カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 590

カツ丼小僧

「え~~~、今日の話は、

 他人を羨んだり、妬んだりすることは、決してさもしいことではなく、

 むしろ、自分の人生を好転させることにもなり得るんだという事を、……… 」

 

早見優

「ちょっと、カツ丼小僧さん、………

 先に一言、断っておきますけど、

 私たち、別に巨乳の人を羨んでなんかいないわよ、………。」

 

松本伊代

「そうよ、そうよ、………

 あんなもの、ただ重たくて、体の動きの邪魔になるだけじゃない、………。

 年をとったら、肩が凝って、苦労するだけですよ、………。」

 

綾瀬はるか

「え~~~っ、? そ、そうなんですかぁ、………?

 そんな話、初めて聞きました、………。あり得ないよ~~~~、………。

 乳が大きいと自信になるよ~~~~。へへ~~~~んっ、………。」

 

松本伊代早見優

「くっ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、すいません、すいません、………

 別に、優さんや伊代さんを侮辱するつもりで言ったんじゃありません。

 ただ司会者としては、こういうふうに持っていった方が、

 話を進めやすいもんで、………。わははははは。

 許してチョンマゲ、………わははははは。」

 

松本伊代早見優

「な、何を笑いながら、喋ってるんですっ、 ! ! ! 

 くっ、悔しいっ、………。」

 

甲斐まり恵

「司会者、………真面目に、この世の真理の話を進めてください、………。

 乳の大きさなんて、この際、どうだっていいでしょう、………。」

 

カツ丼小僧

「はい、………。」

 

松本伊代早見優

「また、イヤミな巨乳女が、………

 この座談会、そういうのばっかり、………。下劣ね、………。」

 

岩下志麻

「う~~~ん、……カツ丼小僧さん、………

 あなたの、今までの話からすると、つまりは、………

 

 この世に「因果応報」「プラマーゼロ」の法則が存在する限り、

 他人を羨ましく思った分だけ、自分も他人から羨ましく思われる、………

 ………という訳ね、………。」

 

カツ丼小僧

「さすが、志麻姐さん、……その通りです、………。

 実は嫉妬深い人ほど、他人から嫉妬されやすいんです、………。」

 

松本伊代早見優

「だから、違うって、………。」

 

カツ丼小僧

「僕や、他の男たち、……いやいや、女性でもいいんですが、

 実際、雑誌の有名な、かわいい子のグラビアアイドルなんかを見ても、

 「可愛いなぁ~~~、」「一度、付き合ってみたいなぁ~~~、」

 「抱いてみたいなぁ~~~、」とは、思うけど、嫉妬心は起きないでしょう、………。

 まぁ、彼女らの知人や近辺に居る人は、多少なりとも嫉妬するんでしょうが、………。

 

 何故だと思いますか、………

 それは、彼女たちの殆どが、まだ若くて、性格も素直であっさりしているので、

 他人を羨んだり妬んだりする事が、あまりないからです、………。

 もちろん、齢を取るに従い、

 そういうものは少しずつでも、増幅してくるとは思いますが、………。

 その分は、いずれ、………。」

 

松田聖子

「私や明菜ちゃんは、アイドル時代、トシちゃんやマッチのファンから、

 散々な妬みを受け、脅迫の手紙なども受け取りました、………怖かったです、……… 」

 

河合奈保子

「そうなんですか、?

 私は、そんな事、何もありませんでしたけど、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………

 同じアイドルにしたって、その性格や人生は、マチマチです、………。

 皆さんなら、どっちを選ぶでしょうね、………。

 

 淡泊な性格であって、他人からも淡泊に見られるのと、

 それとも、嫉妬深い性格であって、他人から嫉妬を受けるのと、………。

 

 どうでしょうね、………? 人気商売のタレントの場合、……… 

 「注目度」や「話題性」という事を考えると、

 クセのある人物として、他人から嫉妬を受ける事だって、ある程度は必要な事だって

 あるんじゃないでしょうかね、………? 

