カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 574

カツ丼小僧

「はい、………

 それでは、今日も、心ウキウキ、超能力の話を始めましょう、………。」

 

ダレノガレ明美

「私の美貌も、一種の超能力よっ、………

 人を惹きつけます。うっふん、………♡♡♡。」

 

一同

「お~~~~っ、言うねぇ、……… わははははは。」

 

筒井康隆

「それにしても、君は、超能力というものを、

 道義的、徳義的な観点からしか、見れないようだね、………。

 

 そりゃぁね、超能力なんて、特殊な能力だから、………

 悪用しようと思えば、いくらでも出来るけどね、………。

 なにか、宗教でもやってるの、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………

 僕は何も、大それた宗教団体に入会しているとか、そういう事ではないんですが、

 若い内から、神の存在というものを強く信じていまして、………

 その神と言うのは、魔法使いのように、この地球を、いや、宇宙でさえも、

 一瞬にして、消してしまえる力を持っているんです、………。」

 

筒井康隆

「ほう、………。」

 

タモリ

「まぁ、神というのは、大体そんなもんじゃないですかねぇ、………。ふふふ、………。」

 

カツ丼小僧

「いえ、それは、筒井さんの『エディプスの恋人』という作品に強く影響を受けた

 という事もありますが、その話は後に回します、………。

 つまり僕は、若い内から神という存在に気付かされ、そのあまりのビッグさに驚かされ、

 ただひたすら、神にひれ伏し、縮こまって、今まで生きてきた人間なんです、……… 」

 

田原俊彦

「僕も、ビッグ、………。」

 

タモリ

「わははははは、………。あんたのは、自称でしょう、………。」

 

カツ丼小僧

「ですからね、………

 人の心の中や体を勝手に覗く、「テレパシー」や「透視」だとかいうのは、

 一言で言って、とっても悪い事でして、………

 

 だってそうでしょう、………自分が覗かれた事を考えて見ると、

 これは、えっれぇ、ワリィ事ですよ、………えっれぇ、………。

 考えても見れば、こんなに恐ろしい事はない、………。

 プライバシーの侵害だとか、そんな一言では片づけられませんよ、………。

 

 こんな事は、神に許される筈はない、………。

 因果応報というものがあり、必ずや、神の天罰が、………。」

 

米倉涼子

「私の服の中なら、どんどん覗いてぇ~~~~~、

 一向に、構わないわよ~~~~~。 

 どんどん、いっちゃってぇ~~~~~、どんどん~~~~~。

 あ、あ、あ、あ、あ~~~~~~~っ、」

 

加藤シルビア

「私も~~~~~。うっふ~~~~~ん、♡♡♡。

 誰か、私のカラダ、……見て、見てぇ~~~~~~~っ、」

 

葉山エレーヌ

「私のアソコも、覗いてェ~~~~~~~~っ、」

 

田代まさし

「えっ、……?

 ほ、……ホントにいいの、………? ゴックン、……… ! ! 」

 

桑野信義

「あいかわらず、こりねぇ奴だな、………。」

 

鈴木雅之

「大丈夫、………

 彼は逮捕され、すでに神の裁きは受けました、………。

 でも、今度、またやったら、………その時は、……… 」

 

田代まさし

「お、……脅すなよ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「まぁ、この座談会に出席なさっている女性は別にしましても、

 一般の女性であったら、服の中を透視されるだなんて、とんでもない事ですよ、………

 ハレンチで、いかがわしい行為です、………。

 

 ましてや、親しく付き合ってきた人に、ずっと長い間そんな事されていて、

 後で、ふと、その事実を知った時には、もう、怒りと悔しさと恥辱で、

 頭の中が錯乱状態に陥る筈です、………。

 

 僕が普段から推奨している、ライトSMは、あくまで両者の合意を得たものとしての

 ものだから、何も問題はない、………。行き過ぎにさえ注意すれば、………。

 でも、相手の了承もなしに、服の中を覗かれてしまったとあっては、………。 」

 

瀬戸内寂聴

「そうですわね、………。」

 

渡邉恒雄

「おほおほおほ、………笑って許してもらえんじゃろうか、………? 」

 

瀬戸内寂聴

「つ、……恒雄さんなら、………♡♡♡。」

 

渡邉恒雄

「ぐびびっ、……… ! ! ! くっふぅ~~~~ん、……… 

 あはっ、あはっ、……あっはんっ、……悶えちゃう~~~~~~~っ、」

 

山本高広

「きた、きた、きたっ、………

 

   キターーーーーーーーーーーーーーー ! !   」

 

一同

「わははははは。」

 

筒井康隆

「うん、………

 でも、僕の小説の、ノリオや七瀬のようなテレパス(精神感能力者)は、

 ただ、無闇にイタズラ半分で、人の心の中を覗いていたという訳じゃない、………。

 あくまで、自分たちの危機に直面し、必要に迫られての時だけだ、………。

 

 それに、このような特殊能力というものは、自分の訓練や修練によって

 身についたものじゃない、………。生まれついての物だからね、………

 まぁ、今、君が言っていた「神に授かった物」とみるのが妥当じゃないかな、………。

 

 ならば、超能力者本人には、その能力をどう使おうと、

 なんの責任もないという事になると思うよ、………  」

 

高塚光

「うん、………。そうだ、………

 神が、よしと判断して、その人間に与えたんだ、………。

 間違いない、………。 その他の能力だって、みな同じ、………。」

 

大槻義彦

「そう、……私の物理学者としての才能もね、………。」

 

田代まさし

「覗きの才能というのは、許してもらえませんでしょうか、………? 」

 

桑野信義

「おいっ、………。」

 

