カツ丼小僧
「昨日は、……というよりも、今日の明け方までですが、
皆さん、本当に、お疲れ様でした、………。」
白鵬翔
「ごっつぁんス、……… 」
市川ぼたん
「私も、あんなに一心不乱に、我を忘れて踊り狂ったのは、生まれて初めてです。
舞踏家に生れて本当によかった、……… 」
所ジョージ
「さすが、舞踏家です、………。迫真の踊りでした。
汗だく肉弾・ぼたん舞い踊りというのか、………。エロ過ぎる、……… 」
高橋由伸
「う~~む、………こんな世界があったのか、………
何か、見てはいけない物を見てしまったような気がする。
野球一筋、謹厳実直の僕が、……… ぐらつきそうだ、………。」
佐々木主浩
「……………。」
掛布雅之
「そうですか、?
私は、それなりに楽しませて頂きましたよ、………ええ、……はい。」
中畑清
「そ、……それなりに、どころか、………あんた、………
皆と一緒になって、楽しそうに踊ってたじゃありませんか、……… 」
一同
「わははははは。」
掛布雅之
「ええ、………そうなんですよ、キヨシさん、………
現役時代、実は私も、よくディスコ通いしていたもんですからね、………
昔取った杵柄で、………。」
郷ひろみ
「僕の踊りと肉体美には、誰にも叶わないよっ、………。
いつも、ジムで体を鍛えているからねっ、………。
僕は、死ぬまで若いカラダを維持し続けるよっ、………。」
市川海老蔵
「いや、……アンタの踊りは、少し激し過ぎる、………。
俺のは、もっとスローで、優雅にして気品がある、………。」
カツ丼小僧
「僕が郷さんの曲で、一番気に入っているのは、
♪「迷イズム」(1991年)という曲です、………。
歌詞も曲も、ダンスも、とてもフレッシュで、カッコいい、………。
まだ、You tube でアップされていると思いますので、
皆さんも、よろしかったら、見てください、………。
ただ、しっかりと、「迷イズム」と入れないと、
素晴らしい動画が出て来ませんので、注意してください。」
小泉今日子
「ねぇ~~~、
今日も、何か、明菜のことで、やるんでしょ~~~。
今日も今日とて、体が疼いてきちゃう~~~~、
早く、やってぇぇぇ~~~~~~~~~っ、」
白鷗翔
「どすこいっ、……… どすこ~~~~~~~~いっ、」
白鷗翔が、そう叫んだかと思うと、
大太鼓が、ドーーン、ドーーン、ドーーン、と3回、鳴りひびいた。
そして、襖が開くと、黒衣が4人、座敷の中央にまで走ってやって来て、
何やらゴソゴソと、用意して来た大道具・小道具を並べて、準備を整えると、
あっと言う間に、何処かへ走り去って行った
「あっ、………。」
一同が驚いたのも無理はない、………。
なんと、……
座敷中央には、大きな相撲の土俵台セット一式が置いてあったからだ
もちろん、もう今すぐにでも、試合を行う事が出来るように整備されていた
一同が、あんぐりと口を開けて、呆気にとられていると、
カツ丼小僧が、立ちあがり、場内の者たちに向って叫んだ
カツ丼小僧
「皆さん、これから、中森明菜と、廻し一枚での相撲大会を行います。
われこそは、と思う女性の方、中森明菜を相撲で打ち負かしてやりたい、
と思う方が、ございましたら、是非、彼女と対戦してみてください。
もし、明菜を打ち負かす事になりましたら、その方には、薄謝ではありますが、
金一封が与えられます。
ただ、明菜の方は、今日の日に備えまして、かなり、特訓し鍛えてあります。
彼女のことを倒すのは、恐らく容易なことではありません。
いくらマゾ女といえども、この相撲大会に限っては、違います。
皆様には、得意の大技が掛けられることになります。
きっちり、しこんでありますので、ご容赦ください。
ガチンコの大一番を見てみたい。」
松田賢二
「この大会、男が出場しても、いいのかい、? 」
カツ丼小僧
「う~~ん、………
基本的には、女性同士の対戦ではありますが、
どうしても出たい、というのであれば、……… 」
アントニオ猪木
「よっしゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、」
カツ丼小僧
「いやいや、猪木さんみたいな、とてつもなく強い人は、ダメですよ。
試合が滅茶苦茶になります、………。」
アントニオ猪木
「なんで、……ダァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~ッ、」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「それでは、あき、……入っておいで、……… 」
また再度、襖が開くと、いつものように、禿頭の中森明菜が立っていた
全裸ではあったが、腰には金色の廻しが締めてあった
一同が、感嘆して眺めていると、明菜はいきなり、中腰になり、
