今日も今日とて、秘密の隠し部屋、………
………といっても、もう「秘密」では、なくなってしまったのだが、
そこには、いつもと違って大勢の人間が、所狭しとひしめき合っていた、………
カツ丼小僧
「え~~~、本日は晴天なり、本日は晴天なり、………
頑張ります、………
今日から、新しく仲間に加わってくださった、
僕と、今井優子さんと、志茂田景樹さんの3人以外の方、………
規定定員13名の、残りの10名の皆さんを、ここで紹介します、……… 」
一同
「よろしくお願いしまぁぁ~~~~~~~す、」
カツ丼小僧
「まずは、テレビ司会業、タレントの内村光良さん、………
ウッチャンですね、………よろしく~~~、」
内村光良
「ウ~~~~~~シッ、……… よろしく~~~~~。
相棒の、ナンチャンこと南原清隆は、今頃、何処で何をしているのかなぁ、……… 」
カツ丼小僧
「それから、陽気な有名美女、お二方、………
ブロガー、コラムニスト、エッセイスト、タレントの、犬山紙子さんと、
モデル、タレントの、ダレノガレ明美さん、……… 」
犬山紙子・ダレノガレ明美
「はぁぁぁ~~~~~~い♡♡♡、………
よろしくぅぅ~~~~~~、私たち、精一杯頑張りますので、
応援してくださぁぁ~~~~~~~い、………
カツ丼小僧さんに、………
いえ、……カツ丼小僧さんの発明品作りに、忠誠を誓いまぁぁ~~~~~す。」
カツ丼小僧
「ふふふ、……そうですか、………ありがとう、………
よろしければ、僕の未来の帝国造りにも参入してくださぁぁ~~~~い、
ね、……… 」
今井優子
「あとは、………
親友であり、ライバルの、武田鉄矢さんと西田敏行さんの、お2方、………
参議院議員の、三原じゅん子さん、………豊満美女の、かたせ梨乃さん、………
それから、おなじみの浅香唯さん、小泉今日子さん、………
そして最後の1人は、この前、新たに座談会のメンバーに加わってもらった、
演出家、テレビプロデューサー、タレント、評論家の、テリー伊藤さんです、………
よろしくお願いしまぁぁ~~~~~~す、……… 」
テリー伊藤
「わははははは、………
肩書き、いっぱいもっちゃうと、大変だぁ、………
名前の前に、やったら冠がついちゃって、名前がやっとこさ、
最後の方で、出てくるハメになる、……… 辛いなぁ~~~~。」
志茂田景樹
「そう言っちゃって、なんだか、随分と嬉しそうですね、………
テリーさん、……… 」
テリー伊藤
「わははははは、………
なんだか楽しそうな、発明品作りみたいなんでね、……… 」
カツ丼小僧
「我々が今まで、やって来た、秘密の発明品作りについては、
昨日、全てお話しました、………
今、僕の体自体を実験材料として、「金剛超人」という、
スーパー・ウルトラ・超人を、想念世界の中で、数や文字列の配合等によって育成し、
なんらかの、突発的偶発的な変異の中で、生身の僕自身の体に、健康や、
新たな超不可思議能力を、生み出そうとするものです、……… 」
テリー伊藤
「超能力が欲しいんだっていうけどさ、………
そんなものは、誰だって欲しいよね、………
今までの超能力者なんて、インチキとか、良くてもスプーン曲げぐらいのもので、
念働力だとか、透視だとか、そんな本格的なものは、
今まで、俺、見たことがないよ、………
もし実現したら、それは大変な事で、ノーベル賞ものだよね、……… 」
かたせ梨乃
「それにしても、この部屋、13人入るには、ちょっと小さすぎるような
気もしますけど、………なんかちょっと、暑っ苦しいわ、……はぁ、はぁ、……… 」
小泉今日子
「かたせさん、………
汗ばんで暑っ苦しいのは、あなたの体ですよ、……… 」
かたせ梨乃
「んまぁぁ~~~~~~~~~っ、」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「なぜ、この発明部屋の中の人数を、13人と規定したのか、………
それには、まず「13」という数の意味を良く知ってもらうことにありまして、………
それでは、今、手元にある「姓名判断」の本で、
「13」という数字の持つ意味と吉凶を占ってみたいと思います、………
ある本には、………
◎十三……… 希望達成を暗示する富栄数です、………
火勢が強くなった時は、少しの水などでは
どうしようもなく、手がつけられないものですが、
この数は、まさにそうした勢威の強さを表徴する強力数です、………
しかも、その強さは一時的ではなく、その威勢は一生涯を貫くことが出来ます。
そのありあまる才能にものを言わせて、縦横闊達な活躍で希望を達成し、
成功発展を遂げます、………
………とありまして、また、ある本には、………
●才能により、信用を得やすく、如何なる難も巧みに切抜ける
天賦の知謀知略ありて、立身成功、幸福を得る、………
…………とあります、……… 」
テリー伊藤
「カツ丼小僧さんは、いつ頃から「姓名判断」をやり始めたんですか、? 」
カツ丼小僧
「ええ、大学在学中の、20ぐらいの時からです、………
その頃、精神的に荒れ狂っていて、藁にもすがる思いで飛び付いたのが、
姓名判断の本だったんです、………
それから、姓名判断に限らず、ありとあらゆる占いの本に興味が及んで、
40歳ぐらいまでは、占いにシャカリキになっていました、………
もう、ビョーキというくらいに、………
でも、ある時、生年月日、……つまり、生まれた日時よりも、
死んだ日時の方が、その人の人生を知る上で、ずっと重要なんだ、という事を知って、
もう、面倒くさくなってきて、ここ暫くは、
占いに割く時間を、かなり制限していました、………。
でも、最近は、また、……… 」
テリー伊藤
「僕の「テリー伊藤」の芸名は、本名の「伊藤輝夫(いとう・てるお)」
の輝夫から、テリーとしたんだけど、これでよかったのかな、………?
