カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 303

カツ丼小僧

「皆さん、今日もお集まり頂きありがとうございます。

 ところで、永六輔さんの死について、詳細がわかりましたので、ここでお伝えします。

 

 死因は「肺炎」だそうですが、近親者の話によれば、

 本当に穏やかで、眠るように安らかに亡くなられたということで、

 殆ど、老衰に近いものだったそうです。」

 

一同

「……………。」

 

カツ丼小僧

「それで、亡くなられた日にちなんですが、………

 …………………………………………………………………………………

 う~~~ん、…………………………。」

 

犬山紙子

「ど、どうしたんですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「………そ、……それが、……… 」

 

松坂慶子

「え、? どうしたの、? 何か、……… 」

 

カツ丼小僧

「い、いえ、皆さん、……ちょっと、驚かないでくださいよ、………。

 実はね、永六輔さんの亡くなられた日は、…… 今月7日の午前だというんです。」

 

一同

「えぇ~~~~~~~~~~っ???!!! 」

 

斉藤由貴

「そ、……そんなっ、ありえないわっ、………

 だって、9日の300回記念の時には、永六輔さん、

 この座談会に出席していたのよっ。」

 

南野陽子

「あ、ありえんぜよっ、………。」

 

藤岡弘、

「た、確かに、あり得ない、………。」

 

浅香唯

「じゃ、じゃあ、も、もしかすると、………

 あの時の永さんは、……… 」

 

一同

「△●☆∥◎◆!!!!!!!!!!」

 

菊川怜

「ま、まさか、……… え、……永さんの、………亡霊っ、………??? 」

 

高島彩

「ひ、ひぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~っ、」

 

中田有紀

「あぁ~~~~~~っ、 ぬ、濡れてきちゃう~~~~~~~~っ、」

 

一同

「……… 何で、!!!??? 」

 

カツ丼小僧

「え、ええ、……そうなんです。

 非科学的ではありますが、そう考えないと、理解のしようがありません。

 この世には、現代の高度な科学文明などでも解明できないことが、

 いくらでもあると、僕も再三再四、「ミステリアスゾーン」のコーナーで

 述べて参りましたが、……… まさか、……… 」

 

大竹まこと

「ふん。」

 

三原じゅん子

「あのう、……カツ丼さん、………失礼ですが、

 今日は、私の今後の政治活動についてのことがテーマだったんじゃ、………? 」

 

カツ丼小僧

「い、いえ、三原さん、………

 こ、こういう出来事がおこったのでは、ちょっと、

 話題の内容を変更せずには、おれません、………。

 

 申し訳ありませんが、三原さんには、また日を改めてお願いします。

 石田純一さんも、都知事出馬を断念なされたことですし、………。 」

 

三原じゅん子

「は、???????」

 

カツ丼小僧

「確かに、永六輔さんが、7日の座談会に出席していたのは、僕も目撃しています。

 紫と白の市松模様の浴衣を着て、座談の前の方に座っていましたので、

 ハッキリと覚えています。 

 普段のように、ニッコリと微笑みながら、……… 」

 

徳光和夫

「ぼ、僕、……え、永六輔さんと、た、確かに会話をしました、………。

 ま、ま、まさか、あの永六輔さんが、ゆ、幽霊だったなんて、………

 ぶるぶるぶる、……… びえぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~んんん。

 

 え、え、え、永六輔さん、……ゆ、ゆ、ゆ、許してください、………。

 ぼ、僕にとってのエーちゃんは、………

 い、石橋エータローさんでもなく、や、や、や、矢沢永吉さんでもなく、

 

 え、え、え、永六輔さんですぅぅ~~~~~~~~~っ、

 わぁぁ~~~~~~~~~っ、 怖いよぉ~~~~~~~~~~~~っ、

 びぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~~~~んんん。」

 

カツ丼小僧

「あ、……いえいえ、徳光さん、………

 もし、あの時の永六輔さんが幽霊だったとしても、

 そんなに怖がることはないと思いますよ。

 

