カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 350

松坂慶子

「カツ丼さんは、今までに何度か、SF 的な不思議な体験をしたことが、

 おありだそうですけど、今日は、その事について、

 いくらかでも、お話願えませんか、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……

 迷信好きな僕なんですけど、今から話す事は、決してフィクションではなく、

 実際、本当にあった出来事なんです、………。

 今までにも、ブログや動画の中で、何度か言って来た事なんですが、………

 まぁ、信じる信じないは、皆さんのご自由ですが、………。

 

 この座談会でも、触れた事が、あったっけかなぁ、………?

 よく、憶えていない、……… 」

 

一同

「……………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………

 別に、怪談という訳でもございませんので、

 みなさん、気を楽にして、リラックスして聞いてください、………。」

 

一同

「……………。」

 

カツ丼小僧

「…………… それは、………………………… 」

 

一同

「……………。」

 

カツ丼小僧

「……… それは、………………… 」

 

一同

「……………。」

 

市川海老蔵

「おいおい……… 間が空きすぎてるって、……… 

 もったいぶってないで、早く話せよ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「それはもう、30年以上、昔の事で、僕が19歳ぐらいの時の事なんですが、……… 」

 

米倉涼子

「え、? そんな、昔の事、………?

 よく憶えているんですね、………。」

 

カツ丼小僧

「はい、………

 僕にとっては、あまりに奇天烈怪奇で、神秘的な体験でしたので、

 その後も、忘れるばかりか、頭の中で、ただただ煩悶を繰り返すばかりで、……… 」

 

小沢一郎

「私も、聞きたいです、………。早く、お話し下さい、………。

 同じ政党の山本太郎さんへの、みやげ話にしたい、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……その、僕の大学時代の話なんですけどね、………

 当時、僕は、大学受験に失敗し、1年浪人したあげく、

 第1志望の大学にも、第2志望の大学にも入れなかった、………

 

 いや、実はもう、浪人が決定した辺りからなんですがね、………

 疲労困憊して、ノイローゼ状態だった、………

 

 そして、親や周囲の人に八つ当たりし、カッカカッカと怒り狂いながら、

 今にも、他人と衝突しそうなくらい、早歩きで道を歩いていた時期が

 あったんです、………。」

 

小嶋陽菜

「え~~~、? カツ丼さんにも、そんな時期があったんですか、……… 」

 

高橋みなみ

「可哀想~~~~~~っ、」

 

指原莉乃

「そんな年頃、私たち、アイドルとして、大活躍している時ですよ~~~。」

 

渡辺麻友

「今も、でちゅよ、………

 この前の選挙では、さしこさんに大差で負けちゃいましたけど、……… 」

 

篠田麻里子

「私は、AKB は、脱退しました、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……

 それでね、……その、精神的に非常に荒れ狂っていた、その時期に、

 当時僕は、大学の美術部と漫研(漫画研究会)の2つの俱楽部に

 所属していたんですけど、ある日、美術部(白美会)の皆で、

 山に、ハイキングだか、ピクニックに行った事が、あるんです、………。

 

 細かな事は、よく憶えてはいないんですが、

 山を登って、中腹辺りのある場所で、皆で、10人くらいだったんでしょうか、?

 地面にビニールシートを敷いて、飲み食いをしていたんだと思います。

 

 僕は、どうも精神的に弱いのか、周りの者に包み隠さず、自分の荒れ狂った、

 悩み多き姿を見せつけていました。

 その時も、皆が楽しそうに団欒していたのに、自分1人だけ、皆と少し離れた所で、

 ビールを何杯も、一気にガブ飲みし、アル中の酔っぱらいのように、

 不機嫌そうに吠え続けていました。

 

 いけない事なんでしょうが、酔うと、なにか、一時でも、

 嫌な事を忘れそうな気がして、酒をガブ飲みせずには、いられない状態だったんです。

 おかげで、当時僕は、「大トラ」という、有難くないニックネームを

 周りから頂きました、………。」

 

刀根麻理子

「カツ丼さん、……本当は、寂しがり屋なんですよ、………

 私が、毛布代わりになって、暖めてあげたいわ、……… 」

 

高野人母美

「そ、それは、私が、……… 」

 

未唯mie

「え~~、私、……… 」

 

篠原涼子

「私です、………。」

 

中村玉緒

「ぬほほほほほ、………。

 カツ丼さん、この座談会の中では、何故か、モテモテですな、………

 どういう訳なんでしょうか、………? 」

 

