カツ丼小僧
「皆さん、今日もお集まり頂きありがとうございます。
ところで、永六輔さんの死について、詳細がわかりましたので、ここでお伝えします。
死因は「肺炎」だそうですが、近親者の話によれば、
本当に穏やかで、眠るように安らかに亡くなられたということで、
殆ど、老衰に近いものだったそうです。」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「それで、亡くなられた日にちなんですが、………
…………………………………………………………………………………
う~~~ん、…………………………。」
犬山紙子
「ど、どうしたんですか、………? 」
カツ丼小僧
「………そ、……それが、……… 」
松坂慶子
「え、? どうしたの、? 何か、……… 」
カツ丼小僧
「い、いえ、皆さん、……ちょっと、驚かないでくださいよ、………。
実はね、永六輔さんの亡くなられた日は、…… 今月7日の午前だというんです。」
一同
「えぇ~~~~~~~~~~っ???!!! 」
斉藤由貴
「そ、……そんなっ、ありえないわっ、………
だって、9日の300回記念の時には、永六輔さん、
この座談会に出席していたのよっ。」
南野陽子
「あ、ありえんぜよっ、………。」
藤岡弘、
「た、確かに、あり得ない、………。」
浅香唯
「じゃ、じゃあ、も、もしかすると、………
あの時の永さんは、……… 」
一同
「△●☆∥◎◆!!!!!!!!!!」
菊川怜
「ま、まさか、……… え、……永さんの、………亡霊っ、………??? 」
高島彩
「ひ、ひぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~っ、」
中田有紀
「あぁ~~~~~~っ、 ぬ、濡れてきちゃう~~~~~~~~っ、」
一同
「……… 何で、!!!??? 」
カツ丼小僧
「え、ええ、……そうなんです。
非科学的ではありますが、そう考えないと、理解のしようがありません。
この世には、現代の高度な科学文明などでも解明できないことが、
いくらでもあると、僕も再三再四、「ミステリアスゾーン」のコーナーで
述べて参りましたが、……… まさか、……… 」
大竹まこと
「ふん。」
三原じゅん子
「あのう、……カツ丼さん、………失礼ですが、
今日は、私の今後の政治活動についてのことがテーマだったんじゃ、………? 」
カツ丼小僧
「い、いえ、三原さん、………
こ、こういう出来事がおこったのでは、ちょっと、
話題の内容を変更せずには、おれません、………。
申し訳ありませんが、三原さんには、また日を改めてお願いします。
石田純一さんも、都知事出馬を断念なされたことですし、………。 」
三原じゅん子
「は、???????」
カツ丼小僧
「確かに、永六輔さんが、7日の座談会に出席していたのは、僕も目撃しています。
紫と白の市松模様の浴衣を着て、座談の前の方に座っていましたので、
ハッキリと覚えています。
普段のように、ニッコリと微笑みながら、……… 」
徳光和夫
「ぼ、僕、……え、永六輔さんと、た、確かに会話をしました、………。
ま、ま、まさか、あの永六輔さんが、ゆ、幽霊だったなんて、………
ぶるぶるぶる、……… びえぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~んんん。
え、え、え、永六輔さん、……ゆ、ゆ、ゆ、許してください、………。
ぼ、僕にとってのエーちゃんは、………
い、石橋エータローさんでもなく、や、や、や、矢沢永吉さんでもなく、
え、え、え、永六輔さんですぅぅ~~~~~~~~~っ、
わぁぁ~~~~~~~~~っ、 怖いよぉ~~~~~~~~~~~~っ、
びぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~~~~んんん。」
カツ丼小僧
「あ、……いえいえ、徳光さん、………
もし、あの時の永六輔さんが幽霊だったとしても、
そんなに怖がることはないと思いますよ。
幽霊っていうのは、なにも、怨念だとか、祟りだとか、
そんな怖いものばかりとは限りませんで、恐らく、これは僕の推測ですが、
永さんが亡くなったのは確かに7日だったんでしょうが、
実際、この座談会にいつまでも出席して居たい、という思いが、
この場に、亡霊となって現われたのではないでしょうか、………? 」
大西結花
「じゃ、じゃぁ、永六輔さんは、まだ、あの世に完全には成仏してないって言う訳、? 」
カツ丼小僧
「そ、それは、これからの座談会を見てみなければ、わかりません。
もう、今後、現れなかったとしたら、成仏できたんだと思います。 」
陣内智則
「カツ丼小僧さんは、死後の世界とか、信じているんですか、? 」
カツ丼小僧
「僕なりの、あの世の定義というのは、正直なところ、想像がつきません。
あるのか、ないのか、という事も、………。
ただ、「天国」とか「地獄」とか、「閻魔大王」とか「三途の川」だとか
というのは、人間の頭の中の創造物だと思っています。」
佐々木恭子
「でも、聞く所によれば、実際、三途の川を、危うく渡りそうになったところで、
現世の方の声に呼び止められて、生死の境から生き返った、という話は、
世界各地から、多数、報告されていますけど、……… 」
カツ丼小僧
「うん、……それも、僕の考えでは、
それは、全て、人間の脳内の機能に関係している事だと思っています。
つまり、夢を見ているのと同じです。脳が中途に覚醒されているような状態で、
「金縛り」というのが一番いい例で、僕は今まで、金縛りを、何十回、百回ぐらい、
という程まで経験していまして、さすがに、これだけ経験すると、
これはもう、現実の事ではなく、あくまで夢なんだ、という事がわかって来るんです。
若い時なんか、一緒に「幻聴」という声まで聞こえて来た事が、あったんです。
僕より、ひとまわりぐらい大きな男が、寝ている僕の体の上に覆いかぶさって、
僕の体を思い切り強く、締め付けてくるんですが、
1回締め付ける度に、「ムン!」、「ムン!」、と不気味な声を立てるんです。
若い時には、本当に怖くて怖くて、自分には悪霊でも憑りついているんでは
ないだろうか、と本気で怯えていました。
でも、その後、いろいろな本を読み漁ったり、何度も金縛りの体験を
していく内に、いや、やはり違うんだなぁ、と、段々、安心の境地に入ってきました。」
佐々木恭子
「じゃぁ、カツ丼さんは、やはり、死後の世界は、ないというんですか、?
人間、死んだら、灰になって土に返るだけだと、………
人生は、一回こっきりで、それが終わったら全て終わりだと、……… 」
カツ丼小僧
「いえ、そうではありませんよ。どう考えたって、そんなこと、ある訳がないですよ。
何度もミステリアスゾーンのコーナーなどでも語っていますが、
僕は「無限回の生まれ変わり」というものを信じていて、自分は、今まで、
ほぼ、無限回数、生まれ変わっていると信じています。永遠の生命です。
ただ、死んだらどうなるのか、………死んで、すぐに生まれ変わるのか、?
それとも、次に生まれ変わるまでの繋ぎに、何かあるのか、というのは、
よくわからないんです。 」
大竹まこと
「おいおい、政治の話をしようよ。
貧しい人たちを、どうやって救うか、とかさ、………。
俺、こういう話、まったく興味ないよ、………。
イラついてくるだけだな、………超能力とか、超常現象とかさ、……… 。
超能力者っていったら、なんでもできるのかよ、? え? おい?
昔、高塚光(タカツカヒカル)なんて、手かざし治療した人もいたけどさ、………
僕は、科学を信じますけどね。
カツ丼小僧
「ええ、……そういうことも含めて、また次回から語って行きたいと思います。」
渡辺麻友
「お楽しみに~~~。さようなら~~~~。」