今井優子、志茂田景樹、カツ丼小僧は、
また秘密の隠れ部屋に集っていた、………
小さな円卓で3人顔を見合わせながら、赤ワインを啜っていた、………
志茂田景樹
「座談会の皆さん、………
我々が、3PやSMプレイをしているなんて、………
一体、何を考えているんだろうね、……… おぞましい、……… 」
カツ丼小僧
「そうですか、………?
僕はいつも、想像していますが、……… 」
今井優子
「私も~~~、………たまにだけど、………うふふっ♡♡♡、」
志茂田景樹
「わははははは、………実は私も、……少しだけ、……… 」
今井優子
「ところで、金剛超人、………
もう、名前の方は、体のほうに定着してきたんでしょうか、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………今の所は、支障はない、………
段々と定着していきそうな気がします、………
ただ、ちょっと体調がすぐれない、……… 」
志茂田景樹・今井優子
「えっ、………??? 」
カツ丼小僧
「いや、この「金剛超人」という名前は、
今までやって来た紫微斗数占いでは大凶星に当たる、
「忌星(いみぼし)」という星が、名前全体を覆い尽くしているんです、………
この忌星は、運気を全体的に沈滞させ、難病にも犯されやすいという星なんだけど、
その災厄を守ってくれるための守護神、「神助星」「大神助星」も、
この名前には、ついていない、………
これでは、どうしようもない、……… 」
今井優子
「え~~~~~~っ、???!!!
それじゃぁ、どうするんです、………?
やっぱり「金剛超人」は、やめるんですか、………? 」
志茂田景樹
「超人、……… 」
カツ丼小僧
「いや、そうじゃない、………
この名前は、僕の理想とする意味を持つ言葉の羅列だから、
これは、このまま行きます、………
「金剛超人」は、僕の脳内イメージの、ちょうど中央に、
縦書きで、光り輝く金剛のゴシック体で、立体的に大きく描きます、………
堂々と屹立していて、燦然とした強い光を放っています、………
まるで金剛仁王像のような、………
一番上の「金」の部分は人体の顔や頭に当たるので、
後、僕は黄金の顔や頭脳を持つようになるでしょう、………
その願いを込めて、……… 」
今井優子
「わかります、わかります、………
金は、超一級の顔や頭脳を表しているのですね、……… 」
カツ丼小僧
「そうです、そうです、………
さすが、超一級、黄金頭脳の持ち主、今井優子さん、………
理解が早い、………
そして次に、人体の胸辺りを表す「剛」の文字なんですが、……… 」
志茂田景樹
「わかります、わかります、………
世界史上最強の超人は、名字の二番目の位置につく
「岡」という文字は、体力と健康に恵まれることを示すんだと、
いつも言ってきたそうですが、この「剛」という字も、そうなんですね、………? 」
カツ丼小僧
「さすが、超一級天才博士、………その通りです、………
まぁ、右側のつくりの部分の「りっしんべん」にあたるのは、
凶星の「天刑星」が2つで、「冷静・孤独」を示しますが、
健康や体力には、やはり、強い字です、……… 」
そして3番目の「超」ですが、………
この部分は、人体の腹や腰あたりになります、……… 」
志茂田景樹・今井優子
「何を示唆しているんでしょうか、………?
