カツ丼小僧
「ところで、海老蔵さん、………
麻央さんのご容体の方は、いかがなんですか、………?
心配で、心配で、………。 」
市川海老蔵
「ああ、……麻央の事なら、心配いらないよ、………
それに、なにも、アンタが心配するようなことじゃない、………。
アンタの性格や体質は、どうも日本のマスコミに似ていて、
俺は、あまり好きじゃない、……… 」
カツ丼小僧
「すいません、……とんだ、おせっかいの野次馬で、……… 」
小倉智昭
「そうかな、……?
マスコミを利用する時だけは、利用しといて、………
自分たちに都合が悪くなると、マスコミ批判をするタレント側にも、……… 」
市川海老蔵
「ううんっ、……ごほっ、ごほっ、………
そ、それにしても最近では、清原和博さんが覚せい剤で逮捕されたり、
元横綱・千代の富士の九重親方が亡くなったりと、俺にとって
辛いこと続きだ、………
二人とも、尊敬し、好感の持てる人物だったのに、……… 」
カツ丼小僧
「清原さんは、なにか儚げで、危なっかしいところが、人気の要因だったのかも、………
やはり、完全無欠な人間には、誰も共感しませんし、……… 」
市川海老蔵
「ア、アンタさ、…… い、いや、まぁ、いいや、………
ところで今日は、中森明菜さんのための、SM講義なんだろう、………?
とっても楽しみにしていたんだ、……早くやってくれよ、………。」
アントニオ猪木
「……………。」
カツ丼小僧
「あれ、? 猪木さん、……
どうしたんです、? いつもの掛け声は、………?
威勢よくお願いしますよ、……… あれがないと、僕は、………。」
アントニオ猪木
「いや、……
俺も最近、なんだか、アンタに利用されてるような気がしてきたんだ。
暫くは、やらない、………。 誰か、他の人に、やってもらってよ、……… 」
未唯mie
「♪ユッフォーーーーーッ、 ! ! 」
カツ丼小僧
「あ、……
未唯mieさん、ありがとうございます。
最近では、ネットでピンクレディーの動画ばかり、見ています。
それに、女好きの僕にとっては、
こっちの掛け声の方が、艶やかで気持ちがいい、……かも、………
さて、それでは、………
そろそろ、始めましょう、………
明菜ちゃん、………出ておいで、……… 」
カツ丼小僧が、そう言って、2回、パンパンと手を叩くと、
どこからともなく、黒衣(くろご)が2人、サッと現れて、襖に駆け寄った
黒衣が、両側からスーーーーッ、と襖が開くと、
そこには全身全裸、赤いロープで亀甲縛りにされ、
体の自由を奪われた中森明菜が、恥ずかしげに立っていた、………
両手は、後ろに回され、縛られているようだ
「おおっ、………。」
往年の大スターの全裸亀甲縛りとあって、さすがに場内はどよめいた。
股間に食い込んだロープの両端からは、淫猥で黒々とした陰毛がもじゃもじゃと
顔を覗かせていた、………
中森明菜は、俯いたままでいたが、暫くすると、
しずしずと座敷内に入って来た、………
カツ丼小僧は、立ち上がり、
座敷の中央にまで歩いてきた明菜の傍まで近寄ると、
そっと、……いや、馴れ馴れしくというべきか、彼女の肩に手を回し、
胡坐でビールジョッキを片手に、自分たちの方を見ている
大勢の出席者に向かって、話かけた
カツ丼小僧
「さて、皆さん、これから、今後の僕の巨大SM帝国の命運を懸けて、
如何にして、少しでも多くの人たちに、SMというこの素晴らしき娯楽を
楽しんでもらえるか、という、自分独自の講義に入りたいと思います。
な、……明菜ちゃん、………
僕はね、……「元」、とは言わないけど、昔の大スターだった中森明菜ちゃんが、
今、自分の腕の中に、全裸で小さく、スッポリと収まっている事に対して、
なんとも言いようのない、倒錯した感慨があるんです。
いやいや、
「俺は、若い頃の憧れで、高嶺の花でいた、
中森明菜を、今、やっと征服したんだぞ。」っていうね、………
なんといっても、当時、テレビスターは、ブラウン管の中の存在で、
