カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 349

カツ丼小僧

「つのだ先生、………

 すいません、………昨日は、とんだ失礼を、………。」

 

つのだじろう

「うん、……

 どうやら、来たタイミングが悪かったみたいだね、………。

 ちょうど、終わる頃だったとは、………

 まぁ、いいよ、……… 今日から、仕切り直し、という事で、……… 」

 

藤子不二雄A

「つのだ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、…… つのださんと、藤子さんは、

 あの有名な、漫画家たちの伝説のアパート「トキワ荘」の住人で、

 2人とも、とても、仲がよろしいようで、……… 」

 

藤子不二雄A

「うん、………

 でも、つのだは、正式には、あのアパートの住人じゃないんだよな。」

 

つのだじろう

「そうです、………

 僕は、あのアパートには、スクーター通いで、ちょくちょく出入りはしていたけど、

 本当の住人ではない、………

 ああ、……… 僕も、あの、伝説のアパートの住人でいたかった、……… 」

 

藤子不二雄A

「手塚先生も、寺さん(寺田ヒロヲ)も、藤本も、石森も、赤塚も、園山俊二も、

 みんな、いなくなって、あの当時の仲間で、生き残っているのは、

 僕と、つのだと、さいとう・たかを、の3人だけになってしまった、……… 」

 

犬塚弘

「あ、……そうなの、………?

 でも、3人も生き残っているのなら、まだいいよ、………。

 クレージーキャッツなんか、生き残っているのは、俺一人だけだよ、………。

 ホント、……寂しい限りだよなぁ………。」

 

所ジョージ

「♪アッと驚く、タメゴロ~~~~~~~~~~~~っ、」

 

関根勤

「谷啓さんに代わって、……… ガチョーーーーーーーン! 」

 

一同

「わははははは。」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「私、意味、わかんな~~~~~い、……… 」

 

アントニオ猪木

「1、2、3、………

 ダァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「あ、……それは、わかる~~~~~~~~~~~~っ、

 でも、意味は、………? 」

 

アントニオ猪木

「あんたの名前だって、意味、わかんないけど、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「アントニオって、何なんですかぁ~~~~~~~っ、? 」

 

アントニオ猪木

「闘魂ビンタ、注入します。うっしゃぁぁぁ~~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「僕は、つのださんの「その他くん」や、藤子さんの「まんが道」に刺激され、

 漫画家への道を歩みましたが、挫折し、行き着いた先が、今の状態です。」

 

藤子不二雄A

「うん、……僕も今まで、色々な漫画指導書を出してきたけど、

 実際、この道で、一生食っていける人間なんて、

 数多い漫画家志望者で、ほんの数十万に1人ぐらいのもんだからねぇ、………

 

 本当は、ああいう本を出すのには、ちょっとためらいがあるんだ、………

 いけないことしてるんじゃないかってね、………

 潰しのきかない職業でもあるし、………人の人生を、………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………

 なにも、そこまで考える事は、ありませんよ、………

 藤子さんには、子供時代、多くの夢をもらいました、……… 

 

 ところで、藤子さんや、つのださんは、

 今でも、まだ現役で、漫画を描いていらっしゃるんですか、………? 」

 

つのだじろう

「いや、……僕はもう、数年くらい前から、漫画を描くのは、やめている、………。

 目を悪くしちゃってね、………

 漫画を描いていても、線がブレて見えるんだ、………それで引退した、………。

 今、ちょうど80歳なんだけど、

 これからは、カッコイイ爺さんになろうと思っているんだ、………。」

 

カツ丼小僧

「カッコイイ爺さん、ですか、………

 いいですね、………僕も、将来そうなりたい、………

 そう言えば、僕の中学時代のあだ名は、なぜか「爺や」だったんです、………

 今は、「小僧」ですが、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「藤子さんは、………? 」

 

藤子不二雄A

「僕も、1年ぐらい前までは、集英社から発行されている、

 「ジャンプSQ.CROWN」(ジャンプスクエア.クラウン)という雑誌に、

 「PARマンの情熱的な日々」という漫画を連載していたんだけど、

 今は病気で、休載している、………

 

 でも、若い漫画家の執筆陣の中で、僕のようなジイサンが、連載しているのも、

 なんか、楽しくて気分が良かったよ、………

 病気が治ったら、また連載を再開したい、………。」

 

カツ丼小僧

「そうですか、………頑張ってください、………。

 ファンは、楽しみに待っていると思います。

 ところで、ゴルゴ13の、さいとう・たかをさんは、

 今、どうしているんでしょうね、? 」

 

藤子不二雄A

「う~~~ん、………

 さいとうプロでは、2014年11月に、さいとう・たかをの信任も厚い、

 チーフアシスタントの、石川フミヤス氏が死去したことにより、

 

 さいとう本人の仕事量が増大したので、連載していた『仕掛人・藤枝梅安』を

 2016年3月に終了させ、現在は、『ゴルゴ13』と『鬼平犯科帳』の2作品に絞って

 執筆しているらしいんだ、………。」

 

カツ丼小僧

「へ~~、それでもまだ、2作品も執筆しているんですか、………

 それは凄いですね、……ちょっと考えられません、………もう、79歳ですよ、……… 」

 

