カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 308

カツ丼小僧

「皆さん、また今日も座談会にお集まり頂きまして、ありがとうございます。

 今日は、……………。」

 

一同

「今日は、何の話題ですか、………?」

 

アレックス・ラミレス

「ソレハ、モチロン、キマッテマ~~~~ス、

 ヨ、コ、ハ、マ、DeNAベイスターズガ、ゼッコウチョウナンデ~~~ス.

 カントクトシテ、ウレシイカギリデスヨ~~~.

 オウエン、ヨロシク~~~~.」

 

中畑清

「あ~~~、畜生、……。そのセリフ、俺が言いたかったなぁ~~~っ。

 ぜ、絶好調~~~~~~~~~~っ、! ! ! 」

 

アントニオ猪木

「ダァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

一同

「わははははは。」

 

アレックス・ラミレス

「ゲンザイ、7ガツ27ニチノジテンデ、46ショウ46ハイ、3ヒキワケ、

 ダイ3イデ~~~~ス.

 4イノヤクルトニ、5.5ゲームサ、………

 クライマックスシリーズガ、ミエテキマシタデスネ、……….」

 

カツ丼小僧

「お~~、これは、これは、……頼もしいお言葉、………。」

 

掛布雅之

「でも、6球団中3位で、「絶好調」っていうのも、

 なにか、おかしな話なんじゃないでしょうかね、……ええ。

 DeNAのレベルの低さを物語っていると思いますよ、……はい。」

 

カツ丼小僧

「か、掛布さん。お願いですから、

 こんな時に水を差すようなことを言うのは、止めてくださいよ、………。

 阪神タイガースだって、15年くらい前は絶不調で、「ダメ虎」などと

 言われていた時期もあったじゃないですか、………。

 そちらこそ、元に戻らないように気をつけてくださいよ。ふふふ、………。」

 

金本知憲

「最近、世論や阪神ファンの風当たりが僕に、………。辛い、………。」

 

掛布雅之

「私は二軍監督で、ホッとしてます、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

緒方孝市

「私は一躍、英雄となりました。」

 

高橋由伸

「……………。」

 

犬山紙子

「ところで、カツ丼さん、………

 今日の本当のテーマは、何なんですかぁ、~~~~? 

 本当は、野球の話じゃないんでしょ~~~? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………。

 いえ、僕、最近、3年ぐらい前からでしょうか、………

 テレビを殆ど観なくなり、情報源は主に、ヤフーの掲示板ニュースからなんですが、

 そのヤフー掲示板に、中森明菜さんの盗撮裁判のことが出ていまして、

 ちょっと、ここで取り上げてみようかと、……… 」

 

小泉今日子

「明菜ちゃん、……… 」

 

中森明菜

「ええ、そうなの、……… 

 もう、3年近く前のことなんですけどもね、私の住んでいるマンションの

 近くのマンションのベランダから、部屋の中の私をカメラマンが盗撮したの。

 

 そのカメラマンは、大手出版社の依頼を受けて、撮影したらしいんだけど、

 とても怖くて、プライバシーが侵害されたみたいで、悔しくて悔しくて、

 訴訟に踏み切った訳なの、………。」

 

松坂慶子

「結果は、………? 」

 

中森明菜

「もちろん、私の勝訴です、………

 裁判所からは、小学館に、550万円の賠償命令がくだったわ、………。」

 

藤子不二雄A

「え~~~~~~~~っ、? 小学館、? それ、本当っ、………?

 小学館ってさ、僕も色々とお世話になったけど、

 なんか、とてもいいイメージの出版社だったけどね、……… 

 ダーティーなんかとは、程遠い、………」

 

カツ丼小僧

「う~~~ん、………

 小学館とか、講談社という、花の大手一流出版社、………いいなぁ、………。

 カッコ良すぎて、憧れちゃう、………。

 僕、若い頃、漫画家志望で、出版社に原稿を持ち込んでいましたから、……… 」

 

犬山紙子

「あ、……私も以前はよく、出版社には原稿を、………

 カツ丼小僧さんは、小学館や講談社の中に、実際、入ったことあるんですか、? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……小学館は3回、講談社も2回入ったことがあります。

 小学館は、当時、集英社と並んで、神保町にありました。

 

 でも何故、郵送ではなく、持ち込みにしたかというと、出版社の中って、

 どうなってるのか見てみたくて、その好奇心のためからなんです。

 ですから、当時、かなりの出版社の中に忍び込みました。

 

 竹書房、芳文社、集英社、秋田書店、朝日ソノラマ、少年画報社、ぶんか社、………

 もう、数え上げたら、キリがありません。

 とにかく、出版社の中に入ってみたくてみたくて、しょうがなかった。

 それにしても、少年画報社の受付の女の子、えっれぇ可愛いかったなぁ、………。」

 

韮澤潤一郎

「たま出版には、………? 」

 

カツ丼小僧

「行ってませんよ、そんなとこ、……… 第一、畑が違うじゃないですか、………。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「中でも、講談社の、ある編集者には、とても冷たくあしらわれ、悔し涙を呑みました。

 今でも、その時の事は、鮮明に記憶に残っています。

 「君、もう、漫画を描くのをやめたら、? 」とも言われました。

 

 まぁ、当時の僕の力量では、当然のことかもしれませんが、……… 

 それにしても、……… 

 

 ただ、今にして思えば、その時、その若い編集者も、

 そうとう暗く、滅入っていたような顔をしていましたので、何か、

 自分のことで不幸があって、僕に八つ当たりでもしたいような

 気分だったんじゃないかとも思います。」

 

小泉今日子

「カツ丼さん、………

 明菜ちゃんの、盗撮勝訴の話ですよ、………。」

 

カツ丼小僧

「あ、いや、……すいません、………つい思い出話に激高して、………

 脇道にそれますが、もう少し、話を続けさせてください、………。

 

 それでね、実は僕は、出版社への漫画原稿持ち込み歴がすっごく長くて、

 21歳から32歳までの、足かけ12年にも及ぶんですよ。

 

 それなのに、なんで、小学館3回、講談社2回、などと、少ないかと言いますとね、

 27歳から30歳までの3~4年間ぐらいは、ずっと同じ集英社の編集者に

 マンツーマンで、見て貰っていたからなんです。

 だから、集英社には何十回も足を運んでいます。

 

 名前は明かせませんが、

 僕より3つぐらい年上の編集者で、イケメンで優しそうな人でした。

 まぁ、集英社なんかに勤めている訳ですから、

 高学歴のエリートだったんでしょうけどもね、………。

 

 結局、漫画は、一度も採用されなかったんですけど、………

 

 あの編集者、今、どうしているのかなぁ、………

 出来れば、一度お会いして、昔話に花を咲かせてみたい、………。」

 

鎌かける

「カツ丼さん、カツ丼さん、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、すいません、すいません、………

 ええ、もういいです、………これで十分、……… 

 では、そろそろ、明菜さんの、裁判勝訴の話を、始めましょうか、………。」

 

鎌かける

「違いますよ、違うんです、………。時間です。」

 

カツ丼小僧

「えっ、………? 」

 

鎌かける

「もう、タイムリミットです。

 つまり、今日は、これで、お開きです。」

 

カツ丼小僧

「えっ、? そうなの、? もう、おしまい、? 

 それは、すいません、……… 

 それでは、中森明菜さんの盗撮裁判勝訴の話は、また次回という事で、………

 そこで、大きく盛り上がりましょう、………。」

 

中森明菜

「……………。」

 

小泉今日子

「もぉ~~~~~~~~~~~っ、」