カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 318

カツ丼小僧

「いや~~、皆さん、ちょっとショッキングでした、………

 

 実は昨日、講談社から発行されている、

 「ルパン三世 DVDコレクション Vol.41」を観たんですが、

 その中の、第139話「ルパンのすべてを盗め」で、

 

 あのルパン三世が、騙された感じで、脳組織交換手術を受け、自分の体と、

 もう死ぬ間際の、ヨボヨボの老人の体とを、交換させられてしまったのです。」

 

陣内智則

「あの、……昔のテレビアニメの話ですか、……… 」

 

藤原紀香

「え~~~~~~~っ、

 私、ルパンも峰不二子も、大好きなのっ♡、……… 

 ね、… ね、… どんな話っ、? 聞かせてくださいっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえ、ストーリー云々の話ではなく、僕が言いたいのは、

 あの、神出鬼没の大泥棒、知能指数300、容姿端麗のルパン三世が、

 醜い老人の体と入れ替わってしまって、

 まったく、ダメな人間となってしまったことに、倒錯的な興奮を覚えたのです。

 

 まぁ、脳味噌だけは自分のもののままで、

 入れ替わったのは、体だけ、という話なんですが、……… 」

 

田村正和

「また、小僧の変態談義か、……… 

 この男、……奥が深いのか、……それとも浅いのか、……… 」

 

カツ丼小僧

「でも、もし自分がルパン三世の身になってみたら、どうでしょう、?

 滑稽なコミックだから、あまりテーマは深刻化しませんけど、

 現実に起こったら大変なことです。

 

 悔しいやら、悲しい、なんてものを完全に飛び越えてますよ。

 ショックのあまり、発狂して錯乱自殺してしまうんじゃないでしょうか、?

 アニメの中のルパン三世というのは、結構呑気で冷静沈着な性格なので、

 常人とは違って、左程動ぜず、最後は見事、自分の体を取り戻すことに

 成功する訳ですが、……… 」

 

菊川怜

「私だって、もし、自分の体だけが、その辺のおばあちゃんと

 入れ替わってしまったら、大変なショックで、気が狂いそうになると思うわ。」

 

梅津弥英子

「ねぇ、………。」

 

高島彩

「私も、…… たぶん発狂します、………ふふふっ、……。」

 

笠井信輔

「はいはい、その気持ちは、よぉっ~~く、わかりますよ、………。

 だって、今までご自慢だったその美貌が、一瞬にして失われ、

 醜いシワだらけのガタピシ、ヨボヨボになってしまう、という訳ですからねぇ、………。

 バストも、萎んでしまうのか、………?

 イッヒッヒッヒッ、……… 」

 

小倉智昭

「おいっ、…… 笠井君っ、………。

 なにも君まで、くだらないバカ話に染まることはないだろう、……… 

 恥を知れっ、恥をっ、……… 」

 

水谷豊

「ふふふ、………

 つまり、カツ丼小僧という方は、いつも空想の中で、そのような残忍な事を想像し、

 ほくそ笑み、限りなく深い愉悦の境地に浸っているという事が、

 簡単に推理することが出来ます、………。あなた、人間ではありませんね、?

 もしかして宇宙人ですか、………? 」

 

未唯mie

「♪ユッフォーーーーッ、」

 

アントニオ猪木

「危険極まりない、宇宙人思想、………

 ダァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

カツ丼小僧

「ええ、ええ、……なんとでも言ってください、………。

 でも、生まれ持っての気質というものは、中々、変えることが出来ません。」

 

小泉今日子

「ところで、明菜ちゃんは、どうしちゃったのよ~~~、

 いまのところ、まだ来ていないみたいだけど、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえ、……今日もちゃんと連れてきました、………。

 いつものように、襖の向こうに、立っています、………。 」

 

小倉智昭

「お、おいっ、……ま、まさか、お前っ、………

 中森明菜の体を、シワクチャの婆さんに改造しちまったんじゃ、

 ないだろうなっ、? 」

 

一同

「ひ、ひぃぃぃぃぃ~~~~~~~~っ、

 きゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~っ、 !!!!! 」

 

カツ丼小僧

「お、小倉さん、……そ、そんな事、出来る訳ないじゃないですか、………

 明菜は、他の形で、ちゃんと用意してありますから、ご安心を、………。

 それでは、いつものように、………

 

 お~~いっ、……明菜っ、………出て来いっ、………

 皆様方の前に出て来て、その、みすぼらしい姿を、お見せしろっ、………。」

 

 

   カツ丼小僧が大声で叫び、手の平を、ポン、ポン、と2回叩くと、

   まずは、AKB 48 の女の子が水玉模様のワンピース姿で、大勢して出て来て、

   マイクの前で腰を振りながら、アカペラの大合唱を始めた

 

   「♪アッキ~~ナ、アッキ~~ナ、

    ♪あっは~~ん、あっは~~ん、アッキ~~ナ、………

    ♪みんなの家畜、アッキ~~ナ、みんなの奴隷、アッキ~~ナ、

 

    ♪南明奈じゃないのよ、中森明菜~~~~~~~~~、

    ♪アアアアア~~~~~~ン、アアアアア~~~~~~ン、」

   