つのだじろう

「うん、……でもね、………

 彼の場合は、実際は、漫画を描いてはいないんだ、………。

 描いているのはアシスタント数名で、本人はもっぱら、ストーリーの方を、……… 」

 

藤子不二雄A

「おいおい、つのだ、……… 」

 

つのだじろう

「あ、……これ、言っちゃいけなかったんだっけ、? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……でも、たぶん、そんなことだろうかとも、思っていました。

 僕は、23歳の時、5ヵ月間ほど、某漫画家のアシスタントをしていた経験が

 あるんですが、その時、知り合った漫画編集者が、

 

 「ベテランの先生方の中で、背景までペン入れしているのは、

  手塚先生ぐらいのもんだよ、………他のベテラン先生方は、もう、

  人物ぐらいまでのペン入れまでで、ひどい人になると、人物の下書きしか

  描かないという人もいるんだ、」

  

  ………と言っていたのを、憶えています。 」

 

ダレノガレ明美

「なんですかぁ~~~~~、?

 それって、漫画家なんですかぁ~~~~~~~、? 

 ひぇぇ~~~~~~~~~~んんん、 」

 

藤子不二雄A

「……………。」

 

つのだじろう

「……………。」

 

カツ丼小僧

「ま、まあね、………

 少年誌の連載漫画家という職業が、どれほど大変な職業であるかという事は、

 僕もよくわかっているつもりですからね、……… お察しします、………

 もう、これ以上は、ツッコミません、………。」

 

つのだじろう

「カツ丼さんは、子供の頃、僕のギャグ漫画、

 「その他くん」や、「泣くな!十円」のファンであってくれたそうだけど、

 オカルト漫画の、「恐怖新聞」とか、「うしろの百太郎」は、

 読んでくれていたの、……………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうですね、………

 まぁ、僕の小学生時代は、主に、「週刊少年チャンピオン」と「週刊少年ジャンプ」で、「週刊少年マガジン」と「週刊少年サンデー」は、殆ど読んでいないんですよ、………。

 

 周りの子供も、皆、そうでした、………。

 「チャンピオン」と「ジャンプ」、………。

 特に、「マガジン」は、ひとつ、「天才バカボン」を除いては、

 大人が読むような難しい漫画ばっかりで、とても小学生が読むようなものはなかった

 と記憶しています、………。

 小学生に、「愛と誠」だなんて、言われてもねぇ、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「それで、つのださんの漫画は、「週刊少年チャンピオン」から、

 「泣くな!十円」と「恐怖新聞」、………

 今、ネットで調べましたら、「亡霊学級」なんていうのも、ありましたね。

 

 それと、単行本(全4巻)で、マガジンの「その他くん」、………

 僕は、この漫画の影響で、小学6年生にして、漫画家になる事を決意しました。

 凄いガキだったんですよ、………

 まじめくさった深刻な顔をして、スケッチブック片手に、近所を写生したり

 なんか、していました、………。 全て、「その他くん」の影響です。 」

 

つのだじろう

「う~~~ん、………

 あの漫画は、ギャグ漫画というよりも、一種の漫画家指導書で、

 ちょっと子供の君には、厳しすぎたかなぁ、………。」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、………

 僕も子供の頃は、結構、強直な性格だったもんで、

 その当時の僕には、ピッタリの漫画だったと思います。夢もありましたし、………。」

 

藤子不二雄A

「トキワ荘時代の、つのだは、

 本当に生真面目で、堅物で、血気盛んで、喧嘩っ早かったからなぁ、……… 」

 

つのだじろう

「僕の漫画の師匠は、「冒険ダン吉」の、島田啓三さんで、

 彼は、弟子の僕に「4コマ漫画しか、描いちゃいけない」って言うんで、

 半年間は、それしか描かせてもらえなかったんだ。

 若い僕としては、どうしても、何十ページもの長編が描きたくなる、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……その話は、「その他くん」にも、よく出ていますよ。

 上神四駒(こうがみ・しこま)、………通称、ガミガミ先生ですね。

 まぁ、僕の場合は、1コマ漫画が一番かきやすくて、

 4コマ漫画になると、ちょっと描くのが、しんどくなってくるんですが、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

つのだじろう

「そりゃ、ダメよ、………。」

 

カツ丼小僧

「それで、話を僕の子供時代に戻しますとね、………

 いや、…… 確か、中学1年ぐらいだったと思いますが、

 つのださんの、オカルト漫画の影響だと思うんですが、

 やたら、クラスで、「コックリさん」が流行り始めましてね、………

 僕も、1度、友達に誘われて一緒に、やったことがあるんです。」

 

つのだじろう

「おいおい、……… あれは、危ない遊び、………というよりも、儀式だ、………

 生半可な気持ちでは、やらない方がいい、………

 というよりも、遊び半分でやったら、大変なことになる、………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんですがね、………

 僕も、まだ子供で、左程その重要性も感じず、

 つい、軽い気持ちでやってしまったんですよ、………。」

 

