カツ丼小僧
「いやいや、………
「金剛超人」という名称の両脇に、「健康大明神」という、
のぼり旗を立てたら、脳内がグッと明るく、カラフルになってきた、………
狛犬やお稲荷さんの綺麗なイラストなんかも出てきたりして、
生命が吹きこまれた感じだ、………
意識せずとも、自然にそうなって来たんだ、………これはいいぞ、………
この勢いに任せて、更に文字を組み立てていこう、……… 」
今井優子
「「健康大明神」は、総画43、五行が、木ー火ー木、ですね、………
人間の名前で言えば、「健康」が名字、「大明神」が名前という事に
なるんですね、……… 」
カツ丼小僧
「うん、そう、………そこで区切ります。
総画43というのは、本来、一生平安を得ることが出来ないと言う
凶数なんだけど、この場合は、守り神だからね、………
あくまで主体は「金剛超人」だ、………
だから「健康大明神」は、「金剛超人」の文字の大きさと比べたら、
いくらか、小さく細い字体になります、……… 」
今井優子
「そうね、………
これからの文字の羅列は、全て、「金剛超人」を支えて、
完璧にするためのものなのね、……… 」
カツ丼小僧
「そうです、………
僕は、完璧な金剛超人になりたいんです、……… 」
志茂田景樹
「五行の、木ー火ー木の配置は、完璧といっていいだろうね、………
本には、明朗で温和、その上、活気にあふれた急進的な性格、……とある、………。
その上、「神助星」「大神助星」が多数、ついている、………
「神助星」「大神助星」は、凶星の災厄を解除します。 」
カツ丼小僧
「それで、次に………
その「健康大明神」の更に外側に、「若三杉」というワードを左右3つずつ、
両方で、計6個置いた、………
僕は、どうしても、左右対称が同じという発想なんだ、………
そうでないと、不釣合いで、綺麗でない、………。」
今井優子
「若若若
三三三
杉杉杉 、………ね、………。」
志茂田景樹
「三本の杉の木が、お互い競い合いながら、
グングンと天に向かって伸びていこうとしています、………
まさに、これからの超人の未来を、暗示しているかのようです、……… 」
カツ丼小僧
「ありがとう、志茂田巨匠博士、………。
………もちろん字体の色は、緑や、深緑でして、………
確かに志茂田巨匠天才大博士の言う通り、「若三杉」という3本の木が、
お互い競い合いながら、健やかに成長して行くという構図ですね、………。」
今井優子
「ふふふ、……段々と絵になってきたわね、………
でも、まだ実際は、こんなものじゃないんでしょう、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………こんなものは骨格にすらならないと思うよ、………
人気美人歌手の今井優子さん、………
頭の中というのは、ネットや紙の上のような現実の空間と違い、広大無辺で、
空間が無限に延びている、………文字など、いくらでも詰め込むことが可能だ、………
………いや、変幻自在、伸縮可能で、距離感などもまったくない、自由の世界だ、………
問題なのは、僕の頭の中に、きっちり記憶として正確に残しておくことが
出来るかどうかです、………。そして、体全体に滲ませてしまうこと、………
そのためには、いつ思い起こしても楽しい、素敵な世界を構築していく事だ、……… 」
志茂田景樹
「絵ではだめなんだね、……やはり、文字でないと、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、………そうです、………
簡略化された文字には、霊が宿っているから、………
そして、その組み合わせにより、また、……… 東洋の二千年の歴史です。
それで次に、「健康体」という文字を、これも縦書きで、今まで書き上げた
全ての文字の下に、芝生の草のように小さな文字で、
スッキリ区画整理されたかのように、無数にギッシリ書き込みます。
色は、水色をイメージ、………
文字の位置が、バラバラで乱雑になっていてはダメです、………
縦横の位置や大きさが、キチンと会うように、………
そして奥行きも作って、立体的にする、……… 田植えの稲のように、……… 」
今井優子
「無数ですか、……?
