カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 491

カツ丼小僧

「日を改めまして、………

 今日は、柴門ふみさん、弘兼憲史さん、両漫画家のご紹介です、………

 う~~~ん、……… いいなぁ、……… 」

 

柴門ふみ弘兼憲史

「え、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえね、………

 実は僕、若い頃、漫画家志望でしてね、………

 32歳まで、前途洋々たる青雲の志を抱いて、

 自分の描いた漫画の原稿を出版社に持ち込み、編集者に見てもらっていたんです………。

 結局は、殆ど採用されずに、

 長い、長い、時間の浪費に終ってしまった訳ですけども、……… 」

 

柴門ふみ弘兼憲史

「はぁ、………。」

 

カツ丼小僧

「ですからね、………

 少年誌や青年コミック誌に連載を持っている漫画家というのは、

 僕にとって、スターなんですよ、………スター、………つまり、輝く☆ね、……… 

 まったく、手の届きもしない、遥か彼方の人、………わかりますか、………? 」

 

柴門ふみ弘兼憲史

「……………。」

 

カツ丼小僧

「漫画家というのは、本当に大変な職業です、………

 自分が描いていた経験があるからこそ、実感できるんですが、

 あれ程、才能が必要とされる職業は、他にないと思います、………。

 

 描いている漫画が面白いからと言って、その作品を描いている漫画家が、

 面白ふざけた、バカげた人間かというと、……… やはり、そうでもない、………

 豊富な知識とアイデア、………技術に取材力、………

 その上、根気、根性、負けん気、体力等が、必要なのでございます、……… 」

 

柴門ふみ

「いえ、………

 私が、今日、ここへお伺いしたのは、そのような事ではなく、……… 」

 

カツ丼小僧

「あんた方、いいよなぁ、………

 そんな一流の職業に、あっさり就いて、………

 

 しかも、あんな大変な仕事を、片目つむって、いとも簡単にスイスイと

 やっちまうって感じでさぁ、………ヒット作も、ボンボン出してよ、………

 きっと、金も、シコタマ儲けたんだろう、………

 

 なぁ、俺の立場は、どうしてくれるんだよ、? 

 これじゃぁ、あんまり不公平で、俺、惨め過ぎるじゃねぇかよ、………

 ………え、……? おい、………? 殺されてぇのかよ、………てめぇら、……… 

 ふん、……一流作家を、気取りやがって、……… 」

 

 

   カツ丼小僧は、話している内に、急にふてくされたような、黒ずんだ顔になって、

   2人の大御所漫画家を、上目づかいで睨みつけていた、………

   口先を尖らせ、意味不明の言葉を、ブツブツと呟きながら、………

 

 

一同

「……………。」

 

弘兼憲史

「な、……なんだ、……この男、………?

 相当、歪んだ人生を歩んできたようだな、……… 

 コンプレックスのかたまりのようだぞ、………

 なんか、怖くなってきたな、………

 どうする、……? ふみ、………帰ろうか、………? 」

 

鈴木京香

「なんまんだぶ、なんまんだぶ、………

 カツ丼さんは、いつも自分の感情を殺して、抑えているんです、………

 本当は、怒りの人なんです、………

 

 そう言う人ですから、いつ、いかなるところで、

 本音のかんしゃく玉が、破裂しないとも限りません、………。

 わかってやってください、………なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、………。

 僕は、そういうの、あまり、なぁ~~~~い、……… 

 あはははははっ、………。 

 トシちゃんでぇぇ~~~~~すっ、……… あはははははっ、………。」

 

アレックス・ラミレス

「ワタシモ、ソウイウノハ、アリマセンネ、………

 イツモ、アカルイ、ラミチャンデェェ~~~~ス、………

 

 アイ~~~~ン、………ゲッツ、……… 」

 

高橋由伸

「ははは、………僕は、結構、生真面目、………

 あんた方の性格、ちょっと、羨ましい、……… 堕落してんの、? 」

 

田原俊彦アレックス・ラミレス

「は、………? 」 

 

高橋由伸

「いえいえ、……嘘です、嘘です、………

 冗談ですよ、……… 両先輩、……… 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、……… 」

 

アレックス・ラミレス

「アイ~~~~ン、……… 」

 

柴門ふみ

「ちょ、ちょっと、……なんですか、皆さん、………?