 

 あまりあっさりしすぎると、例え、いくらかの好感度をもって

 大衆から迎えられる事があっても、息の長い人気タレントには、

 なれないような気もしますが、……… 」

 

小泉今日子

「ある程度どころか、………

 そういう要素って、とっても重要だと思います、………。」

 

出川哲朗

「僕も、以前は不快感タレントの類だった、………。

 そう言えば、売れていない時は、いくらかでも他人を妬んだりしたなぁ、………。

 でも、今は、………。」

 

木村拓哉

「俺は、その逆、………。

 まぁ、今だって、なんとか人気は保っているけど、

 昔と比べたら、……… あの騒動以来、特に、………ファン激減、………。 」

 

一同

「おぉ~~~~~~~~~っ、」

 

山本高広

「キターーーーーーーーー ! ! 」

 

一部の女性ファン

「きゃぁぁぁ~~~~~~~~~っ、

 キムタクよ~~~~~~~っ、キムタク~~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「あっ、……キムタクさん、初めまして、………

 ようこそ、座談会にお越し頂きました、………。

 元SMAPのメンバーが、こんな所に来てくださるなんて、………

 

 あり得ないというべきか、………

 それとも、落ちぶれて、来るべくして来たとでも言うべきか、………

 あ、失礼、………口が滑りました、………。

 

 本当に、心強い限りですが、………。

 ところで、他のメンバーの方々は、………? ご一緒では、………? 」

 

木村拓哉

「ふん、………

 あんな奴らと、今更、まともに付き合える訳ないだろう、………。

 変な質問すんなよ、………。あんた、俺を、おちょくってんのか、? 」

 

カツ丼小僧

「SMAP独立組の前途は多難だというウワサも、ちらほら聞かれますが、……… 」

 

木村拓哉

「ふん、……。俺の知ったことじゃないね、………。」

 

甲斐まり恵

「そうですよ、カツ丼さん、………

 「因果応報」の方に、話を戻してください、………。脱線です、………。」

 

カツ丼小僧

「そうですね、……すいません、すいません、………

 いきなりのビッグゲストの出現に、ちょっと、たじろいでしまいました、………。

 なんと言っても、「元SMAP」ですからね、………「元」、……… 」

 

木村拓哉

「それ、イヤミ、………? 」

 

カツ丼小僧

「い、いえ、……… そ、それでは、話を続けます、………。」

 

田代まさし

「俺も、昔はビッグだった、………。

 「シャネルズ」「ラッツ&スター」の一員として、………。」

 

木村拓哉

「何だって、? おいっ、………

 俺もいずれは、あんたみたいな、落ち武者になるっていうのかっ、……? 」

 

田代まさし

「い、いえ、……何も、そんな事は、……… 」

 

木村拓哉

「言葉使いに、気をつけろっ、……… 」

 

田代まさし

「へ、へい、………。くっ、……あ、あんたこそ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「ええ、………芸能界には、よく逆転現象なども見られますが、

 こういった事も、因果の法則などに絡めてみれば、殆どの事が、

 よく理解され、皆さん、了承できると思うんです、………。

 

 まぁ、例を挙げたらキリがないんですが、………

 例えば、政治家の辻元清美さん、………

 以前は、小泉純一郎さんや、鈴木宗男議員などを、猛烈に罵倒して、

 「社民党のジャンヌ・ダルク」などと言われ、世に名を馳せ、

 知名度は一気に上りましたが、

 結局は、「秘書給与流用事件」によって、その因果なツケが自分に回ってくる事になり、

 辻元氏も含めた、その事件に関わった4人全てに有罪判決が下されました。」

 

マツコ・デラックス

「他人を犯罪者呼ばわりして、

 口汚く罵ったから、自分も後に、その分だけ吊るし上げられたのね、………

 絵に描いたような「因果応報」じゃないの、………。

 本人は、「正義」の使者になって、追求したつもりなんでしょうがね、………。」

 

