志茂田景樹
「え、……? 何だって、………?
今から、「志茂田景樹」の姓名判断をやるんだって、………?
それは、それは、楽しみだなぁ、………。それで鑑定料は、おいくらですか、? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、……… 鑑定料など頂きませんよ、………
こんな他愛もないもので、お金など頂く訳には参りません、………。
姓名判断は、僕の趣味の一環ですから、………。」
志茂田景樹
「そうかい、………悪いねぇ、………
それじゃぁ今度、僕の手作りの、肉野菜ケーキを御馳走しますよ、………。
優子さんもどうですか、………? 」
今井優子
「に、……肉野菜ケーキ、………???
わ、私は、遠慮させて頂きますわ、………。ほほほほほ、………。」
志茂田景樹
「普段ならさ、ここで、一同の「わははははは。」が入るんだろうけどさ、
今日は3人だけだから、それがない、………。なんか寂しいよね、………。
一同が、どれほど偉大であったのかが、ここで初めてわかるよね、………。
わははははは。」
カツ丼小僧
「わははははは、……… そうですね、………。
それから、市川海老蔵さんの、「早くやれっ、」っていう、
掛け声がないのも、実際なくなってみると、ちょっと寂しい、………。
やはり、未来の人間国宝は偉大だったのか、………?
え~~~、
それでは脱線しない内に、「志茂田景樹」の姓名判断を始めます、………。
まずは、字体の方から参りましょう、………。
最初の「志」の文字ですが、………
上にある、「士」の部分、………
この部首は、「さむらい」と言って、
紫微斗数では「天機星(てんきせい)」にあたり、「知恵・精神」を表します。 」
今井優子
「角松敏生大先生も持っている人気星、
「天喜星(てんきぼし)」とは、違うんですね、………。」
カツ丼小僧
「ええ、……まったく違います、………。読み方もね、………
どちらも吉星では、あるんですが、………
ちょっと紛らわしいんで、注意してください、………。
天機星は、人間にとって善をなす、道徳心を調和する作用を持つ吉星で、
我々の精神生活に影響を与えます。
善事を好み、神や仏を敬い、対人関係にその長所を発揮する星で、
特に、宗教家や教育家に適した星情を持ちます。
家庭運と知能運にめぐまれていますが、この星は、有形の面よりも、
精神面にむいている星で、割合消極的です、………。
自分から動くよりも、頭脳を使い、企画指導するという方面に向いています。
それで、……次に、「志」の「心(こころ)」の部分、………
これは、紫微斗数では、「放星(ほうせい)」と言い、
「開放・短気」を表します。
放星は、明朗な平和気運とします。
開放的であり、曲がったことの嫌いな性格、そのため他人に騙されやすい点も
ありますが、それを少しもくよくよしない、明るい気質の星です。
やや短気で移り気なところがあるため、一つのことに集中できにくい傾向、
変転や浮沈のくりかえしが多い点などもありますが、
明るさとあきらめのよさで、乗り切ります。
え~~、それで、2番目の文字、「茂」ですが、………
上の「くさかんむり」は、以前にも説明しましたが、
「魅力・柔軟」の、「天后星」、………。
天后星は、異性面の吉兆を表し、特に女性には、
結婚・恋愛・家庭の面で、吉作用を起こします。
次に「茂」の左下の「ノ」は、「冷静・孤独」を表す、「天刑星」、………
天刑星は、人間の性格面に作用する星で、暗い性格を持つ星です、………。 」
志茂田景樹
「僕の性格、……そんなに暗いかなぁ、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、………志茂田さん、………
いつも言っているんですけど、この占いは、もっと総合的に見て、判断してください。
この占いには、億単位の無数の星が存在しているのです、………。
嘗めてかかっちゃ、いけません、………。 」
志茂田景樹
「ひぇ~~~、 お、億単位、………???!!!
