カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 519

 

   ビルの23階、大座敷の中央で、

   安倍晋三は、体中をロープでグルグル巻きにされ、捕らえられていた、………

   

   ここは、最初に座談会を開いていた大座敷である、………

   今まで出席していた人間、皆、総出で、集まっていた、………

 

   安倍晋三は、カツ丼小僧と一同が取り囲む中、悔しさに満ちた無念の表情で

   あぐらを掻いて、座っていた、………

 

   安倍晋三に寝返った黒子たちも、全て降参し、

   ロープで巻かれ、白旗を上げていた、………

 

 

渡邉恒雄

「どうだ、……安倍、………

 俺の底力を、思い知ったか、………

 

 年寄りだと思ってバカにするんじゃねぇぞ、……… 

 ワシからすれば、おまえなど、まだまだ、ひよっこ同然だ、……… 

 青二才目が、………思い上がるでないわい、………

 おのれの力を過信すると、このような目に合うのじゃ、………

 ようく、反省せい、………

 

 うわははははははは、……… うわははははははははは、……… 」

 

一同の大合唱♪

「うわははははははは、……… うわははははははははは、……… 

 うわははははははは、……… うわははははははははは、………

 うわははははははは、……… うわははははははははは、……… 」

 

安倍晋三

「くっ、………屈辱っ、……… 」

 

綾瀬はるか

「ナベツネさん、……カッコイイ、………♡♡♡

 うふふっ、……私のオッパイ、しゃぶらせてあげたぁぁ~~~~~~い、……… 」

 

叶美香

「私も~~~~、」

 

中村玉緒

「私も、……… 」

 

カツ丼小僧

「う~~~ん、………素晴らしい老人力だ、………

 ナベツネさん、………おみそれしました、………

 

 ナベツネさんには、後ほど、今回の功績を称え、

 殊勲賞と、大功労賞が贈られることとなります、……… 

 是非、受け取ってください、……… 」

 

渡邉恒雄

「いやいや、………

 ワシは、そんな、賞などというものには、もう興味はない、………

 それより、女をよこせ、………

 ふふふ、………とびきり上等で、生きのいい、女のカラダをな、………

 くくくく、……… 」

 

安倍晋三

「く、くそっ、………

 ゆ、油断大敵とは、正にこの事だっ、………

 まさか、こんな老人に不覚をとるなんて、………

 それで、これから、この俺をどうしようっていうんだ、………

 もう、煮るなり焼くなり、好きにしろってんだ、小僧、……… 」

 

カツ丼小僧

「チ○ポ、釜茹での刑に処します、……… 」

 

安倍晋三

「な、何だってっ、………???!!! 」

 

カツ丼小僧

「いえ、……それは、冗談ですが、

 あなたの処遇は、今後、じっくりと決める事にして、………

 

 そうですねぇ、………

 どうやら、もう、そろそろ、準備が整ったようですね、………

 

 ナベツネさん、………

 先ほど、とびきりの女の体を所望しているとか、……… 」

 

渡邉恒雄

「ああ、……言った、……確かに言ったよ、………

 お、お前、まさか、………

 もう、俺のために、その手筈が整っているというんじゃないだろうなっ、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、……日本のドンの享楽のためとあらば、………

 全てが準備万端、………整っております、……… 

 それに、勝利の立役者に、相応のご褒美が与えられるのは、当然の事です、……… 」

 

渡邉恒雄

「おうおう、………そうか、そうか、………

 ほほほほほ、……… それは、嬉しい、………うん、……ありがとう、………

 で、……その女は、どこに用意されているんじゃ、………? うん、? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……こちらです、……… 

 まずはどうぞ、ごゆるりと、ショーをご鑑賞ください、……… 」

 

 

   カツ丼小僧が、ポンポンと手を叩いて、合図をすると、

   部屋が薄暗くなり、

   昔のアメリカ映画「ロッキー」のテーマソングが鳴り響いた、………

   そして、隣りの大部屋に通じる襖が、黒子によって、ゆっくりと開かれた、………

 

   「おお~~~~~~~~~~~~~っ、っ、っ、……… 」

   一同は、感嘆の叫び声を上げた、………

 

   中に居たのは、小野寺麻衣と雅子妃殿下だった、………

   二人は対峙し合い、小型のボクシング・リングの中にいた、………

   二人とも丸裸で、手にはボクシング用のグローブを嵌めて、構えていた、………

   淡い色の数本のライトが、スッと差して来て、グルグルと回っていた、………

 

 

渡邉恒雄

「お、おうっ、………

 そ、そうかっ、………こ、これから、この美女たちの、

 壮烈な叩き合い、………ボクシングの試合が始まるというのじゃなっ、……… 

 

 おほほほほほ、………これは、面白そうじゃっ、……… 

 で、でも、一体、ワシの餌食になるのは、どちらの肉なんじゃ、………?

