カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 454

カツ丼小僧

「段々と複雑になってきて、ちょっと頭も重いけど、

 今日も、クロスワードを続けます、……… 」

 

今井優子

「前回は、金剛超人の真上に横書きで、「至上の大幸福」を配置しました。

 金剛超人の後には、縦書きで「国王席」という文字が隠れています、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………

 これで「金剛超人」の全体は把握できるけど、まだまだ、

 こんなもんじゃダメだ、………もっともっと、言葉や文字の威力というものを、

 最大限に生かして、超能力や魔法の力を手に入れるつもりだ、……… 」

 

志茂田景樹

「どうですか、? 超人、………

 体の方は、いくらか元気になってきましたか、………? 」

 

カツ丼小僧

「う~~~ん、………

 糖尿病だとか膠原病(こうげんびょう)、白内障、といった

 多くの病気を抱えている僕には、やはり、体のだるさは、中々拭えないんだけど、

 これからは、自分に「健康体」という言葉をイメージすることにして、

 自分の頭の中から、「糖尿病」や「膠原病」、「白内障」といった言葉を

 消してしまう事にした、……… 」

 

志茂田景樹

「病名を頭の中に思い浮かべてばかりいると、その病名の文字に頭が支配され、

 本当に、その病気になってしまうという事なんだね、………

 文字力が、勝手に病気を作りだしている、という訳なんだ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、………そうなんです、………

 まぁ、画数や文字数もそうなんですが、………

 「○○病」などと言う、最後に「病」という文字のつく病名は、……… 」

 

志茂田景樹

「そうだね、………

 単純に見れば、「病気」の「病」だからね、………

 病院なんかも、「病」の「院」だからね、………

 近寄って、病院に通えば通う程に、病気と縁が深くなるのかも、……… 」

 

カツ丼小僧

「パラドックスめきますが、病院とは一切関わらない事が、

 病気にならない秘訣なんです、………

 ちょっとやそっとの事で、すぐに病院に駆け込んだりする人もいますが、

 それは、むしろ、自ら病気を拡大しに行っているようなものなんです、……… 」

 

今井優子

「そうですね、………

 超人のブログなどを読みますと、よく、

 「時間は未来に向かって進んでいるのではない、………

  もう既に、出来上がった未来が現在を引っ張っているんだ、」

 ………とありますね、………

 

 ………ということは、つまり、………

 先に病院に行くという事実があって、そのために病気になった、………

 という事にもなりますよね、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうです、………

 まさしくその通りですよ、………超人歌手、………

 逆に、病院に行く運命になければ、病気にはならない、………

 

 我々が、今、この隠れ部屋に集って、未来の発明品作りに熱中しているのも、

 必ず将来、素晴らしい発明品を作って、未来の日本や世界に貢献できるという事実が

 あるからだと、僕は確信しています、………

 さぁ、……先を急ぎましょう、……… 」

 

今井優子

「それじゃぁ、今度は、超能力関連の文字で、………

 ヒーリング治療の超能力者、高塚光さんの名前は、どうでしょうか、………? 」

 

志茂田景樹

「わははははは。それはいい、………これは心強い、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………僕も、今、それを考えていたんだけど、………

 そうだなぁ、………どこに配置しようか、………? 」

 

志茂田景樹

「「塚」というくらいだからね、………

 大草原のように広がる、「健康体」という文字の上に、ところどころ置けばいいよ。」

 

カツ丼小僧

「そうします、………

 「高塚光」を守り神のように、これも縦書きで、計8個、配置しました、……… 

 イメージとしては、その高塚光の文字が、眩しい光を放っています、………

 健康体という文字にも、明かりが差して、

 なにか、トワイライト・ゾーンのような風景に早変わりしましたが、

 前回遊びに来ていた、超美女七福神たちの姿は消えました、……… 」

 

今井優子

「金剛超人の様子は、如何ですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「どうなんだろう、………?

 微動だにしないで、国王席に座ったままでいる、……… 動かない、……… 

 ちょっと、今までの明るい雰囲気とは違うな、………神妙な面持ちだ、……… 」

 

志茂田景樹

「まぁ超能力の注入だからね、………

 いくらかでも、神妙な気持ちにはなるだろうよ、……… 

 

 では、次の超能力言語は、………

 

 「サイコキネシス」、「テレパシー」、「テレポーテーション」、

 

 「タイムトラベル」、等ありますけど、………  」

 

今井優子

「素敵ね、………こんな超能力が、本当に身についたら、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………

 このような能力を持つ事はね、僕の子供の頃からの夢だったんだ、………

 筒井康隆さんの小説、「七瀬三部作」の影響なんかを受けてね、……… 

 

 ただ、こういった超能力というのは、使う方は楽しいかもしれないけど、

 やられた方は大変だ、………

 もし、身についたとしても、そう迂闊には使えない、……… 

 この世には因果応報というものがあるからね、………

 

 超能力者だって、もちろん例外じゃない、………

 高塚光さんのような、ヒーリングの超能力だったら、

 一切、構わないんだけど、……… 」

 

今井優子

「どうしますか、………? 」

 

カツ丼小僧

「うん、………

 まず、そのカタカナの文字は、全部、漢字に直す事にします。

 

 「サイコキネシス」は「念働力」、「テレパシー」は「精神感応」、

 

