カツ丼小僧と今井優子の2人は、襖を開けて廊下に出ると、左に曲がって、
どんどんと、素足で歩いて行った、………。
もちろん、どんどんと勢いよく歩いていったのは、カツ丼小僧の方だけで、
今井優子は、彼に引っ張られるような感じで、早足でついていくだけだった。
今井優子は、不安げな面持ちで、カツ丼小僧に尋ねた、………
今井優子
「ねぇ、? これから一体、どこへ行くつもりなの、………?
何をしようっていうの、………? 」
カツ丼小僧
「へへへ、………いいから、いいから、………
黙って、ついて来なって、………もう、すぐそこさ、………。」
2人は、角を右に曲がって、暫くしたところの、左手側のドアの前に立った。
「ここですよ、………。」
ガチャリ
カツ丼小僧が、ドアノブを、ゆっくり廻してドアを開けると、………
その部屋には、なんと、ピンクを基調とした色彩の、
豪華絢爛な、円型の大ベッドが置かれていた、………
否、ベッドだけではない、………
その部屋は、壁からカーテン、絨毯など、何から何まで、
ピンクが基調となっていた、………部屋一面が、ピンク一色だった
カツ丼小僧は、浴衣姿のまま、スタスタと歩いて行き、その大きな
円型のベッドの上に飛び込み、トランポリン遊びでもするかのように、
ポンポン、飛び跳ねてから、今井優子の方に向かって、笑って呼びかけた。
カツ丼小僧
「お~~~い、………
優子ちゃんも、この上に飛び乗ってきなよ、………
一緒に飛び跳ねて遊ぼう、………気持ちいいよ、………。」
今井優子
「……………。」
今井優子は、しばらく呆然とし、目を丸くしていたが、
突然、微笑んで、ベッドまで駆け寄って来て、飛び込むと、
カツ丼小僧と一緒に、ベッドの上で、ポンポンと気持ちよさそうに飛び跳ねた
2人は、しばらく、ベッドの上で飛び跳ねて遊んでいたが、
カツ丼小僧は、少し力を入れ過ぎたせいか、ベッドから転がり落ちて、
床に体を叩きつけられた。
どっす~~~~~~~~~ん ! !
ぷっぷぅ~~~~~~~~~~~~~~ぷっ、
勢いあまって、肛門から、屁が放たれた、
カツ丼小僧
「いったぁぁ~~~~~~~~~~~~い、」
カツ丼小僧は、どうやら、尻を床に打ちつけたようだ
床にひれ伏し、顔を苦痛にゆがめて
尻を片手でさすりながら、苦しそうな表情をしていた
今井優子は、ビックリして、ベッドの上から、下を覗き込むようにして、
カツ丼小僧に向かって叫んだ、
今井優子
「カ、カツ丼さん、………だ、大丈夫ですかぁ~~~~~~~、?
お尻、打っちゃったんですかぁ~~~~~~~~、? 」
カツ丼小僧
「い、……いや、……大丈夫だよ、……大丈夫、………。
心配してくれてありがとう、………
ちょっと、待ってて、……… 今、上がるから、………。」
カツ丼小僧は、そう言って、実際、尻が痛いのを、なんとかこらえながら、
ヨタヨタとベッドの上に上り、ヨチヨチ歩きの四つん這いで、
今井優子の方まで這って行き、彼女に顔を近づけた、……………。
目の前には、彼女の、あどけない顔があった、
カツ丼小僧
「優子ちゃん、………。」
今井優子
「うふふっ♡♡、………
ほんと、………そそっかしいんだから、………。」
カツ丼小僧は、牛乳瓶の底メガネを外すと、その場でマジマジと、
今井優子の愛らしい顔に、自分の顔を近づけ、つぶさに覗き込んだ
カツ丼小僧
「うふっ♡♡、……… 優子ちゃんっ、………。」
今井優子
「なあに、………? 」
カツ丼小僧
「僕、目がとっても悪いんだけど、さすがにこれだけ近いと、
優子ちゃんの顔がとってもよく見えるよ、………。」
今井優子
「そう、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………何から何まで、……ホント、よく見える、………
どんな小さな、シミやシワ、ホクロまでも、………ハッキリ、見えるよ、………。」
今井優子
「まぁ~~~~~~~~~っ、………
女の人に、言ってはいけない事を、………酷いわっ、………。」
カツ丼小僧
「ははは、………いいじゃない、………それくらいの冗談は、………
もう、お互い、長い付き合いになるんだからさ、……… 」
