カツ丼小僧
「では、昨日の続き、始めたいと思います、………。
つまり、この世の出来事、事象が全てあらかじめ決まっているというのなら、
今まで、過去に起こったどのような出来事にも、誰にも何の責任もない
という事になる、………。いい事も、悪い事も、………
ヒトラーだって、神に創造され、神に動かされているわけだから、
ヒトラーという人間自体には、何の罪も責任もないのです、………。
もちろん、ナチスの行動を肯定する事によって、国民の注目を浴びようとする、
麻生太郎さんの発言だって、そうです、………。 」
麻生太郎
「むふふ、そうだね、………。
だって、頭の中に思いついた、閃きも行動も、それは私自身のものではなく、
神が造り上げたものなんだからね、………。当然、そういう事になる、………
私にも、誰にも責任はない、………。」
カツ丼小僧
「ええ、……そうです、………でも、何故でしょうね、………?
真面目で常識的な政治家集団の中に、麻生さんのような
ブラックな変り者がいた方が面白いと、神が判断したからなのでしょうか、?
神の真意は、計りかねます、………。 」
麻生太郎
「わははははは、………言ってくれるねぇ、………。
でも、君だって、ムッソリーニが好きなんだろ、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうなんです、………どういう訳か、………ふふふ、………
そして、先日、SNSという手段を使い、夫の船越さんを罵倒した、あの松居一代さんの
一連の不可解な行動、そして、それに振り回されたマスコミや我々の対応だって、
もう我々が生まれる遥か以前から、決まっていた事なのです、………。
………いや、それどころか、………
僕の観念の中ではもう、縄文時代や聖徳太子の時代から、今現在に至るまでの
時間というものが、「ほんの一瞬」というくらいになっているんです、………
人類の歴史、……いや、宇宙の歴史でさえも、
神が一瞬にして造り上げたものです、………。
僕の頭の中では、ひどく圧縮されている、………。」
かたせ梨乃
「そ、……そんな事、いきなり言われたって、………
私には、信じられないし、考えも及ばないわ、………。」
岩下志麻
「あんた、……あんまり荒唐無稽なデタラメを言うのは、およしなさい。
国家反逆罪に問われますよ、………。
さすがの志麻姐さんだって、怒りますよ、………。」
渡辺麻友
「そうでちゅよ、………ウソは、いけない事でちゅよ、………。」
カツ丼小僧
「ええ、………
もちろん、僕の考えに反発をする人も、大勢います、………。
いや、大多数が呆気にとられるか、無視を決め込む事と思います、………。
でも、それだって、もうあらかじめ決まっていた事ですし、
全て神が造り上げた一つの事象ですので、どうしようもありません、………。 」
マツコ・デラックス
「つまりは、ただ、過ぎて行くだけだという事ね、………。
太宰治の『人間失格』の最後の言葉が思い出されるわ、………
ただ、いっさいは過ぎていきます。
自分が今まで阿鼻叫喚で生きてきた、
いわゆる人間の世界において、
たった一つ、真理らしく思われたのは、
それだけでした。
ただ、いっさいは過ぎていきます、………
ただ、いっさいは過ぎていきます、………
妙に胸にしみるわね、………
でも、仮にそうだとして、………
そんな事知ったからって、それが、どうだって言うのよ、………。
