アレックス・ラミレス
「アイ~~~ン、……… 」
カツ丼小僧
「あっ、……ラミレス監督、………
いつも、明るい笑顔をありがとうございます、………
あなたの笑顔をみていると、嫌な事を、全て忘れてしまいそうだ、……… 」
アレックス・ラミレス
「ゲッツ、……… 」
カツ丼小僧
「ところで、今、
横浜DeNAベイスターズ、中々いいところにつけています、………
………といっても、4位ですが、………
このままいったら、優勝も夢ではないと思うのですが、………
どうでしょうか、………? 」
アレックス・ラミレス
「ダイジョウブダァ、……… 」
カツ丼小僧
「ありがとうございます、………
これで、元気が出てきました、………
今年は何か、とってもいい事がありそうな予感がします。」
アレックス・ラミレス
「ヨッシャァァァァ~~~~~~~~~~ッ、」
一同
「わははははは、………
ヨッシャァァァァ~~~~~~~~~~ッ、
いいぞ~~~~~っ、ラミレス~~~~~~~~~~っ、
今年は、頼むぞ~~~~~~~~っ、」
アレックス・ラミレス
「♪アッポー、ペェ~~~~~~ン、」
いしかわじゅん
「ふ~~~~ん、………
今日は、いつもと違って、紋切り型の出だしじゃないね、………。
これは、とってもいいことだと思うよ、………
やはり、マンネリというのはね、……… いくらかでも創意工夫がないと、………
人間、少しずつでも、成長していかないとね、………
偉い、偉い、……… いい子、いい子、………」
カツ丼小僧
「鋭い、ご批評、ありがとうございます、………
でも、そう言いますけどね、いしかわさん、………
こういう事、毎日のようにやっていますとね、………
もう、枯渇して、何も新規なアイデアなど、浮かばないですよ、……… 」
岡田斗司夫
「そうそう、………
いしかわさんは、ちょっと、言ってる事が無茶すぎますよ、………
あなたについていける人など、誰もいませんよ、………
ユー、アー、イッシュノ、クレージー、………ノノノ、ノーサンキュー、」
高見恭子
「うんうん、………
いしかわさんってさ、………他人に厳し過ぎるのよね~~~~、
顔も怖いけど、……… うふふっ、……… 顔に圧倒されちゃう、……… 」
柴門ふみ
「……………。」
林真理子
「私だって、こわい、………
黒縁メガネの奥に潜む、冷ややかで冷徹な、まなざし、………
ゾッとしますわね、……… ほほほほほ、………。」
いしかわじゅん
「うぬぬぬぬっ、………
ば、ば、ば、バカやろうっ、………
バキャバキャバキャの、バッキャローーーーッ、
みんなで、言いたい放題言いやがってっ、………
そ、そうやって、他人に甘い事を言ってるやつは、
どうあがいたって、進展がねぇんだよっ、………
おいっ、……岡田っ、………お前っ、
フグみてぇな、ツラしやがって、何言ってんだっ、………
他人の不可能を、可能にしてやるのが、俺たち評論家の役目だろうっ、………
自分に厳しい奴はダメだっ、………
他人に厳しい奴こそが素晴らしいんだっ、………
それも、相手のことを思えばこその、厳しさなんだっ、………
そこに愛があるっ、………夢があるっ、………柴門ふみの肛門があるっ、………
うおぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~~っ、
うおぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~~っ、
てやんでぇっ、………べらぼうめっ、………
あらまっちゃん、………ふみの肛門、宙返りっ、………
わははははははははは、………うわははははははははははははは、………
うわーーーーっ、はっはっはっはっはっはっはっはっはっ、…………… 」
柴門ふみ
「わ、……私の肛門を、どうしようって言うんです、………? 」
林真理子
「あっ、……柴門先生っ、………挑発しちゃダメッ、……… 」
岡田斗司夫
「ク、クレイジーーーーーーーーーーッ、、、 」
一瞬、部屋中に緊張が走った、
いしかわじゅん
「よぉ~~~~~~~っし、よく言った、柴門っ、………
聞いて驚け、見て驚けっ、………
