒、………。

 

 本来、人気を得て来た時こそ、油断する事無く、自分の未来を

 真剣に見つめて、未来を念じ続けていかねばならないのですが、

 人間とは、中々そうはいかないもので、

 やはり、大きな人気を得てしまうと、安心したり、おごり高ぶってしまうもんです。

 

 今まで溜めてあった、想念のエネルギーが、そこで切れてしまったというだけの

 事であって、「干される」「追放」などの理由となった「事件」とは、

 何も関係ないんです、………。

 そこの所は、いわゆる「神の成せる業」であって、我々人間には、

 分からないようになっているのですが、そこから先、またエネルギーを補充して、

 復活する人もいるでしょうし、そのまま消えてしまう人もいる、という訳です。 」

 

田原俊彦

「じゃ、じゃぁ、僕が一時、芸能界から干されたのも、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうです、………。

 「ビッグ発言」のせいでは、ありません、………。

 そこで、今までの芸能活動のための想念のエネルギーが、切れたんです、………。

 ただ、それだけの事なんです、………。

 

 だって、よく考えてもごらんなさいよ、………。

 あんな、つまらない、取るに足らない理由で、「干される」なんて、

 何かちょっと、不自然じゃないですか、………。

 

 全ては、神の仕組んだトリックなんですが、

 人は、他人の事など、どうでもいいもんですから、

 それ以上、深く考えず、それで納得してしまうんです、………。 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、………

 なぁ~~~~んだ、……そうかぁ、……そうだったのかぁ、………。

 あはははははっ、………。

 でも、今はまた、細々と復活、………。

 昔ほどの人気じゃないけど、………。」

 

イチロー

「あはははははっ、………。」

 

近藤真彦

「そう言えば、アイドルのリア・ディゾンの人気も、あっという間だったね、………。

 出て来た時は、「黒船」だとか、マスコミに大袈裟に騒ぎ立てられたけど、………。」

 

カツ丼小僧

「そうです、………

 あれだって、人気凋落の理由は、「結婚」ではなくて、

 やはり、想念が、それだけのものでしか、なかったという事です、………

 もちろん、早期にいなくなった事が、悪い事と言う訳では、ありません、………。

 本人に、その気がなければ、それで、……… 」

 

木村拓哉

「そうか、………

 それだったら、この前の、安室奈美恵の引退宣言も、

 もう、彼女の想念エネルギーが、そこで切れてしまった、という事なんだな、………。

 他に、どんな理由付けをしようとも、………結局は、………。 

 

 お、俺も、いずれは、………

 い、……いやいや、……そんな事はない、………

 あってたまるか、……… お、俺は、まだまだ続く、………

 ♪せ~~んろは、続く~~~よ、ど~~こま~~~でも~~~~~。

 ホイホイ、………と、くらぁ、………。」

 

都築響一

「キムタク線路は、どこまでも続きます、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

一部の女性ファン

「キムタク~~~~~~~~っ、

 頑張ってぇ~~~~~~~っ、私たち、いつまでも、応援してるわぁ~~~~~っ、」

 

 

カツ丼小僧

「え~~~、それでは、そういう事でございまして、

 今日の座談会は、これで終了ということになります、………。

 

 皆さん、これからも、個々人、エネルギーを切らさないように、

 しぶとく、充電していってください、………。

 

 グースカ、気分よく眠る事も、また重要です、………

 寝ている時間も、いい夢を見ながら、未来を想念し続けていってください、………。

 

 それでは、グッナイト、………。」

 

 

一同

「グッ、ナァァ~~~~~~~~イッ、……… 」