だって、もう既に決まっていて、変えることが出来ないっていうのなら、
なにを知ったって、まったく意味のない事よ、………。そうでしょ、………。」
カツ丼小僧
「そうですよ、………
こんな事、健康的な普通の人間だったら、考えもしないでしょうし、
絶対に考えたくない筈です、………。でも僕は、そういう人生を歩まなかった、………。
いや、布団に横たわって、ただひたすら、考えるだけの人生だったんです。 」
デヴィ夫人
「ほほほほほ、………。
よっぽど、お暇だったんでしょうね、………可哀想に、………。」
カツ丼小僧
「違いますよ、………デヴィ夫人、………。
全ては「運命」だと、言っているでしょう、………。
これだけ言ってるのに、まだ、わからないの、? 」
デヴィ夫人
「まぁっ、……失礼なっ、………な、なんて、言い草です、………
私は、デヴィ夫人、………デヴィ・スカルノですよ、………。
大統領夫人への、無礼な発言は許しません、………。
あなたは、醜い叶姉妹と、まったく同等の人間ですっ、………汚らわしいっ、……… 」
叶恭子
「……………。」
叶美香
「お姉さま、……… いつも、言わせておいてばかりでいいんですか、………? 」
明石家さんま
「ヒィーーーーッ、ヒィーーーーッ、………
デ、デヴィさん、………あ、あんた、………
も、もう、何も喋らん方が、ええわ、……… わははははは。」
カツ丼小僧
「神は、我々の人生や、この世の事象、森羅万象と言った物を、あっさりと、
一瞬にして描き切っているのですが、ただ、その中で僕は、
この世には、ある一つの法則性が存在する事を知らされたのです、………。」
一同
「法則性、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、………
それは、何と言っていいのか、………
ちょっと、言葉に表すのは難しいんですが、………
「プラマー(プラスマイナス)ゼロの法則」と言いますか、
「因果応報の原則」と言いますか、………
いや、それとも「自分中心軸・同等・同位・同和の法則」とでも言うのか、………
好きな言葉ではないんですが、「自己責任」という言い方もあります。
とにかく、人間というのは、案外不平等ではなく、皆、公平に
出来ていて、それで一生を終えて行くという訳です、………。
ただ、自制心のない人間、反省力のない人間には、いささか苦しい、………。」
渡辺麻友
「よ、よくわからないので、くわちく説明してくだちゃい、………。」
カツ丼小僧
「うん、そうだね、………まゆゆ、………
ちょっと大変だけど、これから少しずつ、詳しく説明していこうと思う、………。」
渡辺麻友
「えへへ、………今日のカツ丼さん、
なんか、池上彰さんみたいで、カッコいいでちゅよ、………。」
カツ丼小僧
「皆さん、………
「人間は、皆、平等だ。」などと言いますと、首をかしげる人も多いかと思います。
しかし、やはり、これは真実で、誇張された言い方では、ありません、………。
単純に、物事を見ては、なりません、………。
人の人生や幸不幸なんて、他人の目には絶対に見えないようになっているんだ、
という事に、まず、井の一番に気付かなければなりません、………。
「悪くて狡がしこい奴だけが、いい思いをして、
真面目に、誠実に生きた者が、バカを見る世の中。」とよく言いますが、
そのような事は、絶対にありません。
あなたに他人の人生の、何がどうわかるというんです、?
