カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 346

沢田研二

「昨日は、本当に申し訳ありませんでした、………

 酒が入ってないと、ちょっと思い切ったことの出来ない性格なもんで、………

 でも、少しばかり、量を超えちゃったかな、……… 」

 

カツ丼小僧

「沢田さん、………

 昨日は、一歩間違うと、大事故になる所だった、………

 SM プレイというのは、死者も出るほどの危険な遊びです、………

 気をつけましょう、………。」

 

沢田研二

「♪勝手にしやがれ、……… 」

 

カツ丼小僧

「は、………? 」

 

沢田研二

「いや、冗談です、………以後、気をつけます、………。」

 

カツ丼小僧

「幸い、松金ようこさんは、口中にいくらか、画びょうが突いただけで、

 画びょうを飲み込むことは、なかったそうです。

 それで、今日、もう暫くして、ここに到着すると、

 今、僕のスマホに、本人から連絡が入りました。」

 

沢田研二

「ふぅ、……… それはよかった、………。

 でも、何と言って謝ったらいいのか、………。」

 

カツ丼小僧

「ところで、沢田さん、………

 以前から、どうしてもお伺いしたいことがあったんですが、

 沢田さんのニックネームの「ジュリー」というのは、

 どこから、由来しているんですか、………? 」

 

沢田研二

「ああ、……それね、………

 その事については、よく聞かれるんだけど、それは、

 僕が、映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)で有名な女優、

 ジュリー・アンドリュースの、大ファンだったからさ、………。」

 

カツ丼小僧

「ああ、……そうですか、………それで、………

 あの映画なら、好きで、僕も何度か観ています、………。

 そうですか、……それで、ジュリー、……… 

 

 そういえば、僕の中学時代、沢田さんに顔の似た女の子がいて、

 周りの女の子から、「ジュリー」と呼ばれていました、………。」

 

沢田研二

「そうかい、………

 それは、それは、……… その女の子、喜んでいただろう、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえ、それが、………

 内心、そう呼ばれる事を嫌がっていたみたいです、………。」

 

沢田研二

「……………。」

 

一同

「わははははは。」

 

松金ようこ

「皆さん、こんにちは~~~。」

 

 

   そこへ、突然、全裸の松金ようこが入って来た、………

   昨日の事故の事などは、微塵も感じられないような、明るい笑顔だった

 

 

沢田研二

「松金さん、……昨日は、本当にすいませんでした、………

 とんでもない、取り返しのつかない事をして、………

 許してください、……… 」

 

松金ようこ

「え~~~~っ、??? 何の事ですかぁぁ~~~~~っ、???!!!  

 私なら、なんともありませんよぉぉ~~~~~~~っ、

 全然、平気です、……… 」

 

一同

「おぉぉ~~~~~~~~~~~~~~っ、」

 

タモリ

「明るいなぁぁ~~~~~~、」

 

カツ丼小僧

「松金さん、完全に元気な模様ですけど、

 それでは、すぐにプレイを始めちゃって、構いませんね、………。」

 

松金ようこ

「うぅ~~~んっ♡♡♡、早く、やりたぁぁ~~~~~~いっ、

 私ねっ、……もう、体が疼いちゃっててねっ、………

 実はここに来るまで、家から、ストリーキングしてきちゃったのっ、……… 」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~~~っ、???!!! 」

 

カツ丼小僧

「そ、そんな事して、周りから、何も言われなかったんですか、? 」

 

松金ようこ

「いいえ、……何も、………。

 あっ、そう言えば、なんか、通行の人で、私の方をキョトンとして

 見つめていた人がいたから、その場で、しゃがみ込んでウンコしたら、

 その人、慌てて、逃げ出して行っちゃったわ、……… 」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~~~~~~~ッ、???!!! 」

 

タモリ

「明る、……… 」

 

カツ丼小僧

「ま、…ま、…それでは、早速、始めましょうか、………

 それでは、藤あや子さん、松金ようこさん、………

 準備の方、お願いします、……… 」

 

 

   松金ようこは、昨日と同じように、全裸のまま、ロープで両手首を縛られ、

   座敷の天井に吊るされた、………

   もちろん今回も、口中に数十個の画びょうを含んでいた

 

   酒は飲んでも、画鋲は飲むな、………

   飲んだら危険! 何が何でも、画鋲は飲むな!