 「テレポーテーション」は「瞬間移動」、

 

 「タイムトラベル」は「時間旅行」に、……… 」

 

今井優子

「わかるわ、………

 文字体によって、意味が変ってしまうんですものね、………

 実際の意味が同じでも、文字道では、……… 」

 

志茂田景樹

「宇宙帝王、………「予知」と「透視」は、どうしますか、………? 」

 

カツ丼小僧

「僕は、予知能力というものは欲しくない、………

 だって、人生の先が見えてしまったら、面白くないし、

 事実、予知などというものは、この世に存在しないんだ、………

 

 いや、もし、仮にあったとしても、

 未来は決まっているから、変えることは出来ない、……… 

 変えることが出来ないんじゃ、そんな能力持っていたって意味がない、……… 」

 

今井優子

「小説やドラマなんかで、悪い未来を予知した超能力者が、

 その未来を変えようと四苦八苦して、結局はどうにもならず、

 その予言通りになってしまった、なんて話は、よくありますけどね、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、………

 未来はがんじがらめに決まっているけど、それを人間は知らないし、

 見えもしないんだ、………

 だって、もし自分の悪い未来が見えたら、その悪い未来を防ごうと、

 人間は行動する訳じゃない、………

 

 それだとパラドックスになってしまい、時間の移行や歴史が存在しなくなる、……… 

 予知能力は存在しないし、変えることが出来ないのだったら、

 そんなものは、いらない、……… 」

 

今井優子

「それでは、大幸運児、……… 

 「透視」の方は、どうしますか、………? 」

 

カツ丼小僧

「あ、……それは、是非とも欲しい能力ですね、………

 

 僕は、若い頃から、目が異常に悪かったんで、「目」の能力に関するものは、

 何がなんでも、是非とも欲しい、………

 もう、どんなに細かい物が見えたって構わない、………

 超人的な視力が欲しいです、………。

 

 あ、……そうだ、………もう一つ、………

 千里の彼方まで見える「スーパー千里眼」というのも加えよう、………

 透視は「ウルトラ透視」にして、………ふふふ♡♡♡、………」

 

志茂田景樹

「あ、……帝王、………

 今、何か、よからぬ事を考えましたね、………

 その「ウルトラ透視」を使って、やるべきことは、ただ一つなんでしょう、………? 」

 

カツ丼小僧

「わははははは。 そう、そう、……… 

 僕って、いけない子、………? まぁ、そのくらいの楽しみはいいんじゃない、?

 本人にさえ、言わなければ、何もなかったことになるんだからさ、……… 」

 

今井優子

「因果応報が、ありますよ~~~~。」

 

カツ丼小僧

「でも、僕から、エロをとったら何も残りませんよ、……… 

 こればっかりは、勘弁してチョーダイ、……… 」

 

志茂田景樹

「私も、キョンキョンの裸を、………

 いやいや、冗談はさておき、話を進めましょう、………

 

 それでは、偉大なるエロ超人、………

 この「ウルトラ透視」や「スーパー千里眼」を、どこに配置するつもりですかな、? 」

 

カツ丼小僧

「そうですね、………これを、………

 

   精神感応

   念働力

    瞬間移動

   時間旅行

  スーパー千里眼 

   ウルトラ透視

 

 

 ………というふうに横6段にして、

 金剛超人の両足の前に1つずつ、2つ置きました、……… 」

 

今井優子

「少し、文字がずれているものもありますが、それでいいんですか、? 」

 

カツ丼小僧

「うん、……

 縦で読んでみて、何かそれらしい意味を感じ取れる物もあるだろう、………?

 「精念」とか、「神働」のように、………

 それで、文字を固く、くっつけたつもりさ、……… 

 これで、この6段は強固な文字の集まりになる、……… 

 

 更には、………

 

 スーパー千里眼の「眼」の上に、最後の「眼」という文字をだぶらせて、

 もう一つ、縦書きで「スーパー千里眼」という文字を置いたり、………

 

 「ウルトラ透視」の「透」の文字の下に、「透」の部分をだぶらせ、

 縦書きで「透明人間」と書いたり、………

 

 すると、下のような図になって来て、………

 

 

     精  ス

     神  |

   精神感応 パ

   念働力 念|

   力瞬間移動千

   時間旅行力里 視

  スーパー千里眼 力 念

   ウルトラ透視力全開動  

       明  開眼力

  スーパー超人  復

       間

 

 

 ………という風に文字を縦からも横からも、斜めからも、出来るだけ、

 超能力に関する文字で埋め尽くす、………。

 その作業も執拗に続けて行きます、………  」

 

志茂田景樹

「う~~~ん、………もちろん大丈夫です、………

 我々は超人ですから、普通の人だったら気の遠くなるような作業でも、

 赤子の遊びのように、いとも簡単、へっちゃらです、……… 

 何の事はありません、………わははははは。」

 

今井優子

「でも「透明人間」なんて、………

 もし、そうなったら、………まさか、……… 」

 

カツ丼小僧

「わははははは、………。そうです、そうです、………。

 やるべき事は、ただ一つ、………

 優子さんの寝室にも、……… 」

 

今井優子

「や、やめてぇ~~~~~~~っ、

 そんな事したら、絶交よ、……… 」

 

志茂田景樹

「わははははは。」