カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 583

カツ丼小僧

「吉岡美穂さんは、2002年(平成14年)、

 土屋アンナさんは、2003年(平成15年)に、NHK教育番組の

 『イタリア語会話』に出演していたんですけど、

 実は僕にとって、この2つの年度は、天国と地獄ほどの差があったんです、………。」

 

吉岡美穂

「そ、……そうなんですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「そ、……そうなんですよ、美穂さん、………。

 僕は、美穂さんの出演していた2002年は、もう、死にたい死にたい、と、

 そればかり考えていた年だったんです、………38歳の時ですね、………。

 

 でも、どうやったら死ねるのか、………痛くて苦しむのは嫌だし、

 自殺する勇気も度胸も、まったくないんです、………。 

 ただ、真っ青な顔をして、布団にくるまって、ガタガタ震えていました、………

 まさしく、地獄です、………。」

 

吉岡美穂

「えぇ~~~~~~~っ、???!!! 

 そ、そんなっ、……… 縁起でもないっ、……… 本当ですかっ、………?

 私のカラダで、癒やしてあげられたら、……… 」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~っ、 ???!!! 」

 

カツ丼小僧

「何故ってね、………

 僕は、子供の頃から、赤塚不二夫さんや、藤子不二雄さんのような、

 スター漫画家に憧れて、自分も将来は、そのようになるんだ、と決心して、

 若い内から、漫画家の道を目指して、出版社に原稿を持ち込んでいたのにもかかわらず、

 

 どこの出版社にも採用されず、そのまま年だけをとって、

 いつの間にか、30代後半、………

 まぁ、実際に持ち込みを続けていたのは、32歳までで、

 

 その後は、ギャンブルなどをして気を紛らわせ、ただブラブラと

 遊んでいただけだったんですが、

 精神的には、もう、ほとほと疲れ果て、頭の中は「絶望」という言葉だけで、

 埋め尽くされていたからなんです、………。 

 

 38の時は、恐怖感に押しつぶされそうになりながら、

 一体、どうやったら死ねるのかと、ただ、そればかり、………。」

 

土屋アンナ

「うふふ、………そうかなぁ、………?

 私、どんなに辛い事があっても、死のうなんて、一度も考えた事がありませんよ。」

 

パンツェッタ・ジローラモ

「ソウデスヨ、………

 ジサツハ、イケマセン、………ジサツハ、ヒキョウモンノヤルコトデス、………

 アカルイ、イタリアジンノヨウニ、ヨウキニ、ノリコエマショウ、………。

 カンツォーネデモ、クチズサミナガラ、………。」

 

男性一同

「♪ワ~~ハハハ、ワハハハハッ、ワッハ~~~ハ、……… 」

 

女性一同

「♪オ~~ホホホ、オホホホホッ、オッホ~~~ホ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……でも、………

 僕は、生まれながらのノイローゼ気質でして、

 この、ひ弱な精神だけは、どうにもならないんです、………。

 どうあがいても、変えられません。

 

 とにかく、いつも自分に、「客観的になれ、」と言い聞かせています。

 あと、神様にお願いして、「神よ!助けてくれ、」と、………

 ただ、それだけです、………。」

 

土屋アンナ

「でも、カツ丼小僧さん、………

 今だって、ちゃんと元気に、生きているじゃないですかぁ~~~~。

 たいしたものですよ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんです、………

 翌年の、2003年4月に、試しに送ってみた、エロイラストが雑誌に掲載されまして、

 なんとか、息を吹き返した、という感じだったんですが、

 僕は、投稿の事、何も知らなかったんで、前の号とか、その前の号などを見ると、

 いつも同じ人ばかりが掲載されていたんで、

 

 「これはきっと、殆どの人が「コネ」で掲載されているんだ、」と思い込んで、

 もう、次の号からは載らないだろうと、思っていたのですが、また載った、………

 それで、嬉しくなって送り続け、今まで15年間に渡り、投稿をし続けてきた、

 という訳です、………。

 

 お金は、左程もらっていた、と言う訳ではないんですが、

 商業雑誌に自分の描いたイラストが掲載される喜びというのは、

 当時の僕にとって、何物にも代えられない物だったんです、………。

 今まで、ほとんど、そういう事がなかったもんで、………。

 

 うひょひょひょひょ、………

 やっと、春が来たんだ、やっと、……という感じでした、………。 」

 

土屋アンナ

「それで、一挙に、「地獄」から「天国」に舞い上がった、と言う訳ね、………。

 それなら、私や、私の『イタリア語会話』は、カツ丼小僧さんにとって、

 救世主・メシアのような、存在なのかもね、………

 さぞや気分よく、勉強できたでしょう、………。」

 

