カツ丼小僧
「皆さん、今日もお集まり頂き、誠にありがとうございます。
余は、苦しゅうありません、………
今日も今日とて、姓名判断、………と、言いたい所ですが、……… 」
一同
「えっ、………? 」
カツ丼小僧
「そうなんです、……
ちょっと、今週号(1月14/21日・合併号)の『週刊現代』で、
気になる記事を見つけたもんで、今日は先に、そちらの方から入ります、………
皆さん、お手元にある、週刊現代の44ページをお開きください、……… 」
犬塚弘
「あっ、……… 」
デヴィ夫人
「ほほほほほ、………
何かと思ったら、………長寿の話、……… おめでたい話じゃないですか、……… 」
カツ丼小僧
「いや、それが、……………
そんな、悠長なことを言っていられる状態じゃないんだそうです、………
記事の見出しには、………
新年号特別企画、「口に出せない」ニッポンの悩み、……と、ありまして、………
100年生きるのは幸せか
「オーバー100歳」が 2020年に 10万人を超え、2030年には 30万人に
長寿はめでたいが、支える家族はこんなに大変
●自分の足で歩けるのは、5人に1人 ●8割の人が認知症に
●一人あたり年間300万円を税金から捻出
●カネが尽きた高齢者が集まる場所 ●死にたくても死ねない人たち
………とありまして、更に、………
門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなしーーー
一休の歌ではないが、現在の日本は長生きを素直に寿(ことほ)げない
奇妙な社会になった、---人生100年が珍しくない時代の「幸福論」。
………と、なっています、……… 」
犬塚弘
「この座談会出席者の中では、俺が一番の長寿、………
俺は1955年に結成され、1960年代に一世を風靡したコミックバンド、
「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバーの一人で、唯一の生き残りなんだけど、
俺は1929年(昭和4年)生まれの、現在87歳だ、………
100歳まで、あと13年、……… どうだ、………すごいだろう、……… 」
カツ丼小僧
「えぇ~~~~~~っ、………?
1929年生まれっていうと、第二次世界大戦が始まる、
10年も前じゃないですか、………
世界恐慌のきっかけとなった、ウォール街の株価大暴落のあった年ですよ、………
そ、そんな年に生まれた人が、い、今、僕の目の前にっ、………???
ひぇぇぇ~~~~~~~~~~~っ、」
犬塚弘
「ひぇぇぇ~~~~~~~~~~~っ、て、………?
おいおい、………
人を化石か天然記念物でも見るかのような目で、見ないでくれよ、……… 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「僕は、昔の白黒の写真や映像を見るのが、凄く好きなんですけど、
その頃の人たちって、なんか、とても神秘的で神々しく見えるんですよ、………
でも年数的に見ると、僕と犬塚さんは、35年しか違わないんです、………
100年の約3分の1、………それ程、違うって訳でもないか、……… 」
石原慎太郎
「私も、1932年(昭和7年)生まれの、現在84歳だ、………
1972年に、衆議院議員に初当選してから、長い政治家人生だった、………
私は、日本の偉大なる一時代を築いた、………感無量です、……… 」
小沢一郎
「わははははは、………
あんた、自分で言うなよ、……… バカじゃないの、………? 」
石原慎太郎
「え、………? 」
小沢一郎
「ごほんっ、………
わ、わ、わははははは、………
そ、それだけに、また彼の黒歴史も大きいので、あります、………
豊洲の盛り土事件以来、彼の過去の悪事が、
段々とクローズアップされて来ているので、あります、……… 」
石原慎太郎
「ふふふ、………あんた、声が震えているね、………
ホントは僕が怖いんじゃないの、………? 」
小沢一郎
「そ、そんなことはないので、………あります、」
カツ丼小僧
「あっ、……すいません、………
そろそろ、本題に入りたいんですが、……… 」
中村玉緒
「ぬほほほほほ、………ちょ~~~っと、待った、………
女性陣の方の高齢者も紹介させてください、………
ワタクシ、中村玉緒と、
昔のポルノ映画「かまきり夫人の告白」で有名な、五月みどりさんは、
共に、1939年(昭和14年)生まれの、現在77歳、………
インドネシアのスカルノ元・大統領の妻、デヴィ夫人は、
1年遅れの1940年(昭和15年)生まれの、76歳、………
御二方とも、70代とは、思えないほど、お綺麗でお美しいですわ、………
ぬほほほほほ、………私も、あやかりたい、……… 」
五月みどり
「ありがとうございます、……… 」
デヴィ夫人
「おほほほほほ、………
玉緒さんだって、実にチャーミングで、お綺麗ですわよ、………
この方の、可愛らしさといったら、天与のものです、………
もう、そこにいるだけでいいんです、………人間国宝・タマオですわ、……… 」
市川海老蔵
「あ、……… それ、……… 」
一同
「わははははは。」
中村玉緒
「我々3人は、この座談会の、華ある長老三人娘です、………
今後とも、皆さん、………よろしく、お願い、……… 」
黒柳徹子
「ちょっと待って、………
ここに、もう一人いるのを、忘れないでちょうだい。」
一同
「おぉ~~~~~~~~~~~~~っ、」
アントニオ猪木
「黒柳徹子、……ダァァァ~~~~~~~~~~~~~ッ、
たまねぎオバサン、……ダァァァ~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
郷ひろみ
「♪ゴー、ゴー、
♪で~~~あいはっ、お~~~くせんまん、
いのちのときめき~~~~~~~~、
エキゾチック、………ジャッ、パァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~ンッ、」
黒柳徹子
「アントニオ猪木さん、郷ひろみさん、………
威勢のいい掛け声と、オープニング曲、………ありがとうございます、………
私、黒柳徹子は、1933年(昭和8年)生まれの、現在83歳、………
過去に、TBS の歌番組、「ザ・ベストテン」の司会を、久米宏さんと一緒に
長い間、務めさせて頂きました、………
他には、テレビ朝日系の「徹子の部屋」、………
有名な著作には、1981年に講談社から刊行された、自伝的物語の著作、
「窓際のトットちゃん」が、あります、……… 」
中森明菜
「黒柳さ~~~ん、………
また、「ザ・ベストテン」、再開してくださぁぁ~~~~い、」
久米宏
「いや~~~、黒柳さん、………その節は、………
どうも、どうも、……… わははははは、………懐かしいなぁ、あの時代、……… 」
篠原涼子
「黒柳さんっ、………
今度、また、「徹子の部屋」に、出演したいですぅ~~~~~~、」
有村架純
「「窓際のトットちゃん」の「トットちゃん」って、
どういう意味なんですかぁ~~~~? 」
カツ丼小僧
「あ、………ちょ、ちょっと、待ってくださいっ、………
も、……もう、時間ですっ、………時間が来てしまいましたっ、………
今回の座談会は、これにて終了です、………
この続きは、また次回、……… 」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~~~っ、???!!! 」
カツ丼小僧
「えぇ~~~~~~~~~~~~っ、???!!! って、………
それは、こっちが、言いたいですよ、………
まだ、一つも、本題に入っていないというのに、………
こんな事は、前代未聞だ、………
司会者として、やってはいけない事をやってしまった、………
次回は、急ピッチで、進めて行きます、………
それ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、……… 」
一同
「それ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、……… 」
カツ丼小僧
「早い、早い、……… 」
一同
「早い、早い、……… 」