そんなもの、どうやって鑑定するのよ、………?」
カツ丼小僧
「そうですね、………
本格的にやれば、大変な作業だと思いますよ、……… 実際の話、………。
僕の場合は、大まかな部分だけ、……… 」
今井優子
「ふふふっ♡♡、……頑張って、………。」
カツ丼小僧
「そして「茂」の右下の「ほこづくり」という部首は、
「財録・決断」を司る、「武曲星(ぶこくせい)」という星です。
武曲星は、人間の物質面を左右する星で、やや癖のある所が難点です。
決断力と行動力に富み、スピードを好む気性で、非常に勝気な星情を持ちます。
また、喜怒哀楽の差が激しく、ときにはそれが、災いの原因ともなります。
適性は「事業・技術・金融・製造・機械」などの
有形な物質方面の強い仕事に向きます、………。
それでは、次の「田」、………
これは、一つで、丸ごと「偏印星(へんいんせい)」です、………
「風流・偏屈(へんくつ)」を司ります、………。」
偏印星は、自由趣味をあらわす星ですから、あまり型にはまった星情は、ありません。
非常に特異な才能があるかと思えば、偏屈な面があったり、かわった特技を持つなど、
一定しない、自由な気質による行動と、その才能表現を暗示します。 」
志茂田景樹
「うん、………
確かに、この星は、僕にぴったり、マッチしてるような気がする、………
僕は、自由で風流な雰囲気が、とっても性にあってるんだ、………。
そういえば、息子の下田大気(しもだ・ひろき)だって、
そんな感じだよな、………うん、………。」
カツ丼小僧
「え~~~、次に、
4番目の文字、「景」に移ります、………。
まず、「景」の上の「日」の部分、これは、「ひへん」ではなく、
「ひらび」という部首で、「冠帯星(かんたいせい)・帝旺星」を表し、
「旺盛・発展」を司ります。
「ひらび」は、
中年になるまでは「冠帯星」、それ以降は「帝旺星」の作用をおこします。
冠帯星は、非常に勢いの強い気運とします。
独立的発展運を持ち、どんな逆境にあっても、平然とそれに打ち勝っていく力を持ち、
覇気と名誉心に富んだ星です、………。
その反面、自我の強いところや、自尊心の強い点などもあります。
この冠帯星は、
「高位・成功・尊厳・有能・向上・名誉・繁栄・慈悲・威厳」
などの作用をおこす星です。
帝旺星は、強烈旺盛な気運とします。
この星は、強すぎるために、かえってことを構えやすい傾向にあります。
頭領的な最上運の気運ですから、活動的で積極的にことを行って
成功する暗示があります、………。
この帝旺星は、
「強大・強健・独立・勇気・頭領・進歩・権威・英名・知謀・学才」
などの作用をおこす星です。 」
志茂田景樹
「いやぁ~~~、大変ですねぇ、………。
ちょっと込み入った名前で、すいません、………。
本名の「下田忠男」だったら、もっと楽だったんでしょうが、……… 」
今井優子
「息子さんの「下田大気」だったら、もっと楽ね、………。」
カツ丼小僧
「込み入った名前の人というのは、
やはり、性格も複雑怪奇で、つかみどころがなかったりするんですよ、………。」
志茂田景樹
「そうかぁ~~~~、僕って、複雑怪奇なのかぁ~~~~。
本当は、見た目ほどでもないんだけどね、………。
でも、いいこと聞いちゃったな、………。
いつか皆さんに、手製のタラコみつ豆、御馳走します、………。」
今井優子
「いらないわよ~~~~~。」
カツ丼小僧
「それでは、次、………
「ひらび」の下、………「けいさん」ですね、………
前にもやりましたが、何度も、しつこく繰り返します、………
反復すると、頭に入りますから、………。」
志茂田景樹
「うん、……いいね、………。
肛門に入ると、もっといい、………。」
今井優子
「私、志茂田さんのこと、………
段々、好きになってきちゃったわ♡♡、……… 」
志茂田景樹
「今井さんも、変態の仲間入りをしませんか、………?