どうなんだろう、………? 」
志茂田景樹
「あ、……超天才テレビプロデューサー、テリー伊藤さん、………
申し訳ありませんが、そろそろ、発明品作りの時間に入ります、………
その話は、またの機会に、……… 」
テリー伊藤
「え、……? 何だって、志茂田さん、………
俺が、超天才テレビプロデューサーだって、………?
随分と嬉しい言い方をしてくれるじゃないよ、………
どういう事なの、………? 」
志茂田景樹
「いや、テリーさん、………
この部屋の中では、なるべくポジティブで明るい、他者を勇気づけるような
言葉しか、使わないようにする、という決められた掟があるんです、………
お互いを尊重、崇拝し、ネガティブな言葉は、一切、口にしてはなりません、………
普通だったら、あり得ない事なんですが、全ては偉大な発明品作りのため、……… 」
小泉今日子
「それでは、迂闊に下世話な冗談も言えませんね、………
つまらなぁぁ~~~~~~い、じゃ~~~ん、……… 」
志茂田景樹
「あ、………
憧れのアイドル、キョンキョンこと、小泉今日子様、………
申し訳ありませんが、これは不文律の掟なんです、………
これだけは守ってください、………
皆で、盛り上げて、スムーズ、スピーディーに、事を進めましょう、……… 」
小泉今日子
「ふふふ、………
まぁ、確かに私も、憧れのアイドル、小泉今日子様、………
なんて言われて、悪い気はしないかも、………
掟に従って、協力しまぁぁ~~~~~~~す。」
志茂田景樹
「さすが、なんてったってアイドルの今日子様だ、………
物わかりがいい、………私の見込んだ女だけのことはありますね、………
わははははは、………。
他の皆さんも、よろしくお願いしまぁぁ~~~~~す。」
一同
「はぁぁ~~~~~~~~い、」
今井優子
「あと、年寄り言葉も使ってはなりません、………
自分を20代の若者だと思って、振る舞うようにしてください。」
一同
「はぁぁ~~~~~~~~い、」
内村光良
「僕、タラちゃんでちゅ~~~~~、 」
カツ丼小僧
「いえ、……何も、そこまで若返らなくとも、……… 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「それでは、やっとこさ、始めましょう、………
僕の想念内では、金剛超人は、かなり元気に振る舞っていて、
申し分ないのですが、それが、僕の体の調子にうまく還元されているのかというと、
中々そこまでは、いっていません、………
もちろん、超能力も、まだ身についてはおりません、……… 」
今井優子
「空想の世界が、現実のものになるのかという瀬戸際ですね、……… 」
カツ丼小僧
「今まで、長い事、優子ちゃんと志茂田博士の3人で、
文字の羅列の威力を信じて、金剛超人の周りに、配列して来ましたが、
まだまだ、です、………
もちろん、そんなに甘い物じゃない事は、
あらかじめわかっていましたけどね、……… 」
志茂田景樹
「偉大なる超人、………
今日は、前置きが長すぎて、話が全然、先へと進みませんよ、………
どうしますか、………
今日は、ここまでにして、次回からまた、仕切り直しにするとか、……… 」
カツ丼小僧
「うん、そうだね、………
せっかく、皆に集まってもらったのに悪いんだけど、
今日は、ここで、一旦終了という事にします、………
なんだか、疲れちゃった、……… 」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~っ、???!!!
そんなぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ、」
今井優子
「どうしたんでしょうか、………? 厄日ですかね、………? 」
志茂田景樹
「うん、うん、……きっと、そうだ、……… 」
カツ丼小僧
「そうだ、そうだ、きっと、そうに違いない、……… 」
一同
「ネ、……ネガティブな言葉は、
一切、口にしてはいけないんじゃなかったんですか、………? 」