私たちには、よくわかりませぇぇ~~~~~~~~ん、……… 」
カツ丼小僧
「わははははは、………。
「超」という文字が、この位置に来たからには、答えは一つです、………
僕のアソコが、超ド級、超人並になるという事です、………
いずれ僕は、超・精力絶倫男になるでしょう、………。
それを期待して、……… 」
志茂田景樹・今井優子
「うふふふふっ♡♡♡、………
本当は、私たち、わかってましたぁぁ~~~~~~。
超・精力絶倫男、カツ丼小僧、バンザ~~~~イ、……… 」
カツ丼小僧
「そして最後の文字、………つまり名前の一番下に来る、
「人」という字なんですが、これは言うまでもなく、
人体の足にあたる部分ですが、本当に足の形そのままで、
上の3文字を支えて、ズッシリと力強く、そびえ立っているといった感じです。
とても、健康的な感じがします、……… 」
志茂田景樹・今井優子
「なるほど、なるほど、……… 確かに、確かに、……… 」
カツ丼小僧
「ただ、先程言いましたように、この「金剛超人」には、
忌星という、よくない凶星が沢山ついていますので、
それらを吹き飛ばし、消滅させてしまうような言葉を
傍らにどんどん羅列していかなくてはなりません、………。
それで、これからは、この「金剛超人」の「負」の部分を
打ち負かす言葉を、どんどんとその周りに繋いでいきます、………
前に言った、「若三杉」なんかもそうなんですが、
「健康体」「健康家族」「健康優良児」「大健康」「超健康」などといった
病気や災厄を吹き飛ばしてしまうような言葉を、……… 」
今井優子
「あっ、………世界の帝王、………
その前に、私、この前、帝王に習った、「カバラ数秘術」で、
「金剛超人」を占って来ましたので、ここで発表します、……… 」
カツ丼小僧
「あっ、……そうなんですか、………?
それは、どうもありがとう、……… それでは、お願いします、……… 」
志茂田景樹
「うん、……いいね、いいね、……… 」
今井優子
「はい、……それでは、………
金剛超人を、カバラで占います、………
●金剛超人
K O N G O C H O J I N
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2 7 5 3 7 3 5 7 1 1 5
………となり、………
キー・ナンバーが、 1
ハート・ナンバーが、 22
パーソナリティ・ナンバーが、 6
………ということです、……… 」
カツ丼小僧
「うん、……これは凄い、………
内面的性格を司る、ハート・ナンバーには22がついている、………
前人未到の仕事を成し遂げる、強大なエネルギーを持つ数だ、………
外面的性格や対人関係などを司る、パーソナリティ・ナンバーも6で、
美的感覚や芸術性に優れ、責任感や忍耐力にも恵まれる、………
そして、全体像を観る、キー・ナンバーは1で、
リーダーシップに恵まれ、男性的で決断力のある数だ、……… 」
志茂田景樹
「まぁ、いいところだけ見ればね、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、………
確かに、いいところだけ見て、ノーテンキにはしゃぐのも考えものですが、
この場では、その事を踏まえた上で、
できうる限りは、いいところを見ていきましょう、………
特に口に出して言う言葉は、ポジティブな言葉だけで、
埋め尽くす事にします、……… いいですね、………。」
志茂田景樹・今井優子
「はぁぁぁ~~~~~~~~~~~い、」
カツ丼小僧
「それでは、先程の、忌星退散の事について、話を戻しますが、
僕は「金剛超人」の両脇に、まず「健康大明神」という言葉を
並べてみることにしました、………。もちろんすべて、縦書きです、……… 」
今井優子
「「健康大明神」ですか、………
なんか、守り神みたいですね、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうですよ、………
神社ののぼり旗のような図案で、イメージしてみました、………
とってもカラフルです、………傍に、狛犬や稲荷神の姿も見えますね、……… 」
志茂田景樹
「わははははは、………
稲荷大明神、という訳だな、………これは、縁起が良さそうだ、……… 」
今井優子
「私、お稲荷さんが、食べたくなって来ちゃったぁぁ~~~~~。」
カツ丼小僧
「この「健康大明神」というワードには、
「神助星」1つと、「大神助星」2つがついています、………
これで、忌星の災害を解除します、………
また、忌星というのは、これらの星と重なると、
悪運を祓って、逆に名声運が強くなるんです、……… 」
今井優子
「えぇ~~~~~~っ、……… そ、そうなんですか、………? 」
志茂田景樹
「それは素晴らしい、………吉凶逆転の構図だな、……… 」
今井優子
「でも、それだったら、こののぼり旗をもっともっと、
何本も立てればいいんじゃない、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうなんですが、
実は、このワードにも、幾分、凶星が含まれているんです、………
「七殺星」とか「巨門星」とか、………
ですから、慎重にやらなければなりません、………
その案は、とりあえず、保留にしておきます、……… 」
今井優子
「私の名前も、カツ丼さんの想念にいっぱい組み込まれたらなぁ~~~~。」
志茂田景樹
「わははははは。」