これから、お前の体を使って、新機軸の SMショーを披露してやるっ、………
俺を甘くみるなっ、みくびるなっ、………
お前の漫画にゃ、根性がないっ、……心がないっ、……マ○コもないっ、……… 」
カツ丼小僧
「鼻毛もないっ、……… 」
いしかわじゅん
「あっ、……そうそうっ、……鼻毛もないねっ、………
あっ、……でも、昨日は、鼻毛をひっこぬいたから、今日はっ、……… 」
いしかわじゅんは、そういって、戸口の方に向かって、
大きく、「ヒューーーーーッ、」と、口笛を鳴らした、………
すると、黒子が現れて、何か大きなものを、4人がかりで持ち運んできた。
大きな透明のガラス箱のように見えた、………
部屋の中央にそれを置くと、黒子たちは、何やらその物の一部分を操作して、
そのまますぐに、ホイサッサと、部屋から出て行った、………
あっという間の出来事だった、………。
一同は、呆気にとられた、………
いしかわじゅん
「いやいや、諸君、………
何を、そんなに、ボーーーーッ、としてるんだい、?
実は、今日の日のために、こいつをあらかじめ用意しておいたんだ、………
手回しがいいだろう、………俺は何でも、手早いのが好きなんだ、………
ところで、君たち、……これが何だかわかるかい、………? 」
鈴木保奈美
「も、……もしかして、………お、お風呂、………? 」
一同
「お、……おぉぉ~~~~~~~~~~っ、」
いしかわじゅん
「そう、……ご名答、………
プラスチック製の、中味が見えるお風呂なんだよな、これ、………
でも、ちょっと、それらしくないのは、形が正方形で、縦に長いからだろう、………
もちろん、ここまで言えば、使用目的は、もうわかるよねっ、………
きのう、雅子妃殿下の言った、「釜茹での刑」から思いついたんだ、……… 」
一同
「おぉぉ~~~~~~~~~~~~っ、 」
岡田斗司夫
「い……いしかわさまっ、………
あ、あなたは、神ですっ、………オーー、マイ、ゴーーーーーーッ、」
高見恭子
「お、岡田さん、………
め、目が、う、う、う、う、う、魚の目みたいになって、
あ、あ、あ、あ、あ、汗が大量に噴き出てるわよっ、………
か、顔が、凄い事になってるっ、……… フグみたいっ、……… 」
岡田斗司夫
「い、いえ、……僕、もともとが、こういう顔で、………
興奮した時、更に膨張するんです、………
ああ、……僕も、お風呂の中に入って、柴門さんと一緒に泳ぎたい、……… 」
一同
「わははははは。」
織田裕二
「そ、その巨大ケースが、熱湯風呂の装置だということは、わ、わかりましたけど、………
や、や、や、やはり、………
あ、あ、頭の中に、お、お、思い浮かぶ事は、た、ただ一つ、なんスけど、………
そ、その中に、さ、さ、柴門先生を、生まれたまんまの姿で、ほ、ほ、放りこみ、
ね、熱湯、ゆゆゆゆゆっ、の中で、苦しみ、ももももも、もがいている、柴門先生を、
うががががががががっ、………
み、皆で、観賞して、楽しむって、寸法じゃ、じゃじゃじゃじゃ、………? 」
いしかわじゅん
「ふふふっ、………そうだよ、………よくわかってるじゃないか、………
というより、もう、それしかないだろう、……… いわずと知れたこと、……… 」
柴門ふみ
「……………。」
林真理子
「柴門先生っ、………アーメンっ、……… 」
林真理子は、切なげに、手で十字を切った。
一同も、皆、それに習った、………
いしかわじゅん
「いいか、………柴門、………
これから、俺の指示に従って、手際よくやるんだぞ、………
俺は、要領の悪いのが、何よりも嫌いなんだ、………
編集者は、人気作家である、お前の顔色や機嫌をうかがって、
どんな我儘でも、許してくれたのかもしれないけど、ここでは、そうはいかない。
いいな、……柴門、……ここでは俺が掟なんだ、………
俺の意にそぐわない事をしたら、直ちに、別の制裁が待ってるぜ、………
覚悟はいいな、………しっかりやれよ、………
昔、テレビ番組で、罰ゲームで熱湯風呂に入らなければならなかった筈なのに、
それを拒否して、日本国中から大ブーイングをかった女子アナもいたけど、………
う~~~ん、………名前を何て言ったっけ、………?
