カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 588

カツ丼小僧

「ヒトラーも、ムッソリーニも、独裁者、権力者として、有名なんですが、

 実は、彼ら自身も、権力や権力者に滅法弱くて、頭が上がらなかったんです。」

 

一同

「えっ、……? そうなんですか、………? 」

 

麻生太郎

「ホントッ、………???!!! 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうなんです、………。

 一般には、あまり知られてはいませんが、

 彼らだって、権力を掌握する前には、………いえ、掌握した後だって、

 ずっと、権力というものに対して、頭を下げ続けているんです、………。

 

 ヒトラーで言えば、ムッソリー二に、………。

 ヒトラーの当時の記録やフィルムを見ますと、彼は盲目的、熱狂的に、

 6歳年上の先輩、ムッソリーニを尊敬し崇拝していた事が、わかります。

 ヒトラーにとって、ムッソリーニは、アイドルだったんです。

 

 生涯ずっと、ムッソリーニを追い続け、彼の真似をし続けながら生きて来ました。

 そして、彼のムッソリーニに対する畏敬の念は、

 ドイツの情勢が、イタリアよりずっと有利になったあとでも、

 まったく変わる事がありませんでした、………。」

 

柴門ふみ

「つまり、………

 「タカノ理論」という事で言えば、……… 因果応報の原則通り、

 「他人に頭を下げた分だけ、自分も権力者になって、

  他人に頭を下げさせることが出来る、」という事なのね、………。 」

 

カツ丼小僧

「そう、……ズバリ! その通りです、………。

 一生を通じて、「頭を下げる、下げられる、」「崇拝する、崇拝される、」

 の総量が、まったく同じなのです、………。

 

 ですから、ヒトラーと言うと、他人を冷酷に従わせた主導者、という

 イメージが強いのですが、実はそうではなく、本人も、それと同じ分だけ、

 他人に従ったり、従わせられたりしているのです、………。

 後世には、その独裁者としての一面だけが、クローズアップされ、

 取り上げられているだけなんです、………。

 

 もちろん、本人は、そんなカラクリが、この世を支配しているとは、

 思っていなかったと思いますが、………

 

 熱狂的に物事に酔いしれる人は、自身も、他人から熱狂を帯びて信奉されるのです。

 そして、権力を尊重する人は、権力から愛され、権力を握る事が出来ます。

 昔、テレビなどで、若い部下が上司にたてつくことが、やたらカッコイイような

 トレンディ熱血ドラマも、よくありましたが、

 

 そういう人は、つまり、権力にたてついている訳ですから、

 権力から愛されませんで、後に自分が上司の立場に立った時、

 立場が逆の格好になって、部下からの突き上げをくらったりするのです、………。

 

 権力、権力者に対して素直に従える人は、後に自分も権力者となって、

 他人を素直に従わせる事が出来るのです、………。そういうカラクリです、………。

 もちろん、権力掌握のことばかり、いつも頭になければなりませんが、……… 」

 

渡邉恒雄

「うん、……ワシも若い頃は、権力に憧れ、追従していた、……… 」

 

織田裕二

「カツ丼さん、あんたね、………

 ドラマっていうのは、ドラマティックに出来てるの、………。

 だから、ドラマなんだよ、………わかる、………?

 実際、あんな風に啖呵きって、社の上司にたてつく部下なんていないよ、………

 そんな事したら、即、クビ、………。バッカじゃねぇの、? 」

 

鈴木保奈美

「裕二~~~っ、カッコイイ~~~~ッ、

 愛してる~~~~~~~っ、♡♡♡ 」

 

山本高広

「キターーーーーーーーー ! ! 」

 

一同

「わははははは。」

 

織田裕二

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうです、………

 現実というのは、実によく出来ています、………。

 どんなに神に感謝しても、し足りないくらいです、………。

 まぁ、因果応報、プラマーゼロの、カラクリを作ったのも、

 神なんですがね、………

 

 でも、だからこそ、僕は皆さんに、声を大にして言いたいのです、………。

 よく、真実を見極めろって、………

 表面的な、漫画のようなカッコよさに憧れたりして、

 自分を見失うことなく、キッチリ生きてくれって、………。

 この世には、神がワザと仕掛けておいた落とし穴がいっぱいあるんです、………。

 気をつけて生きないと、………。」

 

いしかわじゅん

「神がワザと仕掛けておいた落とし穴、………?

 それって、何なんだよ、……よく、わからねぇな、教えろよ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 ちょっと、本筋から離れますんで、手短に話しますが、

 自分をうまく正当化するのに都合のいい言葉っていうものがあります、……… 

 それが曲者なんです、………。」

 

一同

「?、?、?、?、?、」

 

カツ丼小僧

「例えば、「自己責任」、………。

 

 他人に責任を転嫁したり、責任逃れをしたりする時によく使われる言葉ですが、

 ちょっと、めんどくさい話が、自分に言い及んでくると、

 「それは、自己責任(あなたの責任)ですから、……… 」

 などと言って、逃げる人がいるでしょう、………

 

 それから、「おめぇに言われたくねぇよ~~~。」、も、そうです、………

 

 なにか、他人に不都合な事を言われると、すぐに、………

 「おめぇに言われたくねぇよ~~~。」、………

 この一言で、安直に済まして、逃げようとする、……… 

 

 あまりに安直に自分を正当化できる、誤魔化しの言葉が、

 この世には、ウジャウジャと氾濫していますが、それに引っ掛かってはいけません。

 このような都合のいい言葉を、神はワザとこの世に散りばめておくのです。

 そんな都合のいい言葉に乗っかって、それを多用し、自分を戒めない人間は、

 ふるいから落とされ、どんどん脱落していくのです、………。

 

 そういう意味で、東日本大震災の時の、松本龍・前復興大臣の、

 「私は、九州の人間じゃけん」だとか、「血液型がB型だから」だとか、

 という言い訳なんかも、そうです、………。

 

 なんか、あの方を見ていて思うんですが、おそらく普段から、面倒が自分に及ぶと、

 当たり前のように、ああいうセリフを使って、済ましていたんじゃないでしょうか、?

