カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 323

市川海老蔵

「いや~~、一昨日は、本当に、いいものを見せてもらった、………

 明菜さんの犬真似、本当に素敵でした、………

 ひょっとすると、僕の歌舞伎座での公演より、素晴らしかったかもしれない、

 それにしても、妙に色っぽかったな、………。」

 

市川ぼたん

「あらあら、………そんな事言って、いいんですか、?

 小林麻央さんが聞いたら、……… 」

 

カツ丼小僧

「あれっ、? あなたは、どちら様で、………? 

 今回、初めての方のようですが、……… 」

 

市川ぼたん

「すいません、……自己紹介を忘れていましたわ、………

 私、市川海老蔵の妹であり、舞踏家の、三代目・市川ぼたんでございます。

 もちろん父は、歌舞伎役者の、十二代目・市川團十郎でございます。

 よろしくお願い致します、……… 」

 

一同

「うわぁぁ~~~~~~~~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「そ、そうですか、……いやいや、……これは、これは、……… 

 市川海老蔵さんの、妹さんですか、………

 よくぞ、この座談会にお越しくださいました。

 こちらこそ、よろしくお願いします。

 ああ、そういえば、何か、お父さんの團十郎さんの面影がありますね、……… 」

 

市川ぼたん

「うふふっ♡♡、………そうですか、? よく言われます、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

市川海老蔵

「おい、……この色事師、………

 アンタ、まさか、俺の妹に手を出そうってんじゃ、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうですね、……… 実にうまそうな肉づき、………

 あ、…… いえいえ、そんな事ではありませんよ、………

 いくら僕だって、大スターの、市川海老蔵さんの妹さんに手を出すなんて、………

 滅相もない、…… 畏れ多くて、とても、とても、……… 」

 

市川海老蔵

「わははははは、……… まぁ、いいよ、いいよ、……冗談さ、……。

 そんなことより、今回も、明菜さんのこと、お呼びしてあるんだろうな、

 もう、毎日が、待ち遠しくて、待ち遠しくて、しょうがない、……… 

 おい、早く、明菜さんを出せよ、……… 」

 

小泉今日子

「そうよ、……… 

 それに最近、明菜の顔に、昔の頃の色艶が戻ってきたわ、………

 このまま、SM プレイを続けていったら、きっと明るい菜の花のような、

 爽やかで、朗らかな明菜ちゃんに変わっていく筈よ、………。」

 

笠井信輔

「小泉さん、………いや、キョンキョン、………

 それってなにか、明菜さんの名前に、無理矢理、結びつけていませんか、? 」

 

中村玉緒

「ぐふふふふ、………

 この座談会に出席している人は、徐々にカツ丼小僧の怪奇色に染まっていきます。

 皆さん、気をつけてください、……… くわばら、くわばら、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「さぁ、それでは、今日もそろそろ、始めましょうか、……… 

 お~~~い、あき、……待たせたな、…… さぁ、もういいよ、………

 出て来~~~~~~い、……… 」

 

 

   カツ丼小僧が、そう言って、手を叩くと、

   また襖がサーーーーッ、と開き、中森明菜が現れた、………

   

   「うおぉぉーーーーーーーーーーーーーっ、???!!! 」

 

   一同が驚いたのも無理はない、………

   今回、現れた彼女の体には、海の生物、タコの模様のボディペインティングが

   施されていた、………彼女の顔も、真っ赤な絵の具で塗り潰されていた

 

   手足には、吸盤すら細かく描かれ、やせ細った彼女の体とタコのイメージが、

   妙にアンバランスで、不気味なエロティシズムが、そこにあった。

   そして現在、禿頭状態の彼女には、ピッタリの風情でもあった

   一同は、ゴクリと唾を呑んだ

 

 

カツ丼小僧

「おおっ、……あき、……なんだ、……?

 今日は、犬ではなくて、タコときたか、………

 まぁ、俺も、女体の、気持ち悪い生物の刺青イラストなんて、

 好きで、よく描くんだけどね、………

    

 女体のエロティシズムって、本当に素晴らしい、………。

 際限のない追及が、可能だと思うよ、………。」

 

所ジョージ

「そ、……それは、アンタの頭の構造が、そのようにエロキ○ガイに

 出来ているからでしょう、……… 

 ルパン三世並のドスケベですからね、あなたは、………。」

 

今井優子

「あら、……ルパン三世は、こんな事しませんよ。」

 

角松敏生

「わははははは、……… 確かに、確かに、………。」

 

田原俊彦

「あはははははっ、………。

 僕も、女の子が大好きだけど、ちょっとカツ丼さんとは違うみたい。

 もうちょっと、ノーマルで、ポジティブです、………。

 俺、正直、カツ丼さんの世界には、ちょっと、ついていけませんよ。」

 

小泉今日子

「ねぇ~~~、くだらない事ばかり喋ってないでさぁ~~~~、

 早く、明菜を、座敷の中に入れてあげてよ~~~~。

 カツ丼さんの指令なくしては、彼女、動けないのよ~~~。」

 

カツ丼小僧

「おい、今日子、……… 俺に命令する気か、………

 お前だって、いずれは、明菜同様、俺のマゾ奴隷にしてやるつもりでいるんだ。

 その時が来るのを心待ちにしていろよ、………。」

 

小泉今日子

「んまぁぁ~~~~~~~~~っ、」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「よぉ~~~~し、明菜、………

 それでは、ここまでやって来て、皆さんに、お前の妖艶なタコ踊りを見せてやれ。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~~~~っ、??? 

 あ、明菜さんが、あの姿で、タコ踊りをするんですかぁぁ~~~~~? 