麻生太郎

「ふん、……。あれが、正義ね、………。まぁ、どうでもいいけど、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 ここで、僕が言いたいのは、これは確かに「因果応報」の悲しい典型例なんでしょうが、

 その反面、辻元さんのタレントや政治家としての知名度が、グッと上がったことだけは

 事実です、………。

 

 卑劣な言動をとって、因果応報の報いはあり、苦しく、惨めな思いもしたんですが、

 この件によって、世の中を騒がせて、注目を浴び、

 とりあえず知名度は上がりました、………

 それでいて、政治家生命は、奇跡的に未だに続いている、………。

 後々の事を考えると、これでよかったのかも知れない、………。」

 

田代まさし

「……………。」

 

関口宏

「そうですよ、………だって、タレントや政治家って、

 やっぱり、何か際立ったような特徴や事件がなきゃ、つまらないじゃない、………

 ただ、のっぺらんと済ました顔をして、正論ばかり吐いてりゃいいってもんじゃ

 ないでしょう、………。

 そんなものは、もう、タレントでも政治家でも、なんでもない、………。

 大衆に注目されて、ナンボのもんですからね、………。」

 

麻生太郎

「ぐふふ、………。それは言える、………。

 ハイル・ヒットラー、 ! ! ! 」

 

カツ丼小僧

「そうです、………

 タレントやテレビに出演している人達というのは、そう言う意味では、

 身を挺して、……もっと言えば、自分の運や血肉を削って活動している、

 という事なんですよ、………。

 

 人気商売ですから、因果応報を恐れて、聖人君子を装ってばかりもいられない、………。

 本当に難しい所で、勝てば大喝采、負ければ犯罪者、の危ない一線を渡らなければ

 ならない事もあるんです、………。

 もちろん辻元さんの場合は、本意ではなかったんでしょうが、………

 

 結果的には、あれで良かったんじゃないでしょうか、………。

 ギレギレの所ではあっても、最終的には没落した訳では、なかったんですから、………

 完全に没落した人もいて、生死の分かれ目です、………。」

 

田代まさし

「……………。」

 

木村拓哉

「……………。」

 

一同

「……………。」

 

木村拓哉

「おいっ、………

 みんなっ、……な、なんで、俺をそんな目で見るんだよ、………

 お、俺は、何も悪い事なんか、しちゃぁいねぇぞっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「「やる」「やられる」の総量が、皆同じで決まっている、………

 因果応報ふぇちずむ怪奇の現象が、そこにある、………

 その繰り返しの中で、人生は無情にも進んで行く、………。

 際どい所で、「繁栄」と「没落」の分かれ目がある、………。

 しかし、そのラインは、もうあらかじめ決められているんです。」

 

田代まさし

「お、俺の後半生は、………。」

 

カツ丼小僧

「いえ、………

 それが不思議というのか、奇々怪々というのか、

 「人間万事塞翁が馬」とも言いまして、どのように転んでも、

 人生、どう幸いするのかもわかりません。

 

 タレント生活なんてものよりも、もっと素晴らしいものが、

 田代さんには、待っていたのかもしれませんし、……… 

 もう、左程の注目もありませんので、マスコミの目を恐れる事もなく、

 のびのびと、覗きも出来るでしょう、……… 」

 

田代まさし

「えっ、………? 」

 

カツ丼小僧

「いやいや、冗談です、………。

 自分と自分の運命を信じましょう、………神を信じましょう、………。」

 

田代まさし

「……………。」

 

一同

「わははははは。」

 

鎌かける

「カツ丼さん、……そろそろ時間です、………。

 締めくくってください、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 今回も、あっという間に終ってしまいましたが、

 話がなかなか先に進みません、………。

 ちょっとしんどいんですが、

 このまま「この世の真理」の話を続行します、………。

 

 次回は、「エネルギー保存の法則」から、………。 」

 

 

大槻義彦

「えっ、……? なんなのよ、それ、………?

 それって、物理学の話でしょう、……… 」