 その、悪いツケの総決算が、あのような国民の怒りとなって、前面に噴出した、

 という感じがします、………。

 

 釈明会見の時だけ、急に九州弁になったりしてね、………

 あまりにも軽い、………。底が浅い、………。」

 

菊川怜

「そうね、………。」

 

佐々木恭子

「それじゃぁ、カツ丼小僧さんの、占いは、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえ、……お言葉ですが、恭子さん、………

 僕は、自分の占いを、自分への言い訳などには使っていません、………。

 客観的に見て、他人や自分の性格、運命等を判断しているだけなんです。

 しかも、占いによって、神というものの本質にも迫る事が出来たんです、………。

 僕の事を何も知らない人は、恐らくバカにするでしょうがね、………。」

 

菊川怜

「そうね、………。」

 

甲斐まり恵

「それでは、ヒトラーの方に話を戻してください、………。」

 

カツ丼小僧

「う~~~ん、………

 ただただ怜悧に、客観的に見れば見るほど、

 ヒトラーやムッソリーニが、あれ程の大衆の注目を集めて、

 独裁者になれたのも、よく理解出来るんです、………。

 もうこれは、我々の言う「善」とか「悪」とかの判断基準ではありません、………。

 

 ヒトラーは、外部から感化されやすい、狂信的な性質を持った人間だった。

 だから、自身も他人を感化し、熱狂させる事が出来たのです、………。

 演説と言う手段を使い、………

 

 ムッソリーニに憧れ、自分もそのようになりたいと願い、

 ワーグナーの歌劇音楽を聴きながら、地球儀を目の前に置き、

 長い間、自分が、世界の中心人物になる事を、

 しきりに夢想し続けていたんだと思います、………。

 

 その自分の姿を、本気で夢想し続けた分だけ、それが現実のものとなって

 現れたのです、………。 」

 

加藤綾子

「そうなんですかぁ~~~~、?

 でも、ヒトラーだって、ソ連侵攻のスターリングラードの敗戦以降の3年間は、

 とっても辛い立場に立たされたんじゃないかと思いますけど~~~~、? 

 結局は、ヒトラーさん、56年という、短い生涯を終えたんですよね~~~~。」

 

高島彩

「ヒ、ヒトラー、………さ、ん、………???」

 

カツ丼小僧

「はい、そうです、………。

 ちょっとまた難しくなるんですけど、これもやはり、

 因果応報の総量の関係で、そうなっているんです。

 

 簡単に言えば、人間、良い時と悪い時の期間の総量も、また一緒だという事です。

 どんな偉大な、スーパースターの人気者にしたって、

 一生涯、全て、何から何まで、ずっとが良い時期だった、………

 国民から愛されていた、………なんていう事は、ありません、………。」

 

タモリ

「そうですねっ、……… 」

 

関口宏

「それは、『知ってるつもり ?!』という番組でも、明らかだ、………。

 人間の人生には、光と影がある、………。」

 

カツ丼小僧

「あの番組では、「影」の部分だけが、

 やたらとクローズアップされていたように思えますが、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

関口宏

「すいません、………

 視聴率を上げるためには、どうしても、………。わかってくださいよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「それから、人間、必ずしも長生きして、長寿であればいいというものでもありません。

 「運の悪い人は、死にたくても死ぬことが出来ないんだ、」という、

 僕の考えも、あります、………。」

 

松坂慶子

「そうですよね、………

 なんといってもカツ丼さんは、無限回の生まれ変わりを信じている訳ですからね。

 死んだって、またパラレル・ワールドで生まれ変わって、

 別の設定で、やり直せばいい訳ですから、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうなんです、………

 今度、生まれ変わった時には、松坂さん、………

 僕の奥さんになってくださいよ、………。」

 

松坂慶子

「まぁぁ~~~~~~~~っ、………♡♡♡。

 いいわよっ、……うふふっ、………。」

 

一同

「おぉ~~~~~~~~っ、……… 」

 

高内春彦

「……………。」

 

カツ丼小僧

「それでは、今回も時間が来たようですので、これでお終いです、………。

 皆さん、今夜も歯をよく磨いて、ゆったりとした眠りに付きましょうね、……… 」

 

一同

「はぁ~~~~~~~い、」

 

 

 * * * * * * * * *

 

 

カツ丼小僧

「……………………。

 でも最近、自分の歯がどんどんなくなっていくけど、

 これも何かの因果なのかなぁ、……… 」

 

叶恭子

「私の総入れ歯を、カポッと外して、カツ丼さんのアソコを、

 じゅぶじゅぶ、しゃぶってあげたいわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「恭子さんっ、………

 そ、それ、僕の、一番の夢なんですっ、………。

 よろしかったら、僕と結婚してください、………。

 

 そ、そんな事があったら、ボク、もう、その場で死んだっていいですよ、……… 

 

 あ、あ、あ、あ、あ~~~~~~~~っ、」