カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 294

カツ丼小僧

「はい、昨日(月曜日)も無事、「週刊現代」が発売されました。

 皆さん、3月26日・4月2日合併号の、104ページをお開きください。」

 

大橋巨泉

「おっ、……俺の「今週の遺言」だな………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……そうですね………。

 

 見出しには、

 「やはり ”ウソツキ’”だった

  5年経ってもコントロールされていない福島の現実! 」

 

 ………と、ありますね、………

 何やら、安倍叩きの匂いがいたしますが、………

 それでは、巨泉さん、お願いします。 」

 

大橋寿々子

「あなた、……頑張って………。」

 

女性一同

「巨泉さぁ~~~~~~ん♡♡♡。」

 

アントニオ猪木

「よっしゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~っ、

 黄色い声援、ダァァァァァァ~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

大橋巨泉

「はい、それでは始めます………。

 

 あの悪夢のような大震災から、早くも5年が経った………。

 丁度週末だったので、各テレビ局とも大きな特番を組んでいた。

 これらの中で、一番空疎に聞こえて来たのは、

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まった時の

 安倍晋三首相の言葉だった………。 」

 

一同

「いよっ、待ってましたっ、………安倍「心臓」叩きっ、………

 偽善者・安倍の息の根を止めてやってくださいっ、……わははははは。 」

 

大橋巨泉

「復興ーーー特に福島原発についての質問に対して首相は、

 最大限の笑顔で、「Under Control」と応えた。

 

 しかし、今週のテレビを見ると、福島の現状は、

 アンダー・コントロールとは、到底呼べない、むしろその逆の状況である。」

 

タモリ

「そうですね ! ! 」

 

大橋巨泉

「ある専門家などは、「まだ始まったばかりの状態」とまで言っていた。」

 

タモリ

「そうですね ! ! 」

 

大橋巨泉

「要するに安倍さんは、例の得意の「ウソツキ男」になっていたのだ。」

 

タモリ

「そうですね ! ! 」

 

大橋巨泉

「本当に厚顔な男で、よく恥かしくないものだと思う。」

 

タモリ

「そうですね ! ! 」

 

ガッツ石松

「おい、タモリさん、アンタさ、………

 もう、「笑っていいとも!」は終了したんだから、……… 」

 

タモリ

「いえいえ、………

 私は、ただ巨泉さんの意見に同意したというだけの事でして、……… 」

 

大橋巨泉

「原発自体ではなく、近隣地区の地面や森林の土や枝葉を除染し、

 それらをビニール袋につめたものを「フレコンバッグ」と言うらしいが、

 これが、中間貯蔵施設をたらい廻しにされて、今だに袋のまま放置されている。

 これだけでも、誰もコントロールできていない。

 

 「アンダー・コントロール」という英語は、たとえば凶悪犯人から武器を奪い、

 屈強な警察官が、犯人の行動の自由を奪った状況を指す。

 現在の福島原発周辺とは真逆(まぎゃく)の状況を指す。」

 

長嶋茂雄

「う~~ん、………

 「アンダー・コントロール」、……… いい言葉ですねぇ、………。

 私の「メイク・ドラマ」以上の、グローバルな響きを感じます、ハイ。」

 

長嶋一茂

「おやじ、……… 」

 

掛布雅之

「長嶋さんは、どこか私と喋り方が似ていますね………。

 いえ、私がマネをした、という訳ではありませんよ、ええ、……はい。

 

 それに長嶋さんは、ミスター・ジャイアンツ、………

 私は、ミスター・タイガース、………

 色々と共通点が見られます。

 これは実に素晴らしい事ですよね。……ええ、……はい。」

 

徳光和夫

「わははははは。」

 

大橋巨泉

「こうした生半可な英語を使う時、われらが首相は大体嘘をついている………。

 理由は、日本国民にはあいまいな答えで済ませ、

 外国人には明確に(たとえ内容がウソでも)伝わる場合が多い。

 

 こうした外国語を政治的に使われるのは、何とか制約すべきと思う。

 大体近年、日本語が劣化し、怠惰なジャーナリストによって、

 外国語(主として英語ーーそしてその略語)が、そのまま平易に使われる事が多い。 」

 

カツ丼小僧

「それにしても、巨泉さんの知識量は、ハンパないですね………。

 その博学を、是非、僕の動画番組に役立てて貰えたら、……と思うんですが………。」

 

今井優子

「私も、カツ丼さんの動画に出た~~~い、………。」

 

刀根麻理子

「私も、~~~ 」

 

松坂慶子

「私も………。」

 

カツ丼小僧

「ええ、……近い内に、………

 必ず、出演してください、………お待ちしております。 」

 