   そして、

   その後に続いて、大太鼓が、ドーン、ドーン、ドーン、と3回鳴り響いた

   耳もつんざく程の大音響である、………

 

   

   さぁ、いよいよ、中年奴隷・中森明菜のお出ましである、………

   期待に胸の鼓動を高鳴らせながら、

   会場の誰もが、一斉に襖の方へと視線を注いだ

   また黒衣(くろご)が2人、素早い身のこなしで出て来て、

   両端から、スーーーッ、と襖を開いた

 

   「おおーーーーーーーーっ、」

   一同が驚いたのも無理はない、………

   昨日の通り、明菜の頭髪は、もちろんそのままの、ツルツルであったのだが、

   なんと今日は、眉毛まで剃られていたのだ、………

   そして緊縛される事もなく全裸だったのだが、陰毛は全て剃られ、

   その場所にも、ツルツルで淀みの無い光沢を放っていた

 

   彼女は、何か気の抜けたような顔をして

   首を斜めに傾げながら、ややガニ股で、一人、ポツンと立っていた、………

   その珍妙な風体は、小柄な宇宙人のようでもあった

   

   しばらくして、2人の黒衣(くろご)に背中を押されながら、

   中森明菜は、しずしずと座敷中央に立っている

   カツ丼小僧の傍にまで歩いて来て、敬礼をした

 

   そして彼の前で、ひざまずくと、土下座し、

   目に大粒の涙を溜めながら、彼を見上げて哀願した

   

 

中森明菜

「ご主人様、………

 本日は、私のような者を、この場へお呼び頂き、ありがとうございます。

 中森明菜、もう既に覚悟は出来ております、……… 

 私の貧相で古びた体でよろしければ、

 どうか、ご主人様の気の済むままに、いたぶってやってください。

 よろしくお願い申し上げます。」

 

米倉涼子

「うわぁ~~~~~っ、明菜さん、……… 」

 

近藤真彦

「明菜、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、……そうか、……明菜、………

 ついに俺に、お前の今後の人生を、全て預ける覚悟が出来たようだな、……… 

 ようし、……それなら、まず、……… 」 

 

一同

「……………。」

 

 

   「おい、ちょっと、……… 」

   カツ丼小僧が、そう言って、また、パンパンと手を叩くと、

   黒衣が1人、どこからともなく早足で駆け寄って来て、

   彼に大きな包み袋を渡した

 

   カツ丼小僧が、その袋の中を覗いて、ガサゴソと手探りで、

   何やら、いくつかの幼じ用の着衣と玩具を取り出したようだ

 

   「とりあえず、この3つ、……… 」

   カツ丼小僧は、そう言うと、中森明菜に、

   ガラガラと、おむつと、哺乳瓶を手渡し、それらを身に付けるようにと命じた

 

   中森明菜は、目尻を下げ、目を細めながら、甘ったるいしゃがれ声で、

   「あ~~い、」と叫び、

   「ダー、ダー、」と言いながら、手を差し出し、それらを受け取った、………

   何やら彼女も、嬉しそうな按配である

   

   この短期間で、彼女のマゾ性も、随分と訓練されたようである、………

   それとも、元々が、彼女の中に潜んでいた要素だったのだろうか、?

   もし、そうだとすれば、天性のマゾヒスト女優である

   

   彼女は、自分で腰におむつを付けて、座敷に大股開きで尻をつき、

   両手で哺乳瓶とガラガラを掴んで、また一声、「ダー、ダー、」と叫んだ

 

   カツ丼小僧は、その、中森明菜の真に安らかそうな笑顔を見て、

   恐らく、このストレスの溜まりやすい、うつ病女は、

   アイドル・スター時代から、暗いマンションの一室の中で、

   ひっそり、このような一人遊びの赤ちゃんごっこをして、

   愉悦の世界に浸っていたんだろうと、確信した、………

   それ程、彼女の赤ん坊演技は、堂に入っていたのである

 

 

カツ丼小僧

「よし、明菜、……いいぞ、………うんうん、………

 赤ん坊になって、おつむをカラッポにして、何もかも忘れたいんだな、………

 

 皺くちゃ婆さんどころか、50歳近く若返ったじゃないか、………

 いやいや、赤ん坊演技は、まだまだ、これからだ、………。

 厳しく指導してやるから、そのつもりでいろよ。」

 

中森明菜

「あばばばばば、…… ば~~ぶ~~、ば~~ぶ~~、」

 

カツ丼小僧

「うわはははは。五十路女の赤ん坊姿、………

 本当に、そそるなぁ、……… あっ、アソコが痛くなってきた、………

 くぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~っ、」

 

近藤真彦

「明菜、……な、なんて、かわいいんだ、……… 」

 

小泉今日子

「明菜ちゃん、……… 」

 

 

   カツ丼小僧は、口元に握り拳を当て、ごほん、ごほんと、2度

   大袈裟に咳払いをすると、会場の者たちに向かって叫んだ

 

   「さて、これより、幼じアッキーナの、おもらしショーが始まります。」