大槻義彦

「あんた、………それが、どうしたのよ、………

 コックリさんなんて、………あれは、心のオートマティスムなの、………

 つまり、自動筆記、………

 あたかも霊が乗り移ってしまったかのように、錯覚して、指が動くんです。 

 科学的には、そういう位置づけなの、………

 降霊なんて、そんなもの、ある訳ないでしょう、……… 」

 

つのだじろう

「いえ、……霊魂は存在します、………

 私が、これだけ言ってきているのに、未だに信じない人がいる、………。」

 

大槻義彦

「し、信じない人がいるって、………

 そんな、目に見えないもの、どうやって信じろっていうの、……… 

 あんたの方こそ、どうかしている、……… 」

 

つのだじろう

「霊魂は存在します、………。

 自分が死んでみて、始めてわかるのです、………。

 いや、あなたのような人は、死んでもわからないかも、……… 

 そして、暗黒の無間地獄をさまようことになる。 喝ッ、! ! 」

 

大槻義彦

「……………。」

 

カツ丼小僧

「え~~、話を、コックリさんに戻しますとね、

 そう、中学1年の時の、学校の休み時間に、友達3人ぐらいに、コックリさんをやろう、

 と誘われて、教室のテーブルの上に、鳥居の記号と、平仮名の文字が書いてある

 白い紙が置いてあって、その上に置いてあった十円玉の上に、皆で指を置いた後、

 友人の一人が、そっと呟いたんです、………。

 

 「コックリさん、コックリさん、………降りて来てくれますか、? 

  お願いします、降りてきてください、……降りてきてください、………。」

 

 そうしたら、皆の指の乗っている十円玉が、スーーーーッ、と動いて、

 まず、「は」、次に「い」の所で、止まったんです。 」

 

つのだじろう

「うん、………。」

 

大槻義彦

「……………。」

 

カツ丼小僧

「でも僕は、当時、子供でして、あまり、というか、そのようなものは、

 まず、信じていなかったので、

 友人が、第二の質問を唱えて、また十円玉が動き出したところで、

 絶対に、誰かが動かしているんだと確信して、

 十円玉が動いている最中に、いきなり、自分の指を、

 パッと離してみたんです、………。」

 

つのだじろう

「なっ、…… 何だってっ、………??? 

 そっ、そんなっ、………???!!! バカなっ、……む、無茶苦茶すぎるよっ、……… 

 そ、それで、それから、どうなったのよっ、???!!! ………はぁっ、はぁっ、………」

 

カツ丼小僧

「そうしたら、しばらく、といっても、零コンマ1秒くらいだったんだと思いますが、

 僕が手を離した後も、他の生徒たちの指の乗った十円玉は、動いていましたが、

 いきなり、僕と向い合せに座っていた仲間が、ビックリして、

 

 「ばっ、馬鹿っ、お前っ、……… て、手を離すんじゃァねえよっ、」

 

 って、大声で叫んで、狂ったように怒り出したんです。」

 

つのだじろう

「そ、そりゃぁ、当然だよ、………

 40年も前の話を聞いてる、僕だって、今、ハラハラしてるんだから、……… 」

 

大槻義彦

「…………… アホらし、……… 」

 

カツ丼小僧

「それで、その後、その友人に、「お前にゃぁ、絶対に祟りが起きる、」

 などと、言われたんですが、果して、祟りが起きているのか、いないのか、………

 たまに、考える事があるんです、………。 」

 

つのだじろう

「悪霊に憑依されますよ、……… 当然じゃないの、そんなことして、……… 」

 

カツ丼小僧

「でも、この時、まだ12歳ですからねぇ、………

 1年前の、小学6年の時には、クラスで散々な苛めにあっていますので、

 あの、最悪の状態よりは、悪くなってはいないような気もしますが、………

 

 でも、今現在、漫画家にも、テレビタレントにもなれなくて、………

 やはり、悪霊が憑りついているんでしょうかねぇ、………。」

 

大槻義彦

「あんた、……あんまり、バカなこと、言うもんじゃないよ、………。」

 

タモリ

「ただの、自分の実力と運の無さでしょう、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、……それに、「不幸の手紙」なんていうのも、あって、………

 

 え、? もう、時間ですか、………? あ、そう、………時間ね、………。

 それじゃぁ、今回は、ここでお開きとします、………。

 この続きは、また次回、………

 

 わははははは、……… あっという間だなぁ、…………速い、速い、………

 

 

 それでは皆さん、さようならの、グッバイ、エヴリバディ、ナイスバディ、……… 」

 

 

黒木メイサ

「うふふっ♡♡、ナイスバディ、と言えば、この私、……… 」

 

壇蜜

「い~~え、……この私です、……ウッフゥゥゥ~~~~~~ンッ♡♡♡、……… 」

 

高畑淳子

「いえいえ、……ワ、タ、シ、ヨォォォ~~~~~~~~ッ、♡♡♡。。。」

 

一同

「えっ、………? 」

 

マツコ・デラックス

「ちょ、ちょっと、あんた、………なんで、こんな所に、出て来るのよっ、………

 隠れていなさいってば、………。

 いくら私だって、これ以上、面倒見切れないわよ、……いやぁ~~~~ねぇ、……… 」