カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 460

カツ丼小僧

「とにかく僕は、欲望の権化です、………

 この世に存在するもの、何から何まで、全てのものが欲しい、………

 薬物以外の、僕の気持ちを高揚させてくれる悦楽の全て、………

 金剛超人は、その僕の夢を、叶えるべくして造られているのです、……… 」

 

志茂田景樹

「わかります、わかります、………

 人間には、まだ実現していない、昔からの多くの夢があります、………

 

 

 ① 空を自由に飛び回りたい、……… 

 

 ② タイムトラベルして、あらゆる時代を探索してみたい、………

 

 ③ 透明人間になって、美女の寝室に忍び込みたい、………

 

 

 これらは、嘘偽りのない、人間の持つ率直な願望であります、……… 」

 

今井優子

「う~~~ん、………

 最後の一つはねぇ、……… 道義的な問題が、……… 」 

 

カツ丼小僧

「やってはいけないことほど、やって見たくなるのが

 僕の悪い性分でして、……… わははははは。」

 

志茂田景樹

「そうなんですよ、………

 我々は、ここ何世紀もの間、法律という窮屈な壁に縛られ、

 圧迫され、本来人間の持つ、純粋な欲望というものを、自ら抑えつけてきたんです。

 

 最近では、ちょっと頭を軽くこついただけでも、犯罪者にされてしまったり、

 立小便だって、立派な軽犯罪が成立するのです、……… 

 これでは、人間、ストレスが溜まってくる一方です、……… 」

 

今井優子

「それは、……… 」

 

カツ丼小僧

「人生なんて、長いようでいて、アッという間です、………

 自分の欲望というものを、あまり押さえつけていたんでは、

 下手をすると、大きな悔いを残した人生にもなりかねない、………

 この世に「生」を受けてきた意味すらない、……… 」

 

志茂田景樹

「うん、………

 それに、まったく公平平等に見て、今の法律というものは、

 男に損なように出来ているよね、………

 もともと男は暴力的に生まれついているのに、それを、女と同等な視点から

 見ている訳だから、………

 男に生まれてきたのは、自分たちのせいじゃないよってね、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうですね、超人博士、………

 個人差はありますが、男っていうのは、暴力的な衝動を抑えるのに、

 労を要しますよ、………

 女は、それ程でもない訳だから、………やはり、不平等です、……… 」

 

今井優子

「あらら、………? 

 話が、また勝手な方向に逸れていく、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや、すいませんが、これだけはちょっと一言、言わせてください、………

 実は僕も最近、危うく自身が犯罪者にされそうになった事がありましたんで、……… 」

 

志茂田景樹今井優子

「え~~~~~~~~~っ、???!!! 

 ほ、……本当ですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……本当です、………

 ある女に、男の、そういう弱い所につけこんだ、自作自演の悪巧みをされたんですが、

 何とか、難を逃れました、……… 

 今、やっと一息ついたところです、………

 

 世の中には、本当に恐ろしい女がいるもんだ、………

 これでは、人が信じられなくなる、…… 」

 

志茂田景樹今井優子

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ムッソリーニも言っていたようなんですけど、

 男と女が平等なんてことは、絶対にありえないんだということです、………

 何のために、2つの性があるのかとね、………

 女に荷物運びや土方などの、力仕事が出来るのか、………?

 

 男には男、女には女の役割というものがあるんです、………

 そんな基本的なことを考えようともせず、

 全てを一緒くたにして見ようなんてことが、そもそもの間違いです、………。

 

 それに以前、ワイドショーのコメンテーターだった、テリー伊藤さんも

 何かの本で書いていたんですけど、

 もし2人の見知らぬ男女が一緒に、2人だけでエレベーターに乗ったとしますね、………

 

 それで、エレベーターから出て来た時に、男が何もしていないのに、

 女の方が、わめき散らして、「あの人痴漢です!」なんて嘘を言ったら

 どうなるんでしょうね、………? 

 

 誰も見ていた訳ではないし、男は泣き寝入りするしかないんでしょうか、………?

