カツ丼小僧
「訃報です、………
もう、すでにご存じの方もおられると思いますが、
昨日、22日夜、市川海老蔵さんの妻で、元ニュースキャスターの
小林麻央さんが、お亡くなりになられました、……… 享年34、………
この座談会にも、かつて何度も出席して頂き、
市川海老蔵さんとの、愛の深さを見せつけられましたが、………
本当に残念でなりません、………
小林麻央さんの、ご冥福をお祈り致します、……… 」
一同
「……………。」
松坂慶子
「今日、14時30分から、海老蔵さんの会見がテレビで中継されていましたけど、
海老蔵さん、気丈に話をしていましたね、……… 」
張本勲
「あっぱれだ、……… 」
イチロー
「うん、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……僕も、その会見は見ました、………
市川海老蔵さんの前での、小林麻央さんの、最後、息を引きとる間際の言葉は、
「愛してる」、………だったそうです、……… 」
綾瀬はるか
「海老蔵さんも、この後、すぐに観客の前で公演の芝居をしなきゃならないなんて、
大変ですよね、………ちゃんと出来るのかなぁ、………? 」
小倉智昭
「うん、………
そこんところは、プロなんだし、………大丈夫なんじゃないかな、………?
彼は、超人的な精神力を持っているから、……… 」
一同
「……………。」
マツコ・デラックス
「でも、変な言い方かもしれないけど、彼女は幸せだったと思うわ、………
大勢の人たちから愛されて、………
だって、多くの普通の人間は、人知れず、ひっそりと苦しみながら死んでいく人が
大半なんですから、………
小林麻央さんという1人の人間の、命の重さを感じるわ、……… 」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「さぁ、それでは、………
話の内容が、ガラリと変わって、大変申し訳ありませんが、………
今回もまた、前回の話の続きを始めたいと思います、……… 」
高見恭子
「そうね、………
カツ丼小僧さんの大学時代のエピソード、………
デタラメに叫んだ予言が、偶然にも、数年後に的中してしまった、………
というところからでしたよね、……… 」
カツ丼小僧
「うん、………
僕が25歳になる少し前、………まず、1989年1月7日に昭和天皇が崩御し、
同年1月8日から、時代が「昭和」から「平成」に変わった、………
つまり、昭和は、64年の1月7日に終ったことになる、………
そして、そのおよそ、一ヶ月後、………
2月9日に、漫画家の手塚治虫さんが、胃がんで、お亡くなりになりました、……… 」
藤子不二雄A
「うん、……そうだね、………
急な知らせだったんだけど、僕も手塚先生の追悼番組に出た、………
あの時は、まさしく、青天の霹靂だった、………
昭和の終わりと共に、お亡くなりになるんて、………
先生は、まるで昭和という時代を象徴していたかのようだった、………
昭和という一時代を、一人、颯爽と駆け抜けていったんだ、……… 」
つのだじろう
「うん、…… そうです、………
その通り、! ! 手塚治虫に、国民栄誉賞を、 ! ! 」
カツ丼小僧
「そして、ちょうど、その頃、漫才師の横山やすしが、
1988年(昭和63)年11月の、
息子、木村一八(きむら・かずや)の、タクシー運転手への暴力事件の不祥事で、
親として、子どもの育て方に対する責任を、マスコミに指摘され、
話題になっていたところでした、……… 」
松本人志
「わははははは、………
その時の事なら、僕も、よう、覚えとります、………
「どうせ、あぶく銭や、……… ! ! 」、………ですか、………
他人を暴力で脳挫傷に至らしめ、
「こいつが死んだら、俺がムショ(刑務所)に入ったらいいんや、」
とまで、言い放ったそうですわ、………
わははははは、………やっさん、完全に子供の育て方、誤りましたな、……… 」
浜田雅功
「おい、……もう、ええかげんにしとけや、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、………
そして、やっさん自身にも、以前から飲酒によるトラブルが相次いでいましたので、
「もう、飲酒での車の運転は、絶対にしない」と、マスコミや国民に誓って、
その年、平成元年の3月から、新たに芸能界復帰し、再出発をしたのですが、
その矢先の4月に、飲酒運転で、相手のバイクに接触して軽傷を負わせた。
それは、実際には、左程大したことではない事故だったのかも知れないけど、
今までの一連の流れというものがありましたから、
吉本興業も、ついには堪忍袋の緒が切れて、
横山やすしを懲戒解雇処分にしたという訳です、………
つまり、本人からしてみれば、どうでもいいようなつまらぬ事で、
吉本を解雇させられたと思い込んでいて、自宅前での記者会見でも、
本当に、辛そうで悔しい感じを、態度や表情に滲ませていたんです、………
「なんで、こんな理由で、辞めさせられなければならんのや、………