だって、あなたは、その人間の人生の表面的な部分、………
ほんのちょいしか見てない筈ですよ、………。 裏の部分は何も知らない、………。
あなたを貶めて、恥辱を与え、せせら笑っていた人間も、
実は今、大変な虫歯や、その治療の痛みに苦しんでいるかもしれない。
自分に与えた恥辱と同じような目に遭っている可能性もある。
実は、人の不幸は(幸運も)あなたの目に見えないように
神により、最初から設定されているのです、………。
なぜなら、その憎い相手が、今、不幸の真っ只中にいる、という事を
もし、あなたが知ってしまったら、あなたの悩み、苦しみがなくなってしまうからです。
そこは、わざわざ隠されている、という事です、………。
人間には、悩み、苦しんだ総量分だけ、後に弾けるという法則が存在するのです。
神により、わざわざ、悩み、苦しみを与えられている、という訳です。」
柴門ふみ
「あっ、……そうなんだぁ~~~~。」
カツ丼小僧
「ええ、……そうなんです、………。」
いしかわじゅん
「……………。」
カツ丼小僧
「もちろん、人の不幸(幸福)が、あっさり見えてしまう事も、あります、………。
でも、それだって、全て神の計算によるもので、
この人間には、これだけのものを見せてもいい、いけない、という判定の下なのです。
あなたの憎む相手だって、手の届かないような憧れの人だって、
今頃、どこで、どんな目に遭わされているのか、わからないのです。
相手のいいイメージ、得意げなイメージだけが、頭にこびりついているのですが、
その相手が現在、どういう状態なのかは、まったくわからない、………。
「耳鳴り」などという、他人からは、まったく見えない病気だってあります。
人生は、一寸先は闇でして、………あっという間に変転します。
あまり他人を羨み過ぎたり、憎み過ぎたりするのも、無意味です、………。」
渡辺麻友
「う~~~ん、………やんや、やんや、………
ちゅばらちい、ちちん(指針)でちゅね、………。
まゆゆ、なんとなく、ぼんやりしていたちかい(視界)が開けてきまちた、………。」
カツ丼小僧
「まゆゆ、………
オマ○コの方も早く、開けるといいでちゅね、………。
ちょじょ(処女)でちゅか、………? 」
渡辺麻友
「えへへへへ、………。」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「話を続けます、………。
世の中は、不平等なんだと嘆く人も多いです。
例えば、女性は、美人に生まれただけで、色々な面において、
優遇され、得だと、誰もがそう思っているんでしょうが、
まぁ、確かにその一面は否定できません。
外観がいいというだけで、男性から優しくされたり、手厚くもてはやされたりします。
しかし、………。」
渡辺麻友
「あっ、……わかりまちた、………
そんな事なら、わたちにだって、わかりまちゅよ、………。
つまり、美人は、他の女性のやっかみを受けるだとか、
変な男に、つきまとわれたりして、嫌な思いをし、
大切な人生を棒に振ったりすることもある、という事なんでちょ、?
簡単でちゅよ、………まゆゆにも、経験が、………。」
カツ丼小僧
「いえ、……違います、………。
僕が、ここで言いたいのは、そういうことでは、ありません、………。
つまり美人は、「外観が良い」という所で、大きく運を使ってしまっているのです。
だって、そうでしょう、………
美人だというだけで、辺りに華やかな雰囲気が立ち込めて、
周りから優遇される訳ですから、そうでない人たちからしてみれば、
これほど不合理で、割に合わない話もありませんよ、………。
1人の人間のもつ、幸不幸の総量は、全て決まっているというのが、
僕の考えなので、そのような美人は、どこか他の所で、
大きな不幸を、大きく持ってこなければならないのです、………。
それは、もちろん、先程、まゆゆが言ったような、
変な男につきまとわれて、人生をおかしくしてしまった、
などという事も、含まれると思います、………。
それが、この宇宙を支配し、平等に構成しようとする神の考えなのです。
そしてそれは、人間の一生、………
「長い人生」という、大きなスパンで見る必要があるのです。
一部一部、ちょっとの部分だけを捉えて、判断は出来ません、………。
人の一生を、最初から最後まで全て見通して、それでトータルで判断すれば、
人間の人生の幸不幸、誰しもそれほどの大差がない事に気づく筈です、………。
ただ一つやっかいなのは、それは大部分は隠されていて、
中々、他人には、見えないようになっているという事なんですが、………
それでは、ここで時間となったようですので、
そろそろ終了とさせて頂きます、………。
真理や神の話に、つきる事はありません、………
まだ、喋りたい事の、1000分の1も話しておりません、………。
このまま行ったらどうなるのか、? どこでお終いになるのか、………?
先の事は、わかりませんし、考えも及びませんが、
まぁ、ゆったりとした気持ちで、行ける所まで行ってみたいと思います、………。
皆さんも、じっくりとお付き合いください、………。」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「お付き合いください、………。」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「お付き合いください、………。」
一同
「はぁぁ~~~~~~い、……… 」