カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 584

一同の大多数

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~~~っ、

 

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、

 

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、  」

 

 

  

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

 

  

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

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  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

 

カツ丼小僧

「ありがとうございます、………

 

 ありがとうございます、……… 皆さん、本当に、ありがとうございます、………

 

 嬉しい、………僕も本当に、心から嬉しい、………。

 

 たった今、……今日、17時35分過ぎに、我が横浜DeNAベイスターズが、

 広島東洋カープを下して、クライマックス・シリーズ進出を決めました、………。

 

 今日は、皆で、お祭り騒ぎのビールかけをやりましょう、………。

 いやぁ~~~~~~、めでたい、……… 」

 

マツコ・デラックス

「あんた、………ビールかけですって、………?

 そんなものは、優勝だとか、日本シリーズで

 日本一を決めた時にするものでしょう、………? 違う、………? 」

 

カツ丼小僧

「い、いや、……まぁ、………

 本来なら、………というか、他の球団だったら、そういう事になるんでしょうが、

 横浜DeNAの場合はねぇ、………

 

 なんせ、ずっと最下位続きだったもんで、………

 もう、クライマックス・シリーズに入っただけでも、嬉しくって、嬉しくって、………

 しかも、2年連続ですよ、………これはもう、快挙ですよ、………。素晴らしい。 」

 

アレックス・ラミレス

「ソウ、デ~~~ス、………カイキョデェ~~~~ス、………

 センシュタチモ、ホントウニ、ヨク、ガンバッテクレマシタ、………。

 コレカラ、イヨイヨ、ヨコハマニモ、キボウノヒノデガ、………。」

 

カツ丼小僧

「あっ、………

 ラミレス監督、………今日は、本当に、お疲れ様でした、………。

 今、「日の出」と言いましたが、実は僕の自宅マンションも、

 京浜急行線の、「日ノ出町」駅の近くにあるんですよ、………。

 ふふふ、………これからの横浜の未来が楽しみだ、………。

 

 今日は、存分にくつろいで、来たる14日からの、

 クライマックス・シリーズに向けて、英気を養って行ってください、………。 」

 

アレックス・ラミレス

「ハ~~~イ、ソウシマスネ、………

 デモ、キョウハ、ミナサンタチヲ、ヨロコバセルタメニ、ヨコハマノセンシュタチヲ、

 スウメイ、ツレテキマシタ、………。

 

 ハ~~イ、ミナサン、ドウゾ、オハイリクダサ~~~~~イ、……… 」

 

 

  アレックス・ラミレスが、口に指をくわえて、

  威勢よく口笛を吹くと、座敷の襖が開いて、バリッとした

  スーツ姿の若い男たちが8人、健康的で爽やかな笑顔を浮かべながら、

  ドヤドヤと、部屋の中に入って来た、………

 

  横浜DeNAの、主力選手たち、………

 

  ピッチャーの、石田健太(背番号14)、井納翔一(背番号15)、

         今永昇太(背番号21)、山﨑康晃(背番号19)、

 

  そして、キャッチャーの、戸柱恭孝(背番号10)、

 

  内野手の、ホセ・ロペス(背番号2)、宮崎敏郎(背番号51)、

 

  外野手の、筒香嘉智(背番号25)、………

 

  皆、屈託のない笑顔に、白い歯をのぞかせていた、……… 

 

 

石田健大

「皆さん、こんにちは~~~~、

 横浜の屋台骨、サウスポーの石田で~~~す、………

 名前は「健大」と書いて、「けんた」と呼びまぁ~~~す、………。

 「健太」では、ありませぇ~~~~~ん、………

 お間違えのないように、よろしくお願いしまぁ~~~~~~す、……… 

 わははははは、………。」

 

井納翔一

「皆さん、こんにちは~~~~、初めまして~~~~、

 横浜チームの大黒柱、………井納翔一でぇ~~~す、………。

 最速152キロの剛速球と、スプリットを武器として、

 変幻自在の変化球も、巧みに操りまぁ~~~~す、………。

 

 え、……? 年俸ですか、………?

 それは、ナ、イ、ショ、………うぷぷっ、………。」

 

今永昇太

「こんにちは~~~~、今永昇太で~~~~す、………。

 伸びのあるストレートと、変化球を武器に、今まで三振の山を、

 相手のバッターに、バッターバッターと、築いて来ました、………。

 あ、……つまらない、………?