 それにもし、立場が逆だったら、誰も信じないでしょう、……… 

 不公平、極まりない、………

 もう事態は、それほどまで深刻な状態に来ているんです、………

 

 もし、女が暴力を振るったら、警察はキチンと

 傷害事件として、対処してくれるんでしょうかね、………? 」

 

 

   カツ丼小僧の気持ちが、最高潮に高揚して、熱弁を振るっていた、

   正に、その時だった、………

   隠し部屋の扉の向こう側から、何やら大勢の人間のざわめき声が

   聞こえたかと思うと、ドンドンと扉の叩く音がして、ガラガラと戸が開いた

 

 

   そこには、案の定、デヴィ夫人を前にして、

   その後ろに大勢の座談会メンバーが、押しつ押されつしながら、

   窮屈そうに、ひしめき合って、3人の方を覗き込んでいた、………

 

 

志茂田景樹今井優子カツ丼小僧

「あっ、………やっぱり、……… 」

 

デヴィ夫人

「おほほほほほ、………

 すいませんねぇ、………本当は秘密をもらすつもりはなかったんですけどね、

 座談会の皆さんが、これほど多く、貴方たちの居所を案じているものですから、

 私もいたたまれなくなって、つい、……… 」

 

テリー伊藤

「おい、……あんたら、こんな所で、こそこそ隠れて何してんだよ、………

 それに、今、なんか、俺の名前が聞こえて来たような気がするけど、……… 」 

 

カツ丼小僧

「あれ、……? テリー伊藤さんじゃないですか、………

 僕の座談会に出席して頂いてたんですね、………ありがとうございます、……… 」

 

テリー伊藤

「うん、………3日ほど前からね、………

 こんな楽しい、くつろぎの場があったなんて、少し前まで、

 まったく知らなかったんだ、……… 

 こちらこそ、よろしくお願いしますよ、……… 」

 

ルー大柴

「あんたたち、事の真相を洗いざらい喋ってもらうからね、………

 そうでないと、騙されていた私たち、収まりがつかないよ、……… 」

 

一同

「そうだ、そうだ、……… 」

 

ジミー大西

「キ、キチンと、……しゃ、釈明してもらわんと、……… 」

 

一同

「話してもらおうじゃないか、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうですね、………

 でも別に悪いことをしていた訳じゃないんで、………

 本当は、3人でこっそり、隠れてやっているのが楽しかったんですが、

 バレてしまっては、しょうがない、………

 皆さんを心配させてしまった事に責任もありますし、………

 

 今から皆さんに、洗いざらい、全てを告白します、……… 」

 

 

   カツ丼小僧は、神妙な面持ちで、自分たちが、今、

   将来に向けての偉大な発明品作りをしている真っ最中だという事を、

   一同に向かって、説明した、………

   それが、普通のやり方ではなく、

   自分の得意分野を基本とした「占い」によるものから、だとも、………

 

   説明をするのには、1分も要しなかったが、………

   果してそれを、一同が理解してくれるのかどうかは、自信がなかった、……… 

 

   だが、………

 

 

田村正和

「そ、それは、凄い、……… 」

 

さだまさし

「そういう事なら、僕たちにも手伝わせてください、……… 」

 

檀蜜

「私も、発明品作りに協力したいわ、……… 」

 

JULIA

「私も~~~~、」

 

和田アキ子

「私も手伝うぜ、……… 」

 

内村光良

「俺もだ、……… 」

 

 

   メンバーの反応は、すこぶる良好で、

   皆が、カツ丼小僧ら3人の発明品作りに好意的だった、………

   カツ丼小僧は嬉しさのあまり、男泣きに、泣きに泣いた、………

 

 

カツ丼小僧

「あ、……ありがとう、………皆さん、………

 恩にきます、………

 そ、……それでは、次回からは、僕の発明品作りに、

 皆さんにも協力してもらう事にしますね、………

 

 ただ、僕は、皆さんも知っての通り、

 大の迷信好きなんです、………

 今までは、「3」という幸運を呼ぶ数字に託して、

 僕と、今井優子ちゃん、志茂田景樹さんと、3人でやって来たんですが、

 本当は、こういう発明品作りには、

 知能・技能・学芸天才の、「13」という数字がピッタリなんです、………

 

 ですから、今後は、総勢13人にして、発明品作りを続けます、………

 僕と優子ちゃんと、志茂田博士は、残りますが、

 後の10人は、入れ替え制ということで、お願いします、……… 」