カツ丼小僧
「麻生さん、………
もう、いい加減にしてくださいよ、………。」
麻生太郎
「何が、………? 」
カツ丼小僧
「ヒトラー発言を、あっさり撤回して、謝罪するなんて、………
あなたらしくもない、………見損ないましたよ、………。
僕に恥を掻かす気ですか、………? 」
麻生太郎
「ああ、……あれね、………。
いや、僕は最初から、ヒトラーなんて肯定していませんよ、………。
周りが勝手に僕の発言を誤解して、解釈したんだ、………。
僕の言いたかったのは、むしろ逆で、ヒトラーのような政治家になっては
いけませんよ、………という事だったんだよ、………。
当然でしょう、………。」
一同
「う~~~ん、……… 」
カツ丼小僧
「でも、昨日は、……… 」
麻生太郎
「いや、………
君が、あんまり僕という人間に対する持論を、得意げに展開し続けるから、
傷つけたら可哀想だと思って、とりあえず君に合わせておいたんだよ、………。」
カツ丼小僧
「………………。
それじゃぁ、世間から注目を浴びようだとか、という意図は、………? 」
麻生太郎
「そんなの、まったくないよ、………。
そんな事、政治家として、あってはならない行為だ、………
僕はねぇ、………君が思っているほど、不真面目な人間じゃないんだよ、………
真面目も真面目、………超真面目人間、………
おわかりかな、………?
つまり、君の誤った解釈だ、………。未曾有ゆうの大誤解だ、………。」
カツ丼小僧
「そ、……それじゃぁ、あんた、………
やはり、ただのバカだったんですね、………。」
麻生太郎
「……………。」
カツ丼小僧
「……………。」
浅香唯
「まぁまぁ、カツ丼さん、………
そんな事より、そろそろ、筒井康隆さんの小説の方に話を進めないと、
また、いつものように、脇道に逸れて行って、時間切れになりますよ。」
筒井康隆
「うん、……そうだね、………そろそろ、始めよう、……… 」
山本高広
「ついに、………
キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 」
出川哲朗
「んがはははっ、……んがはははっ、………んっ、……… 」
掛布雅之
「ええ、……私もそう思います、………。
何より重要な事は、何度も同じ過ちを繰り返さない事じゃないでしょうかね、………
電光石火の早業で、寄り道をせずに話を進めていくのが
一番いいんじゃないかと思います、………。
野球解説的に言えば、カーブよりかは、ストレートでしょう、………
しかも、思いっ切り速い、……… ええ、……はい、………。」
中畑清
「あんた、………もう、何度でも言うけど、………
話の語尾に「ええ、はい」をつけるのは、やめろよ、………
そうやって、念を押されるような喋り方をされると、
反論したくても、誰も反論できないじゃないか、………
いつも思ってるんだけど、それって、卑怯な話し方だぞ、………。
「お前、俺のいう事に同意しろ」って、暗に、そう言ってるのと同じだ、……… 」
掛布雅之
「ええ、………キヨシさん、………
それは、まったくの正論なんでしょうが、
本当は私だって、いつもそう思っているんですよ、………
一応、反省はしています、………ええ、……はい、………。
でも、癖というものは、中々ぬけないんですよ、………ええ、……はい、………。」
長嶋茂雄
「ん~~~、それは、いわゆるひとつの、
掛布さんの、ナチュラルポイントではないでしょうか、………?
直す必要はありません、………そのままであるのが、一番いいと思います、………
自分にとって、ナチュラルな会話であるのが一番です、………。」
掛布雅之
「ええ、………やはり、本来ならば、そうなんですね、………
野性のカンの、長嶋さんにそう言ってもらえると、私も本当に心強いです。
「絵になる男」、長嶋茂雄のいう事ですからね、………
たぶん、当たっているんでしょう、……はい。」
中畑清
「……………。」
筒井康隆
「あの、……… 」
犬山紙子
「一体何が、面白いのよ~~~~~。
意味不明で、さっぱりわからなぁ~~~~~~~~~い、………
もっと最近の、新しいネタで、話しようよ~~~~~。」
ダレノガレ明美
「そうですよ、………
でないと、この座談会、若い人の発言権が、
ますます、少なくなっていきますよ~~~。私の美貌は、どうなるの~~~、? 」
渡邉恒雄
「おっほっほっほっほっ、………
それは、それは、えろう、ええことじゃないですかな、………
なぁ、寂聴さんや、……… 」
筒井康隆
「ちょっと、もし、……… 」
瀬戸内寂聴
「そうですわよ、恒雄さん、………
これからは、私たち、老人の時代ですわ、………
私も、老人の持つ、オマ○コパワーというものを、
ガバガバと見せつけていくつもりです。ガバガバ、ガバ~~~~~~ッ、と、……… 」
出川哲朗
「ぎゃはははははっ、………
ばかっ、やめろっ、おめぇっ、………ぎゃはははははっ、………。」
高橋由伸
「う~~~ん、………
寂聴さんのオマ○コかぁ、………
それは、いいねぇ、………僕も、その意見に賛同します、………。
正直、若い女のオマ○コなんて、もう見飽きちゃって、
ゲッソリしていたところなんだ、………。
これからは、寂聴オマ○コ・ガバガバグッズが、飛ぶように売れるよ、………。
