高塚光
「でも、昨日のカツ丼さんのお話、………
考えようによっては、とても恐ろしい事ですよ、………
だって、もし、あらかじめ、人間の人生が、立体映画のフィルムのように
セットされていて、その通りにしかならない、というのなら、
自分の頭で考える、つまり、選択の余地はまったくない、ということになります。
………というより、頭の中に浮かんできた事、それ自体がもう、自分のものではない、
という事になるんですから、………。 」
カツ丼小僧
「ええ、……そうなんです、………。
この世に存在し得る、全ての物は、神が造り上げたものであり、
それをまた、神が動かしているのです、……… 1ミリ1秒の狂いもなく、……… 」
浅香唯
「人間も、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、そうです、………
人間をも含む、全てのもの、………
どんなちっぽけな、ほこりやチリ、浜辺の小石や砂利などもです、………
テントウムシや、キリギリスなども、全て、………
このどれもが、ちゃんとその時、その場にあって、
この世界の均衡が保たれているのです、………。
どんなちっぽけな一つでも、欠けてはならないし、ズレはしないのです、………。
例えば、アリンコが一匹、突如として、いなくなったら、
その周囲のアリ世界は、いくらかの混乱をきたす筈です、………。
そして、それがいずれ、この世の崩壊に繋がることにも、……… 」
有村架純
「アリなんて、………。」
マツコ・デラックス
「そうよ、そうよ、……
あんな小さな、アリンコ一匹が、一体どうしたっていうのよ、………。
あんなもの、何も考えちゃいないわよ、………。」
カツ丼小僧
「そういう考えは、いつも人間を中心軸として、ものを見ているからです、………
アリも人間も、木の葉も小石も、ノートもサインペンも皆、同等です、………。
人間だって、近しい人が、一人、亡くなっただけで、その人間の今後の人生が、
大きく変ってしまう事だってあるわけですし、
今までとは、少しでも、違った人生になってくる筈です、………。
そうなると、また更には、その人に関わっている人の人生も、
変わってくる、………
そして、また更に更に、全てが変ってくる、ということで、……… 」
マツコ・デラックス
「あんたね、……… 人間はともかく、
アリなんて、そんじょそこら、いつでもどこでも、いっぱい死んでるわよ、………
それが、一体どうしたっていうのよ、……… 」
カツ丼小僧
「いや、違うんですよ、……… マツコさん、………
僕が言っているのは、そういうことでは、ありません、………。
僕が先程、言ったのは、もし、「神の意志に反して」、
いきなり、一匹のアリが突如として、この世から消えたら、………
という意味で、言ったのです、………。
もちろん、アリなんて、そんじょそこら、いつでもどこでも、死んでいますが、
実は、この世に存在するもの、全ての物が、生まれてくる時刻も、
死んで消えていく時刻も、決まっているのです。
「ゴキブリホイホイ」を考案したのも神であり、それを人間が設置する時も、
ゴキブリが、それにハマって、その中で息絶えてしまう事も、全てが決まっている、
……………。
全ては、神が生み出し、神が動かし、消し去っているのです、………
全ては、神が動かし、操っている訳ですから、この世に生きとし生ける者、
存在するもの、それ自体、本人に、何の「責任」も存在し得ません。
全ての出来事が、不可抗力であり、神の創造です、………。」
マツコ・デラックス
「私自身も、私の行動も、私の人生も、みんな神が造り上げたもので、
全てが、がんじがらめに決まっている、といいたいのね、………。」
藤あや子
「まぁ~~~、
それじゃぁ、私の人生も、私のオマ○コも、全て神が造ったものなのね、………
あや子、なんだか、悲しくなっちゃう、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……すいません、………
本当は、誰もが、こんな風には考えたくないんでしょうが、………。」
田村正和
「でも、お前の言っている事が本当なら、
今、我々が、この座談会に出席している事も、話をしている内容も、