黒柳徹子

「私ね、いつも思うんですけど、………体の大きな男の方って、

 心はとっても細やかで、優しい人が多いんですよ、………。

 そういう所で神様が、うまくバランスをとってくれているんだと思いますわ、………。」

 

アントニオ猪木

「ヨッシャァァ~~~~~~~~~~ッ、その通りっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………そうですね、………

 そのように割り切れれば、何の問題もない、………。

 ぼくも、早く、テレパシー能力が欲しいなぁ~~~。

 ちょっと、恐い気もするけど、………。

 神は僕に、そのような才能を与えてくれるんだろうか、………? 」

 

 

   そこへ、いきなり襖が開いて、一人の男が、軽いおじぎをして、

   無造作に、座敷の中へ入って来た、………。

   

   「あっ、……… 」

   一同が驚いたのも無理はない、………。

   11年ほど前、証券取引違反法容疑で、六本木ヒルズのライブドア本社や、

   本人の自宅などを、東京地検特捜部に家宅捜査され、逮捕された、

   元ライブドア社長、ホリエモンこと、堀江貴文その人だったからである、………

 

   2013年11月に、やっと刑期が満了し出所した、いわゆる前科者だが、

   彼の素振りは、まったくそのようなものを感じさせなかった、………

   堂々とした押し出しは、落ちぶれた元成金といった印象は微塵もなかった、………。

   現在彼は、44歳であったが、目はギラギラと輝き、若い野心家そのものだった。

 

   彼は、カツ丼小僧と筒井康隆の前まで、足早に歩み寄ると、

   その前に、ドスン!と居座って、胡坐を掻いた、………。

   

 

堀江貴文

「突然、失礼します、………。

 堀江貴文と申します、………。

 現在、SNSメディア&コンサルティングの活動をしています、………。

 

 僕にとって、時間というものは、非常に貴重な物ですが、

 皆さんが、楽しそうな超能力の話をしているんで、

 僕もそれに加わりたく、わざわざ足を運んできました、………。

 宜しく、お願いします、………。お金は頂きません、………。」 

 

カツ丼小僧

「わははははは、………。

 いやぁ~~~~、ビックリしました、………。

 まさか、こんな所に、あの超ビッグな有名人、ホリエモンさんがやって来るとは

 思いもよりませんでした、………。

 

 その節は、……本当に惜しかったですね、………。

 もう少しで、フジテレビやニッポン放送を、買収できる所でしたのに、………。

 元フジテレビ社長の、日枝久(ひえだ・ひさし)さんとの対決は、

 本当に面白かったです。

 

 う~~~ん、………フジテレビに、ニッポン放送かぁ、………

 いいなぁ、………僕も欲しい、………

 自分のモノにして、ビッグな小僧になりたい、……… 」

 

田原俊彦

「僕も、ビッグ、……… 」

 

一同

「わははははは、………トシちゃんでぇぇ~~~~~すっ、」

 

堀江貴文

「いや、……その話は、もう止めましょう、………

 もう、過去の事じゃないですか、………

 僕は、常に未来の事しか考えていません、………。

 

 それから、ホリエモンという愛称は、僕は好きではないんで、

 よろしければ皆さん、これからは僕の事を、「たかぽん」と呼んでください、………。

 実際僕は、自分自身の事を、そう呼んでいます、………。」

 

一同

「た~~~か、ぽんっ、………。」

 

堀江貴文

「えへへ、………ありがとう、………。」

 

明石家さんま

「ヒィーーーーッ、ヒィーーーーッ、………ポ、ポン酢しょうゆの宣伝かいな、……… 」

 

カツ丼小僧

「堀江さんは、今春、幻冬舎から『多重力』という本を出版されまして、

 僕も、面白く読ませて頂きました。とてもためになりました、………。」

 

堀江貴文

「だから、何、?

 いえ、………お礼などはいいですから、……即座に動いてください、……… 

 人間は、とにかく動くことが肝心です、………。

 見切り発車で、構いませんから、………。とにかく動いて、………。修正は後。」

 

カツ丼小僧

「いえ、……それが堀江さん、………

 僕、占いなど、やってますもんで、………躊躇して、中々動けないんですよ、………

 計算して、頃合いを見計らって、……というタイプなんです、……… 

 人間には、タイミングが何より重要でして、……… 

 戦国の武将ではありませんが、「待つ」ことも重要なんではないかと、………。」

 

堀江貴文

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ところで、たかぽんさん、………

 本の印税の方は、どうですか、………? がっぽり、稼いだんでしょう、? 」

 

堀江貴文

「……………。

 ふっ、………何を、………

 バカな奴には、突き合っちゃいられないな、………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………

 もうしばらくは、付き合って下さいよ、………。

 次回は超能力の中でも、最大のもの、………

 「タイムトラベル」がテーマです、………。 」

 

堀江貴文

「えっ、……ホント、………?

 それは、凄い、………時間を節約したい僕にとっては、もってこいの話だ、………

 やろう、やろう、……是非、やろう、………。」

 

掛布雅之

「いえいえ、………人間、急ぎ走ってばかりでは、いけません、………

 ゆっくり、のんびり、行きましょう、………。

 借金も、ゆっくり、ゆっくり、返済です、………。ゆっくり、ゆっくり、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「はい。…………という事でございまして、………

 今回の座談は、これにて終了でございます、………。

 皆さん、お風呂には、ゆっくり、のんびり、浸かってください、………。

 セッ○スの方も、ゆっくり、のんびり、………。」

 

一同

「わははははは、………。それは、無理でぇ~~~~す、………。」

 

堀江貴文

「ふん、……バカバカしい、………。」

 

カツ丼小僧

「それでは、皆さん、ごきげんよう、……… 

 

 ハイ、チャッチャ~~~~~ッ、 」

 

 

一同

「ハイ、チャッチャ~~~~~ッ、 」