そんな時代が、もう間近に迫っているような気がする、………。」
志茂田景樹
「わははははは。」
五月みどり
「私のマ○コは、3年後に御披露いたしますわ、………
楽しみに待っててね、……… うっふんっ、♡♡♡。」
筒井康隆
「んがががが~~~~~~~~~~っ、
おいっ、もう、いい加減にせんかぁぁぁ~~~~~~~~っ、
はっ、早く、『俺に関する噂』、………
い、いや、………俺に関する話を、始めろ~~~~~~~~~~っ、
んがががが~~~~~~~~~~っ、」
出川哲朗
「あっ、筒井っ、………それって、俺の模倣、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうですね、………
そろそろ始めましょう、………
古い話で、若い人は知らなくて申し訳ないんですが、
当時は、『七瀬三部作』は大ヒットして、世間にブームを巻き起こした作品です。
『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』、………
今回の座談をきっかけに、これらの作品の事を、よく覚えていってください。」
一同
「はぁぁ~~~~~~~~い、」
佐々木恭子
「でも、この三作品、………
タイトルからして、なにか、面白そうな雰囲気ですね、………。
心が惹きつけられてしまいます、……… 」
筒井康隆
「だから、超能力者なんじゃ、………
超能力で、読者を惹きつけたんじゃ、……… わかる、………? 」
一同
「……………。」
出川哲朗
「ぎゃはははっ、……筒井っ、……また外したっ、………
おめぇの、作家生命、もう、終わりだっ、………ぎゃはははははっ、……… 」
カツ丼小僧
「まず、第1部の『家族八景』ですが、………
人の心の中を透かして読んでしまう事の出来る、テレパス火田七瀬が、
自分の特殊能力が世間にばれる事を恐れて、家政婦として、8つの家庭を
渡り歩くという話でしたが、………
やはり、小説の中では、七瀬は、人の心の中を覗いてしまいますね、………
これは、道徳的には、よくない事だと思いますが、………
やはり、火田七瀬も、人の子であったと、………俗人であったと、……… 」
筒井康隆
「あんなぁ、………
真摯な顔をして、何をいっとるんじゃ、君は、………?
これは、超能力者が主人公の小説じゃよ、………
そうしなければ、話が先に進んでいかない、………。
ただ、それだけの事だろう、………。」
カツ丼小僧
「ええ、………
でも、他人の心の中が、透けて見えてしまうっていうのは、
実際、とても恐ろしい事ですよ、………。
そんな事をしたら、まず間違いなく、人間不信に陥る筈です、………
僕も、あの小説を読み終わった後、
やはり感化されたのか、なにか、とても恐ろしい、陰鬱な気分になりました、………
周りの人間が、皆、自分の罪を隠して平然と生きている
殺人犯のようにすら見えてきたんです、………。
とても火田七瀬のように、あのように冷静な心でいられる筈がありません、………
そこの所が小説として、ちょっと不自然のようにも思えるんですが、………
筒井さんは、そこの所は、どのようにお考えでしょうか、………? 」
筒井康隆
「だからさ、………
不自然も何も、そうしないと、話が進まないじゃないか、……… 」
柴門ふみ
「そうですよ、カツ丼小僧さん、………
話作りには、思い切った飛躍が必要です、………
あなたのように、いちいち細かい所に引っ掛かっていては、
読み応えのある、面白い話などは作れませんわ、………。
あなたが漫画家になれなかった原因も、その辺りにあるんじゃないかしら、………? 」
いしかわじゅん
「うん、うん、……… 」
カツ丼小僧
「でも、七瀬さんだって、超能力者といえども、人間ですから、
トイレに入って、用を足すでしょう、………。
そこんところは、描かなくていいんですか、? そこは、カットする訳ですか、?
そこを描くことによって、火田七瀬という主人公の人間性を
更に深める事も出来ると思うんですが、………
ああ、……超能力者といえども、やはり人間だったのか、と、………
ウンコもすれば、オナラもする、………うひっ、うひっ、うひっ、………
そうでないと、話が薄い物に、……… 」
筒井康隆
「……………。」
田原俊彦
「あはははははっ、………。」
カツ丼小僧
「筒井さん、すっかり黙り込んじゃいましたけど、
僕としては、むしろ、そっちの方が、よっぽど重要なんですよ、………
わかってください、………
わははははは、………。
不遜ですが、よろしければ、今後の先生の作品作りの参考にしてください、………。
あ、……それでは、そろそろ時間です、………
残念ですが、この話の続きは、また次回に持越しです、………
皆さんも、寝る前には、必ず用を足して寝る事をお忘れなく、………
それでは、皆さん、ごきげんよう、………
また、逢う日まで、………
サヨ、オナラ、のハイ、ぷっぷ~~~~~っ、 」
一同
「サヨ、オナラ、のハイ、ぷっぷ~~~~~っ、 」
筒井康隆
「こ、これでいいのか、? ………これで、………? 」
綾瀬はるか
「筒井さんっ、………
筒井さんも、一緒に叫ばなきゃダメですよ~~~~~~っ、
ハイ、ぷっぷ~~~~~っ、」
筒井康隆
「ハ、ハイ、ぷっぷ~~~~~っ、」
一同
「やったぁ~~~~~~~~~っ、 ! ! ! 」