カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 575

カツ丼小僧

「はい、………。

 今日の座談会は、今までの超能力の中でも、最もビッグなもの、………

 『タイムトラベル』を、語り合おうというものです、………。」

 

田原俊彦

「お、俺、……もう、何も言わない、………。」

 

一同

「わははははは、………それがいいね、………。」

 

筒井康隆

「時をかけるおじさん、………

 私は「過去」にも「未来」にも行ってみたい、………。

 ワクワクしてきて、キ○タマが張り裂けそうだ、………。」

 

ビートたけし

「あっ、………

 オイラんとこの軍団に、玉袋筋太郎って奴がいてさ、……… 」

 

一同

「わははははは、………。

 す、筋が張り裂けたら、い、痛そ~~~~~~っ、! ! ! 」

 

堀江貴文

「僕は、過去には戻りたくない、………。

 ライブドア時代が、蒸し返して出現する事になる、………。

 あれは、僕にとって、人生最大の汚点だ、………。

 

 出来る事なら、全てを揉み消してしまいたい、………。

 僕の過去の悪い産物が、皆、永久に残って存在しているとしたら、………? 

 どうすりゃいいんだ、……… 」

 

タモリ

「あんた、そんな事を気に病むようなキャラじゃないでしょう、………。」

 

堀江貴文

「ふっ、………。」

 

カツ丼小僧

「ところで、筒井さんは、『七瀬ふたたび』の中で、

 タイムトラベラーの事を、「最終的な超能力者」だと書いていましたが、………。」

 

筒井康隆

「うん、……そう、………

 だって、そうじゃないか、………。

 なにか、自分にとって、まずい事や危機的な事が起っても、

 ポン!と、時間移動して、他の時間帯に移っちゃえばいいんだから、………

 

 それで、全てが、あっさり解決、………。こんな楽な事はないよ、………。

 他の、どんな恐るべき超能力者に対しても、常に優位な立場でいられる、………。」

 

掛布雅之

「ええ、……そうなんですよ、………

 そんな能力が、もし私に備わっていれば、私だって、何もこんなに、

 借金返済の夢にうなされる事もなかったわけですよ、………ええ、……はい。

 何があっても、他の時間帯に逃げてしまえばいい訳ですからね、………。

 それはとっても、羨ましい能力だと思いますよ、……ええ、……はい。」

 

一同

「わははははは、………。

 ええ、そうですねぇ、………ええ、……はい。」

 

カツ丼小僧

「筒井さん、………

 ちょっと、わかりにくい所があって、お聞きしたいんですが、………

 タイムトラベルとパラレルワールドというのは、当然違う物ですが、………

 超能力者が時間の移動をした場合、そこに取り残された人たちというのは、

 どうなってしまうんでしょうか、………?

 

 超能力者にとっては、残された者の事なんて、どうでもいいものかもしれませんが、

 その場から、超能力者が消えていなくなった後の、残された者の気持ちは、

 不安と狼狽で、いっぱいになると思います、………

 いや、もちろん、彼(彼女)の、正体を知らないでいた場合ですが、………  

 

 それに、残された世界は、そのまま存続するんでしょうか、………?

 それは、超能力者が、未来や過去に行ったり来たりする事で、

 本来の歴史や他人の人生まで、ぶち壊して、

 変えてしまった事になるんでしょうか、? 時間軸は、正常なままですか、………?

 こんな事を考えていると、いつも、頭の中がこんがらがって、

 おかしくなってくるんです、………。」

 

渡辺麻友

「私も、とっても、頭が痛いでちゅよ、……… 

 生理痛の方も、まだ少し残ってまちゅけど、………。」

 

秋元康

「まゆゆ~~~、………

 痛いの、痛いの、………飛んで行け~~~~~。」

 

渡辺麻友

「あっ、……痛いの、どっかに飛んでいきまちた、………

 秋元さん、ありがとう、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

筒井康隆

「いやいや、私だって、そんな事、考えていたら、頭が痛くなって来る、………

 まぁ、タイムトラベルなんて、元々、矛盾だらけで、あり得ない事なのかもしれない。

 あの小説を書くのには、本当に苦労したんだ、………。随分と頭をひねった、………

 なんまんだぶ、なんまんだぶ、……ほう、ほけきょう、………。」

 

カツ丼小僧

「筒井さん、………

 僕は、この世の真理を把握したつもりにでもなっている男なんですが、……… 」

 

関口宏

「知ってる、………つもり~~~~~。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんですが、………

 筒井さんなら、わかってもらえると思いますので、

 ここで率直に言わせてもらいますと、………

 

 人間の人生というものは、もう、あらかじめ、がんじがらめに決まってるんです。

 人生の立体映画のフィルムは、あらかじめセットされており、

 絶対に変える事が出来ない、………。1ミリ1秒の狂いもなく決まっている、………

 

 浜辺の小石、……その一つでも、この世から欠けてはならない、………。

 いや、欠けることは、ありえない、………。

 間違いなく、その場所にその時間、一分の狂いもなく存在している、………。

 どうすることも出来ないので、僕には、あまり後悔というものがないのですが、

 まぁ、この話の詳しい事は、後の『エディプスの恋人』の所で話す事にします。」

 

中村玉緒

「ほほほ、………

 この手の話には、カツ丼さん、いつも熱が入りますなぁ、………。」

 

筒井康隆

「つまり、君の言わんとする所は、

 タイムトラベルとは言っても、実は時間帯を飛び越えた、というのではなく、

 その時間帯を飛び越えて出現した、過去や未来というのは、

 そのタイムトラベラーの人生の中に、最初から仕組まれた、

 人生フィルムの一場面である、という事なんだね、………。」

 

カツ丼小僧

「ありがとうございます、………。 その通りでございます、………。」

 

堀江貴文

「ん、……? 何、……? 

