カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 458

志茂田景樹

「超人帝王、………

 これから、本格的に北朝鮮の脅威がやって来るように思いますよ、………

 発明品の完成を急ぎましょう、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………そうなんだ、………

 そうなんだけどね、………超人博士、………

 もう、全ての運命は決していて、どうにもならない、……… 

 

 焦ったりしないで、我々は、ただ黙々と、目の前の作業に熱中していこう、……… 

 神の意志には、逆らう事は出来ない、……… 

 

 ただ、前回、日本海上空に「ミサイル爆破」という文字の網を

 僕の想念力で無限に張っておいたから、まず、北朝鮮のミサイルが日本国土に

 落下することはないと思う、……… 」

 

今井優子

「帝王超人は、いつも言っていますね、………

 この世に存在するもの、全てが神が造り上げ、神が動かしているので、

 全てが不可抗力で、どうにもならない事だと、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうなんだ、………

 いくら僕だって、神の決めた運命や、神の意志にだけは逆らう事は出来ない、………

 僕一人の人生なんか、どうとでも何とでもしてしまうのが神なんだ、………

 

 そして、あの世紀の独裁者、アドルフ・ヒトラーでさえも、

 神が生み出し、神が動かしているんだ、……… どうにもならない、……… 」

 

今井優子

「私、その話を聞くと、無性に悲しくなってくるの、……… 」

 

カツ丼小僧

「ごめんね、優子ちゃん、………

 そうだね、………確かに、こんな生産性のない話を、いつまでもしていたって、

 しょうがないから、先に作業を進めることにしよう、……… 

 わははははは、………レッツラゴン、と進めよう、……… 」

 

志茂田景樹

「「レッツラゴン」ですかぁ、……懐かしいなぁ、………

 赤塚不二夫さんの漫画ですね、………赤塚さんの本来の王道ナンセンスとは、

 ちょっと違って、風変わりで、シュールな感じの漫画だったけどね、……… 」

 

今井優子

「「レッツラゴン」は、1971年から1974年に、週刊少年サンデー(小学館)に、

 足かけ4年に渡って連載された、赤塚不二夫とフジオ・プロによる、

 ナンセンス・ギャグ漫画です、………

 

 タイトルの「レッツラゴン」の由来は、赤塚さんがアメリカのニューヨークに、

 2ヵ月ほど滞在していた時、訛りの強いアメリカ人が、「レッツゴー」と

 喋っているのを、赤塚さんには、それがどうしても、「レッツラゴン」としか、

 聞こえなかったそうなんです、………それで、………

 

 「レッツラゴン」は、赤塚さんが手がけた最後のナンセンス漫画だそうで、

 赤塚さんが最も気に入っている作品なんだそうです、………。

 ただ、元ネタの伴淳三郎さんのギャグ、「アジャパー」は、

 「おそ松くん」の「シェー」ほどには、ヒットしなかったそうです、……… 」

 

カツ丼小僧

「うわぁ~~~、優子ちゃん、よく知っているなぁ、………

 素晴らしい、………さすが天才頭脳派女子だ、……… 」

 

今井優子

「私、あなたの、忠実な代弁者なんですよ、………

 あなたの知っている事なら、なんでも知っていますよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、………優子ちゃん、………

 ま、まさか、………僕の心の中をテレパシー(精神感応)で、

 読んだんじゃないだろうね、………? 」

 

今井優子

「ふふふふふ、………さぁ~~~ねぇ、………

 それは、どうかしらね、………ふふふふふ♡♡♡、……… 」

 

志茂田景樹

「ところで、超人、………

 前回は、金剛超人が「雅の箱」の中に入って、「マッハ GO GO GO」という

 多数の文字に囲まれて、空中大飛行するというところまで、出来ましたが、

 想念世界での金剛超人の様子は、その後如何ですかな、………? 」

 

カツ丼小僧

「うん、………金剛超人の調子はすこぶるいい筈だよ、………

 このキャラの体調は、僕自身の体調に、そのまま直結するから、

 僕自身も、今は、とっても爽快な気分だ、………

 たぶん、もう、大丈夫だろう、………

 

 ただ、「雅の箱」の中で、雅子妃の「超絶・愛の皇室エネルギー」を受けて、

 相当、のぼせ上っているようだ、………

 よし、箱の中から、引きずり出してやろう、………

 

 あれれ、? ………体がふらついていやがる、………

 酔っ払いみたいだ、………顔を真っ赤にして、……… 」

 