 幽霊っていうのは、なにも、怨念だとか、祟りだとか、

 そんな怖いものばかりとは限りませんで、恐らく、これは僕の推測ですが、

 永さんが亡くなったのは確かに7日だったんでしょうが、

 実際、この座談会にいつまでも出席して居たい、という思いが、

 この場に、亡霊となって現われたのではないでしょうか、………? 」

 

大西結花

「じゃ、じゃぁ、永六輔さんは、まだ、あの世に完全には成仏してないって言う訳、? 」

 

カツ丼小僧

「そ、それは、これからの座談会を見てみなければ、わかりません。

 もう、今後、現れなかったとしたら、成仏できたんだと思います。 」

 

陣内智則

「カツ丼小僧さんは、死後の世界とか、信じているんですか、? 」

 

カツ丼小僧

「僕なりの、あの世の定義というのは、正直なところ、想像がつきません。

 あるのか、ないのか、という事も、………。

 ただ、「天国」とか「地獄」とか、「閻魔大王」とか「三途の川」だとか

 というのは、人間の頭の中の創造物だと思っています。」

 

佐々木恭子

「でも、聞く所によれば、実際、三途の川を、危うく渡りそうになったところで、

 現世の方の声に呼び止められて、生死の境から生き返った、という話は、

 世界各地から、多数、報告されていますけど、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、……それも、僕の考えでは、

 それは、全て、人間の脳内の機能に関係している事だと思っています。

 つまり、夢を見ているのと同じです。脳が中途に覚醒されているような状態で、

 

 「金縛り」というのが一番いい例で、僕は今まで、金縛りを、何十回、百回ぐらい、

 という程まで経験していまして、さすがに、これだけ経験すると、

 これはもう、現実の事ではなく、あくまで夢なんだ、という事がわかって来るんです。

 

 若い時なんか、一緒に「幻聴」という声まで聞こえて来た事が、あったんです。

 僕より、ひとまわりぐらい大きな男が、寝ている僕の体の上に覆いかぶさって、

 僕の体を思い切り強く、締め付けてくるんですが、

 1回締め付ける度に、「ムン!」、「ムン!」、と不気味な声を立てるんです。

 

 若い時には、本当に怖くて怖くて、自分には悪霊でも憑りついているんでは

 ないだろうか、と本気で怯えていました。

 でも、その後、いろいろな本を読み漁ったり、何度も金縛りの体験を

 していく内に、いや、やはり違うんだなぁ、と、段々、安心の境地に入ってきました。」

 

佐々木恭子

「じゃぁ、カツ丼さんは、やはり、死後の世界は、ないというんですか、? 

 人間、死んだら、灰になって土に返るだけだと、……… 

 人生は、一回こっきりで、それが終わったら全て終わりだと、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえ、そうではありませんよ。どう考えたって、そんなこと、ある訳がないですよ。

 何度もミステリアスゾーンのコーナーなどでも語っていますが、

 僕は「無限回の生まれ変わり」というものを信じていて、自分は、今まで、

 ほぼ、無限回数、生まれ変わっていると信じています。永遠の生命です。

 

 ただ、死んだらどうなるのか、………死んで、すぐに生まれ変わるのか、?

 それとも、次に生まれ変わるまでの繋ぎに、何かあるのか、というのは、

 よくわからないんです。 」

 

大竹まこと

「おいおい、政治の話をしようよ。

 貧しい人たちを、どうやって救うか、とかさ、………。

 俺、こういう話、まったく興味ないよ、………。

 

 イラついてくるだけだな、………超能力とか、超常現象とかさ、……… 。

 超能力者っていったら、なんでもできるのかよ、? え? おい? 

 昔、高塚光(タカツカヒカル)なんて、手かざし治療した人もいたけどさ、………

 僕は、科学を信じますけどね。

 

カツ丼小僧

「ええ、……そういうことも含めて、また次回から語って行きたいと思います。」

 

渡辺麻友

「お楽しみに~~~。さようなら~~~~。」