自分とは、別世界の雲の上の住人たちだった訳だから、……… 」
有名人一同
「……………。」
カツ丼小僧
「でもさ、………
明菜ちゃんや、キョンキョンの時代ぐらいからじゃないかなぁ、………
段々とアイドルが身近になってきたように感じたのは、………
壇の上の人ではなくて、まるで自分の恋人のような、……… 」
河合奈保子
「いや、……それは、もう少し前の、
私や松田聖子ちゃんあたりからじゃないでしょうか、? 」
カツ丼小僧
「う~~ん、確かに、その辺の線引きは難しいけど、
まぁ、大体、その辺りからかな、? 」
小泉今日子
「明菜ちゃんと私は、1982年(昭和57年)のデビューで、
「花のアイドル'82年組」といって、特に女の子のアイドルが
多数輩出した年なんです。あの頃は、アイドル全盛時代で、
歌謡界は、とっても活気があったわ、……… 」
堀ちえみ
「ドジでのろまな亀の私も、'82年デビューよ、………
デビュー曲は、♪「潮風の少女/メルシ・ボク」。
B面(レコード)の♪「メルシ・ボク」は、テレビドラマの主題歌なの。」
早見優
「私も、'82年組、………
デビュー曲は、♪「急いで!初恋」。
翌年の'83年には、♪「夏色のナンシー」が大ヒットしたわ、……… 」
石川秀美
「私も、'82年組、………
デビュー曲は、♪「妖精時代」。
'90年には、シブがき隊のやっくんこと、薬丸裕英さんと結婚したわ。
実は、その頃、もう、妊娠8ヵ月だったのよ。」
薬丸裕英・本木雅弘・布川敏和
「ジャジャ~~~~ンッ、………
そうなんです。実は、僕たち「シブがき隊」も、
「花のアイドル'82年組」なんですよ。男のアイドルでは、珍しい。
♪「スシ食いねェ!」は、1986年(昭和61年)のヒット曲だよ、! 」
松本伊代
「私は、………残念、………。
デビューは、皆さんより、ほんの少し早くて、'81年の10月なの、………
もう少し遅かったら、皆さんの仲間入りが出来たのに、………
デビュー曲は、それ自身がヒット曲の、♪「センチメンタル・ジャーニー」よ。
去年の2015年には、
♪「センチメンタル・ジャーニー まだ50歳ver.」をリリースしたわ。」
カツ丼小僧
「あ、……皆さん、
ここで、色々と自己紹介をしてくれるのは、嬉しいんですが、
今日のテーマは、「SMと、私のマゾ奴隷・中森明菜の魅力」で、ございまして、
それに沿って、話を進めていくつもりです。
それでは、これより、ワタクシ流SMエッセンスの講義を始めます、………。
さて、皆さん、………
皆さんも御存知の通り、ワタクシ、カツ丼小僧には、
未来の SM 巨大帝国を設立しようという、大きな夢があります。
それも、そんじょそこらの巨大帝国では、ありません。
この地球を、丸のみにしてしまうくらいの巨大帝国です。」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「しかし、普通に考えてもみれば、そんな事は、到底ありえない話、バカの冗談、
絵空事の夢物語、………という事になって、
まず実現は不可能なことに思われるんでしょうが、
僕は、20代の頃、何故か「自己啓発本」ばかりを読み漁ってきました、………
その結果として、
「長い間、心に思い描いた夢は、いずれ現実の物となる、」といった思想を
嫌という程、頭の中に植え付けられてきたのです。 」
所ジョージ
「それが、どうしたのよ。 だって、カツ丼さん、若い頃、漫画家志望で、
それを、ずっと夢見て来て、それに、挫折したんでしょ、………
所さんなんかさ、何も考えなくたって、若い内から、今の今まで、ずっと、……… 」
カツ丼小僧
「あ、……すいません、……… 話がまた、それました、………
申し訳ありませんが、また話を元に戻します。
やはり、僕にとって、SMの神髄というものは、自分にとっては、手の届かない
くらいの、いうなれば「ひな壇の人」を、自分の手元に引きずりおろす、………