 雅子かっ、……? 麻衣かっ、………? どちらなんじゃっ、………? 」

 

カツ丼小僧

「へっへっへっ、………

 それは、もう、ナベツネ様のお好みの方を、………

 両方でも、構いません、………

 ボクシングの試合で、ヘトヘトに疲れ切って、ボロボロになった体を頂くのです。

 メタボロに打ちまくられ、意識も朦朧とし、弱り切り、動けなくなった体を、………

 

 今回は、実際のところ、勝ち負けなどは関係ありません、……… 

 試合は、あくまで、皆さんを悦ばせるための余興に過ぎません、……… 

 その後は、……… 」

 

渡邉恒雄

「ほほほ、……そうか、そうか、………

 あんたも、中々の、やり手じゃな、……… 感心、感心、……… 

 読売グループから、感謝状を贈りたいぐらいじゃ、……… 」

 

カツ丼小僧

「へっへっへっ、………

 いえいえ、………ナベツネさん、………僕は、そんなものはいりません、………

 できれば、現ナマの方を、………へっへっへっへっ、………

 よろしくお願い致します、………

 未来のSM帝国設立のための、資金の足しにしたいもんで、……… 」

 

渡邉恒雄

「ふふふ、………考える所は、誰もが、皆、同じじゃな、……… 

 けっこう、けっこう、……… 」

 

 

   渡辺恒雄が、パイプをふかしながら、カツ丼小僧に、そう、ほくそ笑んだ時、

   傍らで座っていた安倍晋三が、突如として、怒濤の叫び声を上げた、………

 

 

安倍晋三

「おっ、…… 小野寺~~~~~~~っ、

 お前のカラダは、俺のもんだぁぁぁ~~~~~~~~~~っ、

 だ、誰にも、……誰にも、お前を渡さんぞぉぉ~~~~~~~~っ、っ、っ、

 

 お、お、お、………俺のもんだぁぁ~~~~~~~~っ、

 俺のっ、……… 」

 

渡邉恒雄

「うるさいっ、………黙れっ、……… 

 惨めな敗者に、ほうびを味わう資格はないっ、………

 お前には、瀬戸内寂聴が、お似合いじゃっ、……… この、バカモノッ、……… 」

 

 

   渡辺恒雄は、そう言って、

   いきなり後ろから、安倍晋三の後頭部に、足蹴りをくらわした、………

 

 

      

       *   *   *   *   *   *   *

 

 

 

   カァァァーーーーーーーーーン、、、 

 

   ファイトッ、………ナハナハナハッ、………ナハナハナハッ、………

 

   ゴングが鳴り、レフェリー役の、せんだみつおが、そう叫ぶと、

   試合が開始された、………

   蝶ネクタイのワイシャツ姿が、妙に、彼に似合っていた、………

 

   雅子妃と小野寺麻衣は、真剣なまなざしで睨み合い、グローブを前に構え、

   ジリジリと警戒しながら、相手に近寄って行った、………

 

 

一同

「おっしゃぁぁぁ~~~~~~~~~~~~っ、

 いいぞ、いいぞっ、………

 思いっきり、ぶちのめせぇぇ~~~~~~~~~~~っ、

 

 手を抜くなぁぁ~~~~~~~~~っ、

 真剣勝負だぞぉぉぉ~~~~~~~~~~~っ、

 アバラ、ボロボロっ、………顔面崩壊だぁぁぁ~~~~~~~~~~っ、

 やれやれぇ~~~~~~~~~~~っ、っ、っ、」

   

   

   一同は、これから始まろうとする魅惑の闘いに、

   頭の中で無限大の想像をめぐらし、陶酔感に酔いしれた、………

 

   赤ワインを片手に、怒声を浴びせる者、………

   いや、もう、すぐさま、アソコをシゴキ始める者、………

   いや、もう、迂闊にも、放出してしまった者、………

   いや、もう、既に、ティッシュで拭き取っている者など、………

   形態は、人それぞれ、千差万別だ、………

 

   ただ人々は異常に興奮し、走り回り、場内は殺気ただならぬ状態となった、………

   多くの精液が、まるで、阪神応援のジェット風船のように飛び交い、

   場内は、興奮のるつぼと化した、………

 

      

       カァァァァーーーーーーーーーン、ン、ン、

 

 

   3分が経過し、ここで、非情にも、ゴングが鳴った、………

   第1ラウンド終了である、………

   結局、このラウンドは、何らの打ち合いもせず、

   両者の、にらみ合いに終始しただけだった、………

 

 

一同

「お~~~~いっ、………

 あんまり、がっかり、させんなよぉぉぉ~~~~~~~~~~っ、

 第1ラウンドは、何も、ナシかよぉぉ~~~~~~~~~っ、 」

 

 

   ここで、本来ならば、時間ではあったが、もし今日、ここで終わりにしたものなら、

   妄想喜悦がピークに達している一同たちから、集団リンチに合される事は必至と、

   カツ丼小僧は、内心、恐怖で震えおののいた、………

 

 

カツ丼小僧

「えぇ~~~~~、皆さん、………

 本来ならば、今日は、ここで時間という事になりますが、………

 僕は、皆様の心の愉悦を踏みにじるような、そんな残忍な事は出来ません、……… 

 

 え~~~、………それで今日はですね、………特別に時間を延長いたしまして、……… 

 この後すぐに、第2、第3ラウンドへと、突入することに致します、……… 

 皆さん、どうか、ご安心して、このまま、ここにとどまるように、……… 」

 

 

   すると、一同の大多数の男たちから、意外な声が上がった、………

 

 

一同の大多数の男たち

「いや、………カツ丼小僧さん、………

 我々、今日のショーは、いきなりの事だったんで、

 まだ、心の準備が整っていなかったもんで、

 あっさりと、みんな、出し切っちゃったんですよ、………。

 

 とりあえず、今日は、ここで、一旦終了してもらえませんか、………?

 明日は、必ずいい所で、効率よく出すようにしますから、……… 」