カツ丼小僧は、今井優子の鼻の先を、人差し指で、ちょいとつついた、………
「へへへ、……… 」
今井優子は、照れくさそうに顔を赤らめ、首をすくめて、ペロッと舌を出した
その表情が、何かとてもいたいけで、愛くるしかった、………
カツ丼小僧は、思い立ったように言った、………
カツ丼小僧
「優子ちゃん、………。」
今井優子
「うん、………? 」
カツ丼小僧
「寝よう、………。」
今井優子
「えっ、………? 」
カツ丼小僧
「抱かせてくれ、………。」
今井優子
「じょ、……冗談でしょう、………? 」
カツ丼小僧
「本気ですよ、………。」
今井優子
「そ、……そんな、……… ダメよ、………。」
カツ丼小僧
「いいじゃないかよ、………どうなったって、減るもんじゃなし、………。
それに、僕はもう、あっちの方はダメだから、ただ抱くだけだよ、………。
今まで、ずっと我慢してたんだ、………。頼むよ、………。」
今井優子
「……………。」
カツ丼小僧
「さぁ、……これに着替えてさ、………。
僕は、浴衣のままです、……… 」
カツ丼小僧は、ベッドの上に置いてあった、ピンクのランジェリーを
今井優子に手渡すと、
「着替えるところは見ないから、……… 待ってるよ、………。」
と言って、布団の中に、ズボリと潜りこんだ。
今井優子は、そのランジェリーを手に取って、しばらく眺めていたが、
意を決したように、着ていた浴衣を脱ぎ捨て、ピンクのランジェリーを
身にまとった、………。
「カツ丼さん、……… 」
今井優子は、ゆっくりと、カツ丼小僧の入っている布団の中に潜り込んだ、………
2人は布団の中で顔を見合わせ、抱き合い、微笑んだ
カツ丼小僧
「優子ちゃん、………好きだ、………。」
今井優子
「私もよ、……カツ丼さん、………。」
カツ丼小僧
「地球上の誰よりも、……僕が好きかい、………? 」
今井優子
「………うん、………好きよ、………。」
カツ丼小僧
「角松敏生大先生よりも、………? 」
今井優子
「ううん、………あの人は、雲の上の人だから、……… 」
カツ丼小僧
「そう、………。」
カツ丼小僧は、やや残念そうな顔をして、
今井優子の薄いレースのパンティーの中に、そっと手を入れた
彼女の茂みは、柔らかだった、………。
ほのかなラベンダーの香りがした
アソコにも香水をつけているのだろうか、………?
今井優子
「あんっ♡、………。そこは、………。」
カツ丼小僧
「優子、………
お前は、今日から、俺の家畜だ、……奴隷だ、………
いいな、…… 俺に、お前の全てを捧げるんだ、………。なにもかもを、………
一本の陰毛すらも、……… 残らず、みんな、………。」
カツ丼小僧は、そう言って、今井優子の花園から、陰毛を数本まとめて指で掴むと、
思いっきり、ブチッと、引っこ抜いた
いったぁぁ~~~~~~~~~~~いっ、
ドッシン、バッタ~~~~~~~~ン、………
今井優子は、毛を抜かれた、そのあまりの痛みに飛び上がり、
もんどりうって、ベッドの下に転げ落ちた、………。
今井優子
「ちょ、……ちょっと、何すんのよっ、いきなりっ、………
びっくりするじゃないの~~~~~~~~~~~~~っ、」
カツ丼小僧
「あ、……ごめん、ごめん、………
そんなに痛かった、………? ちょっと想定外の反応だったな、………。
まさか、そんなに痛がるなんて、……… 」
今井優子は、目に涙を溜めて、急に不機嫌そうになった、………。
怒っているのは、明らかだ。
今井優子
「も~~~、………
ちょっと、なんか、シラケちゃったなぁ、私、………
う~~~~~ん、………
きょ、……今日は、もういいわ、………
終りにしましょう、………。私、帰ります、………。」
カツ丼小僧
「え、………? 」
今井優子
「悪いけど、冷めちゃったのよ、………
じゃぁね、………。私、……… 帰りまぁ~~~~~~す。」
今井優子が冷淡な素振りで、そう言った時だった、………
「おい、……お前、……そうはいかねえんだよ、……… 」
カツ丼小僧の顔に、どんよりとした黒い影が落ちた、………
口元を歪めて、ニタニタと憎しみを込めた目で、今井優子を睨みつけていた
白目からは、不気味な眼光が放たれていた、………