その過程にあると思うのです。そこに無上の興奮と陶酔があるのです。
ですから身分や地位の高い女ほど、……… 」
皇太子妃・雅子様
「………ゴクッ、………ああ、……… 」
小泉今日子
「そ、それも、いつも言ってることじゃないの、………
もう、聞き飽きたわよ、………
さぁ、早く、話を先に進めてちょうだい、………。」
カツ丼小僧
「いや、……
こういう事は何度も繰り返さないと、印象付きませんでね、………。
今日の講義が初めてだって言う人も、いらっしゃるでしょうし、………
ええ、………
それで、僕の第一義の本願としては、
「老若男女」、誰もが楽しめる SM ということですから、
「老人」が楽しめる、一般的、普遍的な SM という事になりますと、
どうしても、ゆるい安全性重視の SM 、………
すなわち、今で言う、「ライトSM」ということになります。 」
萩本欽一
「こらっ、あんたっ、……… 何いってんのよっ、……
SM なんて、残忍だから、いいんでしょうがっ、………
一人で、良い子ぶらないでよっ、………
体の痛みがなくて、何が SM よっ、………。
そんなんじゃ、若い人達、離れていっちゃうじゃないのっ、」
カツ丼小僧
「いえ、ですから、これは、あくまで僕の帝国内、ということですので、
そういう方は、個人おのおの、好きなようにやればよい、ということで、………
つまり、死者や怪我人が出た場合、僕は責任は持てませんので、………
以前にも、言っていますが、きつめの拷問は、より精巧なアンドロイド美女で
お願いします、………
よく、わかりませんが、案外、20年後くらいには、そのような物が、
出来上がっているんじゃないでしょうか、………? ほぼ、人間に等しい、………
それに、我が妄想帝国では、「痛み」よりも、「羞恥」に、重点を置いています。
つまり、女(または男)を、いかようにして、恥ずかしい思いをさせてやるか、………
また、女(男)の方も、それに感じやすい性格でなければなりません、………
とてつもなくプライドが高く、とてつもなく高貴な女性、………
それでいて、心の奥底に、マゾ性を秘めている女、……… ふふふ、……… 」
皇太子妃・雅子様
「ああ、…… カ、カツ丼様、……… 」
皇太子・浩宮様
「ま、雅子っ、……どうしたっ、………???!!! 」
カツ丼小僧
「ふふふふふっ、………はははははっ、………
うわはははは、………ふふっ、……ふふっ、……
うわっはっはっはっはっ、………
うわーーーーーーーっ、はっはっはっはっ、………
うわーーーーーーーーーーーーーーーっ、はっはっはっはっはっ、……… 」
明石家さんま
「ヒィーーーーーーーーッ、ヒィーーーーーーーーーーッ、
な、なんですねん、? どうなさりました、………?
きゅ、急に高笑いなんかして、………
ど、どこか、あ、頭が、おかしくなりよったんですか、? 」
カツ丼小僧
「ふふっ、ふふっ、………ふぁ、ふぁ、ふぁ、………
ぶわっーーーーーーく、しょんっ、………
ぶわっーーーーーーく、しょんっ、………
ぶわっ~~~~~~~~~~~~く、しょ~~~~んんんんんっ、
ごほっ、ごほっ、ごほっ、………
うぃ~~~~~~~~~~~~~~っぷっ、……… 」
松本人志
「な、……なんやねん、……それ、? 」
浜田雅功
「わははははは、………
ワイらのお笑いより、おもろいやないかい。」
カツ丼小僧
「い、いや、すいません、……………
今、雅子様との、よくない SM妄想をいたしまして、………
ぐふっ、……ぐふっ、……は、鼻が、………
い、いや、………ですからね、………
僕の帝国内で、一口に「SM」と言いましてもね、………
だ、だめだ、………は、鼻が、ブッ壊れちまったらしい、………
………という事で、この話の続きは、また次回、………フニャフニャ、……… 」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~~っ、???!!! 」