 何言ってんの、………? 俺、よくわかんないよ、………。」 

 

小池栄子

「えぇ~~~~~っ、???!!!

 堀江さんでも、わかんない事って、あるんですかぁ~~~~、? 」

 

堀江貴文

「いや、僕は、この現実世界が大好きで、この現実に身を投じている人間だから、

 SFチックな考えは、よくわからないし、そう言う考えを持つ人とも、

 距離を置くようにしている、………。」

 

志茂田景樹

「ほひほひほひ、………ふへへへへ、………

 じゃぁ、なんで、あんた、ここに来たのよ、………。

 ここは、そういう話ばっかりですよ、………。」

 

堀江貴文

「ん、……? まぁ、それは、いいじゃない、………。」

 

瀬戸内寂聴

「たぁ~~~か、ぽんっ、………♡♡♡。」

 

一同

「わははははは。」

 

堀江貴文

「と、……とにかく、時間は貴重な物ですから、

 僕は、タイムトラベルなど出来たら、どんなに嬉しいのかと思いましたら、

 そう言う意味では、まったく、時間の節約とか、

 そういう事ではなくなるじゃないですか、………。

 

 それなら、未来に行こうが過去に戻ろうが、その分だけの時間を、

 今までの時間の経過の速度と同じように、その時も過ぎているわけで、……… 」

 

筒井康隆

「なんだ、………ちゃんと、わかっているんじゃないか、………。」

 

所ジョージ

「さすが、東大出身だ、……… まぁ、中退だそうだけど、………。」

 

堀江貴文

「そうですよ、………

 だって僕は、子供時代から、百科事典を読んでいるんですから、………。

 そんな事ぐらい、簡単にわかりますよ、………。

 あれを読んでいる時は、随分と楽しくて、ためになったなぁ、……… 」

 

筒井康隆

「な、……なんですか、………? それ、? 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうですね、………。

 そして次は、超能力の極めつけ、………

 「テレポーテーション」の話題に移りたいんですが、

 そろそろ、時間が来たようです、………。

 

 区切りもいいので、今回は、ここでお開きです、………

 テレポーテーションの話は、次回に回す事にしましょう、………。 」

 

一同

「えぇ~~~~~~っ、???!!!! 

 も、もう、終わりですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「そうです、………。もう、終わりです、………。

 

 寝る子はシコる、………いえ、寝る子は育つ、です、………。

 皆さんも、ぐっすり睡眠をとって、次回の座談会に備えてください、………。」

 

堀江貴文

「そうですよ、………

 人間にとって、睡眠時間というのは、とっても重要です、………。

 睡眠をたっぷりとらないと、いい仕事は出来ない、……… 

 僕は、最低でも、1日6時間は睡眠を摂るようにしています、………。」

 

カツ丼小僧

「そうですか、………?

 僕は、1日10時間です、………わははははは。や~~い、たかぽんに勝った、………。」

 

堀江貴文

「……………………。

 ふっ、……そんなこったから、あんた、糖尿病なんですよ、………。

 キチッと生きろよ、………。呆れたオヤジだ、………。」

 

カツ丼小僧

「まぁまぁ、たかぽんさん、………

 そう、つれないこと言わないで、………。

 あなたは、東大中退者、僕は、明治学院大学中退です、………。

 同じ、中退者同士、………仲良くしましょう、……… 」

 

堀江貴文

「………そ、そこに、何の接点があると言うんだ、………。」

 

筒井康隆

「ちなみに、わしは、同志社大学卒業じゃ、………。

 まいったか、……ほれ、まいったか、………。わははははは。」

 

一同

「おぉ~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「それでは、皆さん、さようなら~~~~~。

 

 ♪ビハッ、ビハッ、………

  

  バッハッハ~~~~イの、ビハッ、ビハッ、………。

 

  シコシコ、ピュッピュッ、……シコ、ピュッピュッ、………。 」

 

一同

「♪ビハッ、ビハッ、………

  

  バッハッハ~~~~イの、ビハッ、ビハッ、………。

 

  シコシコ、ピュッピュッ、……シコ、ピュッピュッ、………。 」

 

 

堀江貴文

「……………。」

 

 

掛布雅之

「あ、……皆さん、………

 ここで、悲しいお知らせが、一つあります、………。

 え~~~、実は、ワタクシ、掛布雅之は、昨日の9日に、

 阪神タイガースの二軍監督を退任することが、正式に決定しました、………。

 

 正直、未練はあります、………。

 辛い、……… 悲しい、………。 

 人生とは、かくも非情なものなんですね、………ええ、……はい、………。」