両腕を前に突き出し、パン、パン、と、手の平を2度、叩いて鳴らした
そして、「イヨーーーーーーーーーッ、」と大声で叫んだあと、
「ヨイショーーーーーーーーッ、」といって四股を踏んだ、………
その声に、つられるかのようにして、
一同も、「ヨイショーーーーーーーーーッ、」と叫んだ
その後、今度は、後ろ向きになって、
尻を皆の前に掲げ、腰を低く落として突き出し、
両手で、臀部を、パァァァーーーーーーン、パァァァーーーーーーン、と
威勢よく、2度叩いた
一同の者は、その荘厳なるエロ儀式に感嘆して、一斉に拍手を送った
~~ 中森明菜・入場す ~~
カツ丼小僧
「え~~、今回の相撲大会のことで、いくつかの注意点がありますので、
みなさんに、お話しておきたいと思います。
まず、中森明菜さんには、マゲはありませんが、これは都合により、
致し方ありません。
しかし、皆さんには、試合前にはマゲを結ってもらいます。」
女性一同
「えぇ~~~~~~~~~~~っ、!!!??? 」
カツ丼小僧
「マゲ結いの方には、すでに会場の方に来て頂いておりますので、
試合開始前に、部屋の隅の方で、手早くお願いします。
マゲ結いナシでの出場は出来ません。あらかじめ、ご了承ください。
それから、………
行司は、市川海老蔵さんに、お願いします。
ええ、これはまぁ、僕の独断と偏見で恐縮なんですが、
何か、海老蔵さんには、会場の人たちの中でも、
一番、行司の衣装が、似合いそうな気がしましたので、………
海老蔵さん、……宜しくお願いします。」
市川海老蔵
「そんな話、聞いてねえけど、……まぁ、いいか、………
おれの、華麗な歌舞伎の舞いで、試合を盛り上げてやるとするかな、………。
本音を言えば、エロ相撲をゆったり観戦していたかったんだけど、……… 」
カツ丼小僧
「それから、場内を盛り上げるためにも、女力士の四股名を、
僕が勝手につけさせて頂き、それで呼ぶようにします。
四股名は、その場で直感で決めますが、
ついた四股名には文句をつけないように、お願いします。
因みに、あき関の四股名は、「ウツの花」です。 」
一同
「わははははは。」
カツ丼小僧
「いえ、……
本当は、もっと前向きの、壮健な四股名をつけようとも思ったんですが、
どうしても、皆さんの、笑い声が聞きたくて、この四股名にしました。
皆さんの笑い声を聞くのが、僕の何よりもの倖せですので、………
それから、最後に、もう一つ、………
行司の判定は絶対です。判定にイチャモンをつけた方は、即刻、退場です。
自分に自信の持てない人間ほど、審判に文句をつけたがるものです。
世界のホームランキング、あの王貞治さんも、
審判の判定には一切、文句をつけない事で有名でした、………
弱い犬ほどよく吠える、といって、実力のない人間に限って、……… 」
王貞治
「OH! その通りです。」
カツ丼小僧
「あ、……もう、これくらいにして、先に進まないと、………
それでは、この大横綱、「ウツの花」に対戦してみたいと言う方、
ここで、名乗りを挙げてください、……… 」
ここで3人の女性が、すばやく一斉に手を挙げた、………
明菜の親友・小泉今日子と、舞踏家の市川ぼたん、………
そして、元ピンクレディーの未唯mie である
カツ丼小僧
「お~~~、これは、これは、御三方とも、やる気満々ですね、………。
何か、とても、熱気のようなものを感じます。
それでは、向こうの方に、クジが用意してありますので、
それで、順番を決めてください、………
時間の都合により、今日、対戦出来なかった場合は、次回に回されます。」
市川海老蔵
「ま、まさか、………
自分の妹の、エロ相撲の行司をやる事になろうとは、………
ゆ、夢にも思わなかった、……… 」
一同
「わははははは。」
市川ぼたん
「お兄様、………2人、土俵の上で、華麗な舞い踊りを、
皆さんに披露してあげましょうよ、……… うふふふふっ♡♡、……… 」
それから、1~2分程して、クジ引きが行われ、
1番、小泉今日子、2番、市川ぼたん、3番、未唯mie
の順番に決まった
部屋の隅の方で、マゲを結ってもらったばかりの小泉今日子が、
今、土俵までやって来て、土俵の前に、ドッカリと腰を落として、
胡坐をかいて、腕を組んだ
廻しの色は、真紅だった、……… 「金」対「真紅」。
土俵を挟んだ、対座に座って、小泉今日子を睨みつけているのは、
「ウツの花」こと、中森明菜である
場内も、その異常な殺気に、ややざわめき始めた
内村光良
「う~~~ん、……
それにしても、キョンキョンのマゲ結い姿、………
妙に、様になってるなぁ、………
あの頭、両手で掴んで、舐め回したくなって来ちゃう、………。
ぐふふふふっ、………。」
犬山紙子
「う、……内村さん、………
いつから、そんな変態になったんですか、………。」
内村光良
「……い、いや、………どうしたんだろ、……???