もう全てが、我々が生まれる前から、決まっていたという事になるぞ、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、当然、そうです、………。
神が、瞬時にして造り上げたものです、………。
そして、我々が生まれる、とうの昔、
遥か何千億年も昔、いやそれよりも、ずっとずっと以前から、
出来上がっていたものなんです、………。」
小池百合子
「私が、この前の選挙で都知事に立候補し、圧勝することも
あらかじめ、決まっていたという訳ですか、? 」
カツ丼小僧
「そうです、………。」
大槻義彦
「……………。」
つのだじろう
「……………。」
志茂田景樹
「……………。」
田村正和
「………だとすると、20世紀の最大独裁者、ヒトラーだって、神が造り上げて、
神が動かしているという事になるんだけど、あんた、それで、いいんだな、………。」
カツ丼小僧
「ええ、そうです、………
ユダヤ人の大量虐殺だって、神がやった事です、………。
ヒトラーだって、ナチスだって、神が生み出し、神が動かしているんですから、………
当然、そういう事になります、………
逆に、殺されたユダヤ人にしても、然りです、………。」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~~~ッ、???!!! 」
アントニオ猪木
「バカ、……ダァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
石原慎太郎
「こ、これは、人類史上、始まって以来の危険思想だ、………
この男は、ひょっとすると、ヒトラーの生まれ変わりかもしれん、……… 」
小沢一郎
「わ、……私は、以前、黒幕だとか、ヒトラーなどとも言われ、
マスコミや世間からも、散々、叩かれましたが、
実際の私は、中々の好人物です、………わかってください、………
本当のヒトラーとは、まさしく、石原慎太郎のような人物です、………。」
石原慎太郎
「ははは、……… 何をバカなこと言っとるんだね、君は、……… 」
カツ丼小僧
「太宰治の小説、「人間失格」のラストで、
「ただ、いっさいは、過ぎていきます 」というのが、ありますが、
これが、この世の、最大の真理なのです、………。
ただ、いっさいは、過ぎていきます
自分が今まで阿鼻叫喚で生きてきた いわゆる人間の世界において
たった一つ、真理らしく思われたのは それだけでした
ただ、いっさいは、過ぎていきます、………
ただ、いっさいは、過ぎていきます、………
ただ、いっさいは、過ぎていきます、………
ただ、いっさいは、………
これは、仏教の無常観だ、などと、
一言では片づけられない、この世の真理なのです、………。」
大槻義彦
「ふぅぅ~~~~~~~~っ、………
バカバカしくて、話にならん、………
もし、こんな思想が、世の中に蔓延したら、大変なことになる、……… 」
志茂田景樹
「そうかな、……?
僕は、少し、わかるような気もするな、……… うん、……いいと思うよ、……… 」
カツ丼小僧
「それから、もう一つ、言っておきたいのは、
1994年(平成6年)の映画、「超能力者 未知への旅人」で、
高塚光さんも、………まぁ、実際、演じたのは、三浦友和さんなんですが、………
自分の未来は予知が出来ない、などと言っていましたがね、………
そうなんです、………
実際、いくら先の事が確実に決まっている、……とは言っても、
予知能力というものは、滅多にあるものではないんです、………
僕の人生も、大半は自分の思った事と、………つまり予想した事と、
違った方向に進んできているんです。
つまり、先の事は確定していても、その事は事前には見えない事が殆どです。
この次は、必ず、こうなる、………と、予想して進んでいっても、
その時点にまで来てみると、やっぱり、そうなってはいない、………
特に、僕の場合、スケールの大きな事ばかり、自分の都合のいい事ばかり、
考えている人間ですから、結果的には、ほとんど、
予想がはずれ、がっかりさせられる事が多いんですが、
「頭に浮かんでくる内容」、そして、「現実としての結果」、………
それらも、全て、同等のものとして、なにもかも全て決まっているのですから、
どうにもならない、………
僕だけでなく、全ての人間が、多かれ少なかれ、このような事の繰り返しを経て、