大丈夫なんですか、………そんなことをして、………? 」
カツ丼小僧
「うん、……大丈夫、………
この文字体は、若三杉と同じで、区切るところがないから、
紫微斗数の、いわゆる「星」は存在しません、………
ですから、危ない凶星はない、………サラッと描いています、………
料理で言えば、軽く味付けをしたようなものです、………。 」
志茂田景樹
「でも、とっても、重要だ、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうですね、………
それに「健康」ではダメなんです、………「健康体」でないと、………
「健康」だと、22画2文字、………「健康体」だと、29画3文字です、………
まったく、違います、……… 」
今井優子
「超人は、「健康」をなにより、気にしているようですね、………。」
カツ丼小僧
「うん、………
もう、この齢になって、やっと、わかったんだけどね、………
何よりも、健康でいることが一番大事、………
健康なくしては、何も始まらない、………全てはその後、………
だから土台はぎっしり「健康体」ということで、……… 」
今井優子
「どうですか、超人、………?
今日は、この辺にしておきますか、………?
あまり、一遍に詰め込み過ぎると、体調の方が、……… 」
カツ丼小僧
「いや、……世界最強の超人歌手、………
今のところ、まだ大丈夫、………もう少しやります、………
それに、まだ今日は、紫微斗数の星を入れていない、………
そして、健康に関しては、とりあえずのところ固まったから、
今度は、他のものを入れてみよう、……… 」
志茂田景樹
「へへへへ、………やはり、エロですか、………? 」
今井優子
「うわぁぁ~~~~~~~~~っ♡♡♡、」
カツ丼小僧
「いや、……それは、もちっと、あとで、………
次は、金運の星を付けてみよう、………
あっ、……… 」
今井優子・志茂田景樹
「どうしたんですか、? 世界の帝王、……… 」
カツ丼小僧
「い、今、……僕の頭の中で、金剛超人が、大きなうなり声をあげて、
ムクムクと膨張し、噴火山のようにマグマを噴き出した、………
あれあれ、? どうしたんだろう、………? 」
今井優子
「きっと、健康体が金剛超人に宿ったんですよ、………
今はもう、何か、活躍したくてしょうがないんじゃないかしらね、……… 」
志茂田景樹
「これも、全て、超人の今までの想念の結晶だと思うよ、………
ついに金剛超人が、産声を上げたんだ、………
来るべき時が、間近に迫って来ているんだと思うよ、………。」
カツ丼小僧
「そうですね、………
まだ、この段階では何とも言えませんが、僕もそれを期待します、………
確かに僕の心も、ほんわかした幸福感に満たされてきたような気がします、………
では次に、「宝玉大明神」というのぼりを、
昨日立てた「健康大明神」の上に起きます、………
お金の言葉に関しては、「金銭大明神」とか、「金満大明神」、「札束大明神」と、
色々と考えたんだけど、どうも、うまくいかない、………
それで、結局、この「宝玉大明神」に決まりました、………。」
志茂田景樹
「「宝」と「玉」ね、……… いいんじゃない、……?
天后星がついているから、何か魅力的で柔軟な感じがする、………
宝石がボロボロとこぼれ落ちて来るようなイメージだ、………
「大」という字は「食神星」で、「財録・家財」を示します。
でも、この「宝玉大明神」、紫微斗数でいうところの、
財運に恵まれる、「右弼星(うひつせい)」という星がありませんよ、………
これでは、ちょっと、……… 」
カツ丼小僧
「いえ、………志茂田博士、………
この文字には、確かに右弼星は、ついていませんが、
それ以上の財運星、「天存星(てんぞんせい)」がついているんです、……… 」
今井優子・志茂田景樹
「天存星、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうです、………
ちょっと算出の仕方が難しくて、まだ座談会では発表していませんが、
いわゆる「大財利」を司る星なんです、………
その他にも、神助星が2つ、大神助星が2つ付いています、………
金銭豊大には、とても心強い、守り神だと思います、………。」