カツ丼小僧

「いや、それが、………

 自分のイラストが雑誌に掲載されてから、そっちの方ばかりが気になっちゃって、

 もう、イタリア語の勉強どころじゃ、なくなっちゃったんですよ、………。

 頭の中は、どんなに色っぽいイラストを描いて送ろうかと、

 ただ、それだけになって、………。

 

 ですから、アンナさんのイタリア語会話は、

 途中から、殆ど観なくなっちゃったんです、………。すいません、………。」

 

土屋アンナ

「なんだぁ~~~、……… ガッカリ、………。

 オマ○コ、舐めさせてあげないよ~~~~だ、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~っ、 ???!!! 」

 

吉岡美穂

「そ、それじゃぁ、2002年度の、私の方は、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……

 それはもう、熱心に観ていましたし、勉強もしました、………

 今では、もう、殆ど忘れてしまって、ウロ覚えですけどね、………。

 

 とに角、頭の中に湧いてくる嫌な思い、不安感を払しょくするために、

 勉強していたようなもんです、………。

 恐怖心から逃れるために、単語カードをいっぱい作って、

 ただひたすら、単語を覚えました、………。

 

 OOJI(オッジ)、今日、……… DOMANI(ドマーニ)、明日、………

 

 PRONTO(プロント)、もしもし、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「美穂さんの時には、ジローラモさんの他にも、ダリオさんという、

 やたら、声の甲高い、イタリア人も、いましたがね、………。

 大音響で、耳がつん避けそうになりました、………。

 あの時から、未だに、耳鳴りが治らない、……… 」

 

一同

「わははははは。そんなぁ~~~~~。」

 

吉岡美穂

「あら、……ダリオさん、………

 その方は、私の時だけでなく、ずっとレギュラーの方なんですよ、………。

 確かに、すごい声でした、………。」

 

カツ丼小僧

「ですから、美穂さんのイタリア語会話は、ほぼ毎回観ています。

 とっても苦しくて、顔中が青ざめて、土気色の状態でしたがね、………。」

 

吉岡美穂

「私の笑顔で、癒やされなかったんですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえ、とても、……それどころの状態じゃ、………

 生きるか死ぬかの、極限でして、………。」

 

マツコ・デラックス

「でも、アンタも凄いわね、………。

 それから間断なく、15年間も、イラストを描き続けてきたなんて、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんですが、………

 そろそろ、僕の投稿イラスト生活も、終ろうとしているんです、………。

 もう、絵が描けなくなりました、………

 くやしいけど、どうにもならない、……しょうがない、………。」

 

一同

「……………。」

 

マツコ・デラックス

「また、地獄の生活に、舞い戻りって事になるかもよ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 それは覚悟しています、………でも、これは運命です、………

 いつも言っているんですが、人間の人生なんて、全てが不可抗力で

 どうにもならない、………。

 僕だって、本音としては、いつまでも続けていたいんです、………。

 僕にとって、こんな楽しい趣味は、他にありませんからね、………。

 

 でも、もしかすると、これが人生の分岐点ともなって、

 案外、いい方向に転がっていくかもしれませんし、それを期待しています、………

 

 ちょうど、2002年の地獄から、2003年の天国へと変ったように、………

 ひょっとすると、……来年に幸運が、……… 」

 

マツコ・デラックス

「そうね、………

 そう考えていた方が、いいかもね、………。

 その方が、きっと人生も楽しくなるわよ、………。

 悲観主義者のあなたには、ちょっと難しいかもしれないけど、………。」

 

カツ丼小僧

「頑張ります、………。

 皆さんも、カツ丼小僧への、今まで通りの応援を、よろしくお願いします、………。」

 

一同

「はぁぁ~~~~~~いっ、………

 私たちは、いつだって、カツ丼小僧さんを見捨てる事はありませぇ~~~~ん、………

 これからも、ずっと、見守っていきまぁぁ~~~~~~すっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ありがとう、……ありがとう、………。

 僕、本当に嬉しいよ、………感激のあまり、

 今にも肛門が破裂して、ブッとい一本糞が飛び出て来そうだ、……… 

 

 それでは、感激、感動も、絶頂に達したところで、

 今回は、ここで終了とします、………

 

 皆さんも、寝る前には、一本糞が飛び出て来ないように、

 肛門には、しっかり、きつく栓をして、寝てくださいね、………

 

 それでは、皆さん、………

 イタリア語、最大の単語で、………

 

 CIAO(チャオ~~~~~~~~ッ、) 」

 

 

一同

「CIAO(チャオ~~~~~~~~ッ、) 」