 かつての大スターに、そんなことさせて、いいのぉ~~~~? 」

 

カツ丼小僧

「何を言ってるんだ、君たち、………

 いいも、なにも、明菜のマゾ人生は、これからが始まりなんだよ、………。

 一切、容赦しない、………本気で気合い、いれてくよ。

 第一、本人だって、やる気でいっぱいなんだ、………

 さぁ、あき、……こっちに、こい、……… 」

 

 

   中森明菜は、廊下から、おずおずと畳の上に足を乗せたが、

   丁度、その時、民謡〽「佐渡おけさ」(サド、OKさ)の演奏が流れた

   明菜は、その演奏に合わせて、踊りながら、ゆっくりゆっくり、

   カツ丼小僧の方へ進んで来た、………

   会場の者たちが、慌てて、通り道を空けてやったのは言うまでもない

 

 

    〽ハアー サドへ ( ハ アリャサ )

 

     サドへと草木もなびくヨ ( ハ アリャアリャアリャサ )

   

     サドは居よいか 住みよいか ( ハ アリャサ サッサ )

 

 

   中森明菜は、手や足、腰などを、必要以上に、

   大袈裟、かつ大胆にくねらせながら踊り、カツ丼小僧のところまで、

   徐々に、徐々にと、進んで来て、辿り着いた、………。

   

   カツ丼小僧は、傍に来た彼女の禿頭をぺたぺたと叩きながら、言った

 

 

カツ丼小僧

「わははははは。

 あき、……いやらしく踊るのが、うまいじゃないか、………

 タコ女が躍る、〽「佐渡おけさ」っていうのも、中々、味わい深くていいもんだ。」

 

市川海老蔵

「う~~~ん、……こ、これは、………な、何と言っていいのか、………

 「絶品・佐渡エロス」としか、言いようがない、……… 

 この妖艶さは、まさに国宝級だ、………

 彼女は、このまま行くと、人間国宝になるかもしれん、………。」

 

市川ぼたん

「あらあら、お兄さん、………

 心底、明菜さんにべたぼれのようですけど、大丈夫ですか、………? 

 麻央さんが聞いたら、確実に嫉妬しますよ、………。」

 

市川海老蔵

「いやいや、……病気が治ったら、いずれは麻央も、この道に、………。」

 

 

   その時だった、………

   会場の灯りが、パッと消え、暗闇となり、大音響で音楽が鳴り響いた

 

   それは、彼女自身の名曲、♪「DESIRE ~情熱~」だった

 

   次に数本のスポットライトが彼女の裸体を照らし、彼女は、曲に合わせて、

   「DESIRE ~情熱~」のタコ踊りを踊った

   よほど、訓練されていたらしい、………

   その踊りは、まさしく優美で艶めかしく、また、お茶目で愛らしくもあった

   まさに、市川海老蔵、言うが如くの、人間国宝級ものだった

 

 

    ♪夢は、そ~~う~~よ、見る前に、醒めてしまった~~ら~~、

     な~~んにも、な~~らない~~~、

    

    ♪Get up、Get up、Get up、Get up、 burning love  

 

    ♪まっさかさ~~ま~~に~~、落ちて、ディザイア~~、

 

    ♪炎のよ~~お~~に~~、燃えて、ディザイア~~、

 

 

   中森明菜は、まるで狂ったように、目を真ん丸に見開き、

   口を、ひょっとこのように突きだしながら、手足を宙に、

   くねくねと大きく振り回し、泳ぐような格好で、

   「DESIRE ~情熱~」を、歌い上げた

 

   暗闇を駆け巡る、数本のライトが、彼女の体を実に淫猥なものにしていた、

   大粒の汗が、ポツポツと辺りに飛び散り、まさしく熱唱という他はなかった

   誰もが彼女の、軟体のタコそのものの、体をクネクネと曲げる、ダンスに

   魅了されていた

 

 

市川海老蔵

「凄い、……凄すぎる、………

 こんな芸術が、この世に存在しようとは、……… 

 国宝だ、……紫綬褒章だ、……… 」

 

皇太子・浩宮様

「うむむむむっ、……… 確かにっ、……… 」

 

市川ぼたん

「ああ、……お、お兄様、………

 わ、……私、……なんだか、体がほてって来て、………もう、ダメ、………

 明菜さんと一緒に、踊りたくなってきましたわ、………

 わ、……私も、踊っていいかしら、………? 」

 

 

   市川ぼたんは、そう言い終えるか終えない内に、

   着ていた浴衣を、暑苦しそうに、せわしなく脱ぎ始めた、………

   そして、周囲が驚く中、スッポンポンになって、

   タコ踊りの明菜と並んで、一緒になって、狂ったように踊り始めた

 

   2人とも、顔の表情が、トロンとしたような、陶酔状態にあって、

   自我をも、どこかに消し去られたかのようにも見えた

   瞳はどこか、遠い彼方でも見ているような感じだった、………

   微笑んだ口角からは、舌がだらしなく飛び出ていて、涎が垂れていた

 

   会場の男たちの誰もが、2人の神がかり的とも言える踊りに、

   異常なほどに興奮し、エクスタシーに達していた

 

 

出席者A

「ああ、……お、俺、もう、ダメだっ、……

 我慢できねぇっ、……… 」

 

出席者B

「おっ、……俺もっ、………。

 なんだか、無性に躍りたくなってきやがった。」

 

出席者C

「も、もうダメだっ、……… 体が熱くて、熱くて、………。」

 

 

   会場の者たちに、2人の熱気が伝わったのか、いきなり、

   我も我もと、皆、立ちあがって、服を脱ぎ始めた

 

   そして、その日、一晩中、狂ったように踊り明かした。