織田裕二
「ひっひっひっ、………
昨日は、すんでのところで、爆発しちまった、………
でも、あの状況じゃ、誰だって、そうなるだろぜ、………
みんな、わかってくれるよな、………
ごめんして、……… 」
カツ丼小僧
「あんないい所で、中断なんて、………
バチアタリにも程がある、………
あんたこそ、集団リンチに合されるべきだったんだ、………
織田さん、………一体、このおとしまえ、どうつけてくれるんです、………? 」
織田裕二
「うん、……だからさ、………
今日は、ビシッと決めるって、言ってんじゃねぇか、………
うわははははは、………。
今、俺のイチモツ、グイグイと回り始めて、「踊る大捜査線」状態なんだ、………
でも、自分でうまく、調節してる、………今度は大丈夫、………
必ず、雅子妃の極上マ○コに、ワッパ掛けてやっからよ、………
まぁ、見てなって、………わはははははははは、………。」
カツ丼小僧
「いえいえ、織田さん、………
今日は、あなたの力を必要としません、………
ちゃんと別な催し物を考えて来ました、………
今日は、あなたも観る側に回って頂きます、……… 」
織田裕二
「え~~~っ、……何だって、………? それって、マジかよ、………
カァァ~~~~~~~ッ、つっまんねぇのっ、………
俺、いつだって、自分が主役はってなきゃ、気が済まねえタチなんだよっ、………
SMショーは、見るものじゃないよっ、……やるものなんだっ、……… 」
田原俊彦
「あはははははっ、………
お、織田さんっ、……いつまでも、そんなガキっぽい事、言ってないで、………
少しは、大人になったらどうなんです、……… あはははははっ、……… 」
織田裕二
「…………………………。
あ、あんたに、いわれたかねぇよ、……… 」
一同
「わははははは。」
田原俊彦
「あはははははっ、……… 」
アレックス・ラミレス
「ヨッシャァァァ~~~~~~~~~~ッ、 」
カツ丼小僧
「それでは、………ご静粛に願います、………
今から、皆さんお待ちかねのショーが始まります、………
その内容が何であるのかは、見てのお楽しみ、………
ごゆるりと、ご鑑賞ください、……… 」
カツ丼小僧が、そう言って、ポンポンと手を叩くと、
いきなり、部屋の灯りが消え、
戸口から、また黒子たちが、重たそうなものを4人がかりで運んできた、………
見ると、天蓋付きの豪華で大きなベッドだった、………
外側に張られた、ピンク色のカーテンの中には、
キラキラ光るラメが散りばめられていて、
中には、淡いライトが点けられていた、………
黒子たちは、仕事を済ませると、ホイサッサと、部屋から姿を消した。
あっという間の出来事だった、………
カツ丼小僧に、よほど厳しく訓練されているらしい、………
なんとも小気味のいい手際のよさだ、………
シースルーのカーテンで四方を閉ざされている
その豪華ベッドの中には、2人の人影が見えた、………
2人は、抱き合い、顔を寄せて、キスをしているかのように見えた、………
シルエットの髪の形からして、当然女性のようである、………
一体、誰なんだろう、………?
薄暗い部屋の中、一同は、辺りを見回した、………
鈴木保奈美はいる、……… 有森也実もいる、………
林真理子大先生は、………? ……… いる、………
高見恭子も、今井優子も、いる、………
あっ、………そ、そうだっ、………
柴門ふみと、雅子妃のレズショーだっ、………
そうに違いないっ、………それに決まってるっ、………
それ以外は、あり得ないっ、………それなら、納得がいく、………
誰もが皆、同様にそう思ったが、………
柴門ふみも、雅子妃も、その場に居合わせた、………
じゃぁ、誰なんだ、………
一体、カーテンの向こう側にいる、2人の女性は、………?
い、いや、………もしかしたら、女性では、ないのかもしれない、………
男が、女性に扮していることも考えられる、………
でも、そんなショーの、一体何が面白いというのか、………
気持ち悪いだけでショー、………ぶるぶるぶるっ、………
誰もが、胴震いして、そう思い直した、………
案の定、カツ丼小僧、志茂田景樹、いしかわじゅん、織田裕二、江口洋介、
田原俊彦、アレックス・ラミレス、小田和正、高橋由伸、岡田斗司夫、の、
10名の男子は、全員、そこに居合わせた、………
う~~~む、………
それでは、新規の者なんだな、………誰なんだろう、………?