 

   パッと、部屋の灯りが消え、暗くなり、その後、襖が開いて、奥から、

   艶やかな、和装ミストレスのコスチュームをした、藤あや子が現れた

 

   かんざし、マゲ結い、団扇、着物を、

   やや、現代風にアレンジした、美しい女王様だった

 

   「おぉぉ~~~~~~~~~~~っ、色っぺぇ~~~~~~~~~っ、」

   「あや子~~~~~~っ、頑張ってぇ~~~~~~~っ、」

   同じ演歌歌手で親友の、伍代夏子が叫んだ、………

 

   数本のライトが差し込み、用意された桜吹雪が、ハラハラ舞うと、

   いきなり BGMに、坂本冬美の、♪「夜桜お七」が流れた、………

 

   藤あや子が、ズッコケ、バナナの皮にでも滑ったかのようにすっころび、

   そのはずみで数発の屁をこくと、またすぐに立ち上がり、怒髪天を突いた。

   

   「ちょっと、あんた、何なのよっ、違うでしょっ、……… 」

   藤あや子は、鬼のような形相で、カツ丼小僧を睨みつけた、………

 

 

カツ丼小僧

「あ、……BGM のことですか、………? 」

   

藤あや子

「そうですよっ、………

 普通、こういう場合は、バックには、私の曲を流すのが礼儀ってもんでしょっ、………

 あんた、常識知らずもいいところだわっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうなんですが、

 You tube で、藤さんの曲を、数曲聴いてみたんですが、

 中々、これといって今回のイメージに、合うものがなかったんで、

 他の人のを聴いてみたら、坂本冬美さんの、♪「夜桜お七」が、

 一番、ピッタリしたんで、この曲を選んじゃったんです、………すいません、……… 」

 

藤あや子

「すいません、って、………。」

 

伍代夏子

「まぁまぁ、あや子、………

 ここは、ちょっと我慢して、許してあげて、………

 それに、冬美は、私たちの親友なんだし、……… 彼女の曲なんだから、……… 」

 

 

   演歌歌手の藤あや子は、「魔性の女」「さげまん」としても有名である。

   過去に2度の結婚履歴があるが、2人の夫は2人とも、自殺をしている

   また、故・横山やすしの息子で有名な、俳優の木村一八とも、

   八歳年の差を乗り越えての熱愛が、マスコミでも取り沙汰されたが、

   結局は、破局に至っている。

   その後、木村一八は、俳優としては転落の一途を辿っているようだ

 

   藤あや子には、どうやら、そこの所の、心のモヤモヤが溜まっていたようだ

   やや、怒気、殺気を帯びていて、今の状態の藤あや子の心境ならば、

   それは、残忍なミストレスを演じるには、ふさわしいのかもしれない

 

   松金ようこの体は、熱くほてっていて、もう、本人は、

   欲望を抑えることの出来ない状態で、豊満な肉体を、

   苦しそうに呻き声を上げながら、もじもじと、くねらせていた

 

 

松金ようこ

 「ふんっ、……ふんっ、……

 ふむむむむっ、……… ふっ、むぅぅ~~~~~~~~~んっ、」

 

藤あや子

「ようしっ、………

 盛りのついた、牝牛っ、……ホルスタインっ、………

 体だけは、3人前ぐらいに発育しおってからにっ、………

 この、デブッ、……… 毎日、米俵、百俵分くらい、食ってんじゃないのかいっ、?

 

 畜生っ、…… そのデカパイっ、……羨ましいっ、……… 

 こうしてくれるっ、……… 」

 

 

   「藤姐さん、やれやれ~~~~~~~~っ、

    ブチのめせぇぇ~~~~~~~~~~~~~~~~っ、」

   出席者からの、狂気に満ちた大声援が飛び交う中、

   藤あやこは、松金ようこの潤った肉塊に、牛追い鞭を、力の限り叩きつけた

 

   

   「死ねっ、……松金っ、………

    お前の、若さがっ、………お前の、みずみずしさがっ………

    お前の、豊満すぎる肉体がっ、………

    憎い~~~~~~~っ、 憎い~~~~~~~~~~~~っ、」

    

   

   ピシリッ、………ピシリッ、………

   ピシーーーーーーーーーーーッ、ピシーーーーーーーーーーーーーッ、

 

   

   「ぐほほほほ~~~~~~~~~~~~~っ、

    ふぅおおぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、

    ごごごごごーーーーーーーーーーーーーーーっ、」

 

