カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 578

カツ丼小僧

「裕美さん、………

 久しぶりに観ましたよ、………

 1979年に放送された、NHK少年ドラマシリーズの『七瀬ふたたび』、………

 第1話と第2話が、You tube にアップされていました、………。」

 

多岐川裕美

「ほほほほほ、………。そうですか、………

 それは、良かったですわね、………。それで、感想は、………? 」

 

筒井康隆

「む、………。」

 

カツ丼小僧

「いや、もう、ホントに、………

 久しぶりにまた、ゾクゾクするような感慨を味わいましたね、………

 30代の時、レンタルビデオ店で、このビデオを初めて発見し、

 「えっ、……? こんなものがあったのか、………? 」と、

 心臓をドキドキ高鳴らせながら、観た時とまったく変わりはしません、………。

 

 素晴らしい、………。特に裕美さんが凄い、………

 やはり、火田七瀬役は、多岐川裕美さんしか、いないんだな、と、

 改めて感じました、………。

 

 僕のイメージ、………超能力美女、火田七瀬、……永遠の恋人そのものです、………。

 たった2話しかアップされていなかったのが、ちょっと残念でしたが、………。」

 

多岐川裕美

「ありがとうございます、………。

 カツ丼さんに、そう言ってもらえると、本当に嬉しいですわ、………。

 お礼に今度、お相手して差し上げますわね、………。 ほほほほほ、………。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~っ、???!!! 」

 

華子

「お、お母さん、………

 私には、いつも謹厳に生きるように言ってるくせに、………。なによ、……… 」

 

多岐川裕美

「あ、あら、……そうでしたかね、………? おほほほほほ、………。」

 

一同

「おほほほほほ、………。」

 

カツ丼小僧

「さて、………

 それでは次に、いよいよ、前回からの話題、この世の真理と『エディプスの恋人』の

 話題に移りますが、……… 」

 

筒井康隆

「む、………。」

 

カツ丼小僧

「僕が最初に、この本を手にしたのは、高校生の時だったと思いますが、

 前著『七瀬ふたたび』に比べると、話の中に、左程の盛り上がりがなく、

 なにか、淡々と読み過していったような記憶があります、………。」

 

筒井康隆

「む、………。」

 

カツ丼小僧

「しかしですね、………

 大学受験も終わり、とりあえず、ひと段落ついて、

 20~25歳ぐらいの間に、また何気なく、この書物を何度か読み返してみたんですが、

 僕は、この書が、この世の真理を解いた

 恐るべき禁断の果実書だとの確信に至りました。」

 

アントニオ猪木

「そ、……そんなに凄いものなんスか、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうです、………

 なんといいますか、……… 

 我々の今まで培ってきた常識の観念を、根本から変えてしまうものです、………。

 世界観、宇宙観が、180°、まったく変わってしまいます、………。

 

 ここで僕が言いたいのは、ここに書かれてある内容を、

 ただ単にSFの作り話、ある種のおとぎ話、と捉えてしまっては、

 それで終わってしまうという事なんです、………。」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「私、本を読んでいないから、わからな~~~い、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……ですから、まず、本を読んでください、………。

 ネットで取り寄せるなどして、………。

 でも、そのためには、最低でも、その前の『七瀬ふたたび』も、

 読んでもらわなくてはなりません、………。

 

 僕が、若い内から哲学的思索に耽り、この世の真理を深く掘り下げて

 考えるようになったのも、元はと言えば、この本のお蔭なのです、………。」

 

岡田奈々

「具体的に説明してくださぁ~~~い。

 本を読んでない人にも、よくわかるように、………。」

 

カツ丼小僧

「おっ、……これは、これは、………

 AKE48の、岡田奈々さんですか、………初めまして、………

 来てくれていたんですね、………。

 今週号の少年サンデーの表紙で初めて知りました。

 愛称は、「なぁちゃん」ですか、………かわいいなぁ、………。」

 

岡田奈々

「ええ、………。

 高橋みなみさんや、指原莉乃さんに、この座談会の事を知らされて、

 やって参りました、………。

 でも、私、まだ19歳の未成年者ですからね、………

 エッチな事に、巻き込むのはやめてくださいよ、………。うふふっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「身長が、155cmですかぁ、………ぐふふふ、………

 なんか、苛めたくなっちゃうなぁ、………。」

 

松坂慶子

「カツ丼さん、………そんな事より、話の方を先に進めて、……… 」

 

カツ丼小僧

「そ、そうですね、……すいません、………

 この本の中で、主人公・七瀬は、香川智広という高校生に恋をしてしまうのですが、

 実は、その恋の感情というものが、自分の意志などではなく、

 他者の感情だという事を、知らされたのです、………。 」

 

一同

「?、?、?、?、?、」

 

カツ丼小僧 

「それでは、これから、この世の真理を思いつくままに列挙します、………。

 尻の穴を、かっぽじって、よく聞くように、………。

 

 

 ●普段、我々が自分のものだと思っている、意志や感情は、

  実は、本当の自分の意志や感情ではなく、他者によって作られた偽物の感情である。

 

 

 ●漫画のキャラクターたちが、

  自分やその周囲を、漫画家によって描かれているのを

  知らないのと同様、実は我々も、自分たちの行動や思考、姿、形までも、

  他者によって描かれている事を知らない。

 

 