一同は、主催者であるカツ丼小僧を見つめた、………
彼は、そんな一同の好奇の心をよそに、
天蓋ベッドの、カーテンの奥を一心に見つめていた、………
一同が、段々とイラつき始めて来たようだった、………
江口洋介
「おい、カツ丼さん、………
中にいる2人の美女は、誰なんだい、………? 教えてくれよ、………
ふっふっふっ、……まさか、俺の妻の、森高千里なんてことはないよなぁ、……… 」
岡田斗司夫
「ここに入れるのは、有名人だけという決まりですから、
素人女性では、ないんですよねぇ、………
一体、誰なんです、? ………ちょっと僕にだけでも、………
もう、さっきっから、アッチの方が膨らんで来ちゃって、
おさまりがつかなくなって来ちゃってるんですよっ、………
頼んますっ、……教えてくださいっ、………誰なんスかっ、………
イタタタタタタッ、……… アソコがっ、………いっつぅぅ~~~~~っ、」
高見恭子
「お、……岡田さん、………
見たら、もっと痛くなりますよぉぉ~~~~~~~~~、」
岡田斗司夫
「い、いや、ボク、早く出しちゃって清々したいんですよぉぉ~~~~~~っ、
いたい~~~~~~っ、 」
高見恭子
「味気ない、……… 」
小田和正
「でも、カツ丼小僧さん、………
あんたさ、こんな大逸れたもの見せつけておいて、
中にいる人物が、瀬戸内寂聴だとか、うつみ宮土理だとかいうオチだったら、
もう、ただじゃ済まないよ、………
それこそ、今度こそ、あんたの命はないよ、………
骨をバラバラにへし折られて、焼却炉にでも放り込まれて、焼かれちゃうよ、………
いくらあんただって、それくらいの事は、わかっているんだろうな、………
「変死ストーリーは突然に」、……… 」
カツ丼小僧は、ずっと沈黙を決め込んでいたが、
一同の者たちに促され、しぶしぶカーテンの幕を開ける事にした、………
カツ丼小僧
「やれやれ、せっかちな人たちだ、………
少しは、間や導入を楽しむという気持ちがないんだろうか、………?
どうせ、遅かれ早かれ、人物の正体はわかるというのに、………
段々と少しずつ盛り上がってくるからいいんじゃないか、………
メインばかりじゃ、腹いっぱいになって、すぐに腹痛を起こすよ、……… 」
一同
「カツ丼小僧っ、………
グダグダ言ってないで、早く、女たちの正体を明かせっ、………
バーベキューにして、食っちまうぞっ、……… ばかやろうっ、……… 」
カツ丼小僧
「へえへえっ、………わかりましたよっ、………
今、幕を開けますから、しばらく、お待ちください、……… 」
カツ丼小僧は、そう言って、リモコンスイッチを押し、
ベッドの正面の部分のカーテンを開いた、………
薄いシースルーの幕が中央から割って左右に開かれると、
中にいた、2人の女の正体が明らかにされた、………
中で、ランジェリー姿で接吻し、抱擁し合っていたのは、………
なんと、……… ! !
現・アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ氏の妻、メラニア・トランプと、
娘の、イヴァンカ・トランプだった、………
2人は、いきなりカーテンが開かれたことに、さして動じる様子もなく、
一同の方に向き直り、明るい笑顔で、ベッドの上から挨拶した。
メラニア・トランプ
「ニホンジンノミナサン、コンニチハ、………
ドナルド・トランプノ、ビジンヅマ、メラニア・トランプデェ~~ス、………
イマ、コクサイジョウセイノ、キキデスガ、
キョウダケハ、イヤナコトモワスレテ、タノシンデイッテクダサイネ、………
ニチベイユウコウノタメ、ワタシ、ガンバリマァァ~~~~ス、……… 」
イヴァンカ・トランプ
「ハァァ~~~イ、
ドナルド・トランプノムスメ、イヴァンカ・トランプデェェ~~~ス、………
シュミハ、ニクボウト、セッ○スデェェ~~~~ス、………
チナミニ、メラニアサントハ、ホントウノオヤコデハ、アリマセェェ~~~ン、
デモ、コノカタ、ダイスキデェェ~~~ス、
トクニ、マ○コノアジガ、ヨロシュウオマンナァ、………
イイアジ、シトリマッセ、ホンマ、………
ウフフッ、………ジョウダンデェェ~~~ス、♡♡♡、」
一同は、意外な人物の出現に、驚きを隠せず、しばらく呆然としていたが、
少しずつ事態を把握して行くと、笑顔を取り戻し、
うんうん、と頷きながら、まばらに拍手の賛辞をしていった、………
最後は、大きなどよめきへと変った、………
一同は、この日、夜遅くまで、2人のレズショーを楽しんだ、………
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