元巨人選手、元木大介の奥さんで、………ああ、……そうそう、………
大神いずみだ、………大神いずみ、………あの、ばちあたりの、バカ女、………
いいか、……絶対に、あんな事は、しちゃいかんぞ、………
みんな、誰だって、人の不幸に舌なめずりして、蜜の味を楽しみたいんだ。
特に、美人の不幸となれば、尚更だ、………
人の期待を裏切るような事だけは、絶対にしちゃぁダメだ、………
さぁ、……今から、皆さんに、自分の不様な姿を思いっきり晒して
みてもらえ、……… な、……… 」
柴門ふみは、いしかわじゅんにそう言われると、
暫くの間、微動だにしなかったが、
やっと、静かに下を向いて、コックリと頷いた、………
どうやら、全てを、観念したらしい、………
………と、………そこで、………
カツ丼小僧
「は~~~い、………
皆さん、……気分が、最高潮に盛り上がってきたところで、
本当に申し訳ないんですが、………今日は、ここで時間となりました、………
この続きは、また次回という事で、お願い致しまぁぁ~~~~す。」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~っ、???!!!
そ、そんなぁぁ~~~~~~~~~~~~~~っ、!!!
いくらなんでも、そりゃないでしょ~~~~~~~~~~~っ、」
高橋由伸
「そうですよ、………いくらなんでも、こんないい所で、………
バチアタリは、あなたですよ、………カツ丼小僧さん、……… 」
田原俊彦
「あはははははっ、………
いいんじゃないの、? 楽しみは、明日にとっておこうよっ、………
あはははははっ、………
あっ、……そう言えば、弘兼先生、今頃、別室でどうなってんのかな、?
そっちの方も、心配だ、……… 」
織田裕二
「バ、バ、バ、バキャバキャバキャの、バッキャローーーーッ、………
な、何で、こんないいところで、ストップなんだよっ、………
ちっくしょうっ、バカッ、ざけんじゃねえよっ、………くそったれっ、………
ああ~~~~っ、………柴門のケツの穴っ、………
柴門の、尻を振って、必死にもがき喘ぐ姿っ、………
ああ~~~~~っ、見てぇよォ~~~~~~~っ、見てぇよォ~~~~~~~っ、
1日だって、待てるかよ~~~~~っ、バッキャローーーーーッ、」
一同
「お、織田さん、………
あなたにとって、柴門先生は、神様だったんじゃなかったんですか、………? 」
織田裕二
「こ、こんな奴、もう、神様でもなんでもないよ~~~~~っ、
猿回しの猿みたいなもんだよぉ~~~~~~~っ、
いやいや、実験動物だよぉ~~~~~~~っ、
はやく、やれぇ~~~~~~~っ、、、うっ、うっ、うっ、、、」
一同
「……………。」
アレックス・ラミレス
「アイ~~~ン、………
今日、横浜DeNAは、5対0で、ジャイアンツに負けました、……… 」
高橋由伸
「ゲッツ、……… 」
いしかわじゅん
「バキャバキャバキャの、バッキャローーーーッ、」
一同
「わははははは。うわははははははは、………。」
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