カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 567

多岐川裕美

「カツ丼さん、………

 そろそろ問題の、9月、10月が、近づいてきましたね、………。

 金剛超人の育成の方は、どうなっているんでしょうか、………? 」

 

カツ丼小僧

「もちろん、続けています、………。

 今の所はまだ、超能力は身についていませんが、………

 でも、自分の中では、もう確信しています、………。

 

 10月末までに、必ず僕に、何らかの超能力が付くはずです、………。

 もし、ついたら、すぐに、この座談会でご報告します、………。

 神のご加護を、………。」

 

出川哲朗

「ウ、ウソを言うなっ、……ウソをっ、………

 ぶ、ぶっとばすぞっ、……てめぇっ、………ぎゃはははははっ。」

 

筒井康隆

「何っ、……? 超能力、………? 

 そんな物、ある訳なかろう、………。

 君、……僕の小説の影響を受けたんだろうけど、あれは、フィクションだよ、………。

 現実と虚構を混同しちゃいかんよ、………。

 なんまんだぶ、なんまんだぶ、……ほう、ほけきょう、………

 

 まいったなぁ、………

 俺の小説が、また一人、おかしな人間を造り上げちゃったみたい、………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………筒井さん、………

 僕ね、……本気なんですよ、………子供の頃、あなたの小説を読んで以来、

 自分に本当に「超能力」がつけば、楽しいだろうなぁって、

 今の今まで、本気で思い続けてきたんです、………。

 

 それにね、………僕は現在、超能力こそ持ってはいませんが、

 それに準ずるというか、………

 ちょっと、常識では考えられないような不思議体験は、何度か経験しているんです。

 だから、………。」

 

藤子不二雄A

「僕の怪奇漫画の主人公、魔太郎(魔太郎がくる ! !)も、超・超能力者だ、………。

 うらみはらさでおくべきか ! ! メラメラメラ~~~~~、」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうですね、………

 僕は、子供の頃、うらなりの青びょうたんで、

 よく周りから、「魔太郎に似ている」って、言われましたよ、………。

 一人、机の前に座って、思いを巡らせていると、だんだんと目が三白眼になってきて、

 額に暗い影が入り、………メラメラメラ~~~~~、と、……… 」

 

一同の半分

「わははははは。」

 

一同のもう半分

「わかんなぁ~~~~い。」

 

筒井康隆

「ああ、……あんな感じだったんだね、………。

 そう言われてみれば、面影が、……… わははははは。納得、納得、……… 」

 

カツ丼小僧

「そして高校時代は、ガリガリに痩せこけ、

 今度は「(当時の)さだまさしさんに似ている」と言われました、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

さだまさし

「……………。」

 

タモリ

「うぷぷぷぷっ、……… 」

 

若い一同

「?、?、?、………な、なんの事やら、………???

 なにが、どう面白いのか、よく、わかりませぇ~~~~~~ん、」

 

カツ丼小僧

「いや、まぁ、……話が脇道に逸れましたが、

 とにかく、注目の9月、10月が、いよいよ間近に迫って来ています、………

 この時期に必ず、僕の身に何かが起って、世間を驚かすような事になると思います。

 ついに、何十年も夢見たものが、現実の事となるのか、………? 

 ついに、………ついに、……… 」

 

一同

「……………。」

 

筒井康隆

「でもさ、……もし、現実に本物の超能力者なんて現れたら、

 周りから奇異の目で見られて、嫉妬や恐怖の対象となるかもよ、……… 

 火田七瀬だって、その事を恐れて、人目を忍んで放浪の旅を続けたんだ、……… 」

 

大竹まこと

「うん、……そう、………

 そんな奴は、間違いなく、世間から疎外されるよ、………。死刑だ、………。」

 

大槻義彦

「………というより、科学に違反してますよ、………。あり得ませんよ、………。」

 

大竹まこと

「うん、……… やはり、死刑、………。斬首だ。それしかない。」

 

一同

「ひっ、………。」

 

カツ丼小僧

「そうでしょうかね、………?

 でも、時代は随分と変っています、………

 超能力者って、現れそうで現実には現れていない、………

 そろそろ大衆も、超能力者の出現を待ち望んでいるのではないでしょうか、? 」

 

高塚光

「……………。」

 

筒井康隆

「でも、君ね、………

 超能力って言ったって、スプーン曲げはダメだよ、………。

 あんなものはもう、大衆だって見飽きてるから、………。不毛だ、………。」

 

カツ丼小僧

「うるさいっ、! ! !

 そ、そんなこたぁ、わかってるっ、! ! ! 言わずと知れた事だっ、! ! ! 