 わ、私たちにも、少しは喋らせてくださいな、………

 私たちが、今日、ここへ来たのは、……… 」

 

カツ丼小僧

「かぁぁ~~~~~~~~つ、ッ、ッ、ッ、」

 

柴門ふみ

「えっ、………? 」

 

カツ丼小僧

「カツ、カァァ~~~~~~~~ツッ、

 

 喝ッ、喝ッ、また喝ッ、………ほいでもって、喝ッ、………

 

 一息入れて、また、喝ッ、……… 喝の喝ッ、………また、喝ッ、………

 

 

 喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、喝、

 

 

 喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝

 喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝

 喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝

 喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝

 喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝喝

 

 

 ………はぁっ、……はぁっ、……はぁっ、………  」

 

 

柴門ふみ

「………………。」

 

カツ丼小僧

「あ、……あんたなんかに、俺の気持ちなんか、………俺の気持ちなんか、………

 わかってたまるかぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ、

 

 お茶の水女子大なんか出て、人気漫画家になんかなって、

 周りからチヤホヤされ続けてきた、エリートボンボン才女に

 何が、わかるというんやぁぁ~~~~~~~~っ、!!!!!!!!!!!! 

 

 ボケッ、アホンダラッ、カスッ、………

 

 いてまえっ、死んでまえっ、………ち、ちくしょうっ、……ぐずっ、ぐずっ、………

 

 

 うっひぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~ん、

 

 

 お、俺、……本当に、このまま、無名のままに、死んでしまうのか、………?

 

 終わってしまうのか、………?  宇宙の藻屑となって、朽ち果てていくのか、?

 

 いやいや、………そんな事、あろう筈がない、……… 

 

 神は、絶対に俺の事は見捨ててはいない筈だ、……… 

 

 きっと、……… きっと、……… 」

 

 

皇太子妃・雅子様

「そうよっ、………大丈夫よっ、………

 カツ丼小僧さんっ、………いつだって、私が見守っていてあげるわっ、……… 

 安心して、私の胸に顔を埋めてきてちょうだい、……… 

 さぁっ、……早くっ、……… おいでっ、……坊やっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「う~~~ん、………

 聖母・マサコ様、………ああ、………あなたの胸、………

 なんて、あったかいんだ、………

 とろけちゃって、ボクチン、今にも眠ってしまいそうだ、………

 うぅ~~~~~ん、……… ムニャムニャ、……… 」

 

一同

「……………。」

 

弘兼憲史

「う~~~ん、………これは、かなりの重症だ、……… 

 叶わぬ夢の実現に疲れた男の、なれの果てだ、……… 

 まったく、………実力もない癖に、大望など抱くもんじゃない、……… 」

 

 

柴門ふみ

「……………。 ま、雅子様、………?、?、?、 」

 

 

一同

「なんまんだぶ、………なんまんだぶ、……… 」

 

 

   カツ丼小僧は、そのまま、雅子妃の胸に顔を埋めて、

   二人一緒に、その場に横たわった、………

   彼はスヤスヤと、永い眠りについたようだ、………

   

   彼は目を閉じて、気持ちよさそうに微笑んでいた、………

   口元からは涎を垂らし、片方の手は、ズボンの中をまさぐり、

   指で、アソコの先を擦っていたようだ、………

 

   彼は、何か、ブツブツと寝言を言っていた、………

 

 

     

     ボーイズ、ビー、アンビシャス、………

 

     ボーイズ、ビー、アンビシャス、………

 

     ボーイズ、ビー、……………