 ●ここで言う「他者」というのは、もちろん言うまでもなく、

  この世の創造主である「神」の事です。

  神とは、平たく言うと、この宇宙を一瞬にして消してしまうことの出来る存在であり、

  また我々が現在住んでいる、この世界と似たような世界を、

  一瞬にして、いくらでも造り上げてしまう存在であります、………。

  いわば、魔法使い、………。

 

 

 ●このような絶対的存在に対しては、当然だが何人たりとも無力です。

  いや、それどころか、歴史上の過去の英雄なども、全て神に造られ、

  動かされているのです、………。 

  人間の行動というものは、1ミリ1秒の狂いもなく、全て決定づけられていて、

  一人一人の人間の歩む道が、途中から変わる事はありません。

 

 

 ●行動が決定づけられているのは、人間だけではありません。

  動植物や、建造物、置物、チリ、ホコリなど、この世の森羅万象、すべてのものが

  その時間帯に、姿、形を微妙に変化させながら、その場に、そのように存在している

  のです。

  

  「神は細部に宿る」などとも言いますが、細部どころか、

  この世の、どんな隅々までをも神が支配しているのです、………。

  そう、……それこそ地球上の、一つ一つのアリの巣の、穴の中までも、………。

  たった一つのアリの巣の中にまで、大きなドラマが展開されている訳ですが、

  それも皆、神の創造です、………。

  

 

 

 ●時間の経過、………。

  時間は、現在から未来に向かって「進んでいる」のではない、………。

  もう、既に出来上がっている未来に現在が「引っ張られている」んだ、という考え。 

  考えてもみれば恐ろしい事で、人間には、人生選択の余地は残されていません。」

 

 

筒井康隆

「いや、……だからねぇ、……君、………。

 あれは、ただの娯楽だと言ってるじゃないか、………。

 SFとしての、娯楽小説、………。あまり真面目にとってもらっても、………。

 君、いつもそんなに深刻だと、脳や体に悪いよ、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……ですから、………

 これから話す事は、全て、『エディプスの恋人』から端を発して

 僕が考えた、この世の真理、……「タカノ理論」という事にしておきます、………。

 

 『エディプスの恋人』は、筒井さんの作品ですから、

 僕などが、あまり勝手に論評などするのも、気が引けますので、………。 

 あの作品は、やっぱり、普通の SF娯楽作品として気軽に読んだ方が、

 読者も、楽しいと思います、………。」

 

筒井康隆

「うん、………。」

 

田原俊彦

「あはははははっ、………。」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「自分の意志や感情が、自分のものではない、というのは、

 まったく理解出来ません、………。

 もし、そうだとしたら、自分って何なんです、………?

 考えただけでも、悲しくなってきちゃうわ、……… 」

 

渡辺麻友

「ちょうでちゅよ、………まゆゆは、まゆゆ、でちゅよ、……… 

 まゆゆ以外の何者でも、ありまちぇんよ、………。

 あれっ、……? それとも、渡辺麻友か、………?

 わからなくなってきちゃった、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

今井メロ

「この座談会に、私が出席しているのも、偶然ではなく、もう運命で、

 あらかじめ決まっていたと言うのね、………なんか、怖いわ、………。」

 

菜々緒

「しかも、座談の内容まで、……全てが、……… 」

 

ヴァニラ

「……… 決まっていた、………なんて、……… 」

 

渡邉恒雄

「お、おいっ、………

 お前っ、……前途ある若者たちに、つまらん事を吹きこむなっ、………

 そんな考え、吹きこんで、わ、若者の未来を滅茶苦茶にするつもりかっ、………

 そんなことだったら、お前にゃ、もう読売独裁者の地位は譲らんぞっ、………。

 よ~~く、覚えとけ~~~~~ッ、………。ふがふがふが、……… 」

 

カツ丼小僧

「読売独裁者の地位、……?

 いりませんよ、………。そんなものがなんだというんです、………。

 そんなもの、広大無辺な宇宙真理とくらべたら、屁でもありませんよ。

 ちっこい、ちっこい、………僕のチ○ポよりも、もっと、ちっこい、………

 

 ナベツネさん、………僕はね、………

 この世に宇宙真理を解き明かす使命を、神から授けられているのです。」

 

渡邉恒雄

「ほ、…… 神じゃと、………?

 神というのは、そんなに凄い物なのか、………?

 わしゃぁ、無神論者じゃ、………そんなものは、信じんぞ、………。

 だからこそ、何十年も、読売の独裁者でいられたんじゃ、………。

 わかったか、小僧、………。わははははは。」

 

カツ丼小僧

「わかりましたよ、………ドン、………

 でも僕は、「小僧の神様」です、………これから暫くは、話を続けさせて頂きます。」

 

渡邉恒雄

「う、………。」

 

藤子不二雄A

「ドーーーーーーーーーーーン ! ! 」

 

 

カツ丼小僧

「それでは、今日は、もう時間となりました、………。

 この神聖なる座談のテーマは、また次回に回します、………。」

 

一同

「皆さん、今夜も、よ~~~く、歯を磨いて、いい夢を見ましょう、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、あらら、……いつも言ってる事を、先に言われちゃった、………。

 今日は、どうしたら、いいのよ、………。」

 

一同

「バッハッハ~~~~イ、………グッドラ~~~~~クッ、………。」

 

カツ丼小僧

「バッハッハ~~~~イ、………グッドラ~~~~~クッ、………。

 

 あらら、………。」

 

 

渡邉恒雄

「わははははは、………。

 こ、これはいい、………。最高じゃ、………。わはははは。うわははははは、………。」