 何度いわせりゃ、気が済むんだっ、………。」

 

筒井康隆

「………え、………? 」

 

多岐川裕美

「まぁっ、……筒井先生に、………無礼な、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、……い、いや、すいません、………

 この議論になると、いつも感情的になって怒り狂ってしまうんです、………。

 超能力否定派が、みんなで僕を苛めるから、……… 

 

 まぁ、結果は、あと2ヵ月以内にはハッキリする、………それまでの辛抱だっ、………。

 しんぼう、しんぼう、………南伸坊、………辛坊治郎、……… 」

 

出川哲朗

「ぎゃははははっ、……つっ、つまんねぇっ、………ぎゃははははっ、……… 」

 

つのだじろう

「カツ丼小僧さん、………

 私は、いつだって君を応援しているよ、………頑張って、………

 今度、うしろの百太郎にも、よく言っておくから、

 安心して、助けてもらいなさい、……… 」

 

吉野公佳

「きゃははははっ、………♡♡♡

 私も、超能力って信じちゃう、~~~~~~。

 カツ丼小僧さん、……夢をありがと~~~~~。」

 

大槻義彦

「ふふふ、………

 まぁ、楽しみにして、待ってますよ、………あなたの超能力を、………。

 でも、まさか、……宇宙人じゃあるまいし、………。」

 

韮澤潤一郎

「実際、宇宙人と遭遇した人の話によると、

 その顔は、カツ丼小僧さん、ソックリだったというんですよ、………。

 度の強いメガネまで、掛けていたそうなんです、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

筒井康隆

「それでさ、………

 超能力、超能力って言うけどさ、………

 あんた、一体、どんな類の超能力を身につけたいの、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、………

 いつも言ってるんですけど、………

 

 「透視」、「テレパシー」、「念動力」、「テレポーテーション」、

 

 「タイムトラベル」、………

 

 後は、空を飛ぶことや、透明人間になること、………若返ること、………。

 

 ………まぁ、主に、そんなところかな、………。  」

 

筒井康隆

「……………。」

 

大槻義彦

「あ、あんた、いい加減、ビッグマウスは、およしなさいよ、………

 ほら、……みんな、ビックリしてますよ、………。

 開いた口が、もう、永久に閉じられませんよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「神を信じます、………

 

 それと絶対欲しくないのが、「予知能力」、………

 だって、人生の先が見えたら、面白くないでしょう、………

 それに、ただ見えるだけで、未来を変えられないなら、一層意味がない、………

 

 それと似たような理由で、タイムトラベルは、過去には是非、行って見たいけど、

 未来には、行きたくない、………。 」

 

志茂田景樹

「うん、………

 それはそうだ、………それは、僕にも、理解出来る、………。

 僕の未来は、あとどのくらいあるのか、わからないけど、……… 

 10年後に行って見たら、何もなかったとか、……… 」

 

デヴィ夫人

「ほほほほほ、………

 志茂田さん、………そんな弱気な事では、いけません、………。

 私は、105歳まで、生きるつもりでいますのよ、………ほほほほほ、……… 」

 

志茂田景樹

「あ、……そうなの、……?

 それじゃぁ僕も、それに対抗して、106歳まで生きることにするよ、………

 わははははは。デヴィ夫人に勝った、………ライバルがいるって、本当にいい事だね。」

 

綾瀬はるか

「そ、それじゃぁ、私は、500歳、……だっぴょぉぉぉぉぉぉ~~~~~~ん、

 うっそだぁぁぁ~~~~~~~~~っ、」

 

一同

「わははははは。」

 

小池栄子

「それなら、私は、1000歳 ! ! ! 」

 

佐藤江梨子

「私は、10000歳 ! ! ! 」

 

瀬戸内寂聴

「え、……? わ、私ですか、………?

 私は、あと10年でも生きられれば、それで御の字です、………。

 それ以上の事は、何も、………。」

 

中村玉緒

「ぐふふふふ、……… それは、それは、……… 」

 

五月みどり

「ヤッホ~~~~~~イッ、………

 それでしたら私、3年後の80歳には、脱ぐことにします、! ! ! 

 楽しみにしててっ、………♡♡♡。

 若い、わかぁぁ~~~~~~~い、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「それでは、話が盛り上がって来た所で恐縮ですが、

 今回は、時間ですので、これでお終いです、………。

 この楽しい話の続きは、また次回、………

 

 皆さん、キッチリ、入れ歯を磨いて、おねんねしてくださいね、………。

 

 お元気で~~~~~~~~、

 シー・ユー・アゲイン、……… バッハッハァァ~~~~イ、……… 」

 

 

一同

「バッハッハァァ~~~~イ、

 今度皆で、野毛の酒場で、一杯やりましょ~~~~~~~~うっ、」

 

 

渡邉恒雄

「わははははは。」

 

 

瀬戸内寂聴

「恒雄さんっ、………うっふんっ、♡♡♡。」

 

 

渡邉恒雄

「おほっ、おほっ、………

 寂聴さんっ、………うっふんっ、♡♡♡。………わははははは、………。」