みんな、待ってますよ、………。」
カツ丼小僧
「「けいさん」は、紫微斗数占いでは、
「天鉞星(てんえつせい)」にあたり、「成就・成功」を司ります。
天鉞星は、物質運以外では、あらゆる面に恵まれており、
特に名声運や学問研究の面で、一躍抜きんでることになります。
さて、………「景」の、また、その下の「口」の部分が、
「天空星」で、「非難・災害」を司ります、………。
天空星は弱い星で、むだ働きや損失を意味する凶星です、………。
そして、「景」の一番下、………
「小」は、僕のカツ丼小僧の「小」と同じ、………
そして、先程やりました、「志」の「心(こころ)」と同じなんですが、
「放星(ほうせい)」で、「開放・短気」を表します。
放星は、「快活・多弁・明快・短気」、
などの作用をおこす星です、………。 」
志茂田景樹
「ふぅ~~~~っ、………ご苦労さん、………
疲れたねぇ、……… うん、……実に疲れた、………。
大樹に寄りかかって、休みたいぐらいだ、………
それでは、最後の一文字、………その、「樹」、………。
よろしく頼んますよ、………カツ丼さん、………
梅チューハイの、最後の一口、飲み干しまぁぁ~~~~~~す。
ごっくん、……… 梅ぇ~~~~~~~~~~~~っ、 」
カツ丼小僧
「それでは、「志茂田景樹」の最後の一文字、「樹」、………。
いやぁ~~~~~、最後の一文字、と言っても、
随分と細かく、分断されるぞ、………。 結構、大変だ、………。
まず、「樹」の、一番左側にある、「きへん」ですが、………
これは、「正財星(せいざいせい)」で、「財産・信用」を司ります。
正財星は、福禄豊厚、富貴吉祥の意をもつ星です。
正義感に強く、明朗陽気な気性をもちます。
金銭的・物質的にもめぐまれますし、
男性は、良妻を得て、一生幸福に送れる吉祥の暗示があります。
この正財星は、
「名誉・良妻・度量・義侠・収穫」などの作用をおこす星です。
そして今度は、真ん中の上、………はぁ、……はぁ、……。
「土」は「勾陳星(こうちんせい)」で、「愚直・質朴」を司ります、………。
勾陳星は、非常にきまじめな、保守的な傾向を持つ星で、
地味な努力をする作用があります。
そして「土」の下の「口」は、さっき、「景」のところで、出て来ました。
そうです、……「非難・災害・徒労・無駄骨」を表す、「天空星」です。
いや~~~、実に細かいなぁ、………この「樹」という文字、………
時間が、差し迫っているというのに、………
その次は、………
うわぁ~~~~~~~~~~~っ、
なんじゃ、こりゃぁぁぁぁ~~~~~~っ、 細けぇ~~~~~~~~っ、 」
今井優子
「うふふ、……焦らないで、………。」
志茂田景樹
「そう、……焦っちゃダメだよ、………
じっくり、………じっくり、………
じっくりといかないとね、………早だしは、味気ないよ、……… 」
カツ音小僧
「「樹」の「口」の下の「、」2つは、傷官星(しょうかんせい)で、
「不満・芸術」を司ります、………。
傷官星は、不満闘争の意を持つ星です。
気位が高く、とかく他人から誤解を受けやすい性を持っています。
しかし、その反面、芸能的なことや文学などの、芸術的・美的な面に
優秀な素質を発揮する、特異な才能の星です。
この傷官星は、「不平・不満・芸術・芸能・技芸」
などの作用をおこす星です。
それで、「樹」の真ん中の一番下の「一(いつ)」は、
「収星(しゅうせい)」で、「内気・平凡」を司ります。
収星は、内気で平和な気運とします。
活動力や行動力はありませんが、外面上は明るく、まじめで勤勉家のタイプの星です。
やや考え過ぎる傾向があるため、優柔不断なところもありますが、
器用であり、多趣味で、何をやっても一応は器用にこなす、という暗示をもちます。
社交的で内気な割に、円満にやっていける才能を持つ、女性的な星です。
この収星は、
「地味・円満・勤勉・技術・研究・器用」
などの作用をおこす星です、………。
ふぅ~~~~~~~~~~~~~っ、 」
志茂田景樹
「ようし、……最後、あと一つだ、………頑張れっ、………。」
今井優子
「ラストスパートッ、……… 」
カツ丼小僧
「え~~~、最後、「樹」の一番右側の「寸(すん)」は、
以前にやった「右弼星(うひつせい)」で、「助力・引立」を司ります。
右弼星は、「名声・物質・事業・知能・芸術・社交」の各方面に作用します。
はぁぁ~~~~~~~~っ、………
やっと、終わったぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ、
ちかれたぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ、
水ちょうだぁ~~~~~~~~い、……… 」
志茂田景樹
「うん、……… はい、……水、………。
でもさ、………やっと終わったのは、いいんだけどさ、………
こんな複雑な性格の人なんているのかなぁ、………。
なにがなんだか、さっぱりわからないよ、………支離滅裂だよ、………。
………もう、なんか、人間の性格とは、思えないよ、……… 」
今井優子
「ねぇ、………。」
カツ丼小僧
「わ、………わかりました、………。
それでは、次回、もう一回、「志茂田景樹」の姓名分析、やります、………。
よろしく~~~~~~~~。」
志茂田景樹・今井優子
「えぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、???!!!
まだぁ~~~~~~~~~~っ、???!!! 」