カツ丼小僧
「それでは、ちょっと恐ろしい長寿の話です、………
昔は「人生、五十年」、などと言いまして、
病気やお金のことなど、考える暇もなく、
アッと言う間に通り過ぎて、死んで行けたんでしょうが、このところ、………
『週刊現代』(1月14/21日・合併号)の、
44ページからの記事の抜粋ですが、……… 」
藤子不二雄A
「あ、……ちょっと待って、………
前回は、出てこなかったけど、実は僕も、大橋巨泉さんと同じで、
1934年(昭和9年)生まれの、現在82歳です、……… 」
ちばてつや
「僕も、1939年(昭和14年)生まれの、あと4日で、78歳です、」
野村克也
「ワシは、1935年(昭和10年)生まれの、81歳や、………
この齢では、もう、野球は出来んわ、……… 」
野村沙知代
「何いってんの、……当たり前じゃないのよっ、………
でも、あんたは人気者ですからねっ、………
まだまだ、稼いでもらわなくちゃ、困りますよ、………
私は、1932年(昭和8年)生まれの、84歳、………
夫より3つ年上です、………
浅香光代と違って、年齢詐称はしてないわよっ、………
血液型は、夫と同じで、ゴーイング・マイウェイのB型です、………
したたかな女よ、……… 」
一同
「わははははは。」
長嶋茂雄
「う~~~ん、………
私は、昭和11年、………? ん~~~、? そうでしたっけ、?
もの忘れ、……でしたっけ、? ど忘れ、しましたぁ、……… わははははは。」
つのだじろう
「私も、昭和11年、………
将来は、カッコイイじいさんに、なろうと思っています、………。」
大槻義彦
「世の中には、「年齢・体力、反比例の法則」というものがありまして、
年齢を増すほどに、体力の方は、……… 」
カツ丼小僧
「いやいや、皆さん、………
自己紹介をしてくれるのは、嬉しいんですが、今回は急ぎます、………
なんせ、昨日は何も出来ませんでしたので、……… 」
アントニオ猪木
「急ぐ、ダァ~~ッ、」
郷ひろみ
「♪ゴー、」
カツ丼小僧
「え~~、現在、百寿者の人口が猛烈に増加しているようで、
人口問題に詳しい、産経新聞論説委員の、河合雅司氏によれば、
「100歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された、
1963年には、わずか153人でした、………
それが、1998年には1万人を超え、2012年には5万人を突破、………
昨年9月1日の住民基本台帳では、6万5692人に達しています。」
………という事だそうです、………
百寿者の増加の勢いは、今後も留まるところを知らないようで、
国際長寿センターの推計によると、………
東京オリンピックの開かれる、
2020年には、現在の約2倍の、12万8000人、………
2030年には、27万3000人、………
2040年には、42万人と、倍化することが予想されているそうです、………
42万人とは、ほぼ東京都町田市の人口に匹敵する数だそうです、……… 」
一同
「スゴ~~~~~~~~い、……… 」
アントニオ猪木
「でも、……急ぐ、ダァ~~ッ、」
郷ひろみ
「♪ゴー、」
せんだみつお
「ナハ、……… 」
カツ丼小僧
「あっ、………
せんだみつおさん、………いつの間に、………? 」
せんだみつお
「ナハナハナハ、………ナハナハナハ、………
ナハハハハハ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
カツ丼小僧
「懐かしいなぁ、………
「うわさのチャンネル」ですね、………
せんだみつおさん、……ご出席、ありがとうございます、……… 」
和田アキ子
「おい、……ところで、せんだ、………
おまえ、今、何してんの、………? 」
せんだみつお
「ナハ、……ナハ、………
私は、これだけです、……… 」
一同
「なははははは。」
中村玉緒
「ぬほほほほほ。」
アントニオ猪木
「急ぐ、ダァ~~ッ、」
カツ丼小僧
「そうですね、……すいません、……急ぎます、………
それから、講談社さん、記事棒読みで、すいません、………
言うまでもなく、長寿、それ自体は、めでたいものだ、………
しかし、このような極端な高齢化は、
いまだかつて人類が経験したことのない社会の到来を意味する、………
………とあり、前出の河合氏によれば、………
「2017年は、高齢化が新しいフェーズに入る象徴的な年になるでしょう、………
65歳から74歳の前期高齢者と、75歳以上の後期高齢者の人口を比べると、
2016年までは、まだ前者の方が多いのですが、
2017年には、その数が逆転すると予想されているのです。
常識的に考えれば、人は歳を取るにつれて、寿命を迎える確率も高まる。
ですから、高齢者の人口自体は増えても、100歳以上の人々に代表される、
後期高齢者の数は減っていくのが、これまでの常識でした。
そのような常識的な人口ピラミッドが、崩れ始めるのが、
2017という年なのです、………。」
………という事なのだそうです、………。 」
山本高広
「ついに、…… キターーーーーーーーーーーーーーーッ、」
榊原郁恵
「これからの日本は、一体どうなっちゃうのかしら、………?