鎌かける

「実現したら、大変なこってすよ、こりゃ、……… 」

 

一同

「わははははは。」

 

大橋巨泉

「今週の大震災特集でも、「デブリ」(Debris)という言葉がひんぱんに使われていた。」

 

マツコ・デラックス

「デブ、……… 」

 

白鵬翔

「ごっつぁんです。

 私は、昨日、横綱最多記録、671勝を達成しました。 

 北の湖さんが、生きておられたら、……… 」

 

一同

「白鵬関、おめでとうございます。 」

 

大橋巨泉

「うん、……まぁ、それはいいけど、

 あなたは、もっと、横綱としての品格を持ちなさい………。

 

 「デブリ」、………

 まぁ、専門家が使うのは良いとして、本来は司会者がそれを問いただし、

 視聴者に真意を伝えるべきである。

 俺の現役時代は、つとめてそうして来た………。

 

 しかし近年は、みんなが解ったふりで放送され、結局大多数の視聴者は、

 理解しないまま、置かれることになる。 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……

 司会解説は、とに角、わかり易いのが一番です。

 巨泉さんもそうでしたし、僕の動画も、それを目指しています。

 

 まぁ、僕の場合は、もともと深い知識がないので、

 畢竟、そのようになってしまう、というだけの事ですが、………。」

 

デヴィ夫人

「あなたは、それでいいわ、………己の道を信じて、突き進みなさい。」

 

カツ丼小僧

「はっ、……ありがとうございます。 

 デブ夫人、……いや、失礼、……… デヴィ夫人、……… 」

 

大橋巨泉

「デブリという言葉が一番使われるのは、大きな飛行機事故の場合である。

 墜落したと思われる海上でデブリを探し、見つければ、落ちた場所の確証になる。

 

 例の「消えたマレーシア航空機の謎」の事件など、あの広いインド洋で、

 デブリさえ見つかっていない。

 

 この言葉の場合、結構翻訳は難かしい。

 一番わかり易い言葉は、「がれき」であろう、………

 

 しかしこの言葉には、大きな事故や、自然災害のあとに見つけられる

 瓦礫というニュアンスがある。

 でも、司会者の説明のあとで「がれき」に統一できない言葉ではない筈。

 このまま「デブリ」が一人歩きするよりはずっと良い、

 ………と考えるが如何、? 」

 

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、……今回も知識の大放出、ありがとうございます。

 頭が「ザル」で、すぐに物を忘れてしまう僕には、考えられない程のウンチクです。

 また、いつでも一貫した、ぶれない論旨・論評は、

 読む人に安心感と心地よさを与えます。

 今後とも、この調子でお願いします。

 

 それでは、今回の座談会は、これにて終了です。

 最後に、今週号の週刊現代の表紙から、面白そうな記事を、

 幾らか、ピックアップします、………どなたかどうぞ………。 」

 

 

岩下志麻

「・創刊57周年10大カラ―

 

  深田恭子  イ・ボミ  『あさが来た』千代ちゃん  加賀まりこ

 

  吉永小百合  大地喜和子  島倉千代子  浅丘ルリ子  岩下志麻

 

  佐久間良子  若尾文子   カラーグラビアに全員登場!  」

 

吉永小百合

「・カラーぶちぬき16ページ

  全部見せます 週刊現代「グラビア50年史」 」

 

吉野公佳

「・袋とじ 本邦初公開! これが「世界一の女性器だ」

  「試験管カメラ」で撮影でした女体の「奥の奥」  」

 

篠原涼子

「・徹底追跡 あの騒動の主役たちは「今」

 

  ・イチモツ切られた弁護士  ・「パクリ」サノケン  

 

  ・殺人エアバッグ タカタ社長  ・ベッキー&「ゲス極」川谷

 

  ・「制服泥棒」芸人 キングオブコメディ  ・東芝・西田元会長

 

  ・「タクシー暴行」 みずほ銀行幹部  ・野々村竜太郎元議員 ほか  」

 

 

カツ丼小僧

「はい、皆さん、ありがとうございました。

 偉大なる棒読み、お疲れ様です。

 

 それでは、今回は、これでお別れです。

 また、次回の座談会を楽しみにしています。

 

 ごきげんよう、……… グッド、ラァァ~~~~~~~クッ、 」

 

井川遥

「さよなら~~~。」

 

酒井法子

「さよなら~~~。」

 

藤あや子

「さよなら~~~。」

 

カツ丼小僧

「あっ、……井川遥さん、酒井法子さん、藤あや子さん、

 本当に、お久しぶりです。 これからは、遠慮なく、ジャンジャン喋ってください。 」