 

   「うおりゃっ、…… うおうりゃっ、………

    うおぉ~~~~~~~~ぅりゃぁぁ~~~~~~~~~~~~っ、っ、っ、」

 

 

   「ふんごごごっ、………ふんごごごっ、………

    ふんごごご~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、」

 

 

   藤あや子は、これまでの自分の非業の人生を呪い、

   それを忘れようとして、ただ一心不乱に、牛追いの一本鞭を振い続けた

 

   松金ようこは、顔を上下左右に、ガクンガクンと振り乱しながら、

   血走った目を、カッと見開いていた

   

   顔中、汗が滝のように流れ、

   眉は吊り上り、眉間にはシワを寄せ、頬をふっくらと膨らませてはいたが、

   口先だけは、ひょっとこのように突き出し、ぎゅっとすぼませていた

   口に含んだ画鋲を吐き出さないようにするのが、精一杯だったようだ

  

   また、呑み込んでもいけない、………

   首から上は、全く危険な状態で、顔いっぱいの赤ランプが

   点いたり消えたりと、点滅していた、………

   まるで、デフォルメ(誇張)の激しい漫画、「ポパイ」のようだ、………

   

   飛び散る大粒の汗、……噴き出る乳汁、……

   藤あや子の怨念を込めた牛追い鞭に、促されるようにして、

   松金ようこは、暴れ狂うホルスタインのように、顔を真っ赤にして踊り狂った

 

 

   「ほれ、ほれ、ほれ~~~~~~~~~っ、

    いくよ~~~~~~~~っ、容赦しないよ~~~~~~~~~っ、

    この、暴れウシ~~~~~~~~~~~ッ、

 

   

   ピシィィィィーーーーーーーーーーーーン、ッ、ッ、ッ、

   ピシィィィィーーーーーーーーーーーーン、ッ、ッ、ッ、

 

 

   ぐわーーーーーーーーーーっ、

   ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、

 

 

   小気味のいい破裂音が、幾重にもこだまし、部屋いっぱいに響き渡った、………

   一本鞭を振り上げ、しならせる、和装ミストレス、………

   そして、敏感体質の、汗かきホルスタイン、………

 

   その光景は、大パノラマの一幅の絵のように、壮麗で芸術的にも見えた

 

 

   ついに、松金ようこは、疲労困憊し、ガックリと下を向いて、うなだれた、………

   両手首だけが、天井にきつく吊るされている格好だ、………

 

   「おほほほほほ、………

    何だい、? もう、ノックダウンしちゃったのかい、………

    つまらないねぇ、………もう少し、骨のある女かと思っていたのに、………

    ペニーオークション詐欺事件の主犯者が、聞いて呆れるよっ、……… 

 

   

    おほほほほほっ、……… おほほほほほっ、………

    お~~~~~~~ほほほほほほほほほほほほほほほ~~~~~~~~~っ、」

  

   

   藤あや子は、声高らかに笑い声を上げると、

   「最後の仕上げっ、 ! ! ! デブウシ壊滅っ、! ! ! 」 と叫び、

   手に持っていたコップの水を、口いっぱいに含むと、

   ブゥーーーーーーッ、と一気に、松金ようこの体に吹き付けた

 

 

   「ぐぎぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、! ! ! 」

 

   

   松金ようこは、体の傷口に吹き付けられた、その水しぶきの痛みに耐えられず、

   体を、ぶるんぶるんと、何度も、うねらせ、振るわせたかとおもうと、顔を上げ、

   ついに、口中に含んでいた画鋲を全て、機関銃の弾丸のように吐き散らした

 

 

   ブババババババババババババ~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、

 

   ビスッ、ビスッ、ビスッ、ビスッ、…………

 

 

   「あっ、……… 」

   見物客の誰もが、その衝撃的な結末に、驚きを禁じ得なかった

 

   松金ようこの口中から吐き出された、幾らかの画鋲が、

   藤あや子の顔面に、多数本、突き刺さったのだ、………

 

 

   藤あや子は、両手で顔を押さえながら、もんどりうって、転倒し、

   畳の上を転がり廻った、………

 

 

   「痛いっ、……痛い~~~~~~~~~っ、

    私の顔っ、……私の顔が~~~~~~~~~~~~~~っ、」

 

 

   今日もまた、一人の女が、救急車で、病院に担ぎ込まれた