カツ丼小僧
「ヒトラーの因果人生について、話を続けていきます、………。
ヒトラーは、ユダヤ民族を嫌い、迫害していますが、
戦争のさなか、実は自分にもユダヤ人の血が流れている事を知り、
恐怖と絶望に脅かされました、………。」
藤子不二雄A
「あっ、………
その話は、有名なので知っています、………。
手塚先生の漫画、『アドルフに告ぐ』にも、ありました。」
カツ丼小僧
「これなどはもう、因果応報の最たるもので、
起るべくして起こった事象と言わざるをえません、………。
彼が、ナチスの極秘の調査員から、この事実を知らされた時の
驚きと失望、心の慟哭は、想像に難くありません、………。」
叶恭子
「あれだけ、ユダヤ人の性質を否定し、虐待をした後に、
自分にユダヤの血が流れているのを知らされたんですからね、………。
これはもう、………。」
カツ丼小僧
「まぁ当時は、まだハッキリとはしていなかったそうで、本当の所は、
よくわからなかったそうなんですが、
ナチス幹部の中にも、ユダヤ人の血統が通っていた者も
いっぱいいたそうなんですよ、………。 」
叶美香
「自分たちがユダヤ人でありながら、
正々堂々、反ナチス主義を唱えていたんですからねぇ、………
本当に、面の皮の厚い人たちだわ、………。」
麻生太郎
「ふん。……だから、ユダヤ人なんですよ、………。
ユダヤ人とは、そういう得手勝手な人種なんです、………。」
一同
「えぇ~~~~~~~~~っ、???!!! 」
麻生太郎
「あんたがたね、………
なにもそんなに、とってつけたようなポーズで驚かなくたっていいでしょう、………
そんなんだったら、もうユダヤ人の事について何も言えなくなるよ、………
それこそ差別だ、……… 」
カツ丼小僧
「ヒトラーは、自分にユダヤの血が流れている事を知って、
相当に悩み、苦しんでいたそうです、………。
そして、そのあたりからまた、彼は狂ったように、
反ユダヤ主義政策を推し進めていった、……とも言われています、………。」
加藤綾子
「頭の中が混乱して、何がなんだか、わからなくなってしまったんでしょうね、………
可哀想に、………。」
高島彩
「か、……可哀想、………??? 」
叶恭子
「私と美香さんは、同じ血統の乳です、………。
いわゆる「虚虚実実、巨大乳」の血、………。 ふふふ、……… 」
叶美香
「あら、お姉さま、………
お姉さまより、私の乳の方が、いくらかは大きいわよ、………
同じ血統では、ありませんわ、………おほほほほほ、……… 」
叶恭子
「まぁっ、……美香さん、……な、なんて事を、………
乳の品位と形においては、私の方が勝ります、………
あなたのように、ただ大きいだけの乳というのは、………
乳は乳でも、位の低い乳です、身分の低い乳です、……… 」
叶美香
「まぁぁ~~~~~~~~っ、」
関口宏
「あ、あんたたち、………
姉妹で、乳を、……いえ、見栄を張り合うのはおよしなさい、………。」
一同
「わははははは。」
三原じゅん子
「あの姉妹、………仲がよかったんじゃないんですか、………? 」
カツ丼小僧
「皆さん、……わかりましたか、………?
歴史の大局の影に埋もれて、このような事は、あまり公にはなっていませんが、
実は、ここにも因果応報の実態が隠されていたのです、………。
人を苦しめれば、自分にも、それと同じ分だけの苦しみが、回ってくるのです。
もし自分にユダヤの血が少しでも通っていたとしたら、………
彼の頭の中には、自分がドイツ国民やナチの仲間に、吊し上げられ、
ひどい目に遭わされている光景が、しきりに浮かんできた筈です、………。
なんと言っても、アーリア人こそが、最も優れた血統ルーツで、
ゲルマン民族は、その最たるものと、唱えていたわけですから、………
実際、「独裁者」の思惑通りに、事が運んでいた訳ではないんです、………。
ヒトラーも、この残虐で異様な雰囲気の歴史の中に組み込まれた
一つの部品にしか過ぎないのです、………。
どのように頭の中をすばやく回転させ、
自分の有利に事を進めようとしても、ダメなんです。
全てこの「因果応報」の網に引っ掛かってしまうんです、………。
この法則が、絶対のものとして、この世に存在する限りは、………。
全てが、神の仕掛けた巧妙な罠なんです、………。
ヒトラーにしても、もし初期の段階において、
自分にユダヤ人の血が流れていると知っていたら、
このような、ユダヤ大量虐殺などは、しなかったかもしれないのですが、
全ては運命です、………。変えることは出来ません、………。 」
中村玉緒
「う~~~ん、………
この世に存在するもの全て、神が生み出し、神が動かしていて、
それが、「因果応報」、「プラマーゼロ」、「自分中心軸・対照」の法則に
基づいているんだ、……という、カツ丼小僧さんの言わんとする事は、
よくわかりましたけど、一つ疑問なのは、………
何故、神は、そんな法則を作って、この我々や設定を描こうとするんでしょうな、?
