カツ丼小僧
「はい、………
それでは、今日も、心ウキウキ、超能力の話を始めましょう、………。」
ダレノガレ明美
「私の美貌も、一種の超能力よっ、………
人を惹きつけます。うっふん、………♡♡♡。」
一同
「お~~~~っ、言うねぇ、……… わははははは。」
筒井康隆
「それにしても、君は、超能力というものを、
道義的、徳義的な観点からしか、見れないようだね、………。
そりゃぁね、超能力なんて、特殊な能力だから、………
悪用しようと思えば、いくらでも出来るけどね、………。
なにか、宗教でもやってるの、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、………
僕は何も、大それた宗教団体に入会しているとか、そういう事ではないんですが、
若い内から、神の存在というものを強く信じていまして、………
その神と言うのは、魔法使いのように、この地球を、いや、宇宙でさえも、
一瞬にして、消してしまえる力を持っているんです、………。」
筒井康隆
「ほう、………。」
タモリ
「まぁ、神というのは、大体そんなもんじゃないですかねぇ、………。ふふふ、………。」
カツ丼小僧
「いえ、それは、筒井さんの『エディプスの恋人』という作品に強く影響を受けた
という事もありますが、その話は後に回します、………。
つまり僕は、若い内から神という存在に気付かされ、そのあまりのビッグさに驚かされ、
ただひたすら、神にひれ伏し、縮こまって、今まで生きてきた人間なんです、……… 」
田原俊彦
「僕も、ビッグ、………。」
タモリ
「わははははは、………。あんたのは、自称でしょう、………。」
カツ丼小僧
「ですからね、………
人の心の中や体を勝手に覗く、「テレパシー」や「透視」だとかいうのは、
一言で言って、とっても悪い事でして、………
だってそうでしょう、………自分が覗かれた事を考えて見ると、
これは、えっれぇ、ワリィ事ですよ、………えっれぇ、………。
考えても見れば、こんなに恐ろしい事はない、………。
プライバシーの侵害だとか、そんな一言では片づけられませんよ、………。
こんな事は、神に許される筈はない、………。
因果応報というものがあり、必ずや、神の天罰が、………。」
米倉涼子
「私の服の中なら、どんどん覗いてぇ~~~~~、
一向に、構わないわよ~~~~~。
どんどん、いっちゃってぇ~~~~~、どんどん~~~~~。
あ、あ、あ、あ、あ~~~~~~~っ、」
加藤シルビア
「私も~~~~~。うっふ~~~~~ん、♡♡♡。
誰か、私のカラダ、……見て、見てぇ~~~~~~~っ、」
葉山エレーヌ
「私のアソコも、覗いてェ~~~~~~~~っ、」
田代まさし
「えっ、……?
ほ、……ホントにいいの、………? ゴックン、……… ! ! 」
桑野信義
「あいかわらず、こりねぇ奴だな、………。」
鈴木雅之
「大丈夫、………
彼は逮捕され、すでに神の裁きは受けました、………。
でも、今度、またやったら、………その時は、……… 」
田代まさし
「お、……脅すなよ、………。」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「まぁ、この座談会に出席なさっている女性は別にしましても、
一般の女性であったら、服の中を透視されるだなんて、とんでもない事ですよ、………
ハレンチで、いかがわしい行為です、………。
ましてや、親しく付き合ってきた人に、ずっと長い間そんな事されていて、
後で、ふと、その事実を知った時には、もう、怒りと悔しさと恥辱で、
頭の中が錯乱状態に陥る筈です、………。
僕が普段から推奨している、ライトSMは、あくまで両者の合意を得たものとしての
ものだから、何も問題はない、………。行き過ぎにさえ注意すれば、………。
でも、相手の了承もなしに、服の中を覗かれてしまったとあっては、………。 」
瀬戸内寂聴
「そうですわね、………。」
渡邉恒雄
「おほおほおほ、………笑って許してもらえんじゃろうか、………? 」
瀬戸内寂聴
「つ、……恒雄さんなら、………♡♡♡。」
渡邉恒雄
「ぐびびっ、……… ! ! ! くっふぅ~~~~ん、………
あはっ、あはっ、……あっはんっ、……悶えちゃう~~~~~~~っ、」
山本高広
「きた、きた、きたっ、………
キターーーーーーーーーーーーーーー ! ! 」
一同
「わははははは。」
筒井康隆
「うん、………
でも、僕の小説の、ノリオや七瀬のようなテレパス(精神感能力者)は、
ただ、無闇にイタズラ半分で、人の心の中を覗いていたという訳じゃない、………。
あくまで、自分たちの危機に直面し、必要に迫られての時だけだ、………。
それに、このような特殊能力というものは、自分の訓練や修練によって
身についたものじゃない、………。生まれついての物だからね、………
まぁ、今、君が言っていた「神に授かった物」とみるのが妥当じゃないかな、………。
ならば、超能力者本人には、その能力をどう使おうと、
なんの責任もないという事になると思うよ、……… 」
高塚光
「うん、………。そうだ、………
神が、よしと判断して、その人間に与えたんだ、………。
間違いない、………。 その他の能力だって、みな同じ、………。」
大槻義彦
「そう、……私の物理学者としての才能もね、………。」
田代まさし
「覗きの才能というのは、許してもらえませんでしょうか、………? 」
桑野信義
「おいっ、………。」
黒柳徹子
「私ね、いつも思うんですけど、………体の大きな男の方って、
心はとっても細やかで、優しい人が多いんですよ、………。