カツ丼小僧

「それでね、………

 その時、あまりに辛すぎたもんで、何か、耐えきれなくなって、

 ぐでんぐでんに酔っぱらったまま、

 大地を、グルグルと、何周も凄い勢いで走り廻ったんですよ、……… 

 

 そして、酔って走り回っている最中、何故か、「もう死んでもいいや、」と思って、

 崖の淵までいって、そこから、ポーーーン、とダイビングして、

 真っ逆さまに、下に飛び降りたんです、……… 」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~~~っ、!!!??? 」

 

大槻義彦

「……………。」

 

つのだじろう

「……………。」

 

志茂田景樹

「…………… ! ! 」

 

カツ丼小僧

「それで、その落ちて行く最中に、何か、体、というか、背中一面に、

 すごく温かい物を感じて、体がクルッと、丸まって、一回転して、

 テレポーテーションでもしたかのように、別の場所、……… 叢だったんですけど、

 そこに、体がドサッと放り出されたんです、………。

 

 その後は、もう酔い潰れていたので、何が何だか、………

 美術部の仲間が、上の方から、ダーーーーーッ、と数人降りて来て、

 悪ふざけで、僕のズボンやパンツを脱がそうとするんで、

 もう、それを防ぎ止めるのに、精一杯でした、………。」

 

一同

「……………。」

 

大槻義彦

「……………。」

 

中村玉緒

「ぐふふふふふ、……… ゲテモノ趣味、………。」

 

一同

「えっ、………? 」

 

今井優子

「そ、……そうなんですか、? 」

 

志茂田景樹

「うふふ、…… 僕は好きだな、………そういうの、……… いいね。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……それでね、………

 その日は、それで終わったんですけど、後になって、色々と考えてみて、

 どうも、おかしい、……自分は、あの時、泥酔して、酔っぱらってはいたけど、

 あれは絶対に夢ではない、……… 錯覚や思い込みのような物でもない、………

 確かに現実に起こったものだと、確信するようになったんです、………

 

 その証拠に、その事件が起こって、暫くの間、

 美術部(白美会)の人達が、「あいつは、崖から飛び降りて死ななかった、」

 「崖から落ちたのに、なんともなかった、」と、不思議そうに、驚いたように、

 部室で話し合っていたんです、………。」

 

一同

「……………。」

 

大槻義彦

「あんたね、……いくらなんでも、そりゃ錯覚ですよ、………

 勝手な思い込み、………

 ニュートンの「万有引力の法則」は、どうなるの、? 

 そんな事、子供だって、知ってるよ、………。」

 

佐々木恭子

「あっ、……

 でも、そういえば、昔、俳優の窪塚洋介さんが、自宅マンションの9階テラスから、

 飛び降りて死ななかった、なんて事件がありましたけど、ちょっと似てますね。」

 

菊川怜

「あれ、確か、26メートルの高さだったんですよね、………

 窪塚洋介さん、今でも、普通に生活しているんでしょう、? 

 信じられないわ、………。」

 

梅津弥英子

「ええ、……でも、頭がい骨骨折という大怪我を負って、

 一時は、重体になったとか、……… 」

 

ほしのあき

「でも、カツ丼さんは、無傷なんですよね、……… 」

 

松金ようこ

「にわかには、信じ難いけど、……… 」

 

小倉優子

「こりん星人の仕業では、ないでしょうか、こりん、………。」

 

カツ丼小僧

「皆さんが、どう思われようが自由ですが、

 僕は、この一件により、自分に、とてつもなく大きな自信を持つようになったんです。

 

 だって、そうでしょう、………

 どんな危ない、危険なときだって、どこかで、魔法使いのような何者かが、

 自分を見守ってくれていて、助けてくれるんじゃないかっていう、

 期待が、持てるようになったんですから、………。」

 

つのだじろう

「全ては、守護霊、背後霊のおかげです、………。

 うしろの百太郎に、感謝しなさい、…… なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」

 

大槻義彦

「あ、あんた、………

 で、でも、そんなこと言うんでしたらね、………

 今すぐにでも、また、我々の見ている前で、

 高い崖の上から、飛び降りてみなさいよ、………

 それで、そのような奇跡が、再度、起こったら、私も信じますから、……… 」

 

カツ丼小僧

「か、勘弁してくださいよ、教授、………

 いくらなんでも、それは、ちょっと無理ですよ、………。

 今はもう、怖くて、怖くて、出来る筈もありません、………。

 僕だって、少しでも、長生きしたいんですから、………。 」

 

一同

「わははははは。」