病院だって、そのうち満杯になって、患者の入院を拒否するところが、
一杯出て来るわよ、………
「具合が悪いのかもしれないけど、自力で治してください。」とか、
「もう治る見込みはないので、病院に来ないでください。」とか言われたり、……… 」
マツコ・デラックス
「こんな時こそ、病院に「若返りの薬」なんてものが、
置いてあれば、いいのにね、……… 」
カツ丼小僧
「えっ、………???!!! ドキッ、………!!! 」
マツコ・デラックス
「うふふ、………
冗談よ、……冗談、……… 本気にとらないで、……… 」
カツ丼小僧
「ウチは、父親が、まだ健康だから、なんとかやっていけてます、………
父は、現在78歳ですが、もし父が倒れるような事があったら、
大変なことになります、………すべてが崩壊します、………
毎日が不安で、オチオチ夜も寝られない、……… 」
松坂慶子
「カツ丼さんは、自分の未来や運命に、自信を持っているんでしょう、………?
だったら、大丈夫よ、……… 」
せんだみつお
「ナハ、……ナハ、……… 」
松坂慶子
「もうっ、………せ、せんださん、……茶化さないでください、………
それに今の若い人、そんなギャグ、誰も知らないわよ、……… 」
せんだみつお
「後生ですから、言わせてください、………
職業病なんです、………ナハナハナハ~~~~~~~~ッ、
ナハッ、ナハッ、ナハッ、……… 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「確かに僕は、自分の運命に、大きな自信を持っています、………
「不幸の中の幸運」という形でしか、
人間の幸福もないんだという事も知っている、………
しかし、やっぱり先の事は、わからない、………
普通に考えたら、このまま無意味に時が経って行ったら、どうなるのか、………?
対応策は、まったくありません、………正直、怖い、………
金さえあれば、いくらかは楽になるだろうけど、……… それも、……… 」
志茂田景樹
「だからこそ、一刻も早く、あのクスリの完成を、……… 」
カツ丼小僧
「ちょ、……ちょっと、………
シーーーッ、……し、志茂田さんっ、……こ、声が大きいっ、………
あ、あの薬の製作は、極秘裏に進めていかなきゃなりません、………
それに、薬の完成は、まだ、もっと先の話ですよ、………
そんなに、焦っちゃいけません、……… 」
志茂田景樹
「いや、……そうは、言いますけどね、……カツ丼さん、………
私だって、もう、あと2ヵ月あまりで、77になるんですよ、………
もし、クスリが完成するまでに、おのれ自身が死んでしまったら、……… 」
マツコ・デラックス
「ちょっと、ねぇ、あんたたち、………
さっきっから、何を2人で、コソコソ話し合ってんのよ、………
何か、私たちに隠し事でも、してんじゃないの、………? 」
カツ丼小僧
「えっ、………? 」
今井優子
「ワァ~~~~~~~~~~ッ、!!! ワァ~~~~~~~~~~ッ、!!! 」
角松敏生
「ゆ、優子っ、……どうしたんだっ、………???!!!
き、気でも違ったのかっ、………??? 」
カツ丼小僧
「そ、……それでは、ちょと慌ただしくなってきましたので、
こ、今回は、ここらで終了します、………
シー、ユー、アゲ~~~ン、………
グッドラックに、バイチャッチャァァ~~~~~~~~~~ッ、 」
一同
「バイチャッチャァァ~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
カツ丼小僧
「サバラ、 ! ! 」
一同
「サバラ、 ! ! 」
カツ丼小僧
「グワシ、 ! ! 」
一同
「グワシ、 ! ! 」