カツ丼小僧
「大声を出して笑う事は、健康にもいいと、よく言われるけど、
それは、あながち迷信ではないと思うよ、………。
恐らく事実だろう、………
だから、ものを想念する時には、もう、大きな笑い声の渦なども一緒に
想念の中に、BGM として造り上げるなどの創意工夫も必要だ、………。」
今井優子
「どういう事ですかぁぁ~~~~~~~、?
「大幸福」とか、「大福寿」、「大喜悦」、「大成功」、という言葉で
音楽でも作って、頭の中をいっぱいにするっていうこと、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………
とに角、自分の頭の中を、壮大で美しい景色や物の映像、
幸福感を持つもの、言葉、音楽、などに、勝手に作りかえてしまうんだ、………
喜びや歓喜、大満足感、若さの洪水を、体内に撒き散らすんだ、………
寝る前でも、街を歩いている最中でも、ひっきりなしに、それを続けるんです、………
「瞑想」なんていうけども、目に映るものは、遮断して、
頭の中に、可能な限りの壮大なイメージばかりを思い浮かべる。
今の時代、ネットなんかで検索すれば、そんな映像なんか、いくらでも観れるから、
わざわざ足を運んで、旅行に行くとか、高額な写真集を買うとかする必要もない。
名曲、名音楽にしてもしかりだ、……… 」
今井優子
「ふふふ、………随分と熱が入るわね、………
でも、それって、音楽を商いにしている者からすれば、
とっても困ることなんですけどもね、……… 」
カツ丼小僧
「すいません、………。」
志茂田景樹
「わははははは、………。
でも、カツ丼さんの、言ってる事ってさ、………
結局、おのおの個人の頭の中が全てって事じゃない、………。
だとすれば、先に想念があって、目の前に起こる現象は、それに引きずられて、って
ことになるわけよね、………
じゃあ、我々3人が、今、ここに集っているのも、想念のおかげ、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうですね、………
それはもう、間違いありません、………
僕のイメージ力が強すぎたのか、それとも、天才博士や頭脳派女子の
想いが優れていたのか、よくはわかりませんが、………
全ては、最初に「想い」ありきです、………
ただ、僕には、人間の人生の立体映画のフィルムは、あらかじめセットされていて、
途中からは変えることは出来ない、………という考えがあるので、
おそらく、我々3人の心の波長は、前世からの繋がりで、
バッチリと合いまくっているに違いない、………。」
志茂田景樹
「えっ、………? 何、ナニ、なにっ、………? 」
今井優子
「わ、……私たち、前世も一緒だったの、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………
そして、何度も、ほぼ無限回、同じような人生を繰り返しているんだろう、………。
もちろん、設定は、ここだけじゃない、……… 無数にある、………
だからこそ、こういう理論も成り立つんだ、………。
先に想念ありきで、想念によって出来上がったところをなぞっているだけなのですが、
人間はそれを知りません、………。
漫画のキャラクターが、漫画家によって描かれているのと同じように、
我々人間、……いや、この世に存在する全てのものが、
神によって、一分の狂いもなく描かれているのです。」
今井優子
「漫画のキャラクターは、自分たちが漫画家によって、描かれているという事を
知りませんものね、……… それと同じだとしたら、………
あっ、………今、我々が開発しようとしている、「若返りの薬」だって、……… 」
カツ丼小僧
「そう、………
さすが、史上最強の頭脳派女子、………勘が鋭い、………
神が我々を成功に導いてくれるのか、くれないのか、………
ただ、それだけの事なんだ、………
そのように、映画のフィルムが最初からセットされているかどうか、………
ただ、それだけのこと、………
でも、やはり、それに対するアンテナは、神に向けて合せるように
我々も日々、気を使っていかなきゃならない、………。
常に向上心を持って、上を向いて生きて行かないと、………
「天は自ら助くる者を助く」で、神はその心得のある者にしか味方しない。
いいかい、………
我々は、3人とも、皆、「史上最強の天才博士」であり、「史上最強の超人」であり、
「史上最強の頭脳の持ち主」なんだ、………
そして、祈りを込めて、頭のアンテナを、神に向けて、キッチリと合わせるんだ、………
そして神から送られて来た魔法の「神電波」を、しっかりと受けとめるんだ、………
史上最強だよ、……史上最強、………
史上最強ってことは、もう、これ以上はないってこと、………
つまりは、前例がないように、言葉と想念で設定した訳だから、
普通だったら、ありもしないような発明品を考え出してもおかしくはない、
という人間たちな訳ですよ、………
史上最強、………超人、………超頭脳、………
その名称を、文字で頭の中に思い浮かべ、何度も何度も、繰り返して、
自分はそういう人間なんだと、心の中で叫び続けるんだ、………
まずは、それだけでいい、……… 」
志茂田景樹
「そうさ、………
「若返りの薬」、「キョンキョンのアンドロイド」、「透明人間になる呪文」、
そんなものが、なんだというんだ、………
神は、この世を一瞬にして消し去ったり、造ったりすることが簡単に出来る
魔法使いなんだぞ、………
そんな存在と密接にかかわっている我々に、どんな物づくりであるにしても、
不可能であるという事は、絶対にあり得ないんだ、……… 」
今井優子
「そうよっ、………その通りだわっ、………
私たち、……もしかしたら、「天才」や「超人」を通り越して、
魔法使いになれるかもしれないわっ、………
やりましょうっ、………挑戦してみましょうっ、………
「若返りの薬」や「キョンキョンのアンドロイド」にっ、……… 」
カツ丼小僧
「うん、………
そのためには、とにもかくにも、まず自信だ、………
自分自身の頭の中、心の中を、自信の塊にしてしまうことだ、………
人間の人生の密度の高さは、その人間の感情の強さや、プライドの高さ、
自信の大きさに比例しているというのが、僕の信条です、………。」
志茂田景樹
「わははははは、………。
とにかく、思いっ切り、笑おう、叫ぼう、………勝利の雄たけびを、………。
形から入る、………形が先だ、………
イメージから入る、………イメージが先だ、………
壮大な成功イメージを頭に思い浮かべて、自分のものとするんだ、………。
わははははは、わははははは、………
何がおかしいのか、よくわからないんだけども、わははははは、………。
私は勝ったぞ、わはははは、………。」
今井優子
「わははははは、わははははは、………
でも、現実として、これから「若返りの薬」なんて、どうやって作るの、?
今の段階では、文字や数や音などを手掛かりに、……… わははははは、………。
やってやるぞと、わはははは、………。」
カツ丼小僧
「うん、………
そうだね、………とりあえず、今は、それしかない、………
常人だったら、途方もなく、気の遠くなるような作業かもしれない、………
しかし我々は、超頭脳の、超人なんだ、………なんてことはないさ、………
そうやって、地道な努力をコツコツ続けて行く内に、神のご加護が、
時々、降りてくる筈だ、………その時、それをうまくキャッチして、………
それでは次回は、「若い」と「老い」についてから、話を始めます、……… 」
志茂田景樹
「老いも、若きも、わははははは、……… 」
今井優子
「老いも、若きも、わははははは、……… 」
志茂田景樹
「わははははは、………。」
今井優子
「わははははは、………。」
志茂田景樹・今井優子
「とにかく笑おう、………わははははは、………。
わははははは、………。
わはははははははははは、………………。
わははははははははははははははは、………………………。」