 

 今後の課題としては、ややスタミナの足りない所があるので、

 それを修復していくつもりでぇ~~~~す、………

 よろしく~~~~~~。 」

 

山﨑康晃

「こんにちは~~~~、

 9回のマウンドが、よく似合う男、………

 「小さな大魔神」、山﨑康晃で~~~す、………。

 9回は、僕におまかせ、………どんなピンチでも、かならず、

 乗り切って、みせまぁ~~~~~す、………。 よろしく~~~~。」

 

戸柱恭孝

「ヘイ、ボ~~~イッ、………

 「ハマのスッパマン」、「ハマの金剛力士像」を愛称とする、

 キャッチャーの、戸柱恭孝でぇ~~~~す、………。

 

 スッパマンの物真似も得意なんですが、

 今では、「ハマの金剛力士像」の愛称の方が、定着していまぁぁ~~~~す、………。

 

 課題は、もう少し打率の方を伸ばしたいのと、盗塁阻止率です、………。

 送球そのものは悪くないんですけど、僕はどうしても、

 送球する時に、球を握り直すクセが、あるんです、………。

 

 クライマックス・シリーズまでには、調整しま~~~~す、………。

 よろしく~~~~~。 」

 

ホセ・ロペス

「ハ~~~イ、………

 ワタシ、ベネズエラ・ボリバリキョウワコク、シュッシンノ、

 ホセ・ロペス、ト、モウシマァ~~~~~ス、………

 

 コトシハ、ホームラン、イッパイ、イッパイ、ウチマシタ~~~~、………

 コレデ、4ネンレンゾク、20ホンルイダノ、タッセイデェ~~~ス、………。

 

 ウフフッ、………ウレシイナッ、………

 オシッコ、モレチャイソウッ、………ミナサン、ヨロシク~~~~~。」

 

宮崎敏郎

「皆さん、……こんにちは~~~~、

 「ハマのプーさん」が愛称の、宮崎敏郎、29歳でぇ~~~~す、………。

 今年は、打ちに打ちまくりました~~~~~。

 シーズンの最後の方は、ちょっと失速しちゃったけどね、………。

 

 え、……? アッチの方の勢いは、どうだって、………?

 いえいえ、……それは、皆さんの、ご想像にお任せしまぁ~~~~す、………。

 

 でも、まだまだ若いし、僕は、これからですよ、………

 皆さん、応援、よろしく~~~~。 」

 

筒香嘉智

「こんにちは~~~~、

 言わずと知れた、ハマの大砲、筒香嘉智でぇ~~~す、………。

 今日の試合にも、ソロ・ホームランを、2本、カッとばしましたぁ~~~~。

 27号、28号、筒号でぇ~~~~~す、………。

 

 「筒香」とは「筒の香り」、………つまり、大砲を意味していまぁぁ~~~~す、

 ………と、カツ丼さんに、教えられましたぁ~~~~~~、

 本塁打は、去年の44本と比べると、ちょっと少なかったけれど、

 2014年度は22本、2015年度は24本、でしたからね、………

 

 まだまだ、これからの、筒香嘉智、25歳

 人気も実力も、上昇気運、………。頑張りまぁ~~~~~す、………。」

 

 

カツ丼小僧「いやぁ~~~、皆さん、………

 本当に、よく、お越し頂きました、………感激です、………

 それでは、会場の皆さん、………

 更なる、盛大な拍手を、この8人の英雄たちにお送りください、………。」

 

一同の大多数

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~んん~んっ、

 

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~んん~んっ、

 

 うおぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~んん~んっ、」

 

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

 

   会場内に、大ウェーブが巻き起こり、全員が総立ちとなって、

   誰もが、この若き勇者たちに、惜しみのない拍手を送った、………。

 

   ただ、……一部の少数派を除いては、………。

 

 

真中満

「今日、我が東京ヤクルトスワローズは、

 1950年の国鉄スワローズ時代の、シーズン94敗の球団ワースト記録を

 更新し、シーズン95敗という不名誉な記録を作ってしまいました、………。

 まだ後、1試合残っています、………どうなるのか、………

 

 もう、泣きたいよ、………。

 でも、最後まで力強く、頑張りますので、皆さん、応援よろしく~~~。」

 

一同

「……………。」

 

真中満

「……………そうだよね、……………。

 ある訳ないよね、………すいません、…………。」

 

高橋由伸

「我がチーム、讀賣巨人軍も、今季は、11年ぶりのBクラス転落、

 そして、初のクライマックス・シリーズ不出場、という屈辱の年でした、………。

 魔の「球団ワースト・13連敗」も、ありました、………すいません、………。

 

 みんな、僕が悪いんですよね、………

 すべて、監督である、僕の責任なんですよね、………。

 すいません、……すいません、……すいません、………。

 

 本当は言いたい事は、いくらでもあるんですが、

 ここは、男らしく我慢しときます、………。

 すいません、……すいません、……すいません、………。

 

 もう何も言いませんよ、………。

 すいませんっ、……すいませんっ、……すいませんっ、………。 

 

 これでいいんだろっ、これでっ、………ふんっ、………。」

 

 

渡邉恒雄

「こりゃっ、……由伸っ、………

 どうしたっ、………

 お前、このところ、素直さが足りないぞっ、………素直さがっ、………。

 

 巨人選手は常に紳士であれ、という我が軍のモットーを忘れたのかっ、………? 」

 

 

高橋由伸

「何言ってんだよ、おっさん、………

 俺、もう、選手じゃないってんだよ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

渡邉恒雄

「……………。」

 

 

出川哲朗

「ぎゃはははははっ、………。

 こりゃ、さすがのナベツネも、気まずく一本とられたねっ、………。」

 

 

明石家さんま

「ヒーーーーッ、……… ヒィーーーーッ、………。」