一生を終わっていくのではないかと、思います、………。」
石原慎太郎
「言ってる意味が、よく、わからんなぁ、……… 」
カツ丼小僧
「つまり、漫画的に言いますと、………
自分の、十メートルぐらいの目の前に、札束の山が積んであるのを発見したとします、
喜んで、その所にまで、飛んで走って行って、見てみると、
それは、ただの、古びた新聞紙の山だった、…………
そしたら、次に、前を見たら、自分の十メートルくらい先に、
また、……いや、それ以上の札束の山が積んであって、
確かに、その時点では、札束の山に見えたんだけど、喜び勇んで、
傍に行ってみると、やはりまた、古びた新聞紙の山だった、………という事で、
僕の今までの人生は、その繰り返しだったと、思われるんです、……… 」
かたせ梨乃
「でも、それじゃぁ、夢が叶わなかったって事じゃない、………
つまんないわ、……… まるで、しぼんだ貧乳みたい、……… 」
太田光
「そうだよ、……夢は、どんどん、叶えていくものなんだ、………
アソコが、どんどん、膨らんでいくのと同様、………
どんどん、どんどん、……… どんどん、どんどん、……… 」
田中裕二
「わははははは。」
カツ丼小僧
「ええ、……そうなんですが、夢は叶わなかったとしても、
夢を持って、生きたという事が大切だと思うんです。
それに、夢は叶った時点で、もう夢ではなくなってしまうのです、………
我々は、こういうことまで、よく理解して、神の意志をくみ取り、
常に、感謝の心を忘れずに生きねばなりません、………。」
太田光
「おいっ、バカっ、お前っ、………
俺が、大の宗教嫌いなの、知っているだろう、………
あんまり、胡散臭い話を、するなよっ、………。」
カツ丼小僧
「いやいや、別に、こういう話をしたからといって、
宗教がどう、という訳では、ありません、………
僕は、これから暫くの間、この世の真理について、事細かく、
語っていこうと言っているだけです、……… 」
石原慎太郎
「ふん、……くだらない、………
あんまり、バカバカし過ぎて、聞いちゃぁおれんよ、まったく、……… 」
志茂田景樹
「そうかなぁ、………
僕は、なんとなく、わかる気もするけど、………うん、……いいね、……… 」
カツ丼小僧
「志茂田さん、……僕とあなたは、気が合いそうだ、………
今後、僕の友達になってください、……… 」
志茂田景樹
「……… うん、……… いいよ、………
2人で、ロマンチックな、素敵な夜を過ごそう、……… 」
一同
「わははははは。」
市川海老蔵
「おいおい、……そんな事より、エロや SM は、どうなるんだよ、………
こんな話より、そっちの方が、よっぽど、楽しくて重要だろう、……… 」
市川ぼたん
「いいえ、……お兄様、……
私、こういう、ちょっと不思議っぽい話、大好きなの、………
もっと、もっと、聞きたいわ、………
もしかしたら、本当に、この世のカラクリが、解明できるかも、………
こういう話が、本当に嫌いだと言うのなら、
お兄様は、カツ丼さんが話をしている間、自分のアソコでも、しゃにむに
しゃぶっていらして、………あっはぁぁぁ~~~~~~ん♡♡♡、」
市川海老蔵
「ば、ばかやろうっ、………ぼたんっ、……お前っ、………
お、俺は、軟体動物じゃないんだぞっ、………
どうやったら、俺の口が、自分のアソコに届くっていうんだよっ、………
冗談は冗談でも、もっと気の利いた冗談を言えよっ、………」
市川ぼたん
「だってぇぇぇ~~~~~~~~~~っ、
お兄様は、海老でしょう~~~~~~~~~~~っ、
だったら、背中が大きく曲がるじゃなぁぁぁ~~~~~い、」
市川海老蔵
「そ、………か、……… 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「え~~、
それでは、いいオチがつきましたところで、
今回は、時間にもなりましたので、これで終了という事に致します、………
興味津々たる僕の不思議話も、また次回という事に、………
それでは、明日の皆様の、明るい笑顔が見れる事を期待して、………
バッハッハ~~~~~~イ、……… グッドラ~~~~~~~~~~クッ、 」
ダレノガレ明美
「チャ~~~~~、オ~~~~~~~~~ッ、」
犬山紙子
「またね~~~~~~~。」