志茂田景樹

「とりあえず、水でも飲ませてあげたらどうでしょうかね、超人、……… 」

 

カツ丼小僧

「さすが、僕の忠実なる代弁者、………天才博士、………

 そうなんですよ、………実は、僕も今、それを考えていたところなんです、……… 

 ツーといわなくても、カーと答えてくれる程の、良き理解者だ、………

 ありがたや、ありがたや、……… 今度、ヤクルト奢ります、……… 」

 

今井優子

「帝王は、一時でもかかさず、冷たい水をガブ飲みしていなければ、

 気が収まらない性分なんですよね、………

 やはり、糖尿病ということもあって、………

 

 あっ、……すいません、……… 

 この病名は、もう使わないようにしたんでしたっけ、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、……いいんですよ、……超人歌手、………

 でも、もう、さすがに、「果糖ぶどう糖液糖」入りの甘いジュースは控えています。

 その代り、缶コーヒーのブラックを、いっぱい飲むようになった、………

 週刊現代(講談社)の記事によると、「野菜ジュース」よりも、「コーヒー」の方が、

 ずっと、体にいいらしいから、……… 」

 

志茂田景樹

「え~~~、それでは、今から、目の前に置いてある単語カードから、

 「水」に関係するカードを拾い読みして行きます、………

 

 いきますよぉぉ~~~~~~~~~っ、 」

 

今井優子カツ丼小僧

「はぁぁぁ~~~~~~~~~~~い。」

 

志茂田景樹

「いっくぅぅ~~~~~~~~っ♡♡♡、

 あっはぁぁ~~~~~~~ん、………

 

 「大清涼水」、「大滝大清水」、「川水の清流」、「ほとばしる清水」、

 

 「勢いよく流れる大清流」、「巨大な泉」、「巨大な井戸水」、「水戸の大泉」、

 

 「ナイアガラの滝」、「大自然の清涼飲料水」、………

 

 「ミネラルウォーター」、「フルーツジュース」、「ミックスジュース」、

 

 「アップルジュース」、「オレンジジュース」、「美味しいトマトジュース」、

 

 「冷たい緑茶」、「冷たい烏龍茶」、「冷たい麦茶」、……… 」

 

 

今井優子

「あはははははっ、………

 最後の方は、コンビニや自動販売機なんかで売られている

 ポピュラーな飲み物だけになりましたね、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうなんですよ、……優子さん、………

 単語カードを書いている最中にね、………急に喉が渇いてきてね、………

 もう、その言葉しか頭に浮かんでこなくなったんですよ、……… 」

 

志茂田景樹

「わははははは、………

 超人の冷水好きも、筋金入りですな、………

 それでは超人、………どういう単語を、空想内にバラまきますかな、………? 」

 

カツ丼小僧

「おっ、……博士、………今、いい事言ってくれましたね、……… 

 「筋金入り大冷水」、………その単語を頂きましょう、………

 金で出来ている金剛超人には、「筋金入り」の飲み物がふさわしい、……… 」

 

今井優子

「わぁぁ~~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「今、「筋金入り大冷水」を「健康体」大地や、「雅の箱」内、

 それから、金剛超人の体に何本もバラまきました、……… 

 金剛超人も雅子愛の酔いから覚め、やっと正気に戻りました、……… 

 

 とっても、精悍な肢体に見えます、………

 とは言いましても、あくまで文字体で出来た体ですが、……… 

 ピカピカと力強く輝いています、……… 

 なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」

 

志茂田景樹

「単語「筋金入り大冷水」は、総画38画、7文字、五行は、火ー土ー火で、全て正常。

 これは、健康的なドリンクだ、………これでエネルギー全開だ、………

 特に7文字というのがいいと思うよ、……… 

 これも「金の陽」で、力強く激しい気質だ、………。」

 

カツ丼小僧

「さて、今日は、ここでお終い、………

 う~~~ん、………

 一仕事終えたところで、なにか無性に冷たい物が飲みたくなってきたなぁ、………。

 お酒は、余計に喉が渇くから、近くの喫茶店にでも入って、

 冷たいアイスコーヒーでも飲みながら、雑談しようよ、……… 」

 

今井優子志茂田景樹

「つ、…… 冷たいアイスコーヒー、………? 」

 

カツ丼小僧

「あ、そうだった、…… ごめん、ごめん、………

 アイスコーヒーに「冷たい」は余計です、………

 いつも単語の合成なんかやっていると、つい、うっかりね、……… 

 わははははは、……… 」