そういう所で神様が、うまくバランスをとってくれているんだと思いますわ、………。」
アントニオ猪木
「ヨッシャァァ~~~~~~~~~~ッ、その通りっ、……… 」
カツ丼小僧
「うん、………そうですね、………
そのように割り切れれば、何の問題もない、………。
ぼくも、早く、テレパシー能力が欲しいなぁ~~~。
ちょっと、恐い気もするけど、………。
神は僕に、そのような才能を与えてくれるんだろうか、………? 」
そこへ、いきなり襖が開いて、一人の男が、軽いおじぎをして、
無造作に、座敷の中へ入って来た、………。
「あっ、……… 」
一同が驚いたのも無理はない、………。
11年ほど前、証券取引違反法容疑で、六本木ヒルズのライブドア本社や、
本人の自宅などを、東京地検特捜部に家宅捜査され、逮捕された、
元ライブドア社長、ホリエモンこと、堀江貴文その人だったからである、………
2013年11月に、やっと刑期が満了し出所した、いわゆる前科者だが、
彼の素振りは、まったくそのようなものを感じさせなかった、………
堂々とした押し出しは、落ちぶれた元成金といった印象は微塵もなかった、………。
現在彼は、44歳であったが、目はギラギラと輝き、若い野心家そのものだった。
彼は、カツ丼小僧と筒井康隆の前まで、足早に歩み寄ると、
その前に、ドスン!と居座って、胡坐を掻いた、………。
堀江貴文
「突然、失礼します、………。
堀江貴文と申します、………。
現在、SNSメディア&コンサルティングの活動をしています、………。
僕にとって、時間というものは、非常に貴重な物ですが、
皆さんが、楽しそうな超能力の話をしているんで、
僕もそれに加わりたく、わざわざ足を運んできました、………。
宜しく、お願いします、………。お金は頂きません、………。」
カツ丼小僧
「わははははは、………。
いやぁ~~~~、ビックリしました、………。
まさか、こんな所に、あの超ビッグな有名人、ホリエモンさんがやって来るとは
思いもよりませんでした、………。
その節は、……本当に惜しかったですね、………。
もう少しで、フジテレビやニッポン放送を、買収できる所でしたのに、………。
元フジテレビ社長の、日枝久(ひえだ・ひさし)さんとの対決は、
本当に面白かったです。
う~~~ん、………フジテレビに、ニッポン放送かぁ、………
いいなぁ、………僕も欲しい、………
自分のモノにして、ビッグな小僧になりたい、……… 」
田原俊彦
「僕も、ビッグ、……… 」
一同
「わははははは、………トシちゃんでぇぇ~~~~~すっ、」
堀江貴文
「いや、……その話は、もう止めましょう、………
もう、過去の事じゃないですか、………
僕は、常に未来の事しか考えていません、………。
それから、ホリエモンという愛称は、僕は好きではないんで、
よろしければ皆さん、これからは僕の事を、「たかぽん」と呼んでください、………。
実際僕は、自分自身の事を、そう呼んでいます、………。」
一同
「た~~~か、ぽんっ、………。」
堀江貴文
「えへへ、………ありがとう、………。」
明石家さんま
「ヒィーーーーッ、ヒィーーーーッ、………ポ、ポン酢しょうゆの宣伝かいな、……… 」
カツ丼小僧
「堀江さんは、今春、幻冬舎から『多重力』という本を出版されまして、
僕も、面白く読ませて頂きました。とてもためになりました、………。」
堀江貴文
「だから、何、?
いえ、………お礼などはいいですから、……即座に動いてください、………
人間は、とにかく動くことが肝心です、………。
見切り発車で、構いませんから、………。とにかく動いて、………。修正は後。」
カツ丼小僧
「いえ、……それが堀江さん、………
僕、占いなど、やってますもんで、………躊躇して、中々動けないんですよ、………
計算して、頃合いを見計らって、……というタイプなんです、………
人間には、タイミングが何より重要でして、………
戦国の武将ではありませんが、「待つ」ことも重要なんではないかと、………。」
堀江貴文
「……………。」
カツ丼小僧
「ところで、たかぽんさん、………
本の印税の方は、どうですか、………? がっぽり、稼いだんでしょう、? 」
堀江貴文
「……………。
ふっ、………何を、………
バカな奴には、突き合っちゃいられないな、………。」
カツ丼小僧
「いえいえ、………
もうしばらくは、付き合って下さいよ、………。
次回は超能力の中でも、最大のもの、………
「タイムトラベル」がテーマです、………。 」
堀江貴文
「えっ、……ホント、………?
それは、凄い、………時間を節約したい僕にとっては、もってこいの話だ、………
やろう、やろう、……是非、やろう、………。」
掛布雅之
「いえいえ、………人間、急ぎ走ってばかりでは、いけません、………
ゆっくり、のんびり、行きましょう、………。
借金も、ゆっくり、ゆっくり、返済です、………。ゆっくり、ゆっくり、……… 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「はい。…………という事でございまして、………
今回の座談は、これにて終了でございます、………。
皆さん、お風呂には、ゆっくり、のんびり、浸かってください、………。
セッ○スの方も、ゆっくり、のんびり、………。」
一同
「わははははは、………。それは、無理でぇ~~~~す、………。」
堀江貴文
「ふん、……バカバカしい、………。」
カツ丼小僧
「それでは、皆さん、ごきげんよう、………
ハイ、チャッチャ~~~~~ッ、 」
一同
「ハイ、チャッチャ~~~~~ッ、 」