俺、……何か、ここんとこ、変なんだよな、……… 」
中村玉緒
「ここを、訪れた者は、いずれは皆、そうなるのです、………。
それが、宿命というものです、………
犬山さんも、気をつけなはれ、……… いずれは、あなたも、……… 」
ダレノガレ明美
「私も、変態になりたぁぁ~~~~~~い、」
一同
「わははははは、……… え、? ……ぎょぎょぎょっ、!!!??? 」
そしてついに、土俵上で、
中森明菜と、その親友、小泉今日子の対戦が行われた、
行司の市川海老蔵が、軍配を振りかざして四股名を呼んだ
一同は、息を呑んだ、………
「ひがぁぁ~~~~しぃぃ、……
ウツ~~のぉぉ~~はぁぁ~~~なぁぁ~~~~~
ウツ~~のぉぉ~~はぁぁ~~~なぁぁ~~~~~
にぃぃぃ~~~~しぃぃ、……
コイ~~い~~ずぅぅみぃぃ~~~~
コイ~~い~~ずぅぅみぃぃ~~~~ 」
一同は、呆気にとられた、………
小泉今日子の四股名が、名字、そのまんまだったからである
しかし、実際、漢字で書くと「濃い泉」である
アソコから溢れ出るマ○汁の、色の濃淡が濃い、という意味合いらしい
果して諸君は、どのようなマ○汁を想像するだろうか、………?
「はっきょぉぉ~~~~~~いっ、
の~~~~~こったぁっ、の~~~~~こったぁっ、」
2人は行司の声がかかると、予想通り、ガチンコでぶつかり合った
額が激しくぶつかり合ったので、お互いの額が切れて、血が吹き出ていた
………と、そこで、2人とも脳震盪をおこしたのか、
フラフラとよろめき合いながら、相手の廻しを、懸命に探ろうとしたが、
なかなか手が届かない。
いや、どうやら、今の激突のショックで、
目の焦点すらも、定まらないでいるらしい、………
武田鉄矢
「おいっ、……どうしたっ、しっかりやれっ、………
だらしないぞっ、……… 」
田原俊彦
「あはははははっ、………
腰を曲げながら、よろめいて、抱き合っているよ、………。
なんだか、お婆さんみたいだ、……… 」
松田賢二
「実に哀れな様のようにもみえるが、何故かそれが楽しい。」
甲斐まり恵
「ふふふっ、………
これで、松田さんも、立派なサディストの仲間入りね、………。」
最初の額のガチンコがやはり、相当応えたのか、
2人は、意識がもうろうとして、ただ、ヨタヨタと中腰に
身をかがめて、相手の廻しをまさぐろうと必死だった
しかし、やっと2人が、なんとか、廻しを掴み合って、四つになった時には、
もう、力が尽きてしまい、お互い同時に、その場に膝をついて、崩れ落ちた
「あっ、…… 」
行司軍配は、一瞬、「濃い泉」の膝が早く地面に付いたとして、
「ウツの花」に上ったが、ほぼ引き分けとも、いってよかった
時間的には、30秒くらいでの決着だったが、
これぞ死闘と言っていいのでは、ないだろうか、………
見ると、二人は、土俵上で寝転び、抱き合い、足を絡め合いながら、
お互いの額の傷跡を、交互に舐めあっていた、………