ただ、車と車が、コツンとぶつかっただけやないか、」………ってね、……… 」
松坂慶子
「そうですね、………
どうでもいいような、些細な出来事で、横山やすしさんが芸能界から抹殺される、
という、カツ丼小僧さんの予言が、物の見事に的中してしまった訳ですね、……… 」
一同
「すごい、………信じられません、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、………
それでね、………実は問題は、その後なんです、………
僕も、その時は、なにか狐にでもつままれたような按配で、
滅茶苦茶に言い放った予言が的中した事に驚きを隠せなかったんですが、
その時以来、僕は、何者かが、………
つまり、………神のような絶対的な力を持つ、何者かが、
自分の味方をしてくれている、………という確信を抱くようになったんです、……… 」
松本人志
「そうでしょうね、………
そんな不思議な体験をすればね、………
そりゃぁ、誰でも、そう思いますやろ、………当然ですわ、……… 」
カツ丼小僧
「そして、その直後から、すぐ、
僕の自宅に無言電話が、頻繁にかかるようになりました、……… 」
一同
「えっ、………? 」
カツ丼小僧
「いえね、………
犯人はもう、わかっているんです、………
それは「キヨマサ」という男です、……… 」
一同
「キヨマサ、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、………
ハッキリとここで、フルネームで本名は明かしませんが、
「キヨマサ」という男です、………
ちょっと、覚えておいてください、……… 」
マツコ・デラックス
「本名は、加藤清正かしら、………? 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「キヨマサは、大学時代の美術部の先輩で、
実は、僕が演説で悪口を言った人たちの一人なんです、………。
彼は1964年(昭和39年)の1月生まれで、同年2月生まれの僕と殆ど同じなんですが、
彼は現役で大学に入学し、僕は1年浪人していますので、
彼は、僕の先輩にあたる訳です、……… 」
榊原郁恵
「学生時代ってね、……そうなのよ、………
たった1年違うだけで、先輩とか、後輩とか、………
敬語を使わなきゃなんないのよね、………ホント、大変よ、………
大人になったら、10歳、20歳違おうと、何も関係ないんですけどね、……… 」
カツ丼小僧
「それで、その演説の予言の時に、このキヨマサに関しては、
特にひどいことをいいましてね、………
「キヨマサの寿命が、俺には見える、………
短命だ、………ちょうど40で、彼は死ぬだろう、………
1の位まで、ハッキリ見える、………
39でもなく、41でもありません、………
ジャスト40だ、………ぴったり40、………
しかも、大衆の目前で、ウ○コをちびりながら死ぬことになるだろう、」
と、………
そう、予言したんです、……… 」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~っ、◎◆☆▽×●◇☆▲??? 」
名取裕子
「それも、デタラメの予言なんですよね、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうです、……… 」
岩下志麻
「あなたねぇ、……… もっと、シャキッとなさいな、………情けない、……… 」
カツ丼小僧
「すいません、………志麻姐さん、………
あの時は、もう全てが滅茶苦茶だったんです、………
何もかもが、………
ただただ、言いようのない怒りに、自分の感情が支配されていたんです、………
あまりにも、タイミングが悪すぎた、………
というよりも、これはもう、「運命」としか、言いようがない、……… 」
岩下志麻
「つまり、………
その、キヨマサという男は、………
先の3つの予言、………
「昭和の終わり」、「手塚治虫の死」、「横山やすしの芸能界抹殺」、………
これが、ズバリ、的中したから、自分に対する予言も的中するのかと思い込み、
震えあがって、あなたの所に、無言電話を、ひっきりなしに掛けてきた、
という訳なのね、………
わかるわ、その気持ち、………
言うなれば、絶対の神に余命15年と宣告されたようなものですからね、………
とんでもない事よ、……… 」
カツ丼小僧
「はい、……… 」
岩下志麻
「で、……今は、………? 」
カツ丼小僧
「今は、もう大丈夫です、………
もう、僕には固定の電話、いわゆる「イエデン」はありませんから、………
スマホのみです、……… 」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「あっ、………
それでは、時間も来たようですので、残念ですが、今日は、これまでです、………
この話の続きは、また次回と致します、………
皆さん、楽しみに、………
グッドラック、………バイチャッチャ、………ごきげんよう、……… 」
一同
「……………。」