その理由がよくわからない、………
一体、何のために、……? 何の目的で、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうですね、………。
それが、究極の所の、最終的な疑問ともなるんでしょうが、その事に付いては、
僕自身は、もうあっさり、解答が出ているんです、………。」
中村玉緒
「ほう、……それは、………? 」
カツ丼小僧
「神には、溢れんばかりの無限な知的創造力があって、
我々や我々の人生を描く事が、楽しいんじゃないのかな、って思うんですよ。
作家や画家、漫画家で言えば、知的向上心の創作意欲みたいなもんですが、
おそらく、どんなに描いても描いても、描き足りないくらいの創造力と創作意欲で、
この世の森羅万象を、造り上げているんだと思います、………。
しかも、アッという間に、………光なんかよりもずっと速い速度で、……… 」
松坂慶子
「そ、想像もつきませんわね、………。」
関口宏
「う~~~ん、………ちょっと、ゾッとするね、………。」
JULIA
「私の美貌もオッパイも、みんな神の造り上げたもの、………。
感謝しなくっちゃ、………。
あっ、………
ジーティーオーから出版されている、今月号(11月号)の『ズバ王』、
私が、表紙、巻頭を飾っています、……よろしく~~~~、
皆さんも、神の偉大な創造物の恩恵を受けてね、……… 」
叶美香
「ふん、……凄い自信ね、………。」
クロエ・ベブリエ
「デモ、ワタシホドノ、チチノオオキサニハ、ダレモカナイマセン、………
イダイナル、ゲルマンミンゾクノ、チチデ~~~ス、
カミノ、ソウゾウリョクニハ、ホントウニ、オドロカサレマス、………
ホホホ、……… 」
パンツェッタ・ジローラモ
「イエイエ、………
イタリーニダッテ、チチノオオキイジョセイハ、タクサンイマスヨ、………。
イタリアジョセイノ、スゴサヲ、ワスレテハイケマセンネ、………
ジョユウノ、ソフィア・ローレンナドハ、ソノ、ダイヒョウデス、………
ワハハ、……… 」
関口宏
「あんたたち、………みんなで乳の大きさを張り合ってどうすんの、………? 」
早見優
「そうよ、そうよ、………当てつけみたいに、………。
そんなら、私は、どうなっちゃうのよ、………。
小ぶりの乳が、いいっていう人だって、大勢いるのよ、………。
なんだか、悲しくなってきちゃう、………。」
松本伊代
「そうそう、………
この手の話が話題に上る度に、私たちは肩身の狭い思いをしなきゃならないのよ。
ひどいわ、……… 」
カツ丼小僧
「あ、……すいません、すいません、………
これは、気づきませんで、………
いや、……何よりも、僕が巨乳イラストを描いているがために、
どうしても、このような話の展開になってしまうんですよ、………。すいません。
もちろん、貧乳が好みの男性だって、大勢います、………。」
早見優
「ひ、……貧乳ですって、………?
もうっ、………
ちょっと、言葉に気をつけて下さいよっ、………。失礼なっ、………。」
松本伊代
「そうよっ、そうよっ、………
もう、いい加減にしてっ、………。ブッとばすわよっ、コラッ、………。」
カツ丼小僧
「本当に申し訳ないっ、………
優さま、伊代さまっ、………
でも僕だって、稀に見る、粗チン小チンの持ち主ですから、
本当はいつだって、アソコの大きい人たちが、羨ましくてしょうがないんです、………。
アソコの大きな人や鼻筋が通った人たちには、
気も狂わんばかりの、大きな妬みや劣等感があります、………。
53の、この齢になってもまだ、………。
でも実は、その「妬み」や「劣等感」こそが、素晴らしいんです、………。」
早見優・松本伊代
「えっ、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、………
決して、きれいごとや、おためごかしなどではありません、………
では、次回は、その事に焦点を当てて、
この世の真理を解き明かしていきたいと思います、………。
それでは、皆さん、おやすみなさい、………。」
一同
「はぁ~~~~~い。……… グッ、ナァ~~~~イッ、……… 」
早見優・松本伊代
「き、気になって、眠れそうもないわ、………。」